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第2章 夏
◆雪乃だいふくとプリンの絆
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みんなの視線が一斉に二つの皿へ注がれる。ひとつは「雪乃だいふく~黒蜜かけ~」、もうひとつは黄金色に揺れる「プリン」。会場の空気がふっと静まったかと思うと、次の瞬間には各所で小さな騒ぎが始まった。
「お?雪乃だいふくか!!こりゃ、懐かしいのう」
いつもは甘い物に見向きもしないバッカスさんが、酔眼で雪乃だいふくをじっと見つめている。
「儂の分のプリンはいい。宰相殿、お孫さんにでも持って帰るとええ。子供にプリンは効きますぞ?」
宰相もお酒で赤くなった顔を綻ばせながら笑顔を浮かべ、バッカスさんから差し出されたプリンをありがたく受け取っている。
(この二人、いつの間にこんな仲良しに!?)
隣ではシヴァさんが豪快にフォークを刺し、雪乃だいふくをむしゃり。求肥が「みょーーん」と伸び、シヴァさんの尻尾が鞭のようにブンブン振り回される光景に、思わずニンマリ。
「コレコレ!!懐かしーな!」
王様の前だというのにその食べっぷりは遠足の子どもレベルだよ。
(せめてナイフとフォークで切り分けるとかさ……いや、無理だな)
で、隣りのジェイさんは……うわっ!!今、雪乃だいふくインベントリに仕舞った!!そして、しれーっとプリンを美味しそうに食べてる!
(これは後日、シヴァさんに見つめられながら雪乃だいふくを美味しくいただくつもりに違いない……策士だわ…)
王妃様は、雪乃だいふくの皿をそっと手に取り、「まぁ、月の雫のようだわ」と囁くように感嘆する。小さく切り分けたものをひと口含むと、頬がふんわり紅をさしたように上気して目を細めた。
「ああ…甘やかでふんわりと…まるで夢を食べているようね」
ひと言が持つ破壊力。女の私ですら、思わず見惚れてしまう。
ねぇ、神様?やっぱり不公平じゃないですか?この方、才色兼備のレベルキャップが天然で外れてますけど!?
王妃様の幸福蕩け顔に私は胸の中で「よし!次は別のスイーツも献上しよう」という不純な決意がぽっと燃え上がった。
まぁ、当然、そんな王妃様を見逃すはずもない王様は、目尻をこれでもかと垂れさせながら終始だらしない笑顔でニコニコしていらっしゃる。
(これは、第四子も近いな…)
そんな私の予想を尻目に、王様もさすがに目新しいスイーツが気になったのか、黄金色のプリンにスプーンを入れる。
そして、ぷるりと揺れる甘い黄金色を口へ運ぶと――
「……む。これはっ!?!?」
目を見開き、さらにもう一掬い。
「……っ」
カラメルを纏ったプリンにはもう声も出ない様子。
けれどさすがは一国の王。そして、王妃。どんなに感動しても、決して急いて食べたりしない。
二人とも深く目を閉じてゆっくりと味わわれるその姿は気品そのもの。格の違いを否応なく感じてしまう。二人を見てるだけでピンと背筋が伸びる感じ。
私はスイーツに沸く会場を見渡す。
リアムさんと伯爵様の目は既にビジネスモードに入っていて、「これで店を出すべきだ」「我々が投資を」と勝手に話を進めているし、そこへ、モルトンさんまで乱入して「貴族には…」とか「原価は…」とか、すっかり商売モード。
(レシピは教えても私は絶対手伝わないからね?これからの季節は畑がめっちゃ忙しいんだから!!)
そして、ギルド長が意外にも甘党であることが判明し、給仕さんに必死でお代わりを頼む様子は、見てはいけないものを見てしまったような、なんとも居た堪れない気持ちになってしまった。
(その顔で詰め寄られたら……あぁやっぱり…給仕さん震えちゃってるじゃん。ガンバレ給仕さん!!)
うちの家族チームは……と見回すと、さすが、うちでいろんなものを食べているだけあって、落ち着いている……と思いきや…。
………ん?
ただ固まってるだけだった。
おばあちゃんもケイトさんもロニーさんもそれぞれスプーンを手にしたまま目が点に。どうやら美味しさのあまり言葉を失っているらしい。
(それで驚いてたらこの先ついて行けないよ?だって、秋は黄金芋とカボチャの収穫でしょ?どっちもプリンにできるんだから!!)
