[完結][番外編更新中]氷の騎士は、異世界から来た運命の番を溺愛する。

りさあゆ

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        ハル

 色々ありましたが、無事にチャリティーの会が終わりました。わーパチパチ!

 皆さんが、喜んでくれて良かった。
ジークやヴィーちゃんは、泣きながら褒めてくれたよ。
それで、今回の寄付金が凄い事になったみたいで、どうしようか悩み中らしい。
あの会の後、陛下にも、褒めてもらえたんだよ。宰相さんにも。

今日は、ジークはお仕事。
昨日の後処理があるんだって、行くの嫌がってたけど、明日からお休みなんだから頑張って!と、送り出しました!

ジークがお仕事に行ってから、少しの時間が過ぎた頃、なんだか屋敷の中が騒がしい感じがして、セシルになんだろうね?と、顔を見合わせると、セシルが見て来ます。と部屋から出て行く。

 すぐに、セシルが帰って来て、どうしたの?
「ハル様、屋敷に沢山の荷物が届いてるみたいです。」
「ん?荷物って?ジークの?」
「いえ、それが、、、ハル様宛みたいで」
「えっ?僕?ちょっと見に行く」
僕は、部屋を出ると玄関の方に向かう。

「ハル様!」
声が聞こえて振り向くと、セバスさんが走って来た。
「どうしたの?セバスさん、走ると危ないよ。」
「ハル様、ご心配ありがとうございます。いえ、そうではなく、ハル様どちらへ?」
「えっと、なんか騒がしいねから、様子を見に。」
「あぁ、すみません。朝から荷物が届いておりまして、もう2つ程部屋が一杯です」
「えっ?えぇぇ?あの広い部屋2つも?」
「はい。全てハル様への贈り物です。」
「は?何?・・・僕の?意味がわからないんだけど?」
「昨日の事でしょうね?」
「待って、本当に待って、ちょっと待って下さい。」
「はい。ハル様、少し落ち着きましょうかね。部屋に戻られますか?」
「う、うん。一旦部屋に戻るね。」
「それでは、セシル。ハル様を頼んだ。」
「はい。承知しました。」

 
部屋に戻り、一旦落ち着いてセシルが入れてくれたお茶を飲んで事情を聞いてみた。

何でも、昨日のチャリティーの会に参加した人達から、僕にプレゼントらしい。
なんで?
あぁ、なるほど。
話を聞くと、向こうの世界であったな。
ほら、アイドルとか、俳優の人達に、ファンがプレゼントを贈ったりして、頑張ってください!とか、応援してます!ってやってたじゃない?
多分、そんな感じの事なんだろうけど、あぁ、そう言えば、お母さんにもよく、花束やお菓子なんか、贈られてたなぁ。
そう言う時、お母さんどうしてたかなぁ?
う~~ん。思い出せない。

しかも、量が多くて、どうしたらいいのかわからないんだけど、誰に聞けば正解なんだろうか?
貰っておいて、知らん顔は出来ないよねぇ
こんな時には、お母様がいてくれれば相談出来たのになぁ。
あぁ、そうだ!
お母様に、お手紙を書いて相談してみようそれがいい!
ヴィーちゃんに、相談してもいいんだけどヴィーちゃんは、これから結婚式の準備が忙しくなりそうだから、時間取って貰うのも悪いしね。
ジークに言えば、僕に甘々な人だからねぇきっと、気にしなくていい、ほっとけ!とか言いそうじゃない?
わからないけどね。
ちゃんと、相談には乗ってくれるんだろうけど、ね。
ま、とりあえず、お母様に連絡してみようかな!

そんな、ワタワタした1日を過ごし、やっとジークのお休みの日が来ました。

2人共に、ここの所の忙しさに疲れてたのか、完全に2人共爆睡です。
朝はゆっくりしようなんて話しながら、眠ってしまい、目が覚めたら昼を過ぎて、夕方近くになっていて、身体が痛い。しかも何か、熱っぽい感じがする。
やばい、、、
疲れ過ぎて、体調崩したかも?
せっかくのジークの休みが、、、
申し訳ないなぁ、早く治さないと!
そんな風に考えてると、ジークの様子がおかしい。

「ハル!ち、ちょっと、待ってて!」
そう言うと、部屋から出て行った。

ん?物凄い慌ててどうしたんだろう?
すぐに、ジークが戻って来て、何やらワゴンに物がいっぱい積まれてる。
ジークは、それを室内に入れると、扉を閉めて鍵を掛ける。
今まで、鍵なんか掛けた事なんてなかったのに、どうしたんだろう?

「ジーク?どうしたの?」
ジークは、顔下半分を手で押さえてて、耳まで赤くなってる。

「ハ、ハル。匂いが濃くなってる。」
「?匂い?」
「ヒートだ!」
「えっ!嘘。えっ、あっ!そう、これってそうなんだ。」
「ハル・・・大丈夫か?えぇぇと、先に言っておくぞ!」
「うん?何?」
「ハル、俺はきっと理性をなくす。止まれないし、止めない。ハルが嫌だと言ってもな。ここも噛む。いいか?」

ジークは、僕のうなじを触りながら言う。

「いいよ。大丈夫だよ。ジーク、僕を抱いて。大好き。」

「あぁぁハル!愛してる。ハルを頂戴。ずっとずっと待ってた。この日が来るのを」

2人で抱き合い深い深いキスを交わすのだった。
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