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第17章・ステラガーデン死刑台編
宇宙会食⑦の23・庸介の正体
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その頃、咲媛は庸介という人物とともにある場所へ移動していた。
「庸介君、どこへ行くのかしら?」
「お姫様・・・ここですよ。」
二人が到着したのは誰もいない山の中のトンネルに囲まれた秘境駅であった。するとある男性が二人の前に現れたのである。よく見ると男性の額には『W』と刻まれていた。
「庸介君・・・この方は?」
「トップフィールド家29男のキリマンジャロ義兄さんだ。」
「義兄さんということは・・・?」
「ああ、俺の姉の夫だよ。」
「成る程ね。」
「そりゃそうだろ。俺んちはあれだよ。古座山総本家嫡流の家だし。それに俺はその86男の【古座山庸介】だからな。」
「わあお!素敵!」
この庸介という人物はあの古座山家の総本家とされる嫡流の家の人間だったのだ。
「古座山は過去に高原から分家となった姫宮氏のさらに分家でそこから古座山が派生したのさ。」
「私は姫というけどあなたの家も立派よ。」
「まあ家系ごときで人間の価値は決まらないけどね。」
咲媛に対してのろける庸介だが彼がかなりの力を持つのは間違いないのだ。庸介は目をつむるとある方向を向いて指を指したのである。
「あそこに目的地がある。」
「(わ、能力者!良いわ~かっこいい!)」
「さあお姫様、向かいましょう。」
「庸介く~ん素敵!」
完全にアレな二人を見つめてキリマンジャロは少し顔をしかめていた。
「(この二人結婚するのか?いやに馴れ馴れしい関係だな。)」
すると庸介はキリマンジャロに話しかけたのである。
「義兄さん、電車は次はいつかな?」
「ああ、2分後だ。」
「早!姫、もうすぐ来ますぞ!」
「庸介君、ついていくわ!」
「(こいつら・・・)」
少しいらだつキリマンジャロだが電車が来ると駅長のように運転手に声をかけて二人を乗車させるように手続きしたのである。
「運転手さん、二人をよろしく。」
「了解しました!」
そして二人の乗車を確認するとキリマンジャロは見送った・・・が、その直後に額から模様が消えたのである。
「あれ、俺は一体・・・ああ、庸介の身があぶない!」
キリマンジャロは焦りを見せたのである。電車が去った直後に洗脳が解けたようだ。
「く・・・ど・・・どうしよう。」
キリマンジャロはその場で項垂れてしまったのである。
【お知らせ】
●今年の年末に【高直竜太】と【日紙直露】の二人がツイキャスでカラオケライブを行います!日時は12月下旬予定でまたお知らせします!是非とも閲覧に来てください!二人もお待ちしています!
(作者より)
「庸介君、どこへ行くのかしら?」
「お姫様・・・ここですよ。」
二人が到着したのは誰もいない山の中のトンネルに囲まれた秘境駅であった。するとある男性が二人の前に現れたのである。よく見ると男性の額には『W』と刻まれていた。
「庸介君・・・この方は?」
「トップフィールド家29男のキリマンジャロ義兄さんだ。」
「義兄さんということは・・・?」
「ああ、俺の姉の夫だよ。」
「成る程ね。」
「そりゃそうだろ。俺んちはあれだよ。古座山総本家嫡流の家だし。それに俺はその86男の【古座山庸介】だからな。」
「わあお!素敵!」
この庸介という人物はあの古座山家の総本家とされる嫡流の家の人間だったのだ。
「古座山は過去に高原から分家となった姫宮氏のさらに分家でそこから古座山が派生したのさ。」
「私は姫というけどあなたの家も立派よ。」
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咲媛に対してのろける庸介だが彼がかなりの力を持つのは間違いないのだ。庸介は目をつむるとある方向を向いて指を指したのである。
「あそこに目的地がある。」
「(わ、能力者!良いわ~かっこいい!)」
「さあお姫様、向かいましょう。」
「庸介く~ん素敵!」
完全にアレな二人を見つめてキリマンジャロは少し顔をしかめていた。
「(この二人結婚するのか?いやに馴れ馴れしい関係だな。)」
すると庸介はキリマンジャロに話しかけたのである。
「義兄さん、電車は次はいつかな?」
「ああ、2分後だ。」
「早!姫、もうすぐ来ますぞ!」
「庸介君、ついていくわ!」
「(こいつら・・・)」
少しいらだつキリマンジャロだが電車が来ると駅長のように運転手に声をかけて二人を乗車させるように手続きしたのである。
「運転手さん、二人をよろしく。」
「了解しました!」
そして二人の乗車を確認するとキリマンジャロは見送った・・・が、その直後に額から模様が消えたのである。
「あれ、俺は一体・・・ああ、庸介の身があぶない!」
キリマンジャロは焦りを見せたのである。電車が去った直後に洗脳が解けたようだ。
「く・・・ど・・・どうしよう。」
キリマンジャロはその場で項垂れてしまったのである。
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