17 / 63
第17話 罵倒と牛と神と喜びと
しおりを挟む
右腕を失った俺に対して、攻撃の手を緩めない牛の戦士ミノタウルス。
何度も出す土壁を簡単に破壊して、こちらとの距離を何度も詰めてくる。
その度に俺は、相手の顔や足元に粘土を発生させて、転ばすか目くらましをして難を逃れている。
・・・・じり貧だ
このままじゃ潰される。
疲労も。
こちらの出す小細工のパターンも。
どちらも尽きてきている。
幾度も作った剣で突き刺すも、利き腕で無いからか、肌が硬いからか、まるで通用しない。
そんな無力さもハメられた事も、大きく精神的にダメージを残す。
戦いも、牛の戦士は妙が有る。
先程から、小細工が通用しなくなってきている。その場で思い付いたモノも。今迄の人生で行ってきたモノも。直ぐに対応されてしまうのだ。
頭が良いのだ。
この牛の戦士は。
危険な場面で、無理をしない用心さも持ち合わせている。
こういった手合いは一発逆転が難しい。
一発逆転に繋がる要因を、出来るだけ排除して、襲ってきている。
用心深いのは、手堅い攻めに繋がる。
結果、今の俺の様に抵抗力が無くなっていくのだ。
俺は、唯一の可能性を探っていた。
そんな俺を嘲笑うかの様に、ゆっくりと近付き、斧を振り上げていく。
その時に、俺は足を止めた。
牛の戦士がその行動に驚くも、すぐに表情を緩ませ、吠える。
勝ちを確信したのだろう。
今迄で一番大きく溜めてから、斧を振り下ろそうとする。
・・・・待っていた。
この時を待っていた。
持てる魔力全てを使って。
横の壁から。
下の方向に。
勢いよく!
斧を持つ、手に向かって!!
最硬度の土壁を発生させる!!!!
カツ―――――――――ン。
気持ちの良い音がダンジョン内に響く。
それはミノタウルスの斧に、ダンジョンの壁が襲った音。丁度良く、斧が振りかぶる瞬間を狙って。
それによって、頭の後ろまで振りかぶった斧をミノタウルスの身体にブチ当てる!!
振りかぶった力と土壁が押し出す力を持って、回転する斧が牛の戦士の身体を綺麗に切り裂いていく。
土の剣が通用しない時から、思っていた。
万物を切り裂く斧という言葉。
利用しない手はない。
ズシンと大きな地鳴りを起こしながら、牛の戦士は絶命していく
それによって、その奥に光る物が生まれた。
なんなのか、わからない
ただ、ひどく懐かしい
そんな気がした。
そこに恐怖心は無かった。
まるで初めから知っていたかの様に吸い込まれていった。
ふと目が覚めると、そこは雲の上だった。
驚いてあたりを見渡すと、横に仙人のような爺さんと見た事の無いような美人が居た。
「ほっほっほ。ダンジョン攻略しおったか。地の認めし者よ。」
「え?どういう事ですか?」
「貴方は大地の神からの祝福を受けてます。それぞれの神から祝福を受けるのは当代一人だけですよ?」
「え・・・と。把握できてないんですが・・・」
「仕方あるまい。説明しようぞ。」
「この世界に、また邪悪な者が生まれようとしている。昔、始祖の魔法使いと呼ばれた者とその弟子たちがそれを防いだんじゃ。知っとるか?」
「あ・・・えと、知ってます。学園で習いました。」
「良かろう。その者らは今はおらん。代わりになるのじゃ。其方が…な。」
「いやいやいや!!!無理ですよ!!」
「たった今、強いと勘違いして死にそうになったんです!!もう勘違い、出来ないですよ!!」
「困ったのう。其方は重要な役目を持つのじゃが・・・」
「いや、今俺負けそうでしたし、右腕を無くし・・・・え?」
治ってる
どういう事だ?
