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第11章・新たな武器と過酷な道のり
戦うお姫様①
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竜太が呟いた『情報を全く持っていない敵』とは一体何か?竜太が怯えているのだからよほどの敵だろうとヒナは感じたのである。すると四人の目の前に一人の戦闘服のような服装の女性がいたのである。
「あなた達はここで何をしているかな?」
「いや、街に出ようと歩いてます。」
竜太が普通に理由を説明すると女性は突然竜太の腹に蹴りを食らわしてきたのである。痛さのあまりうずくまる竜太であった。
「ぐふっ…………な、何しやがる!?」
「あなた達、先程山小屋の上に乗っかっていたでしょう?」
「…………なぜそれを……?」
「ここは合致聡(がっち・さとし)ことスペンサード・サトシ・ガッチ皇帝の別荘よ!!あなた達が踏み入れる土地ではないわ!!そんなあなた達を私は征伐しに来たの!!」
竜太は驚いた。あの山小屋が合致家(ガッチ皇帝一族)の土地だと知らなかった上にこの山道全体が皇帝一族の土地すら知らなかったのであった。
「あんたは……?」
「私?私は現皇帝と今はなき日尻家出身の日尻モルガナ(ひじり・もるがな)ことモルガナ・ガッチ女王妃の13女・合致絵麗来(がっち・えれら)ことエレーラ・ガッチ王女よ!!」
「自分で“王女”と言うかっ!?」
竜太はなぜかそこを突っ込んだのである。ところがエレーラは怒るどころか少し笑っていたのである。
「あなた、お名前は?」
「俺?東住吉家出身の高直竜太だ。こいつは息子の高直幹夫(たかじき・みきお)で連れ子だ。一緒にいるのが日紙直露さんと猫屋敷日奈凛ちゃんだ。よろしく!!」
「東住吉…………?良いところの出のようね。こちらこそよろしくね、竜太さん。そして幹夫君に直露さんに日奈凛さんもよろしくね!」
「あ、よろしくです。」
竜太一行(?)は皆礼儀正しく挨拶したのであった。
「あなた達はここで何をしているかな?」
「いや、街に出ようと歩いてます。」
竜太が普通に理由を説明すると女性は突然竜太の腹に蹴りを食らわしてきたのである。痛さのあまりうずくまる竜太であった。
「ぐふっ…………な、何しやがる!?」
「あなた達、先程山小屋の上に乗っかっていたでしょう?」
「…………なぜそれを……?」
「ここは合致聡(がっち・さとし)ことスペンサード・サトシ・ガッチ皇帝の別荘よ!!あなた達が踏み入れる土地ではないわ!!そんなあなた達を私は征伐しに来たの!!」
竜太は驚いた。あの山小屋が合致家(ガッチ皇帝一族)の土地だと知らなかった上にこの山道全体が皇帝一族の土地すら知らなかったのであった。
「あんたは……?」
「私?私は現皇帝と今はなき日尻家出身の日尻モルガナ(ひじり・もるがな)ことモルガナ・ガッチ女王妃の13女・合致絵麗来(がっち・えれら)ことエレーラ・ガッチ王女よ!!」
「自分で“王女”と言うかっ!?」
竜太はなぜかそこを突っ込んだのである。ところがエレーラは怒るどころか少し笑っていたのである。
「あなた、お名前は?」
「俺?東住吉家出身の高直竜太だ。こいつは息子の高直幹夫(たかじき・みきお)で連れ子だ。一緒にいるのが日紙直露さんと猫屋敷日奈凛ちゃんだ。よろしく!!」
「東住吉…………?良いところの出のようね。こちらこそよろしくね、竜太さん。そして幹夫君に直露さんに日奈凛さんもよろしくね!」
「あ、よろしくです。」
竜太一行(?)は皆礼儀正しく挨拶したのであった。
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