アンジーさんはいつも通りの満面スマイルで、食べるたびに左右にゆらゆら。「うれしすぎて揺れる」現象を猛発動している。
この普段とのギャップがたまらないのよ。通常時は某歌劇団のリアル男役スターだからね。
リアムさんもきっとアンジーさんのそんなかわいいギャップにやられちゃったんだろうなぁ…。
一方、ガチャ丸達は――
うんうん、めっちゃ喜んでるね。
今回はいっぱい心配かけちゃったからね。たくさん食べてね。
だから、しーちゃん、君、凍牙猪だよね?なんで雪乃だいふくで頭キーンてなってるの?
あれ?クィールくん、もうプリンなくなっちゃった?私の食べる?いいよ。今度お腹触らせてくれない?いいの!?ありがとー!!
笑い声とフォークの金属音、そしてところどころで上がる感嘆が渦になって、豪快で親密な宴が続く。
その喧騒の中で、王様が低く穏やかな声で言葉を紡いだ。
「今宵のノエル嬢の膳、いずれも至高。もはや言葉も要らぬほどである」
その一言に、私は危うく膝を付きそうになっちゃったよ。王様の威厳やっぱ凄い。
それなのに、なぜか、全く手伝いもしていないシヴァさんが誇らしげに「だろ?」とか言っているのだが?
ジェイさんも「(コクコク)」じゃないよ!!まったく。君達は少しくらい王の威厳に恐縮しなさいよ。
でもそんなみんなのいつも通りの姿に愛おしさがこみ上げてくる。
笑い声、カトラリーの音、乾杯の音頭が渦になって、豪快でくだけた食事の時間。
笑いながら、ふと私は自分の内側を見つめた。昔の私なら、誰かに迷惑をかけたら申し訳なくて身を引いていた。だけど今、目の前に集まった顔ぶれを見ていると――確かなものが胸に満ちてくるのがわかる。
――私がつくったものを、私を、本気で守ってくれる人たちがいる。
その実感はじわり、と私の胸に根を下ろしていった。小さな苗木が土にしっかり根を張るように、「居場所」という言葉がゆっくりと芽吹く。誰かに頼ることは弱さではなくて、互いに支え合うための方法なのだと、体の奥で納得が広がっていく。
宴のざわめきの中、ガチャ丸が勢いよく私の膝に飛び乗り、無邪気に笑う。しーちゃんが鼻をすり寄せ、姫ちゃまが肩でくるくる舞う。王妃様は静かにこちらを見て微笑み、宰相と肩を組むバッカスさんが親指を立てて私に合図を送る。その一つ一つが、まるで温かな光の粒のように私を包んでいく。
――こんなにも、私は愛されているのだと、やっと言葉にできる温度で実感した。
胸の奥で、これまで抱えてきた不安が少しずつ溶けていく。代わりに、恥ずかしいほどに熱い決意が満ちてきた。
これからは、恐れず作ろう。恐れず救おう。誰かの笑顔のために作ることで精いっぱい役に立ちたい。
恥も恐れも乗り越えて、ただ前へ進もう。守られたこの夜を胸に、そう誓った。
会場は相変わらず大騒ぎだ。でもその音はもう、私を押し潰すものではない。笑い声は暖かく、ひとつひとつの表情が大きな希望の灯火のように感じられる。私の未来は、今ここにぽっと灯ったこの小さな光の集積から広がっていくだろう。
――そう思うと、急に目の端が熱くなった。涙がこぼれそうになるが、膝の上のガチャ丸がニコニコと顔を上げる。私は笑ってその頭をなで、膝の上の小さな命と、目の前の人々と、これから作る数え切れないアイテムのことを静かに想った。
(よし、まずは姫様達とシルフォニアファミリーを布教しよう!)
私はもうひとりじゃない。私が灯す小さな光がここにいる誰か手を経て、たくさんの暗い夜を明るくできるなら──こんなに幸せなことはないじゃないか。つくっていこう。これからも……。
第二章夏 Fin
——————————————————
長い夏にお付き合いいただき、ありがとうございました。
現実の季節はすっかり秋ですね。
こちらの世界も来週から“秋”に突入です!
引き続きよろしくお願いいたします♪
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いつもは甘い物に見向きもしないバッカスさんが、酔眼で雪乃だいふくをじっと見つめている。
「儂の分のプリンはいい。宰相殿、お孫さんにでも持って帰るとええ。子供にプリンは効きますぞ?」
宰相もお酒で赤くなった顔を綻ばせながら笑顔を浮かべ、バッカスさんから差し出されたプリンをありがたく受け取っている。
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隣ではシヴァさんが豪快にフォークを刺し、雪乃だいふくをむしゃり。求肥が「みょーーん」と伸び、シヴァさんの尻尾が鞭のようにブンブン振り回される光景に、思わずニンマリ。
「コレコレ!!懐かしーな!」
王様の前だというのにその食べっぷりは遠足の子どもレベルだよ。
(せめてナイフとフォークで切り分けるとかさ……いや、無理だな)
で、隣りのジェイさんは……うわっ!!今、雪乃だいふくインベントリに仕舞った!!そして、しれーっとプリンを美味しそうに食べてる!
(これは後日、シヴァさんに見つめられながら雪乃だいふくを美味しくいただくつもりに違いない……策士だわ…)
王妃様は、雪乃だいふくの皿をそっと手に取り、「まぁ、月の雫のようだわ」と囁くように感嘆する。小さく切り分けたものをひと口含むと、頬がふんわり紅をさしたように上気して目を細めた。
「ああ…甘やかでふんわりと…まるで夢を食べているようね」
ひと言が持つ破壊力。女の私ですら、思わず見惚れてしまう。
ねぇ、神様?やっぱり不公平じゃないですか?この方、才色兼備のレベルキャップが天然で外れてますけど!?
王妃様の幸福蕩け顔に私は胸の中で「よし!次は別のスイーツも献上しよう」という不純な決意がぽっと燃え上がった。
まぁ、当然、そんな王妃様を見逃すはずもない王様は、目尻をこれでもかと垂れさせながら終始だらしない笑顔でニコニコしていらっしゃる。
(これは、第四子も近いな…)
そんな私の予想を尻目に、王様もさすがに目新しいスイーツが気になったのか、黄金色のプリンにスプーンを入れる。
そして、ぷるりと揺れる甘い黄金色を口へ運ぶと――
「……む。これはっ!?!?」
目を見開き、さらにもう一掬い。
「……っ」
カラメルを纏ったプリンにはもう声も出ない様子。
けれどさすがは一国の王。そして、王妃。どんなに感動しても、決して急いて食べたりしない。
二人とも深く目を閉じてゆっくりと味わわれるその姿は気品そのもの。格の違いを否応なく感じてしまう。二人を見てるだけでピンと背筋が伸びる感じ。
私はスイーツに沸く会場を見渡す。
リアムさんと伯爵様の目は既にビジネスモードに入っていて、「これで店を出すべきだ」「我々が投資を」と勝手に話を進めているし、そこへ、モルトンさんまで乱入して「貴族には…」とか「原価は…」とか、すっかり商売モード。
(レシピは教えても私は絶対手伝わないからね?これからの季節は畑がめっちゃ忙しいんだから!!)
そして、ギルド長が意外にも甘党であることが判明し、給仕さんに必死でお代わりを頼む様子は、見てはいけないものを見てしまったような、なんとも居た堪れない気持ちになってしまった。
(その顔で詰め寄られたら……あぁやっぱり…給仕さん震えちゃってるじゃん。ガンバレ給仕さん!!)
うちの家族チームは……と見回すと、さすが、うちでいろんなものを食べているだけあって、落ち着いている……と思いきや…。
………ん?
ただ固まってるだけだった。
おばあちゃんもケイトさんもロニーさんもそれぞれスプーンを手にしたまま目が点に。どうやら美味しさのあまり言葉を失っているらしい。
(それで驚いてたらこの先ついて行けないよ?だって、秋は黄金芋とカボチャの収穫でしょ?どっちもプリンにできるんだから!!)
アンジーさんはいつも通りの満面スマイルで、食べるたびに左右にゆらゆら。「うれしすぎて揺れる」現象を猛発動している。
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一方、ガチャ丸達は――
うんうん、めっちゃ喜んでるね。
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――こんなにも、私は愛されているのだと、やっと言葉にできる温度で実感した。
胸の奥で、これまで抱えてきた不安が少しずつ溶けていく。代わりに、恥ずかしいほどに熱い決意が満ちてきた。
これからは、恐れず作ろう。恐れず救おう。誰かの笑顔のために作ることで精いっぱい役に立ちたい。
恥も恐れも乗り越えて、ただ前へ進もう。守られたこの夜を胸に、そう誓った。
会場は相変わらず大騒ぎだ。でもその音はもう、私を押し潰すものではない。笑い声は暖かく、ひとつひとつの表情が大きな希望の灯火のように感じられる。私の未来は、今ここにぽっと灯ったこの小さな光の集積から広がっていくだろう。
――そう思うと、急に目の端が熱くなった。涙がこぼれそうになるが、膝の上のガチャ丸がニコニコと顔を上げる。私は笑ってその頭をなで、膝の上の小さな命と、目の前の人々と、これから作る数え切れないアイテムのことを静かに想った。
(よし、まずは姫様達とシルフォニアファミリーを布教しよう!)
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