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背徳の香り (拘束・目隠し)
5 ※
ベッドに押し倒された莉人はアシュレイを見上げた。まだ服が一切乱れていないアシュレイのシャツのボタンに手を伸ばし外そうとしたが、遮られ手首をベッドのシーツに縫い付けられる。
「···そんな事、しなくていい····早く欲しいんじゃないのか?散々、焦らされたからな···」
そう言いながらアシュレイの唇は首筋を伝い、胸へと下りていく。唇で胸の尖りを軽く挟み、吸い上げ舌を這わす。
「ああっ···んっ····ふっぅ···」
待ち望んだ刺激に淫らな吐息が莉人の唇から零れていく。
充血した胸の突起を執拗に舐められ、湧き上がる快楽に我慢出来ず、太腿をアシュレイに擦りつけた。
アシュレイは莉人の手首を抑えていた手を離すと、陰茎に指を絡ませる。既に先走りの液を零しているソレはぬるぬると指を滑らかに滑らせた。
卑猥な濡れた音が静かな部屋に響き、莉人の淫らな快楽を揺さぶる。
「はっ···ぁあっ····ゃああ·····」
欲望の熱が昇り詰めていく感覚に腰が悶え揺らぎ、シーツの上で脚を泳がせる。
「リヒト···イきたければイけ····」
胸から唇を離したアシュレイは耳に舌を這わせながら囁いた。
「うっ····ああっ···は、ぁあ·····ゃ···もぅ···ぁああっっ」
アシュレイの手の中で嬌声を上げながら、白濁の液を迸らせた。掌いっぱいに吐き出した精液を莉人の陰茎に塗りつけながら下へと進んでいき、アシュレイの指は更に奥の窄まりを探り当てる。
少しずつ入口に指の出し入れを繰り返し、指が奥まで抵抗なく入ると、中の柔らかな壁を指で撫でたり指を軽く折り曲げるように蠢かした。
「んんっ····」
中で感じる指の動きに、細い腰が物欲しげに揺れる。
後孔を犯す指の数が次第に増やされ、入口が十分に解されたと感じたアシュレイは指を抜き、硬くそそり勃つ陰茎を押し当て、深く内部に突き立てた。
「ぁあっ···」
内壁を押し拡げられながら中へと入ってくる淫らな感覚に、莉人はしどけなく乱れる。
腰を抱え、アシュレイは激しく責め立てた。
腰を打ちつける度に淫らな音が莉人の耳に届き、羞恥が欲情を刺激する。
「ぅっ···ん····はあ··あっ····」
アシュレイの動きに合わせ、悩ましく腰を揺らし絶頂を誘う。
莉人の色情を誘う動きに触発されたアシュレイは貪るように腰を激しく動かした。
「リヒト···」
彼の名を囁やき、導かれるままアシュレイは莉人の中に精を放った。
温かい物が流れ込むのを感じながら、莉人はアシュレイの首に腕を回し口づけた。
❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇
後日、莉人に手を出し第一隊長を怒らせた二人の隊員は実力が伴わないのに前線送りになった、と莉人はそこかしこで囁かれる噂から知る事となった。
お陰で妙な視線を向ける者もいなくなった···というより第一騎士団以外の隊員からは目も合わせられないようになったというのが正しいだろう。
·····そんな人事でいいのか?と思わなくもないが、あの二人の所為でかなり恥ずかしいプレイをさせられたのだから、同情の余地などない。
莉人は机に向かい書類を書いているアシュレイの顔をチラリと盗み見た。
視界を奪われた状態で与えられた刺激は些細なものでも甘美な快楽だった。思い出すだけで躰の奥に熱が帯びそうになる。
いや、俺にそんな趣味なんて····
ない筈だと思いたい。
莉人の視線に気づいたアシュレイは書いていた手を止めた。
「どうした?リヒト」
「なん…でも…」
顔が赤くなるのを感じて、莉人は慌ててアシュレイから顔を背けた。
「縛られて気持ち良かったのか?」
いつの間にか莉人の背後に移動したアシュレイに耳元で囁かれ、莉人はビクッと肩を震わせた。
「ちがっ····」
焦る莉人の首筋に口づけ、
「そんなに気に入ったのなら、またシテやろうか?」
唇の端を上げ笑みを浮かべた。
「二人共その辺にして下さい」
グレースの嗜める声が二人の動きを止めた。
部屋のドアを開けて入ってきたグレースは、呆れた顔をアシュレイに向ける。
「露骨な言動は控えて下さい。可哀想に、リディオがさっきから部屋に入れずにドアの前で顔を赤くして突っ立ってましたよ」
入口を見てみれば、リディオが顔を真っ赤にして狼狽えていた。
どこから聞こえていたのだろうか···
まさか縛られて辺りから?