「紹介が遅れたのう。ワシは万物の神ジャカじゃ。横に居るは天の神アマラス。大地の神ガイアと合わせ3大最高神じゃ。」
「話が・・・掴めません」
「…治したのじゃ、ワシが。」
「そ、それはありがとうございます!!今後どう生活しようかと・・・」
「構わん。…して話の続きじゃ。邪悪な者が生まれるとせっかくのこの世界が滅ぶ。其方は大地の神の祝福を持っているのじゃ。どうにか強くなり、邪を払って欲しいのじゃ。」
「だから弱いんですって、俺。」
「学園で知りましたけど、土だから弱いらしいし。」
「ほう。では学園に行くまで弱いと思ったか?その属性。」
「いや、強いと思ってた。」
「何故じゃ?」
「応用力はあるし、事前準備すれば大きな奴も仕留められた。」
「では何故今は弱いと?」
「それは・・・・そう言われたから?」
「何じゃ。自分でも判っておらんのか」
「・・・はい」
「昔の大戦ではな、其方の土属性は非常に強かった。武具を創造し、地形を変え、最強の盾となり、最強の軍を率いた。今の時代は何故このように、無残な戦い方をするのかのう。」
衝撃が走った
やはり強いのか
もう、どっちなのか判らなくなる
学園に来て最底辺と呼ばれ
神に呼ばれ非常に強いと言われる
・・・・自分の信じたい方を信じるべきではないだろうか
それなら俺は可能性に賭けて往きたい。
「信じるよ、神様。俺はこの土属性を極めてみるよ。」
「ほっほっほ。嬉しい言葉じゃ。」
「他に戦える者を捜すのじゃ。きっと其方の助けになる。」
「こんな友達もいない俺が?」
「もう出来始めているではないか?其方の努力で繋げた縁じゃ。運命すら関係ない。その場での其方の振る舞いが人を集めたのじゃ。」
心がくすぐられる様な感覚だ。
なんだか凄い恥ずかしいし、嬉しい。
「・・・頑張るよ、神様。」
「そう言ってくれると思ったぞい。それじゃ、これを授けよう。」
「コレは?」
「大地の魔宝珠じゃ。これは其方の身体に入っていく。」
「大地の声がする場所に行けば、きっとその魔宝珠はその土地の力を其方にくれるじゃろう」
「よく・・・意味がわからないです・・」
「その内わかるじゃろう。」
「それでは時間じゃ。ゆめゆめ心に刻むのじゃ。邪悪な者と戦う事を。」
そう言われ、目の前が眩しくなっていく
次に目を開けると、ミノタウルスの死骸の前に居た。
右腕もある・・・・・
夢ではないようだ。
この斧で切られたんだな。
そう思うと、この斧を何かに出来ないかと考える。
その時レベルが上がる声がする
レベルが2つと土魔法も2つ上がったようだ。
その中で聞こえた。
錬金という言葉。
何故か解るその内容。物を変えるのだ。
形を
質を
用途を
価値を
変えられるスキル
それがこの錬金だ
牛の戦士の斧を錬金してみる
創造が繋がっていく。
俺に合っていくのだ
短剣と小さな盾になった。
名を地雨じさめと賢硬けんこうという。
何故こんな名前なのだ。
何故知っている?
混乱しつつも馴染んでいく武具。
まるで昔から使っていたかの様に。
不思議な感覚になりながら、ミノタウルスの場所を後にしていく。
ゆっくりとダンジョンを登っていく。
まるで敵がいない。
倒してきたからか?
絶対に出ない感覚すら覚える
そうやって一日ほど登った頃か。
Fクラスの皆と出会った。
「皆!・・・・・元気か?」
リンたちがこっちに駆け寄ってくる。
俺も行こうとしたその時。
サガが目の前に来た
「…どこ行ってたんだお前!!!」
「は?」
「てめえ!ダンジョンボス、倒したろう!!」
「あ、ああ。ミノタウルスか?」
「ああああ!!!やっぱりか!」
「お前のせいで敵が出なくなったじゃねえか!!」
「実習が!!出来ねえだろうが!!!」
「…そんな理不尽な。」
「てめえは座学だけやれ、馬鹿野郎!!」
「うええええええ!!!???」
こんな結末を予想はしなかった。
ただ、その後に集まったFクラスの皆は優しく、心配もしてくれた。
先生が一番心配していたのは、後で聞いた事であった。
何度も出す土壁を簡単に破壊して、こちらとの距離を何度も詰めてくる。
その度に俺は、相手の顔や足元に粘土を発生させて、転ばすか目くらましをして難を逃れている。
・・・・じり貧だ
このままじゃ潰される。
疲労も。
こちらの出す小細工のパターンも。
どちらも尽きてきている。
幾度も作った剣で突き刺すも、利き腕で無いからか、肌が硬いからか、まるで通用しない。
そんな無力さもハメられた事も、大きく精神的にダメージを残す。
戦いも、牛の戦士は妙が有る。
先程から、小細工が通用しなくなってきている。その場で思い付いたモノも。今迄の人生で行ってきたモノも。直ぐに対応されてしまうのだ。
頭が良いのだ。
この牛の戦士は。
危険な場面で、無理をしない用心さも持ち合わせている。
こういった手合いは一発逆転が難しい。
一発逆転に繋がる要因を、出来るだけ排除して、襲ってきている。
用心深いのは、手堅い攻めに繋がる。
結果、今の俺の様に抵抗力が無くなっていくのだ。
俺は、唯一の可能性を探っていた。
そんな俺を嘲笑うかの様に、ゆっくりと近付き、斧を振り上げていく。
その時に、俺は足を止めた。
牛の戦士がその行動に驚くも、すぐに表情を緩ませ、吠える。
勝ちを確信したのだろう。
今迄で一番大きく溜めてから、斧を振り下ろそうとする。
・・・・待っていた。
この時を待っていた。
持てる魔力全てを使って。
横の壁から。
下の方向に。
勢いよく!
斧を持つ、手に向かって!!
最硬度の土壁を発生させる!!!!
カツ―――――――――ン。
気持ちの良い音がダンジョン内に響く。
それはミノタウルスの斧に、ダンジョンの壁が襲った音。丁度良く、斧が振りかぶる瞬間を狙って。
それによって、頭の後ろまで振りかぶった斧をミノタウルスの身体にブチ当てる!!
振りかぶった力と土壁が押し出す力を持って、回転する斧が牛の戦士の身体を綺麗に切り裂いていく。
土の剣が通用しない時から、思っていた。
万物を切り裂く斧という言葉。
利用しない手はない。
ズシンと大きな地鳴りを起こしながら、牛の戦士は絶命していく
それによって、その奥に光る物が生まれた。
なんなのか、わからない
ただ、ひどく懐かしい
そんな気がした。
そこに恐怖心は無かった。
まるで初めから知っていたかの様に吸い込まれていった。
ふと目が覚めると、そこは雲の上だった。
驚いてあたりを見渡すと、横に仙人のような爺さんと見た事の無いような美人が居た。
「ほっほっほ。ダンジョン攻略しおったか。地の認めし者よ。」
「え?どういう事ですか?」
「貴方は大地の神からの祝福を受けてます。それぞれの神から祝福を受けるのは当代一人だけですよ?」
「え・・・と。把握できてないんですが・・・」
「仕方あるまい。説明しようぞ。」
「この世界に、また邪悪な者が生まれようとしている。昔、始祖の魔法使いと呼ばれた者とその弟子たちがそれを防いだんじゃ。知っとるか?」
「あ・・・えと、知ってます。学園で習いました。」
「良かろう。その者らは今はおらん。代わりになるのじゃ。其方が…な。」
「いやいやいや!!!無理ですよ!!」
「たった今、強いと勘違いして死にそうになったんです!!もう勘違い、出来ないですよ!!」
「困ったのう。其方は重要な役目を持つのじゃが・・・」
「いや、今俺負けそうでしたし、右腕を無くし・・・・え?」
治ってる
どういう事だ?
