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第17章・ステラガーデン死刑台編
宇宙会食⑦の29ー2 マクトリの熊尾家①
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一方、軍艦家の女子の一人である熊尾慶子はマクトリというシュロ地区より北に位置する小さな町の食堂で料理を作っていた。
「最近、変な動きがあるのよね。私の実家の軍艦家が宇宙組織と何か関わりがあるとか。」
「え?そうなの。そりゃ初耳だな。」
熊尾慶子と話をしていたのは彼女の夫である熊尾至である。熊尾はあの古座山真琴(1940年代生まれ)の孫で自身も古座山家料理人やマクトリの村の村会議員の経験がある人物だ。彼もまた周参見野軍艦家と縁を持ったことからスーザックへの行き来を欠かさない。曾祖父はマクトリの知事だった熊尾新。熊尾もまた生まれつき政治の血を流す人物だ。
「慶子、スーザックにとって宇宙一族ってどうなんだよ。」
「あまり、よくない存在だわ。結局父か誰かが忖度してそういう一族との関わりを作ったのかもしれないわ。」
「忖度・・・ね・・・。」
慶子も周参見野軍艦家の一員として宇宙一族との関わりに違和感を抱いていたようだ。
「僕の曾祖父が生きていたら間違いなくこんなバカげた交流なんか絶対しないだろうに。」
「あなたの曾祖父ってどんな方なの?」
「僕の曾祖父?熊尾新はマクトリに生まれて父・与七と母・結の十五男だったんだ。与七はマクトリの名主・熊尾本家の出身で母は高原家の流れを汲む橿原家の分家筋の一つの榛原家の当主・榛原幸七郎の八男・皇八郎の三女として生まれた。母の母は日紙ストームのはとこで日紙家出身だ。」
「あら!すごい!」
「元々熊尾家は政治の気質を持っていて新の息子で僕の祖父である尚もマクトリの知事だったんだ。父の敬は海軍の軍人として活躍はしたが結局は政治家にはならなかったけどね。」
「私の祖父はブルーサイドの保安官だった日尻水晶の兄弟の阪和という人なの。人格者だったと聞くけど変わり者とも聞くわ。」
「変わり者じゃなければすごい人になれないさ。」
「そうかしら?」
お互いに家柄の話をする至と慶子。ちなみに慶子は軍艦家の料理人という別の顔があり、料理の腕前は一人前である。
「まあ、そういえば今日はあなたの誕生日だったわね。」
「あ、そうだな!」
「ちょっと待って!電話が鳴ってるわ。」
突然店の奥の電話がなったため対応しに行く慶子。しかし慶子の声が至に聞こえていたのである。
「あ、真琴さん?え!?何ですって!?」
「!?」
一体何があったのか・・・!?
「最近、変な動きがあるのよね。私の実家の軍艦家が宇宙組織と何か関わりがあるとか。」
「え?そうなの。そりゃ初耳だな。」
熊尾慶子と話をしていたのは彼女の夫である熊尾至である。熊尾はあの古座山真琴(1940年代生まれ)の孫で自身も古座山家料理人やマクトリの村の村会議員の経験がある人物だ。彼もまた周参見野軍艦家と縁を持ったことからスーザックへの行き来を欠かさない。曾祖父はマクトリの知事だった熊尾新。熊尾もまた生まれつき政治の血を流す人物だ。
「慶子、スーザックにとって宇宙一族ってどうなんだよ。」
「あまり、よくない存在だわ。結局父か誰かが忖度してそういう一族との関わりを作ったのかもしれないわ。」
「忖度・・・ね・・・。」
慶子も周参見野軍艦家の一員として宇宙一族との関わりに違和感を抱いていたようだ。
「僕の曾祖父が生きていたら間違いなくこんなバカげた交流なんか絶対しないだろうに。」
「あなたの曾祖父ってどんな方なの?」
「僕の曾祖父?熊尾新はマクトリに生まれて父・与七と母・結の十五男だったんだ。与七はマクトリの名主・熊尾本家の出身で母は高原家の流れを汲む橿原家の分家筋の一つの榛原家の当主・榛原幸七郎の八男・皇八郎の三女として生まれた。母の母は日紙ストームのはとこで日紙家出身だ。」
「あら!すごい!」
「元々熊尾家は政治の気質を持っていて新の息子で僕の祖父である尚もマクトリの知事だったんだ。父の敬は海軍の軍人として活躍はしたが結局は政治家にはならなかったけどね。」
「私の祖父はブルーサイドの保安官だった日尻水晶の兄弟の阪和という人なの。人格者だったと聞くけど変わり者とも聞くわ。」
「変わり者じゃなければすごい人になれないさ。」
「そうかしら?」
お互いに家柄の話をする至と慶子。ちなみに慶子は軍艦家の料理人という別の顔があり、料理の腕前は一人前である。
「まあ、そういえば今日はあなたの誕生日だったわね。」
「あ、そうだな!」
「ちょっと待って!電話が鳴ってるわ。」
突然店の奥の電話がなったため対応しに行く慶子。しかし慶子の声が至に聞こえていたのである。
「あ、真琴さん?え!?何ですって!?」
「!?」
一体何があったのか・・・!?
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