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第4章・ドーリンの洞窟と若さの効用のルーツ
洞窟の中の禁断の成分⑤
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直摩は洞窟に入ると早速怪しい気配を感じたようだ。
「昨日は途中まで行けたというけどこれは危ない雰囲気しているよ。よく途中まで行けたなと言いたいくらい。むしろ昨日より何かがあるのかな(笑)。」
「あれ、直摩さん。言葉遣いが……」
「あ、気づいた?俺も冒険好きでね!冒険用の迷彩色の帽子を被るとなぜかこうなるんだよ!驚いた?」
「いえ、世の中には色々な方がいるのですね……!!」
「ハハハ……(笑)。」
性格が似ている(似すぎ?)からかいつの間にか気が合っていたのである。そして仲良く進んでいくと昨日行ったあの分岐地点まで到着したのであった。
「真ん中だったね?」
「はい。昨日は左右ともに途中で足場がなくなり、渡ることは出来ませんでした。」
「なるほど。それは進めないな。そしたら真ん中を歩こう。向こうから何か不思議な気配がするからね。進んでみよう!」
「はい!」
二人は進む。先へと進む。そしてある程度進むと線路がなくなった。だが、道自体は続いておりさらに進むと田舎の廃駅みたいな建物がズラリと洞窟内に並んでいたのだ。
「なんで駅みたいな建物が洞窟内に並んでいるのかしら?」
「元々ここも廃線跡の一つと聞いている。この洞窟は元々鉄道隆盛期にはよく電車が走っていたが、突然38年前に廃線になっていつの間にか寂しい洞窟になってしまったみたいだよ。」
「そうなのね……この線路はその時の名残りなのね……」
「そうだね。寂しい話だがよく廃線となる線路が増殖したのもこの頃辺りらしい。廃線ブームってやつか。しかもオーシャン・エメラルドのトンネルにしろここにしろなぜか廃線にしなくても十分に需要性のある場所を廃線させたからなあ。」
実際、この洞窟の線路はドーリンととある町を繋ぐための重要な連絡線として使われていたという。だか、その事実が誰かにとって都合が悪いのか線路の必要性は隠蔽されて圧力で廃線になったという。
「もちろん、不便を訴える声は多かったしこれを機に隣町との貿易は完全に絶たれたらしいよ。しかも若返りの成分の食材も元々山の上に育つものではなく隣町から送られてきた物だという。実際、これが廃線になってから山に囲まれた標高のかなり高い隣町に行けるのは不可能になったとか……ほら、見て!」
ヒナが直摩の方を見ると壁が目の前に現れたのである。勿論先に進めるはずはない。直摩は壁を手でパンパンとさわりながら説明した。
「あの成分は山の上で育てないと成長しないわけではないが、皆がこぞって山の上で育てるから成分の成長の遺伝子が弱まってしまったんだ。だから山の上でないと育ちにくいんだ。」
直摩の解説を詳しく聞くヒナ。だが直摩はある希望を知っているという。
「ただな、先に進む方法はまだあるんだ。かなり危険なので二人でできる可能性は低い。しかし先に進める可能性は高くなる。」
直摩の提案を聞いたヒナは少し考えはじめたのである。勿論本当に大丈夫かどうか確かめるためである。
「昨日は途中まで行けたというけどこれは危ない雰囲気しているよ。よく途中まで行けたなと言いたいくらい。むしろ昨日より何かがあるのかな(笑)。」
「あれ、直摩さん。言葉遣いが……」
「あ、気づいた?俺も冒険好きでね!冒険用の迷彩色の帽子を被るとなぜかこうなるんだよ!驚いた?」
「いえ、世の中には色々な方がいるのですね……!!」
「ハハハ……(笑)。」
性格が似ている(似すぎ?)からかいつの間にか気が合っていたのである。そして仲良く進んでいくと昨日行ったあの分岐地点まで到着したのであった。
「真ん中だったね?」
「はい。昨日は左右ともに途中で足場がなくなり、渡ることは出来ませんでした。」
「なるほど。それは進めないな。そしたら真ん中を歩こう。向こうから何か不思議な気配がするからね。進んでみよう!」
「はい!」
二人は進む。先へと進む。そしてある程度進むと線路がなくなった。だが、道自体は続いておりさらに進むと田舎の廃駅みたいな建物がズラリと洞窟内に並んでいたのだ。
「なんで駅みたいな建物が洞窟内に並んでいるのかしら?」
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「そうなのね……この線路はその時の名残りなのね……」
「そうだね。寂しい話だがよく廃線となる線路が増殖したのもこの頃辺りらしい。廃線ブームってやつか。しかもオーシャン・エメラルドのトンネルにしろここにしろなぜか廃線にしなくても十分に需要性のある場所を廃線させたからなあ。」
実際、この洞窟の線路はドーリンととある町を繋ぐための重要な連絡線として使われていたという。だか、その事実が誰かにとって都合が悪いのか線路の必要性は隠蔽されて圧力で廃線になったという。
「もちろん、不便を訴える声は多かったしこれを機に隣町との貿易は完全に絶たれたらしいよ。しかも若返りの成分の食材も元々山の上に育つものではなく隣町から送られてきた物だという。実際、これが廃線になってから山に囲まれた標高のかなり高い隣町に行けるのは不可能になったとか……ほら、見て!」
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「ただな、先に進む方法はまだあるんだ。かなり危険なので二人でできる可能性は低い。しかし先に進める可能性は高くなる。」
直摩の提案を聞いたヒナは少し考えはじめたのである。勿論本当に大丈夫かどうか確かめるためである。
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