4 / 57
2人の出会いは…
しおりを挟む
今日も今日とて変わらない光景。
「今日もカッコいいですわ♡ユア様」
「今日は一段と可愛いね。キュア」
早くもあのお茶会から2週間が経ちました。
もう。学校全体公認となったバカップ……みんな憧れの恋人同士。
いつも私は2人の姿を見てユア様の恋心も冷めてきました…
……嘘です。
近くにいる事が多くなり今まで知らなかったユア様をみて何故だか胸をときめかせています。
こんなバカップ…愛し合って2人の姿を見ているのに…
自分でも自分ことが良くわかりません…
目の前のユシン様も相変わらずキュアに熱い視線を度々送っています。
2人の世界に入っているバカップ………
……すいません。
言い換えるの面倒なので私の心のまま話させて頂きます。
2人の世界に入っているバカップル。
私とユシン様は一緒にいる必要性とは何でしょう?
「あっ。そういえば…」
私は2人にずっと聞こうと思っていた事を急に思い出しました。
毎回聞こうと思いつつ2人のバカップルぶりに砂を吐いてしまい忘れてしまっていたので、今日は思い出して偉いですわ。私。
急に声を出した私にみんな注目する。
「私、以前から気になっていたのですが、2人の出会い…というか馴れ初めはどんなものだったのですか?」
「あぁ。そう言えば聞いてなかったな…」
ユシン様が私の言葉にノリノリで乗っかってきました。
「そう言えば話してなかったわね。」
「運命的な出会いだったよ。」
運命的…
その言葉に胸が少しツキリと痛みます。
私にとって私とユア様の出会いも運命的でしたわ…
「最初の出会いは…私が階段を踏み外して落ちそうになってしまって…」
あぁ…典型的な胸キュン的なやつですね…
ちょうどそこに居合わせたユア様が助けてくださったのね…
確かに運命的…
「受け身を取ろうとして…」
ん?
「身体を反転させたら」
んん??
「そこにちょうどいたユア様に回し蹴りしてしまって…」
んんん???
「気絶してしまったユア様を保健室に連れて行ったのが出会いね。」
ツッコミどころ満載なのですが?
どこからツッコんだら良いですか?
横を見ると流石のユシン様も戸惑っておりますよ…
「保健室で目覚めた時、まず最初に謝るのが普通だと思うけど開口1番が『なんでよけなかったんですか?』だったからね。流石に驚いたよ。」
「だってふつう上から人が落ちてきたら避けるでしょう?」
「いやいや。普通助けるよ。」
「えっ。もしかしてあの時私を助けようとしてくれていたんですか?」
「落ちて来るのが見えて支えようとしたら回し蹴りだからね。」
「もぅ。ユア様って本当に優しいのね。」
イチャイチャ…イチャイチャ…
このバカップル…出会いからしておかしいぞ…
あぁ…ツッコミたい…
相手が…相手がユア様でなければ確実に突っ込んでいるのに…
ユア様の前ではできなくなってしまう…
私が1人悶々としていると、
「……それが出会いで付き合い始めたのか?」
ユシン様が半ば諦めた感じで2人に尋ねた。
「いや。その時はまだ…」
「そうですわね。その時はまだ特になんの意識もしていなかったわ。」
バカップルは顔を見合わせてキャッキャと昔?を懐かしんでいる
「次の出会いはパルム教授のベルクテロス理論の特別講習でしたわね。」
「そうだね。中々パルム教授の授業の素晴らしさを共有できる人がいなくて…特別講習で再会して話して意気投合して…」
「あぁ…あの授業は理論的には素晴らしいとは思うが私は考え方があわない。」
3人は急に難しい話を始める。
パルム教授のベルクテロス理論…
パルム教授は26歳と若くして教授となり、とてもイケメンな教授です。
その先生見たさに受講している人は多いのですが…
知っている難しい単語を繋げて話しているような呪文のような授業…
出席した人を片っ端から眠りに誘う。
私もパルム教授の授業に出ると3分ともたない
その先生のあだ名は眠りのパルム…
または、子守唄のパルム…
いうならば…
たった一つの理論を紐解く見た目はイケメン、頭脳は変人、
その名は、子守唄のパルム。
って感じです。
…………?
…なにかしら?
今、急に眼鏡をかけて青いジャケットに赤い蝶ネクタイをつけた7歳位の男の子が私の脳裏に過りましたが…誰かしら?
そんな知り合いはいないわよね…
不思議だわ。
まぁ…忘れましょう。
「今日もカッコいいですわ♡ユア様」
「今日は一段と可愛いね。キュア」
早くもあのお茶会から2週間が経ちました。
もう。学校全体公認となったバカップ……みんな憧れの恋人同士。
いつも私は2人の姿を見てユア様の恋心も冷めてきました…
……嘘です。
近くにいる事が多くなり今まで知らなかったユア様をみて何故だか胸をときめかせています。
こんなバカップ…愛し合って2人の姿を見ているのに…
自分でも自分ことが良くわかりません…
目の前のユシン様も相変わらずキュアに熱い視線を度々送っています。
2人の世界に入っているバカップ………
……すいません。
言い換えるの面倒なので私の心のまま話させて頂きます。
2人の世界に入っているバカップル。
私とユシン様は一緒にいる必要性とは何でしょう?