「紹介が遅れたのう。ワシは万物の神ジャカじゃ。横に居るは天の神アマラス。大地の神ガイアと合わせ3大最高神じゃ。」
「話が・・・掴めません」
「…治したのじゃ、ワシが。」
「そ、それはありがとうございます!!今後どう生活しようかと・・・」
「構わん。…して話の続きじゃ。邪悪な者が生まれるとせっかくのこの世界が滅ぶ。其方は大地の神の祝福を持っているのじゃ。どうにか強くなり、邪を払って欲しいのじゃ。」
「だから弱いんですって、俺。」
「学園で知りましたけど、土だから弱いらしいし。」
「ほう。では学園に行くまで弱いと思ったか?その属性。」
「いや、強いと思ってた。」
「何故じゃ?」
「応用力はあるし、事前準備すれば大きな奴も仕留められた。」
「では何故今は弱いと?」
「それは・・・・そう言われたから?」
「何じゃ。自分でも判っておらんのか」
「・・・はい」
「昔の大戦ではな、其方の土属性は非常に強かった。武具を創造し、地形を変え、最強の盾となり、最強の軍を率いた。今の時代は何故このように、無残な戦い方をするのかのう。」
衝撃が走った
やはり強いのか
もう、どっちなのか判らなくなる
学園に来て最底辺と呼ばれ
神に呼ばれ非常に強いと言われる
・・・・自分の信じたい方を信じるべきではないだろうか
それなら俺は可能性に賭けて往きたい。
「信じるよ、神様。俺はこの土属性を極めてみるよ。」
「ほっほっほ。嬉しい言葉じゃ。」
「他に戦える者を捜すのじゃ。きっと其方の助けになる。」
「こんな友達もいない俺が?」
「もう出来始めているではないか?其方の努力で繋げた縁じゃ。運命すら関係ない。その場での其方の振る舞いが人を集めたのじゃ。」
心がくすぐられる様な感覚だ。
なんだか凄い恥ずかしいし、嬉しい。
「・・・頑張るよ、神様。」
「そう言ってくれると思ったぞい。それじゃ、これを授けよう。」
「コレは?」
「大地の魔宝珠じゃ。これは其方の身体に入っていく。」
「大地の声がする場所に行けば、きっとその魔宝珠はその土地の力を其方にくれるじゃろう」
「よく・・・意味がわからないです・・」
「その内わかるじゃろう。」
「それでは時間じゃ。ゆめゆめ心に刻むのじゃ。邪悪な者と戦う事を。」
そう言われ、目の前が眩しくなっていく
次に目を開けると、ミノタウルスの死骸の前に居た。
右腕もある・・・・・
夢ではないようだ。
この斧で切られたんだな。
そう思うと、この斧を何かに出来ないかと考える。
その時レベルが上がる声がする
レベルが2つと土魔法も2つ上がったようだ。
その中で聞こえた。
錬金という言葉。
何故か解るその内容。物を変えるのだ。
形を
質を
用途を
価値を
変えられるスキル
それがこの錬金だ
牛の戦士の斧を錬金してみる
創造が繋がっていく。
俺に合っていくのだ
短剣と小さな盾になった。
名を地雨じさめと賢硬けんこうという。
何故こんな名前なのだ。
何故知っている?
混乱しつつも馴染んでいく武具。
まるで昔から使っていたかの様に。
不思議な感覚になりながら、ミノタウルスの場所を後にしていく。
ゆっくりとダンジョンを登っていく。
まるで敵がいない。
倒してきたからか?
絶対に出ない感覚すら覚える
そうやって一日ほど登った頃か。
Fクラスの皆と出会った。
「皆!・・・・・元気か?」
リンたちがこっちに駆け寄ってくる。
俺も行こうとしたその時。
サガが目の前に来た
「…どこ行ってたんだお前!!!」
「は?」
「てめえ!ダンジョンボス、倒したろう!!」
「あ、ああ。ミノタウルスか?」
「ああああ!!!やっぱりか!」
「お前のせいで敵が出なくなったじゃねえか!!」
「実習が!!出来ねえだろうが!!!」
「…そんな理不尽な。」
「てめえは座学だけやれ、馬鹿野郎!!」
「うええええええ!!!???」
こんな結末を予想はしなかった。
ただ、その後に集まったFクラスの皆は優しく、心配もしてくれた。
先生が一番心配していたのは、後で聞いた事であった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる