36 / 36
ルーが如く
しおりを挟む
西暦二〇XX年、日本はかつてないほど治安が悪化していた。
ことの発端は、大規模な難民の受け入れである。多種多様な民族が入り込み、あちこちに住み着いた。その大半が、不法滞在者である。
結果、外国人マフィア組織がいくつも誕生してしまう。特に、新宿歌舞伎町は今や『KABUKICHO』とローマ字表記されるまでになってしまった。
日本にいた既存の組織はというと、全く話にならなかった。暴対法により牙を抜かれたヤクザは、もとより相手にならない。半グレに至っては、最初から戦う気などなかった。外国人勢力と手を組み、新しいシノギに精を出している始末だ。
市民の味方である警察は、外国人たちを完全に無視している。取り締まろうにも言葉が通じない上、ヘタに手を出すと銃器で反撃してくる始末だ。警官とて、命は惜しい。しかも、外国人居住地に逃げ込まれると逮捕しようがない。結果、何をやろうが、お咎めなしの状態だ。
日本は、かつて経済大国と言われた国のはずだが、ネオ歌舞伎町にその面影はない。ビルの壁は外国語の落書きだらけであり、あちこちの窓ガラスは割られている。夜になれば、麻薬の売人が闊歩している始末だ。
今や、完全に無法地帯と化してしまった。
「もう、ここは日本ではなくなってしまった」
誰もが、そう考えていた。
そんな町を、ひとりの少女が小走りで進んでいく。
彼女の名はリン、十六歳の女子高生だ。幼い頃に両親を亡くし、祖母と共に暮らしている。
今日は、祖母の薬をもらうため薬局に向かっていた。まだ明るいうちなら、危険な連中と遭わずに済む……と考えていた。
しかし、それは甘かった。路地裏から、数人の人影が出現したのだ。
「よう、お嬢ちゃん。ちょっと待ってくれねえか?」
いきなりの言葉。直後に、外国人とおぼしき者たちに囲まれた。リンは怯えながらも、どうにか口を開く。
「な、なんですか?」
すると、前に出てきたのはモヒカン刈りの大男だ。身長は百八十センチを軽く超え、体も筋肉質だ。なぜか、素肌に革のベストといういでたちである。顔立ちや目の色からして、確実に日本人ではないだろう。
「お嬢ちゃん、可愛いねえ。なあ、ものは相談たが、俺の親戚と結婚してくれねえか?」
モヒカンは、流暢な日本語でとんでもないことを言い出したのだ。
「は、はい?」
「なあ、頼むよ。形だけでいいからさ。そしたら、俺の親戚は日本国籍が得られるんだよ。頼むよ、な?」
迫っていくモヒカン。そう、彼らのほとんどが不法滞在者である。だが、日本人と結婚すれば帰化申請の際に有利なのだ。だからこそ、こんなふざけたことを言っているのである。
「そんな……嫌です」
リンは断るが、モヒカンに引く気配はない。
「そう言うなよ。親戚ん中でも、一番いい男を紹介するからさ。な? な?」
なおも迫るモヒカンだったが、そこに乱入してきた者がいた。
「おいおい、そこのメンズ。何をドゥーしてるんだい?」
「あ? 誰だお前?」
モヒカンは、思わず首を傾げる。
乱入してきた者は、異様な男であった。目は大きくギョロリとしており、顔は濃い。黒髪は長からず短からず、綺麗に切り揃えられていた。身長は百七十センチほどで、痩せ型の体格だ。ネオ歌舞伎町には珍しくスーツを着ているが、見るからに落ち着きのない男である。
「俺の名前は……とりあえず、ルーと呼んでくれ! 君たちは、このキュートなガールに何をドゥーする気だい!?」
その男は、おかしな口調とオーバーリアクションを交えて話しかけてくる。モヒカンたちの恐ろしげな風貌にも、怯む気配がない。
むしろ、外国人であるモヒカンの方がマトモな日本語を使っていた。
「うるせえ。すっこんでろイカレ野郎」
「それはまた、藪からスティックなセリフだな。ドッグも歩けばスティックに当たるだろ。俺もウォークしてたら、君たちというスティックにヒットしてしまったのさ! となれば、オーバールックするわけにもいかないのだよ!」
「わけわかんねえこと言ってるとな、殺すぞ」
モヒカンは凄まじい形相で凄むが、ルーと名乗った男は腰をくねらせながら彼に近づいていく。
「おいおい、そんなにスケアリーな顔すんなよ。もっとラブアンドピースな気分で、俺とトゥギャザーしようぜ!」
「この野郎……ナメてんじゃねえ!」
吠えた直後、モヒカンのパンチが放たれる。
拳は、狙い違わずルーの顔面にヒットした。その強烈なパンチに、六十キロほどしかないルーはひとたまりもなく吹っ飛ばされた。
だが、それでもルーは起き上がった。頬をさすり、鼻血を拭いながらモヒカンに近づいていく。
「アウチチチ……いいかい、俺をアングリーさせない方がいいぜ。でないと、ベリーベリーハードなことになるよ」
「ざけんじゃねえ!」
怒鳴るモヒカン。次に飛んだのは、彼の足だった。強烈な前蹴りがルーの腹に炸裂し、サッカーボールのように飛んでいく。
壁に叩きつけられ、ルーの口からゴフッという声が漏れた。常人なら、確実に伸びているだろう。いや、下手をすれば内臓破裂でショック死しても不思議ではない。
しかし、ルーは顔をあげた。その瞬間、モヒカンと仲間たちほ思わず後ずさる。
ルーの瞳が、黄色く光っていたのだ。明らかに普通ではない──
「な、なんだコイツ……」
唖然となる男たちの前で、ルーの肉体が変貌していく──
突然、ルーの衣服が音を立てる。ビリッという異様な音とともに、あちこちが裂け始めた。ただし、なぜかパンツだけは破れない。よくよく見れば、履いているのは海水パンツである。
同時に細く華奢なはずの体が、みるみるうちに肥大化していく。二の腕にはボールのような筋肉が浮き上がり、肩や胸板は鎧のごとき分厚さだ。しかも、肌の色は黄色い──
「ウオォォォ!」
先ほどまで、ルーだったはずの者は吠えた。今や三メートルほどはあるだろうか。筋肉はゴリラ、牙は狼、燃える瞳は原始の炎である。ただし、何故か肌は黄色だ。緑ではなく黄色である。大事なことなのでもう一度書くが、肌の色は緑ではない。
ルーは……いや巨人は、モヒカンめがけ突進していく──
巨人は、ブンと拳を振った。たった一発のパンチで、モヒカンは吹っ飛ばされる。数メートル飛んでいき、地面に叩きつけられた。
それを見た子分たちは、拳銃を抜いた。
「く、クソ! ぶっ殺せ!」
喚くと同時に、一斉に発砲する。子分たちは、立て続けにトリガーを引いていた。放たれた弾丸のほとんどは、巨人に命中する。
だが、巨人は微動だにしない。やがて、チンピラたちも弾丸切れとなる。
「こんだけ弾丸を打ち込みゃ、いくら何でもくたばっただろう」
チンピラのひとりが、そう言った。だが、よくよく見れば巨人の体からは血が流れていないのだ。
「どうなってるんだ?」
別の男が言った瞬間、巨人が吠える──
「ウオォォォ!」
直後、巨人の筋肉がさらに膨れ上がった。同時に、体に打ち込まれた弾丸が浮き上がっていく。そう、弾丸は巨人の筋肉を貫いていなかったのだ。膨れ上がった筋肉により、めり込んでいただけの弾丸が次々も押し出されていった。
やがて弾丸は、ボロボロと地面に落ちていく。巨人の体には、掠り傷ひとつついていない──
「バ、バケモノだぁ!」
子分たちは、一斉に逃げ出していった。彼らが消え失せると、巨人の姿にも変化が生じる。
巨人の姿は、みるみるうちに縮んでいった。筋肉はしぼんでいき、肌の色も変わっていく。
そこにいるのは、濃い顔の痩せたオッサンであった。先ほど、ルーと名乗っていた変人である。もちろん、海水パンツだけしか着ていない。変質者のごとき姿だ。
「あ、あの……今のは?」
リンが恐る恐る尋ねたら、ルーは少し困った顔で答える。
「俺はね、アングリーすると姿がチェンジしちゃうんだよ。そうなるとベリーベリーストロングなんだけど、みんなにフィアーされちゃうんだよね」
そんなことを言ったが、不意にニッコリ笑う。
「んなことより、君はアローンで歩いているのかい? ここはデンジャーゾーンなようだから、おじさんとトゥギャザーしないかい!?」
言いながら、ルーは両手を広げ腰をくねらせる……その勢いに呑まれ、リンは思わず頷いていた。
「そうか! じゃ、君のホームへレッツゴーだ!」
腰をくねらせながら、ルーは彼女の手を握る。リンは圧倒されながらも、こんなことを考えていた。
ひょっとしたら、日本を救えるのはこの人かも知れない──
・・・
ひとつだけ元ネタを説明します。アメリカにて一九七七年より放送されていたドラマ版『超人ハルク』にて変身後のハルクを演じていたのは、ボディビルダーのルー・フェリグノです。
ことの発端は、大規模な難民の受け入れである。多種多様な民族が入り込み、あちこちに住み着いた。その大半が、不法滞在者である。
結果、外国人マフィア組織がいくつも誕生してしまう。特に、新宿歌舞伎町は今や『KABUKICHO』とローマ字表記されるまでになってしまった。
日本にいた既存の組織はというと、全く話にならなかった。暴対法により牙を抜かれたヤクザは、もとより相手にならない。半グレに至っては、最初から戦う気などなかった。外国人勢力と手を組み、新しいシノギに精を出している始末だ。
市民の味方である警察は、外国人たちを完全に無視している。取り締まろうにも言葉が通じない上、ヘタに手を出すと銃器で反撃してくる始末だ。警官とて、命は惜しい。しかも、外国人居住地に逃げ込まれると逮捕しようがない。結果、何をやろうが、お咎めなしの状態だ。
日本は、かつて経済大国と言われた国のはずだが、ネオ歌舞伎町にその面影はない。ビルの壁は外国語の落書きだらけであり、あちこちの窓ガラスは割られている。夜になれば、麻薬の売人が闊歩している始末だ。
今や、完全に無法地帯と化してしまった。
「もう、ここは日本ではなくなってしまった」
誰もが、そう考えていた。
そんな町を、ひとりの少女が小走りで進んでいく。
彼女の名はリン、十六歳の女子高生だ。幼い頃に両親を亡くし、祖母と共に暮らしている。
今日は、祖母の薬をもらうため薬局に向かっていた。まだ明るいうちなら、危険な連中と遭わずに済む……と考えていた。
しかし、それは甘かった。路地裏から、数人の人影が出現したのだ。
「よう、お嬢ちゃん。ちょっと待ってくれねえか?」
いきなりの言葉。直後に、外国人とおぼしき者たちに囲まれた。リンは怯えながらも、どうにか口を開く。
「な、なんですか?」
すると、前に出てきたのはモヒカン刈りの大男だ。身長は百八十センチを軽く超え、体も筋肉質だ。なぜか、素肌に革のベストといういでたちである。顔立ちや目の色からして、確実に日本人ではないだろう。
「お嬢ちゃん、可愛いねえ。なあ、ものは相談たが、俺の親戚と結婚してくれねえか?」
モヒカンは、流暢な日本語でとんでもないことを言い出したのだ。
「は、はい?」
「なあ、頼むよ。形だけでいいからさ。そしたら、俺の親戚は日本国籍が得られるんだよ。頼むよ、な?」
迫っていくモヒカン。そう、彼らのほとんどが不法滞在者である。だが、日本人と結婚すれば帰化申請の際に有利なのだ。だからこそ、こんなふざけたことを言っているのである。
「そんな……嫌です」
リンは断るが、モヒカンに引く気配はない。
「そう言うなよ。親戚ん中でも、一番いい男を紹介するからさ。な? な?」
なおも迫るモヒカンだったが、そこに乱入してきた者がいた。
「おいおい、そこのメンズ。何をドゥーしてるんだい?」
「あ? 誰だお前?」
モヒカンは、思わず首を傾げる。
乱入してきた者は、異様な男であった。目は大きくギョロリとしており、顔は濃い。黒髪は長からず短からず、綺麗に切り揃えられていた。身長は百七十センチほどで、痩せ型の体格だ。ネオ歌舞伎町には珍しくスーツを着ているが、見るからに落ち着きのない男である。
「俺の名前は……とりあえず、ルーと呼んでくれ! 君たちは、このキュートなガールに何をドゥーする気だい!?」
その男は、おかしな口調とオーバーリアクションを交えて話しかけてくる。モヒカンたちの恐ろしげな風貌にも、怯む気配がない。
むしろ、外国人であるモヒカンの方がマトモな日本語を使っていた。
「うるせえ。すっこんでろイカレ野郎」
「それはまた、藪からスティックなセリフだな。ドッグも歩けばスティックに当たるだろ。俺もウォークしてたら、君たちというスティックにヒットしてしまったのさ! となれば、オーバールックするわけにもいかないのだよ!」
「わけわかんねえこと言ってるとな、殺すぞ」
モヒカンは凄まじい形相で凄むが、ルーと名乗った男は腰をくねらせながら彼に近づいていく。
「おいおい、そんなにスケアリーな顔すんなよ。もっとラブアンドピースな気分で、俺とトゥギャザーしようぜ!」
「この野郎……ナメてんじゃねえ!」
吠えた直後、モヒカンのパンチが放たれる。
拳は、狙い違わずルーの顔面にヒットした。その強烈なパンチに、六十キロほどしかないルーはひとたまりもなく吹っ飛ばされた。
だが、それでもルーは起き上がった。頬をさすり、鼻血を拭いながらモヒカンに近づいていく。
「アウチチチ……いいかい、俺をアングリーさせない方がいいぜ。でないと、ベリーベリーハードなことになるよ」
「ざけんじゃねえ!」
怒鳴るモヒカン。次に飛んだのは、彼の足だった。強烈な前蹴りがルーの腹に炸裂し、サッカーボールのように飛んでいく。
壁に叩きつけられ、ルーの口からゴフッという声が漏れた。常人なら、確実に伸びているだろう。いや、下手をすれば内臓破裂でショック死しても不思議ではない。
しかし、ルーは顔をあげた。その瞬間、モヒカンと仲間たちほ思わず後ずさる。
ルーの瞳が、黄色く光っていたのだ。明らかに普通ではない──
「な、なんだコイツ……」
唖然となる男たちの前で、ルーの肉体が変貌していく──
突然、ルーの衣服が音を立てる。ビリッという異様な音とともに、あちこちが裂け始めた。ただし、なぜかパンツだけは破れない。よくよく見れば、履いているのは海水パンツである。
同時に細く華奢なはずの体が、みるみるうちに肥大化していく。二の腕にはボールのような筋肉が浮き上がり、肩や胸板は鎧のごとき分厚さだ。しかも、肌の色は黄色い──
「ウオォォォ!」
先ほどまで、ルーだったはずの者は吠えた。今や三メートルほどはあるだろうか。筋肉はゴリラ、牙は狼、燃える瞳は原始の炎である。ただし、何故か肌は黄色だ。緑ではなく黄色である。大事なことなのでもう一度書くが、肌の色は緑ではない。
ルーは……いや巨人は、モヒカンめがけ突進していく──
巨人は、ブンと拳を振った。たった一発のパンチで、モヒカンは吹っ飛ばされる。数メートル飛んでいき、地面に叩きつけられた。
それを見た子分たちは、拳銃を抜いた。
「く、クソ! ぶっ殺せ!」
喚くと同時に、一斉に発砲する。子分たちは、立て続けにトリガーを引いていた。放たれた弾丸のほとんどは、巨人に命中する。
だが、巨人は微動だにしない。やがて、チンピラたちも弾丸切れとなる。
「こんだけ弾丸を打ち込みゃ、いくら何でもくたばっただろう」
チンピラのひとりが、そう言った。だが、よくよく見れば巨人の体からは血が流れていないのだ。
「どうなってるんだ?」
別の男が言った瞬間、巨人が吠える──
「ウオォォォ!」
直後、巨人の筋肉がさらに膨れ上がった。同時に、体に打ち込まれた弾丸が浮き上がっていく。そう、弾丸は巨人の筋肉を貫いていなかったのだ。膨れ上がった筋肉により、めり込んでいただけの弾丸が次々も押し出されていった。
やがて弾丸は、ボロボロと地面に落ちていく。巨人の体には、掠り傷ひとつついていない──
「バ、バケモノだぁ!」
子分たちは、一斉に逃げ出していった。彼らが消え失せると、巨人の姿にも変化が生じる。
巨人の姿は、みるみるうちに縮んでいった。筋肉はしぼんでいき、肌の色も変わっていく。
そこにいるのは、濃い顔の痩せたオッサンであった。先ほど、ルーと名乗っていた変人である。もちろん、海水パンツだけしか着ていない。変質者のごとき姿だ。
「あ、あの……今のは?」
リンが恐る恐る尋ねたら、ルーは少し困った顔で答える。
「俺はね、アングリーすると姿がチェンジしちゃうんだよ。そうなるとベリーベリーストロングなんだけど、みんなにフィアーされちゃうんだよね」
そんなことを言ったが、不意にニッコリ笑う。
「んなことより、君はアローンで歩いているのかい? ここはデンジャーゾーンなようだから、おじさんとトゥギャザーしないかい!?」
言いながら、ルーは両手を広げ腰をくねらせる……その勢いに呑まれ、リンは思わず頷いていた。
「そうか! じゃ、君のホームへレッツゴーだ!」
腰をくねらせながら、ルーは彼女の手を握る。リンは圧倒されながらも、こんなことを考えていた。
ひょっとしたら、日本を救えるのはこの人かも知れない──
・・・
ひとつだけ元ネタを説明します。アメリカにて一九七七年より放送されていたドラマ版『超人ハルク』にて変身後のハルクを演じていたのは、ボディビルダーのルー・フェリグノです。
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ペドロシリーズ楽しみでした。面白いです!
感想ありがとうございます。軽い息抜きのような感じで書いてみました(笑)。ペドロさんの登場は、別の作品として今後また書く予定です。なので、またよろしくお願いします。
退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます。
バッドエンドのつもりで書いたのですが、言われてみると本人は幸福なのかもしれないですね(笑)。最終的に、村でみんなと仲良く暮らしました……というのは、昔話に有りがちな終わり方ですし。魔王も、そんな悪い奴でもなさそうです。これは、実はハッピーエンドなのかもしれないですね(笑)。