「リヒト···その···人それぞれだと思うから···。俺は···うん、リヒトがどんなのが好きでも気にしないから···」
流石に、その趣味だと思われたかと思うと羞恥に顔が熱くなった。
「ちがっ!リディオ、違うからな!!」
全力で否定する莉人の隣でアシュレイは平然とした表情で、デリカシーの欠片もない言葉を口にし始めた。
「違わないだろ、あんなに感じ ──···」
「テメェは黙れよ」
アシュレイの言葉に被せるように莉人は強い口調で言い放つ。
お前はもう少し恥らいを持てよ····
「···そんな事、しなくていい····早く欲しいんじゃないのか?散々、焦らされたからな···」
そう言いながらアシュレイの唇は首筋を伝い、胸へと下りていく。唇で胸の尖りを軽く挟み、吸い上げ舌を這わす。
「ああっ···んっ····ふっぅ···」
待ち望んだ刺激に淫らな吐息が莉人の唇から零れていく。
充血した胸の突起を執拗に舐められ、湧き上がる快楽に我慢出来ず、太腿をアシュレイに擦りつけた。
アシュレイは莉人の手首を抑えていた手を離すと、陰茎に指を絡ませる。既に先走りの液を零しているソレはぬるぬると指を滑らかに滑らせた。
卑猥な濡れた音が静かな部屋に響き、莉人の淫らな快楽を揺さぶる。
「はっ···ぁあっ····ゃああ·····」
欲望の熱が昇り詰めていく感覚に腰が悶え揺らぎ、シーツの上で脚を泳がせる。
「リヒト···イきたければイけ····」
胸から唇を離したアシュレイは耳に舌を這わせながら囁いた。
「うっ····ああっ···は、ぁあ·····ゃ···もぅ···ぁああっっ」
アシュレイの手の中で嬌声を上げながら、白濁の液を迸らせた。掌いっぱいに吐き出した精液を莉人の陰茎に塗りつけながら下へと進んでいき、アシュレイの指は更に奥の窄まりを探り当てる。
少しずつ入口に指の出し入れを繰り返し、指が奥まで抵抗なく入ると、中の柔らかな壁を指で撫でたり指を軽く折り曲げるように蠢かした。
「んんっ····」
中で感じる指の動きに、細い腰が物欲しげに揺れる。
後孔を犯す指の数が次第に増やされ、入口が十分に解されたと感じたアシュレイは指を抜き、硬くそそり勃つ陰茎を押し当て、深く内部に突き立てた。
「ぁあっ···」
内壁を押し拡げられながら中へと入ってくる淫らな感覚に、莉人はしどけなく乱れる。
腰を抱え、アシュレイは激しく責め立てた。
腰を打ちつける度に淫らな音が莉人の耳に届き、羞恥が欲情を刺激する。
「ぅっ···ん····はあ··あっ····」
アシュレイの動きに合わせ、悩ましく腰を揺らし絶頂を誘う。
莉人の色情を誘う動きに触発されたアシュレイは貪るように腰を激しく動かした。
「リヒト···」
彼の名を囁やき、導かれるままアシュレイは莉人の中に精を放った。
温かい物が流れ込むのを感じながら、莉人はアシュレイの首に腕を回し口づけた。
❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇
後日、莉人に手を出し第一隊長を怒らせた二人の隊員は実力が伴わないのに前線送りになった、と莉人はそこかしこで囁かれる噂から知る事となった。
お陰で妙な視線を向ける者もいなくなった···というより第一騎士団以外の隊員からは目も合わせられないようになったというのが正しいだろう。
·····そんな人事でいいのか?と思わなくもないが、あの二人の所為でかなり恥ずかしいプレイをさせられたのだから、同情の余地などない。
莉人は机に向かい書類を書いているアシュレイの顔をチラリと盗み見た。
視界を奪われた状態で与えられた刺激は些細なものでも甘美な快楽だった。思い出すだけで躰の奥に熱が帯びそうになる。
いや、俺にそんな趣味なんて····
ない筈だと思いたい。
莉人の視線に気づいたアシュレイは書いていた手を止めた。
「どうした?リヒト」
「なん…でも…」
顔が赤くなるのを感じて、莉人は慌ててアシュレイから顔を背けた。
「縛られて気持ち良かったのか?」
いつの間にか莉人の背後に移動したアシュレイに耳元で囁かれ、莉人はビクッと肩を震わせた。
「ちがっ····」
焦る莉人の首筋に口づけ、
「そんなに気に入ったのなら、またシテやろうか?」
唇の端を上げ笑みを浮かべた。
「二人共その辺にして下さい」
グレースの嗜める声が二人の動きを止めた。
部屋のドアを開けて入ってきたグレースは、呆れた顔をアシュレイに向ける。
「露骨な言動は控えて下さい。可哀想に、リディオがさっきから部屋に入れずにドアの前で顔を赤くして突っ立ってましたよ」
入口を見てみれば、リディオが顔を真っ赤にして狼狽えていた。
どこから聞こえていたのだろうか···
まさか縛られて辺りから?
「リヒト···その···人それぞれだと思うから···。俺は···うん、リヒトがどんなのが好きでも気にしないから···」
流石に、その趣味だと思われたかと思うと羞恥に顔が熱くなった。
「ちがっ!リディオ、違うからな!!」
全力で否定する莉人の隣でアシュレイは平然とした表情で、デリカシーの欠片もない言葉を口にし始めた。
「違わないだろ、あんなに感じ ──···」
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お前はもう少し恥らいを持てよ····
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