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第17章・ステラガーデン死刑台編
光の希望と絶望⑮~YUMIRI,S・MEMORY(1/3)~
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~とある戦地~
絶人と政春が熱く戦う中でユミリを助け出そうと幸徳や太陽達は必死であった。
「黒の噴煙!!」
手に黒い炎を発生させて麻布にパンチする太陽だが全然効いていないのである。
「嘘だろ・・・!?」
「次は俺が行く。」
幸徳は右腕を前にかざすとその腕が戦車のキャノン砲に変化し、それを麻布に向けて射撃する。しかし・・・
「全然・・・効いてない。」
「幸兄!!あまり攻撃しまくるとユミリにダメージがいくかもしれないぞ!!」
ユミリを簀巻きにして締め付ける麻布をこのまま放置しても下手に攻撃してもユミリが危険である・・・そう判断した太陽だがどうすればいいかと悩んでいた。すると・・・
「俺の能力で何とかしてみる。」
「ヤニキ・・・!!」
「太陽ちゃん、その呼び方やめて!!」
『ヤニキ』と呼ばれたのは矢西野であった。矢西野は右手から弓矢を具現化させるとそれを装着したのである。そして矢を麻布に向けて放ったのだ!!
『くらぇぇっ!!“麻痺矢”!!』
矢西野が飛ばした矢が麻布に当たると麻布が突然ほどけて中からユミリが現れたのである。ユミリは苦しそうな表情でフラフラしながらも意識はあり、無事であった。
「・・・・・・身体がうまく動かせない・・・・・・」
ユミリの元に駆けつけた幸徳は彼女を背負ったのである。
「幸徳兄さん・・・」
「大丈夫か?矢西野と太陽がお前を助けてくれたんだよ・・・」
「トシ君・・・太陽兄さん・・・ありがとう・・・」
感謝の言葉を出すユミリだが疲労がすごいのか表情に笑顔はなかった。
「幸徳兄さん・・・政春兄さんと絶人さんとの戦いを止めてほしいの・・・キンちゃんも助けてほしい・・・」
「分かってる・・・」
「もし光君に何かあれば【ジョック】【ユータ】【ブレイズ】に顔見せできないわ・・・・・・」
「そいつらは・・・そうだよな。」
「フー、フー、フー・・・」
「喋るな。少し休んどけ!!」
「ごめんなさい。ごめんなさい・・・足手まといでごめんなさい・・・」
ユミリは涙を流し、顔をしかめていた。そして脳裏に何かを浮かばせていたのだ。
~ユミリ五歳の時~
スーザックのある公園で三匹の犬らしき動物と遊ぶユミリの姿があった。
絶人と政春が熱く戦う中でユミリを助け出そうと幸徳や太陽達は必死であった。
「黒の噴煙!!」
手に黒い炎を発生させて麻布にパンチする太陽だが全然効いていないのである。
「嘘だろ・・・!?」
「次は俺が行く。」
幸徳は右腕を前にかざすとその腕が戦車のキャノン砲に変化し、それを麻布に向けて射撃する。しかし・・・
「全然・・・効いてない。」
「幸兄!!あまり攻撃しまくるとユミリにダメージがいくかもしれないぞ!!」
ユミリを簀巻きにして締め付ける麻布をこのまま放置しても下手に攻撃してもユミリが危険である・・・そう判断した太陽だがどうすればいいかと悩んでいた。すると・・・
「俺の能力で何とかしてみる。」
「ヤニキ・・・!!」
「太陽ちゃん、その呼び方やめて!!」
『ヤニキ』と呼ばれたのは矢西野であった。矢西野は右手から弓矢を具現化させるとそれを装着したのである。そして矢を麻布に向けて放ったのだ!!
『くらぇぇっ!!“麻痺矢”!!』
矢西野が飛ばした矢が麻布に当たると麻布が突然ほどけて中からユミリが現れたのである。ユミリは苦しそうな表情でフラフラしながらも意識はあり、無事であった。
「・・・・・・身体がうまく動かせない・・・・・・」
ユミリの元に駆けつけた幸徳は彼女を背負ったのである。
「幸徳兄さん・・・」
「大丈夫か?矢西野と太陽がお前を助けてくれたんだよ・・・」
「トシ君・・・太陽兄さん・・・ありがとう・・・」
感謝の言葉を出すユミリだが疲労がすごいのか表情に笑顔はなかった。
「幸徳兄さん・・・政春兄さんと絶人さんとの戦いを止めてほしいの・・・キンちゃんも助けてほしい・・・」
「分かってる・・・」
「もし光君に何かあれば【ジョック】【ユータ】【ブレイズ】に顔見せできないわ・・・・・・」
「そいつらは・・・そうだよな。」
「フー、フー、フー・・・」
「喋るな。少し休んどけ!!」
「ごめんなさい。ごめんなさい・・・足手まといでごめんなさい・・・」
ユミリは涙を流し、顔をしかめていた。そして脳裏に何かを浮かばせていたのだ。
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スーザックのある公園で三匹の犬らしき動物と遊ぶユミリの姿があった。
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