異世界 ～永遠の時と愉快な仲間たち〜

16話

「さぁ、プレゼントの時間よ！」

陛下たちにルーチェたちを紹介しおえて、食事もすんだ。

いよいよプレゼントの時間だ！楽しみだなぁ～！

「では、私からね！
私からはこれよ！！」

「うぁ～きえい！」

シルバーのムーン型のロケットに光加減で色が変わって見える大きめの石がひとつ付いていた

「中に入れるものはシャルが決めなさい」

「あい！」

何いれよっかな～迷う～！！

「次は私かな 
私のは外にあるんだ」

外？お庭？

おいで、とお父様が言うので私はお父様に抱っこされ、庭へ向かった。
いろいろな色のバラが咲いている美しい庭を奥へと進んでいくと、薄いピンクの建物が見えてきた


近くに行くと建物の全容が見えて
それは二階建ての家だった。

中は、1階にキッチン、バスルーム、サロン、温室に繋がる部屋、空き部屋3部屋
2階に自室、寝室、サロン、空き部屋3部屋があった。

「ここはシャルのために建てたんだ。5歳の誕生日にあげようと思ったんだけど、シャルは成長が早いから、今からでも上手に使ってくれると思ってね」

すごいすごい！広い！ここ私のために建てたの！？お庭の中にあってお花に囲まれてるのも嬉しい！…けど、1歳にあげるものじゃないねﾊﾊ

「シャルの部屋は本邸にもあるけど、ここがシャルの癒しの場所になればらいいな」

(本邸は普段家族みんなで過ごす家、別邸は敷地内にあり、そこはビクトールの執務室やレアノアのお茶会用の会場、シリウスとハルシウスの2つ目の部屋がある)



お父様に連れられて部屋に戻った

「今度は私だな。シャリーナこれを…」

王様は私に大きな青色の宝石の着いた指輪を渡した。

「お兄様、これは…」

「シャリーナには必要になるだろう」

ん？なにかこれに意味があるの？？！