16 / 42
15話 決意、殺意、予想外
しおりを挟む
「はぁ……」
湯船に身を委ねたまま、私は小さく息をついた。
右腕をゆっくりと上げれば、お湯が腕を滴り落ちて水面を揺らし、そうしていくつも拡がる波紋が水面に映る自分の顔をかき消していく。
今はこの浴室に一人だけ。
さっきまで一緒にいた彼は私を追い出すや否やすぐにお風呂を終え、出てきたと思えば今度は私に入る様に促してきた。
その様子はどこかよそよそしくて他人行儀。まるで別人ではないかと思うほど、私への接し方が逆転していた。
もしかしてバレたのか?
否、それはないはずだ。確かにし損ねたが、あの暗器はお湯に溶ける優れもので凶器の痕跡が残ることはまずないし、もしバレているなら今の様にお風呂を勧める意味はない。
一瞬浮かんだ懸念も、温かな湯気の中に霧散していく感覚に湯船にゆっくりと体を預け、先ほどの状況を振り返ってみる。
(だけど、確実に殺れるタイミングだった……そのはずなのに……)
彼の理解不能な行動が、再び自分の前に立ちはだかった。あのタイミングで対象が俯く事など、いったい誰が予想できようか。
しかし、彼の会話に対して自分が応えていれば、結果は変わっていたかもしれないという自責の念がない訳ではない。
(……コミュニケーションか。)
今後の課題はここにあるのかもしれない。
短期で終わらせるミッションだったはずだが、思っているよりも時間がかかりそうな予感がする。そうなれば、今までの様に無視したり怪訝な態度を取るよりも、好意的に近づいた方が効率的か。
今回も含めて避けられたのはたまたま……だとは思っている。しかし、2度も……いや、正確には3度もし損ねた事は消せない事実でもある。
(計画の練り直しが必要ね……念の為に組織へ連絡はした方がいいか。)
そう考え直すと、私は湯船から立ち上がって浴室を後にした。
◆
リビングに戻ると、彼の姿はなかった。
どこへ行ったのかと部屋の中を見回してみると、倉庫から漏れる明かりが窓に映っている事に気づく。別にこのまま一人でいても良かったのだが、なぜか無意識に裏口へ向かっていた。
ドアを開けて外に出ると、気持ちの良い夜風が静かに吹き抜ける。それらを頬で感じながら、ほんの少しだけ開いた倉庫のドアを開け、中へと足を踏み入れた。
「……明日使うのはこれとこれか。」
中ではしゃがみ込んで棚に頭を突っ込み、ゴソゴソと動いている彼の背中が確認できた。それを見て、一瞬これはチャンスではないかと思う反面、先ほどの失敗が頭をよぎって踏み止まる。
そのまま少しばかり彼の様子を眺めていると、彼は満足そうに棚から顔を出した。
「よし、これで明日の準備はオッケーかな……って、あれ?」
見ても用途が分からない道具を目の前に並べて満足そうに頷く彼は、私の気配に気づいて振り向いた。
「なんだ。もう風呂は終わったのか?もっとゆっくり入ると思ってたよ。」
その笑顔に特に変わったところは感じない。
やはりバレてはいない様だと内心で安心しつつ、確信がある訳ではないので油断せずに言葉を選ぶ。
「えぇ、そのつもりだったのだけれど……でも、良い湯だったわ。ありがとう。」
課題はコミュニケーションで、だからこそ選択肢は御礼の言葉。しかし、彼の顔に浮かんだのは呆気にとられた表情だった。
状況を飲み込めず、驚きを隠せないといった彼の表情に私は内心で失礼な態度だと訝しむが、ここは大人の対応が求められると思い、表情は崩さない。
コミュニケーションとは我慢の連続だ。
相手に合わせ、相手が気を良くする事を第一に考えて言葉を選び、笑顔と柔らかい口調で包み込む。それが最善の選択肢だろう。
だが、彼から出た言葉は耳を疑うものだった。
「……頭でも打ったのか?」
「は……?」
その発言は、はっきり言って理解不能だった。
こちらは御礼を伝えたのだ。それ相応の……とって然るべき態度というものがあるだろう。
こちらが下手に出ればつけ上がる。なんとも許し難い行為に怒りが込み上げる。
「あなた……私が御礼を伝えたのにその言い草はないんじゃない?」
怒りを押し殺して静かに冷静に想いを伝えるが、彼からは「ごめん」の一言だけ。
その態度が私の怒りに更なる油を注ぐ。
「ごめん、じゃないのよ。御礼を言われたら"どういたしまして"と返すのが人としての礼儀じゃないの?あなた、コミュニケーションって言葉、知ってる?」
私は捲し立てるように一気にそう言い放つが、今度は彼の表情がみるみると怪訝なものに変わって言った。
「コミュニケーションって……君がそれを言うのか?突然ここに住むって言い出した挙句、その理由も教えない!!それに声をかければ無視はするし、皮肉は言う。そんなんで、どの口がコミュニケーションとか言ってんだよ!」
「皮肉ですって?そんなもの言った覚えはないわ!」
「覚えてないとか、余計にタチが悪いわ!」
「なによ!」
「なんだよ!」
募った苛立ちから彼を睨みつけるが、相手も負けてはおらず互いの視線が火花を散らす。
そうして少しの間だけ睨み合いを続けると、互いにそっぽを向いて鼻を鳴らし合った。
いったいどう育てばこんな失礼な男に育つのかと疑問が浮かんでくる。コミュニケーションの何たるかを全く理解していないこんな野暮な男なんて、さっさと殺した方がいいかもしれない。
幸運だってそう何度も起こる事はないだろうし……そうだ。やっぱりさっさと仕事を終わらせてしまおう。殺す相手にコミュニケーションなど求めるからこんな事になる。そもそも悩む必要なんてない。幸運が続いた事で疑心暗鬼になり過ぎていたのかもしれない。
私はそう考えを改めた。
やはり計画の変更など必要はない。今ここで殺してしまえば仕事は終わる。何も難しいことはない。そっぽを向いている彼の首筋に暗器を差し込むだけ……
そうだ、一瞬で終わる。
そう考えた瞬間、懐にしまっている小型のナイフに手をかけて素早く振り返った矢先、なぜか床に落ちていた空瓶に足を取られてしまう。
「きゃ……!?」
自分が漏らした小さな悲鳴と視界に映る天井。
だが、背中に受けた衝撃は予想とはかけ離れた感触だった。
湯船に身を委ねたまま、私は小さく息をついた。
右腕をゆっくりと上げれば、お湯が腕を滴り落ちて水面を揺らし、そうしていくつも拡がる波紋が水面に映る自分の顔をかき消していく。
今はこの浴室に一人だけ。
さっきまで一緒にいた彼は私を追い出すや否やすぐにお風呂を終え、出てきたと思えば今度は私に入る様に促してきた。
その様子はどこかよそよそしくて他人行儀。まるで別人ではないかと思うほど、私への接し方が逆転していた。
もしかしてバレたのか?
否、それはないはずだ。確かにし損ねたが、あの暗器はお湯に溶ける優れもので凶器の痕跡が残ることはまずないし、もしバレているなら今の様にお風呂を勧める意味はない。
一瞬浮かんだ懸念も、温かな湯気の中に霧散していく感覚に湯船にゆっくりと体を預け、先ほどの状況を振り返ってみる。
(だけど、確実に殺れるタイミングだった……そのはずなのに……)
彼の理解不能な行動が、再び自分の前に立ちはだかった。あのタイミングで対象が俯く事など、いったい誰が予想できようか。
しかし、彼の会話に対して自分が応えていれば、結果は変わっていたかもしれないという自責の念がない訳ではない。
(……コミュニケーションか。)
今後の課題はここにあるのかもしれない。
短期で終わらせるミッションだったはずだが、思っているよりも時間がかかりそうな予感がする。そうなれば、今までの様に無視したり怪訝な態度を取るよりも、好意的に近づいた方が効率的か。
今回も含めて避けられたのはたまたま……だとは思っている。しかし、2度も……いや、正確には3度もし損ねた事は消せない事実でもある。
(計画の練り直しが必要ね……念の為に組織へ連絡はした方がいいか。)
そう考え直すと、私は湯船から立ち上がって浴室を後にした。
◆
リビングに戻ると、彼の姿はなかった。
どこへ行ったのかと部屋の中を見回してみると、倉庫から漏れる明かりが窓に映っている事に気づく。別にこのまま一人でいても良かったのだが、なぜか無意識に裏口へ向かっていた。
ドアを開けて外に出ると、気持ちの良い夜風が静かに吹き抜ける。それらを頬で感じながら、ほんの少しだけ開いた倉庫のドアを開け、中へと足を踏み入れた。
「……明日使うのはこれとこれか。」
中ではしゃがみ込んで棚に頭を突っ込み、ゴソゴソと動いている彼の背中が確認できた。それを見て、一瞬これはチャンスではないかと思う反面、先ほどの失敗が頭をよぎって踏み止まる。
そのまま少しばかり彼の様子を眺めていると、彼は満足そうに棚から顔を出した。
「よし、これで明日の準備はオッケーかな……って、あれ?」
見ても用途が分からない道具を目の前に並べて満足そうに頷く彼は、私の気配に気づいて振り向いた。
「なんだ。もう風呂は終わったのか?もっとゆっくり入ると思ってたよ。」
その笑顔に特に変わったところは感じない。
やはりバレてはいない様だと内心で安心しつつ、確信がある訳ではないので油断せずに言葉を選ぶ。
「えぇ、そのつもりだったのだけれど……でも、良い湯だったわ。ありがとう。」
課題はコミュニケーションで、だからこそ選択肢は御礼の言葉。しかし、彼の顔に浮かんだのは呆気にとられた表情だった。
状況を飲み込めず、驚きを隠せないといった彼の表情に私は内心で失礼な態度だと訝しむが、ここは大人の対応が求められると思い、表情は崩さない。
コミュニケーションとは我慢の連続だ。
相手に合わせ、相手が気を良くする事を第一に考えて言葉を選び、笑顔と柔らかい口調で包み込む。それが最善の選択肢だろう。
だが、彼から出た言葉は耳を疑うものだった。
「……頭でも打ったのか?」
「は……?」
その発言は、はっきり言って理解不能だった。
こちらは御礼を伝えたのだ。それ相応の……とって然るべき態度というものがあるだろう。
こちらが下手に出ればつけ上がる。なんとも許し難い行為に怒りが込み上げる。
「あなた……私が御礼を伝えたのにその言い草はないんじゃない?」
怒りを押し殺して静かに冷静に想いを伝えるが、彼からは「ごめん」の一言だけ。
その態度が私の怒りに更なる油を注ぐ。
「ごめん、じゃないのよ。御礼を言われたら"どういたしまして"と返すのが人としての礼儀じゃないの?あなた、コミュニケーションって言葉、知ってる?」
私は捲し立てるように一気にそう言い放つが、今度は彼の表情がみるみると怪訝なものに変わって言った。
「コミュニケーションって……君がそれを言うのか?突然ここに住むって言い出した挙句、その理由も教えない!!それに声をかければ無視はするし、皮肉は言う。そんなんで、どの口がコミュニケーションとか言ってんだよ!」
「皮肉ですって?そんなもの言った覚えはないわ!」
「覚えてないとか、余計にタチが悪いわ!」
「なによ!」
「なんだよ!」
募った苛立ちから彼を睨みつけるが、相手も負けてはおらず互いの視線が火花を散らす。
そうして少しの間だけ睨み合いを続けると、互いにそっぽを向いて鼻を鳴らし合った。
いったいどう育てばこんな失礼な男に育つのかと疑問が浮かんでくる。コミュニケーションの何たるかを全く理解していないこんな野暮な男なんて、さっさと殺した方がいいかもしれない。
幸運だってそう何度も起こる事はないだろうし……そうだ。やっぱりさっさと仕事を終わらせてしまおう。殺す相手にコミュニケーションなど求めるからこんな事になる。そもそも悩む必要なんてない。幸運が続いた事で疑心暗鬼になり過ぎていたのかもしれない。
私はそう考えを改めた。
やはり計画の変更など必要はない。今ここで殺してしまえば仕事は終わる。何も難しいことはない。そっぽを向いている彼の首筋に暗器を差し込むだけ……
そうだ、一瞬で終わる。
そう考えた瞬間、懐にしまっている小型のナイフに手をかけて素早く振り返った矢先、なぜか床に落ちていた空瓶に足を取られてしまう。
「きゃ……!?」
自分が漏らした小さな悲鳴と視界に映る天井。
だが、背中に受けた衝撃は予想とはかけ離れた感触だった。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ
Kouei
恋愛
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。
理由は決まって『従妹ライラ様との用事』
誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。
「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、お好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」
二人の想いは、重なり合えるのだろうか ……
※他のサイトにも公開しています。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
どうぞお好きになさってください
みおな
恋愛
学園に入学して一ヶ月。
婚約者の第一王子殿下は言った。
「学園にいる間くらい自由にさせてくれないか。君が王太子妃になることは決定事項だ。だから、せめて学園に通う二年間は、僕は恋がしたい」
公爵令嬢はその綺麗な顔に冷酷な笑みを浮かべる。
「好きになさればよろしいわ」
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる