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第3章
鬼王神社の夏祭り 20(祭り当日)
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夕方になって、たもっちゃんがたこ焼きを焼いていると、白のワンピースに鬼王神社夏祭りの法被を羽織り、可愛らしく捻り鉢巻をした女性が立った。
横にいるのは小学校の校長先生だ。
「お手伝い関心関心」校長先生が言った。
「うん、わぁ白鳥先生格好いい」
顔を上げたたもっちゃんはびっくりだ。
「ふふ、似合う? 校長先生の借りちゃった」
女性は担任の白鳥小百合先生だった。PTAの男親にこの町一番のべっぴんさんと噂されている、あの先生だ。
「たこ焼き二つもらおうかな」
校長先生がそう言った。
「オッケーもうすぐ焼けるからまってて下さい」
と、そこに仁が首を突っ込んだ。
「校長先生、白鳥先生、いつも保がお世話になってます。まぁまぁ、後ろのテーブルでお待ちください、熱々をお持ちしますんで…」
「じゃあ、白鳥先生、そうさせてもらおうかね、私はビールも飲んじゃおうかな、白鳥先生はどうする」
「私はビールよりも、綿菓子も食べたいです、隣で買ってきますね」
「そうかね、じゃまってるよ」
と、仁が叫んだ。
「ミキ、エマ、エリ、マキ、校長先生にビール、おしぼり、うちわのサービス、VIP席! 」
『はーい』
「校長先生こっちー」
浴衣姿が艶やかな四人娘は、校長先生を取り囲んで裏に置かれたテーブル席へと連れていった。
校長先生も嬉しそうだ。
──白鳥先生は伸の店に行った。
すると、ズラリ、揃いのスーツに捻り鉢巻のイケメンホスト4名が、一列に並んでお迎えする。
『いらっしゃいませー』
「は、はい」少々押され気味の白鳥先生。
そしてそれぞれが白鳥先生に話しかける。
「アンパンマンの袋にしますか、それともカレーパンまん」
「ハートの袋もありまーす」
「プリキュア、ライダー、汽車っぽっぽ」
「ブーブーにお花」
『♪どれにしましょう♪』
「じゃぁブーブーで…」
ホストたちは歌でも歌うように声を揃える。
『♪それ、それ、それ、それ、姫からオーダー入りますぅチャチャチャ! それ、それ、それ、それ、ブーブーですー♪』
「ブーブー了解! 頂きましたぁ」
割り箸片手に、ペットボトルに入れてあるザラメを綿菓子器に入れる伸。
「お願いします」
白鳥先生の優しい声にハッとして顔を上げた。
──ズッキューン!
捻り鉢巻に法被にワンピース、このアンバランスさを全て美しく見せてしまう顔とスタイル、それらを清潔感で包み込む白鳥先生の全てが伸のハートを撃ち抜いた。
横にいるのは小学校の校長先生だ。
「お手伝い関心関心」校長先生が言った。
「うん、わぁ白鳥先生格好いい」
顔を上げたたもっちゃんはびっくりだ。
「ふふ、似合う? 校長先生の借りちゃった」
女性は担任の白鳥小百合先生だった。PTAの男親にこの町一番のべっぴんさんと噂されている、あの先生だ。
「たこ焼き二つもらおうかな」
校長先生がそう言った。
「オッケーもうすぐ焼けるからまってて下さい」
と、そこに仁が首を突っ込んだ。
「校長先生、白鳥先生、いつも保がお世話になってます。まぁまぁ、後ろのテーブルでお待ちください、熱々をお持ちしますんで…」
「じゃあ、白鳥先生、そうさせてもらおうかね、私はビールも飲んじゃおうかな、白鳥先生はどうする」
「私はビールよりも、綿菓子も食べたいです、隣で買ってきますね」
「そうかね、じゃまってるよ」
と、仁が叫んだ。
「ミキ、エマ、エリ、マキ、校長先生にビール、おしぼり、うちわのサービス、VIP席! 」
『はーい』
「校長先生こっちー」
浴衣姿が艶やかな四人娘は、校長先生を取り囲んで裏に置かれたテーブル席へと連れていった。
校長先生も嬉しそうだ。
──白鳥先生は伸の店に行った。
すると、ズラリ、揃いのスーツに捻り鉢巻のイケメンホスト4名が、一列に並んでお迎えする。
『いらっしゃいませー』
「は、はい」少々押され気味の白鳥先生。
そしてそれぞれが白鳥先生に話しかける。
「アンパンマンの袋にしますか、それともカレーパンまん」
「ハートの袋もありまーす」
「プリキュア、ライダー、汽車っぽっぽ」
「ブーブーにお花」
『♪どれにしましょう♪』
「じゃぁブーブーで…」
ホストたちは歌でも歌うように声を揃える。
『♪それ、それ、それ、それ、姫からオーダー入りますぅチャチャチャ! それ、それ、それ、それ、ブーブーですー♪』
「ブーブー了解! 頂きましたぁ」
割り箸片手に、ペットボトルに入れてあるザラメを綿菓子器に入れる伸。
「お願いします」
白鳥先生の優しい声にハッとして顔を上げた。
──ズッキューン!
捻り鉢巻に法被にワンピース、このアンバランスさを全て美しく見せてしまう顔とスタイル、それらを清潔感で包み込む白鳥先生の全てが伸のハートを撃ち抜いた。
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