516 / 762
第16章・ステラガーデン編
“機関車(ディーゼル)・クライド”と“アトップ・駒川”
しおりを挟む
その頃スイダースの旅館にいた竜太達だが、松浦はあることを気にしていたのである。
「何か殺気感じないか?」
「ん……確かに……?」
竜太も他のメンバーも殺気を感じたようで誰かから狙われているのではと皆が感じた。
「困りましたね……」
竜太が呟くと松浦が言った。
「大丈夫っすよ。何とかなりますがな!!」
「でも松浦さん、この時点で体力を消耗したらダメですよ。なんとか戦闘回避の方針で行きましょうや。」
「あ……そうか……確かに言われてみればそうだな……よし、竜太さん。策を練ってみてください。」
「計算など朝飯前さ。」
すると竜太にクライドが話しかけたのである。
「提案とか以前に僕の“あれ”で何とかなりますよ。」
「…………?あれ?」
するとクライドは旅館から不要品となっていた大きな木の板と縄を貰ってきたのであった。木の板には7人(竜太・松浦・伸一・重寛・東口慶・新平・ベアトリクス)が乗れる大きさであった。クライドは木の板の前の方にドリルで穴を二つ開けるとそこから縄を通して自分の腰に巻き付けたのであった。
「さあ、行きますよ。」
するとクライドの頭から煙が出てくるとなんと煙突が頭上に現れたのである。そして腕や服が黒色に染まり、クライドは口からも煙を出したのである。竜太は彼の靴の下と木の板の下に車輪が現れていることに気付いたのだ。
「さて……運転手はこの私、クライドと申します。目的地はどこでしたでしょうか竜太さん。」
「一応隣の“ヨトカナ”まで。」
「分かりました。この私、“機関車使い”のジョニー・クライドが運転いたします……出発進行!!」
するとクライドの身体が動き始め、みるみるスピードを上げていくのであった。
「シュポポポポーッ!!」
「やるねえ!!クライドさん!!」
一方、単独でグリーンウッドフィールドの所持するビルを潜入捜査をしていた成功の部下の一人の駒川は警備隊に囲まれていたのであった。
「こりゃあやばいな。」
すると駒川は懐から長い縄を取り出すと身体にぐるぐる巻き付けて顔と足もと以外を縄で巻いたのである。縄の先は口で加えていた。
「アホだ!!自ら捕らえるとは!!」
「まあいい、捕まえてしまえ!!」
警備隊が一斉攻撃しようとすると駒川は余裕の笑みを浮かべていたのである。
「あ、これは自滅や降参じゃないよ……見ててみな。」
すると口で加えた縄をプッと吐くように口から話すと縄がほどけていき、全てほどけると駒川の身体は回転し始めたのである。回転の際に駒川は両腕を横に伸ばしてまさにプロペラである。
“ドッ!!”
“ドッ!!”
「ぎゃあ~あっ!!」
「見たか警備隊!!“駒回し使い”には簡単に勝てねえと上司に報告しとけよ!!」
敵はどんどん吹っ飛んでいく。回転がおさまる頃には全ての警備隊を倒していたのであった。
「ふう……疲れた……目は“駒回し使い”だから回らないけどね。」
一方、グリーンウッドフィールドの部下の内部で何かが起きた。ステラガーデンの中に野良猫一匹が迷い込んだ時であった。
「にゃ~お」
「可愛いなあ。ホレ、肉だぞ!!」
あの片山津が野良猫に餌をあげていた時だった。すると一緒にいた男が猫を蹴り飛ばしたのである。
“ドシッ!!”
「びぎゃあ~!!」
「賀灘!!何しやがる!!」
蹴飛ばしたのはグリーンウッドフィールドの最近のお気に入りである『賀灘浮人』であった。彼は最近、活躍がめざましく幹部達から気に入られているのだ。
「猫に餌などやるな。この猫は早く捕まえて処分をしなければならない……」
だが……それを聞いたが大祐は?
“ドッ!!”
「!?」
「生き物の命を何だと思ってやがる貴様!!おもちゃじゃないんだぞコラ!?」
「物を蹴って何が悪い?」
「……物を蹴って何が悪いだと!?すでに貴様には悪さや酷さが身に染みているなあ!!」
賀灘が振り向くと怒りを見せる大祐の姿があった。怒りのバトルはまだ終わらないようだ。竜太達とヌイ達とキララ達はまどうなるのやら?
仲間割れも始まり、一体どうなるかが分からなくなってきた今後の展開……現在も死刑執行に向けて時間は進んでいく。ヒナを救出するために竜太達はステラガーデンへと向かい、ヌイ達も成功達もキララ達も集まろうとしていたのである。
「いよいよ……久しぶりに俺も動くか……」
クライドディーゼルで走る竜太達の姿をマンションの屋上から眺めている男性は呟いた。
「何か殺気感じないか?」
「ん……確かに……?」
竜太も他のメンバーも殺気を感じたようで誰かから狙われているのではと皆が感じた。
「困りましたね……」
竜太が呟くと松浦が言った。
「大丈夫っすよ。何とかなりますがな!!」
「でも松浦さん、この時点で体力を消耗したらダメですよ。なんとか戦闘回避の方針で行きましょうや。」
「あ……そうか……確かに言われてみればそうだな……よし、竜太さん。策を練ってみてください。」
「計算など朝飯前さ。」
すると竜太にクライドが話しかけたのである。
「提案とか以前に僕の“あれ”で何とかなりますよ。」
「…………?あれ?」
するとクライドは旅館から不要品となっていた大きな木の板と縄を貰ってきたのであった。木の板には7人(竜太・松浦・伸一・重寛・東口慶・新平・ベアトリクス)が乗れる大きさであった。クライドは木の板の前の方にドリルで穴を二つ開けるとそこから縄を通して自分の腰に巻き付けたのであった。
「さあ、行きますよ。」
するとクライドの頭から煙が出てくるとなんと煙突が頭上に現れたのである。そして腕や服が黒色に染まり、クライドは口からも煙を出したのである。竜太は彼の靴の下と木の板の下に車輪が現れていることに気付いたのだ。
「さて……運転手はこの私、クライドと申します。目的地はどこでしたでしょうか竜太さん。」
「一応隣の“ヨトカナ”まで。」
「分かりました。この私、“機関車使い”のジョニー・クライドが運転いたします……出発進行!!」
するとクライドの身体が動き始め、みるみるスピードを上げていくのであった。
「シュポポポポーッ!!」
「やるねえ!!クライドさん!!」
一方、単独でグリーンウッドフィールドの所持するビルを潜入捜査をしていた成功の部下の一人の駒川は警備隊に囲まれていたのであった。
「こりゃあやばいな。」
すると駒川は懐から長い縄を取り出すと身体にぐるぐる巻き付けて顔と足もと以外を縄で巻いたのである。縄の先は口で加えていた。
「アホだ!!自ら捕らえるとは!!」
「まあいい、捕まえてしまえ!!」
警備隊が一斉攻撃しようとすると駒川は余裕の笑みを浮かべていたのである。
「あ、これは自滅や降参じゃないよ……見ててみな。」
すると口で加えた縄をプッと吐くように口から話すと縄がほどけていき、全てほどけると駒川の身体は回転し始めたのである。回転の際に駒川は両腕を横に伸ばしてまさにプロペラである。
“ドッ!!”
“ドッ!!”
「ぎゃあ~あっ!!」
「見たか警備隊!!“駒回し使い”には簡単に勝てねえと上司に報告しとけよ!!」
敵はどんどん吹っ飛んでいく。回転がおさまる頃には全ての警備隊を倒していたのであった。
「ふう……疲れた……目は“駒回し使い”だから回らないけどね。」
一方、グリーンウッドフィールドの部下の内部で何かが起きた。ステラガーデンの中に野良猫一匹が迷い込んだ時であった。
「にゃ~お」
「可愛いなあ。ホレ、肉だぞ!!」
あの片山津が野良猫に餌をあげていた時だった。すると一緒にいた男が猫を蹴り飛ばしたのである。
“ドシッ!!”
「びぎゃあ~!!」
「賀灘!!何しやがる!!」
蹴飛ばしたのはグリーンウッドフィールドの最近のお気に入りである『賀灘浮人』であった。彼は最近、活躍がめざましく幹部達から気に入られているのだ。
「猫に餌などやるな。この猫は早く捕まえて処分をしなければならない……」
だが……それを聞いたが大祐は?
“ドッ!!”
「!?」
「生き物の命を何だと思ってやがる貴様!!おもちゃじゃないんだぞコラ!?」
「物を蹴って何が悪い?」
「……物を蹴って何が悪いだと!?すでに貴様には悪さや酷さが身に染みているなあ!!」
賀灘が振り向くと怒りを見せる大祐の姿があった。怒りのバトルはまだ終わらないようだ。竜太達とヌイ達とキララ達はまどうなるのやら?
仲間割れも始まり、一体どうなるかが分からなくなってきた今後の展開……現在も死刑執行に向けて時間は進んでいく。ヒナを救出するために竜太達はステラガーデンへと向かい、ヌイ達も成功達もキララ達も集まろうとしていたのである。
「いよいよ……久しぶりに俺も動くか……」
クライドディーゼルで走る竜太達の姿をマンションの屋上から眺めている男性は呟いた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
自由を愛する妖精姫と、番にすべてを捧げた竜人王子〜すれ違いと絆の先に、恋を知る〜
来栖れいな
ファンタジー
妖精女王と精霊王の間に生まれた特別な存在――セレスティア。
自由を愛し、気ままに生きる彼女のもとに現れたのは、竜人族の王子・サイファルト。
「お前は俺の番だ」
番という名の誓いにすべてを捧げた彼は、王族の地位も未来も捨てて森に現れた。
一方のセレスティアは、まだ“番”の意味すら知らない。
執着と守護。すれ違いと絆。
――これは、ひとりの妖精姫が“特別”に気づいていく物語。
甘さ控えめ、でも確かに溺愛。
異種族の距離を越えて紡がれる、成長と守護のファンタジー。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
妻が通う邸の中に
月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる