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第4章
災害警報発令中 7
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備蓄倉庫の昇降機には、炊き出し用の物資が積み込まれ、凡そ四千名分の炊き出しを行う為の食料と鍋やコンロ、炊飯器にブルーシート、テントといった備品がパティオへと降ろされている。
全てが防災計画に沿って同時進行で行われているのだ。
避難した住民たちも、芝生広場にブルーシートを敷いたり、炊き出しの手伝いをしたりと、誰に指示される事なく自発的に動いている。
炊き出しの中心に立って作業にあたっているのは勿論、すみれおばあちゃんだ。
ももとさくらだってお手伝いに忙しい。
「きゃーきゃーきゃーももちゃんエプロンとってー」
「さくら、はいよ」
「きゃーきゃーきゃー忙しい忙しい、ね、まま」
「そうね、ふふ、あらエプロン似合うわよ」
「あらあらあらあら、きゃーきゃーきゃー」さくらは意味もなく走り回っている。
あまり役にはたっていないようだが、緊張した面持ちの避難民たちの、一服の清涼剤になっているのは確かだ。
でも、小学生中学生高校生ともなると、大人と同じような作業を手伝っている。
茂はコントロールルームで、災害情報をテレビで確認。パティオの各部の映像を監視して、いつでも対応できるように待機していた。
──自然災害と戦う準備は刻々と整ってきた。
普段水位の低い野川が、どんどん水位を上げていく。
前回の集中豪雨の際は、土手から溢れた水が付近一帯に流れ込み多くの住居が浸水し、死傷者がでた。それを繰り返さぬよう土手はその頃よりも一メートルほど高くなっている。
それで持つかどうかは誰にもわからない。
町役場三階の災害対策本部で、ごんちゃんは逐次報告される避難状況を確認しつつ、野川に設置された上流と下流を映す、四台の監視カメラの映像を見守っていた。
一方人間以外の生き物たちは…
ボスと部下の東奔西走のお陰で多くの動物たちが鬼王神社の境内へと集まり、鎮守の森の木かげて雨やどりしたり、神殿の下に隠れていた。
全てが防災計画に沿って同時進行で行われているのだ。
避難した住民たちも、芝生広場にブルーシートを敷いたり、炊き出しの手伝いをしたりと、誰に指示される事なく自発的に動いている。
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ももとさくらだってお手伝いに忙しい。
「きゃーきゃーきゃーももちゃんエプロンとってー」
「さくら、はいよ」
「きゃーきゃーきゃー忙しい忙しい、ね、まま」
「そうね、ふふ、あらエプロン似合うわよ」
「あらあらあらあら、きゃーきゃーきゃー」さくらは意味もなく走り回っている。
あまり役にはたっていないようだが、緊張した面持ちの避難民たちの、一服の清涼剤になっているのは確かだ。
でも、小学生中学生高校生ともなると、大人と同じような作業を手伝っている。
茂はコントロールルームで、災害情報をテレビで確認。パティオの各部の映像を監視して、いつでも対応できるように待機していた。
──自然災害と戦う準備は刻々と整ってきた。
普段水位の低い野川が、どんどん水位を上げていく。
前回の集中豪雨の際は、土手から溢れた水が付近一帯に流れ込み多くの住居が浸水し、死傷者がでた。それを繰り返さぬよう土手はその頃よりも一メートルほど高くなっている。
それで持つかどうかは誰にもわからない。
町役場三階の災害対策本部で、ごんちゃんは逐次報告される避難状況を確認しつつ、野川に設置された上流と下流を映す、四台の監視カメラの映像を見守っていた。
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