「あっ。そういえば…」
私は2人にずっと聞こうと思っていた事を急に思い出しました。
毎回聞こうと思いつつ2人のバカップルぶりに砂を吐いてしまい忘れてしまっていたので、今日は思い出して偉いですわ。私。
急に声を出した私にみんな注目する。
「私、以前から気になっていたのですが、2人の出会い…というか馴れ初めはどんなものだったのですか?」
「あぁ。そう言えば聞いてなかったな…」
ユシン様が私の言葉にノリノリで乗っかってきました。
「そう言えば話してなかったわね。」
「運命的な出会いだったよ。」
運命的…
その言葉に胸が少しツキリと痛みます。
私にとって私とユア様の出会いも運命的でしたわ…
「最初の出会いは…私が階段を踏み外して落ちそうになってしまって…」
あぁ…典型的な胸キュン的なやつですね…
ちょうどそこに居合わせたユア様が助けてくださったのね…
確かに運命的…
「受け身を取ろうとして…」
ん?
「身体を反転させたら」
んん??
「そこにちょうどいたユア様に回し蹴りしてしまって…」
んんん???
「気絶してしまったユア様を保健室に連れて行ったのが出会いね。」
ツッコミどころ満載なのですが?
どこからツッコんだら良いですか?
横を見ると流石のユシン様も戸惑っておりますよ…
「保健室で目覚めた時、まず最初に謝るのが普通だと思うけど開口1番が『なんでよけなかったんですか?』だったからね。流石に驚いたよ。」
「だってふつう上から人が落ちてきたら避けるでしょう?」
「いやいや。普通助けるよ。」
「えっ。もしかしてあの時私を助けようとしてくれていたんですか?」
「落ちて来るのが見えて支えようとしたら回し蹴りだからね。」
「もぅ。ユア様って本当に優しいのね。」
イチャイチャ…イチャイチャ…
このバカップル…出会いからしておかしいぞ…
あぁ…ツッコミたい…
相手が…相手がユア様でなければ確実に突っ込んでいるのに…
ユア様の前ではできなくなってしまう…
私が1人悶々としていると、
「……それが出会いで付き合い始めたのか?」
ユシン様が半ば諦めた感じで2人に尋ねた。
「いや。その時はまだ…」
「そうですわね。その時はまだ特になんの意識もしていなかったわ。」
バカップルは顔を見合わせてキャッキャと昔?を懐かしんでいる
「次の出会いはパルム教授のベルクテロス理論の特別講習でしたわね。」
「そうだね。中々パルム教授の授業の素晴らしさを共有できる人がいなくて…特別講習で再会して話して意気投合して…」
「あぁ…あの授業は理論的には素晴らしいとは思うが私は考え方があわない。」
3人は急に難しい話を始める。
パルム教授のベルクテロス理論…
パルム教授は26歳と若くして教授となり、とてもイケメンな教授です。
その先生見たさに受講している人は多いのですが…
知っている難しい単語を繋げて話しているような呪文のような授業…
出席した人を片っ端から眠りに誘う。
私もパルム教授の授業に出ると3分ともたない
その先生のあだ名は眠りのパルム…
または、子守唄のパルム…
いうならば…
たった一つの理論を紐解く見た目はイケメン、頭脳は変人、
その名は、子守唄のパルム。
って感じです。
…………?
…なにかしら?
今、急に眼鏡をかけて青いジャケットに赤い蝶ネクタイをつけた7歳位の男の子が私の脳裏に過りましたが…誰かしら?
そんな知り合いはいないわよね…
不思議だわ。
まぁ…忘れましょう。
4
あなたにおすすめの小説
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
白い結婚は無理でした(涙)
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
わたくし、フィリシアは没落しかけの伯爵家の娘でございます。
明らかに邪な結婚話しかない中で、公爵令息の愛人から契約結婚の話を持ち掛けられました。
白い結婚が認められるまでの3年間、お世話になるのでよい妻であろうと頑張ります。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
現在、筆者は時間的かつ体力的にコメントなどの返信ができないため受け付けない設定にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
公爵夫人は愛されている事に気が付かない
山葵
恋愛
「あら?侯爵夫人ご覧になって…」
「あれはクライマス公爵…いつ見ても惚れ惚れしてしまいますわねぇ~♡」
「本当に女性が見ても羨ましいくらいの美形ですわねぇ~♡…それなのに…」
「本当にクライマス公爵が可哀想でならないわ…いくら王命だからと言ってもねぇ…」
社交パーティーに参加すれば、いつも聞こえてくる私への陰口…。
貴女達が言わなくても、私が1番、分かっている。
夫の隣に私は相応しくないのだと…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる