621 / 762
第17章・ステラガーデン死刑台編
発作
しおりを挟む
絶対絶命の危機の竜太にトリガーを引こうとする東寺であった。
「さようなら・・・愚かなる英雄よ・・・」
「く・・・!!」
竜太は目を瞑り、口を閉じていた。そして死を覚悟したのか少し口が笑っていたのである。
「死ね・・・」
トリガーを引こうとした東寺だかその瞬間、突然胸を押さえて銃を投げ捨てて苦しみ始めたのである。
「く・・・何でこんなときに・・・!!」
「(もしかして特殊能力の副作用の胸の痛みか!?)」
どうも東寺は運悪く胸の激痛を発症してしまったのである。能力者なら誰しもが経験する苦痛である。
「(俺も数年前にこの激痛を味わった。死ぬんじゃないかと思うくらいきつくて痛かった。)」
竜太も経験済みのその痛みは尋常ではなく人によっては死にかけることもあるようだ。だが・・・
「(だけどこれが起きるのは普通のペースなら数十年に一度くらい・・・だけどこいつは能力を乱発しているようだから間隔は短いはずだ。)」
能力を使いすぎると前回の胸の痛み出す時期から今回の時期への間隔は短く、使用が少ないと長くなるようである。
「う・・・うぁぁぁっ!!」
東寺の姿を見た竜太はポケットから何かを取り出してそれを彼に見せるとある交渉をしたのである。
「新宮地さんはどこだ?教えてくれたらこれをやる。」
「!?それは【激痛抑制剤】っ!!」
竜太が見せたのは【激痛抑制剤】という原因不明の痛みを抑える薬であった。
「新宮地さんをどこに連れていったか教えてくれたらこれをやる。」
「ふざけんな・・・あ・・・ぐぅぅ・・・!!」
「早く言え。死にたいんか?」
「う・・・処刑台の塀の向こうにアジトがある・・・!!そこに行けば・・・あぅ・・・!!」
「ありがとう。ほらよ・・・!!」
すると竜太は薬を東寺に投げつけたのであった。投げつけられた薬を拾った東寺は薬を飲むと痛みがやわらいだのかそのまま地べたで眠りについた。
「新宮地さん!!新宮地さん!!」
新宮地を心配する竜太だが一刻も早く助けるために処刑台の塀の向こうへと向かう。
「(新宮地さんも・・・ヒナちゃんも・・・助けてやる!!)」
竜太は全力で駆け抜けていた。
「さようなら・・・愚かなる英雄よ・・・」
「く・・・!!」
竜太は目を瞑り、口を閉じていた。そして死を覚悟したのか少し口が笑っていたのである。
「死ね・・・」
トリガーを引こうとした東寺だかその瞬間、突然胸を押さえて銃を投げ捨てて苦しみ始めたのである。
「く・・・何でこんなときに・・・!!」
「(もしかして特殊能力の副作用の胸の痛みか!?)」
どうも東寺は運悪く胸の激痛を発症してしまったのである。能力者なら誰しもが経験する苦痛である。
「(俺も数年前にこの激痛を味わった。死ぬんじゃないかと思うくらいきつくて痛かった。)」
竜太も経験済みのその痛みは尋常ではなく人によっては死にかけることもあるようだ。だが・・・
「(だけどこれが起きるのは普通のペースなら数十年に一度くらい・・・だけどこいつは能力を乱発しているようだから間隔は短いはずだ。)」
能力を使いすぎると前回の胸の痛み出す時期から今回の時期への間隔は短く、使用が少ないと長くなるようである。
「う・・・うぁぁぁっ!!」
東寺の姿を見た竜太はポケットから何かを取り出してそれを彼に見せるとある交渉をしたのである。
「新宮地さんはどこだ?教えてくれたらこれをやる。」
「!?それは【激痛抑制剤】っ!!」
竜太が見せたのは【激痛抑制剤】という原因不明の痛みを抑える薬であった。
「新宮地さんをどこに連れていったか教えてくれたらこれをやる。」
「ふざけんな・・・あ・・・ぐぅぅ・・・!!」
「早く言え。死にたいんか?」
「う・・・処刑台の塀の向こうにアジトがある・・・!!そこに行けば・・・あぅ・・・!!」
「ありがとう。ほらよ・・・!!」
すると竜太は薬を東寺に投げつけたのであった。投げつけられた薬を拾った東寺は薬を飲むと痛みがやわらいだのかそのまま地べたで眠りについた。
「新宮地さん!!新宮地さん!!」
新宮地を心配する竜太だが一刻も早く助けるために処刑台の塀の向こうへと向かう。
「(新宮地さんも・・・ヒナちゃんも・・・助けてやる!!)」
竜太は全力で駆け抜けていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
自由を愛する妖精姫と、番にすべてを捧げた竜人王子〜すれ違いと絆の先に、恋を知る〜
来栖れいな
ファンタジー
妖精女王と精霊王の間に生まれた特別な存在――セレスティア。
自由を愛し、気ままに生きる彼女のもとに現れたのは、竜人族の王子・サイファルト。
「お前は俺の番だ」
番という名の誓いにすべてを捧げた彼は、王族の地位も未来も捨てて森に現れた。
一方のセレスティアは、まだ“番”の意味すら知らない。
執着と守護。すれ違いと絆。
――これは、ひとりの妖精姫が“特別”に気づいていく物語。
甘さ控えめ、でも確かに溺愛。
異種族の距離を越えて紡がれる、成長と守護のファンタジー。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる