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25.波の向こう
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気を失うように眠りについては痛みで目を覚ますを一晩で何度も繰り返した。
僕の脳が、僕に何度も悪夢を見せた。寄宿学校でいじめられていた時のことや、エリアスが事故にあった知らせを聞いた時の記憶。それから、「もう会いたくない」と言って泣いていたエリアスの姿……。
怪物や魔物が登場する夢よりも何倍も辛く、悲しい気持ちになった。空想と違って、全て実際に経験した心身の痛みを伴っているからだ。
起きているのか眠っているのか自分でもよくわからない状態でいると、微かに波の音が聞こえる。それは、人の世界で生きていくのはこんなにも辛いことなのだと僕に静かに教えていた。
もし僕が一人だったら、正気を失い、窓から外へ出て海を目指していただろう。
僕をつなぎ止めていたのはエリアスの声と温もりだった。叫ぶようだったり、囁くようだったり、普段話す時と同じ調子だったり……。悪夢と悪夢の切れ間に、エリアスが僕の名前を呼んでいるのが聞こえた。
痛い、ともぞもぞと脚を動かすと、すべすべした手が僕の脚のつけ根から爪先までを何度も擦ってくれているのがわかる。
「君の居場所はここだろう。ああ、ノエル……」
僕に頬ずりするエリアスの顔は涙で濡れていた。ああ、この人は、自分の涙を拭うこともせずに僕の痛みを取り除こうとしてくれている。そう思うと、痛みとは別の何かで僕の胸はいっぱいになっていた。
翌日の朝、日が昇り始める頃、目が覚めた。
触って確かめなくても僕にはわかった。脚の痛みが消えてなくなっていることに。
隣ではエリアスがすうすう眠っていて、外は風も静かで穏やかな朝だ。清潔なシーツが足の先に触れているのが心地いい。足首を左右に動かすと、さらさらとした感触をくっきりと感じることが出来る。僕の脚と心は痛みから解放されてようやく自由になったのだと感じられた。
「エリアス……」
起こすつもりなんてない。ただ、エリアスが側にいることが嬉しくて、本当に小さな声で名前を呼んだ。それなのに、エリアスの目がパチリと開いた。はっ、と僕が小さく息を呑むのに反応してエリアスの目がゆっくりと細められる。こういう表情の時はエリアスなりに笑っているのだと、今の僕ならわかる。
「起きてたの?」
「いいや。声が聞こえて、それで目が覚めた」
「本当? すごく小さな声だったのに?」
いくら普段からエリアスの寝起きがいいとは言っても、囁くような声で読んだだけで目を覚ますなんてことが本当にありえるのだろうか? 疑う気持ちを隠せない僕のことをどこか面白がっているような様子で見つめた後。エリアスは僕を抱き寄せた。
可愛いな。エリアスの言葉に僕は自分の顔を隠すようにしてエリアスの胸に顔を押しつけた。子供の頃の僕も、よくこんなふうにエリアスからからかわれていた。嘘か本当かわからない冗談で驚かせたり、眠ったふりをしているエリアスにそーっと近づいてきた僕を捕まえたり……。
僕の頬をつつくエリアスの指から顔を背けていると、あの頃の日々が今も続いているのだと感じられた。嬉しくて幸せなのに、「もう」と怒っているふりをしないといけないのがなんだかくすぐったい。
「脚の様子は?」
「もうなんともありません。本当に、昨日の痛みが嘘みたい……」
僕の顔つきや声の調子でそれが本当だと判断したのだろうか。ふむ、と頷いた後、エリアスは僕の脚を調べるようなことはしなかった。
僕とエリアスが身支度を整えた頃にやって来たじいやを玄関まで迎えに行ったら、「ああ、なんと! 神様はこのじいの願いを聞き入れてくださったのだ!」と叫んで、そのまましくしくと泣きだしてしまった。
エリアスはそんなじいやのことを大袈裟だと言って笑うことはせずに「ああ、そうだ。じいやが一晩中祈ってくれたからだ」と背中を擦ってあげていた。
じいやの後に次々とやって来た人達も、僕の姿を見て「ああ、よかった」と喜んでくれたり、僕のことを思いきり抱き締めてくれたり、夕べは心配で眠れなかったのだと泣いてしまう人もいた。
朝食を食べた後。少し外へ出てくる、と言うエリアスにじいやはソワソワしているみたいだった。
大丈夫、ということの証明になるかはわからないけれど、エリアスと手を繋いで外へ出た後、振り返って何度もじいやに手を振った。
前をよく見ていないと転んでしまうと思われたのか。一度だけエリアスは「ノエル」と僕を咎めるような声で呼んだけど、大丈夫だと判断したのだろう。じいやの方を振り返ってそっと片手を上げた。
「どこへ向かうのですか」
エリアスは町の方へと続いていく舗装された道よりも草が刈り取られているだけの自然のままの道を好んだ。大丈夫かと僕の脚を気遣うエリアスに頷きながら、二人でゆっくりと歩く。
脚に問題ないのだとわかってもらうために、早足でぐんぐん歩いたり、また、小石の転がっている湿った道を歩くエリアスのことを過剰に気にしたりもしない。手は繋いだまま、時々お互いの様子を気にする。一歩ずつエリアスと一緒に歩くことを大切にしている速度だと僕は思っている。
寄宿学校にいた頃もこんなふうにエリアスと歩いたことがあった。あの時の僕は、二本の杖を使い歩くエリアスとどうしたら少しでも長くいられるかということで頭をいっぱいにしていた。
迷うことなく一本の大きな木の下へ辿り着いた。
それはとてもとても立派な木だった。幹が太く、枝があちこちに広っている。僕が子供だったら、天辺までよじ登ることを望んだだろうなと思う。エリアスが迷うことなく木の根元に座ったため、僕もその側に座った。
「ここにはよく来る?」
「引っ越してきてすぐの頃、気分転換に外を歩いている時に偶然見つけた。……息詰まっている時に来ては、ここにツリーハウスがあればどんなにいいだろうという想像ばかりしていた」
「ツリーハウス?」
「ああ。たとえ上れなくなったとしても、隠れ家や秘密の基地のことを考える心は消えないさ」
「エリアスはあの頃から抜け道や秘密の隠れ家を見つける名人でした。寄宿学校の果樹園や倉庫の裏にもよく二人で探検して……」
昔を思い出して僕達は少しだけ笑った。これは「もう木に登れなくなってしまって悲しい」という話ではなくて、子供の頃と変わらないわんぱくな気持ちをエリアスが、そして僕も、まだ持ち合わせているのだということを確かめられたということなのだから。
「よかった。君の脚が元に戻って」
エリアスが僕の太ももをそっと撫でる。ひんやりとした風が木の葉をざわざわと揺らし、柔らかい日差しが時々僕達を照らした。遠くに見える海は、今日も波は穏やかだ。本当だったらそろそろ馬車で送ってもらい、二人で汽車に乗るはずだった。
「……旅行は」
そう呟くのも僕にはすごく勇気がいることだった。エリアスに叱られるかもしれないことを怖がっているんじゃない。「またにしよう」と言われてしまったら、いよいよ取りやめが現実のものとなってしまうと思っていたからだ。
「昨日の時点で、出発を一日遅らせると伝えてある。向こうで過ごす間の世話や馬車での送り迎えといったことを人に頼んであったから。……今日、一日様子を見てなんともなければ明日の朝早くに出発しよう」
「本当?」
その時の僕の表情はきっと喜びで満ちあふれていたと思う。こんな時に私は嘘をつかない、と言うエリアスの表情も普段よりもずっと柔らかい。
よかった! 僕のせいで台無しになったわけではないのだと、子供のようにはしゃいでしまいたいくらいだった。
「ああ、よかった。ありがとう、エリアス。本当にありがとう……」
「べつに。家で療養していろと言うよりも、たとえ向こうで何かがあったとしても大丈夫だと言った方が君は喜ぶだろう。それくらい、一緒にいればわかる」
ありがとう、と感謝しているのにエリアスがかえって素っ気なくなってしまったことについては、どうしてなのか僕にはよくわからない。照れ臭いのかな? と顔を覗き込むとふいっと目を逸らされる。
「なぜ笑う?」
「え……、楽しい気持ちになったからです」
本当は「エリアスを可愛いと思ったからです」と言いたかったけど、嫌がられそうな気がしたから言えなかった。エリアスは何か言いたそうな顔で僕のことを見ていたけれど、何も言わずに僕の手を握っていた。
「……僕の脚が痛くなった後のことは聞いてる? 今の僕はエリアスのためならどんな願いでも叶えられる……」
「知っているよ。君のおばあ様から何もかもを聞いている」
それなら説明はいらないだろう。
僕は小さく息を吐いてから、エリアスの目を見た。
「エリアスの足を治すために、僕はこの力を使おうと思っています。そのために僕は……」
あなたと結婚したんです。そう伝えないといけないのに、喉の奥でつっかえてしまったように言葉が上手く出てこない。
「君がそんなことを考えているなんて、君のおばあ様から知らされるまで私はまったく知らなかった。私にとってそうであるように、この足で私が生きていくことは、傍にいる君にとっても当たり前のことになっていると思っていたから」
どくん、と心臓が音を立てて跳ねる。
僕の言葉は、足の障害を受け入れて生きていこうとしているエリアスの心を踏みにじっているのかもしれない。
「勝手なことを言ってごめんなさい。僕は……」
「いいんだ。君の気持ちはよくわかってる。ずっと心配をかけていたことも、優しい君が私の想像の何倍も傷ついていたことも。君のおばあ様はずいぶん心配していた。『愛する人のためなら、泡になって消えることも恐れない』だからどうか見守って欲しいとそう言われたよ」
頬にかかる髪を耳にかけながら、僕は下を向いていた。「勝手に力を使ってはいけない」という祖母との約束。それを守らずに僕が突っ走ってしまうことも、何もかもを祖母と、そしてエリアスはわかっていたのだろう。
エリアスはゆっくりと僕の肩を抱いた。
「……杖を使って歩き始めるようになった時、最も驚いたのは、今まで人々はこれほど早く歩いていただろうかということだった」
エリアスの言葉に僕は以前じいやから聞いていたことを思い出していた。学校を辞めてからの三年間をほとんど家の中だけで過ごしていたというエリアス。そこからもう一度外へ出ようと思い始めた頃だろうか。
ざあっと強い風が吹いて木の葉を揺らした。
「なぜ、こうもせかせかと歩く? と最初は不思議で仕方がなかったがすぐに気がついた。私が、父や兄達の歩く速さについてこられなくなっているだけなのだと。外に出るようになると、私の身体を気遣い、励ましの言葉やいったいいつ治るのかと聞かれることも多くなった。治したい、と希望を持ち続けるよりも、一生この足で生きていくことを受け入れつつあった私には、そこでも自分と周囲とのズレを感じていた」
僕には頷いて話を聞くだけで精一杯だった。
いつ治るの? という言葉は早くエリアスの元気な姿が見たいという願いが込められていた悪気のないものだったのだと思う。その時はたまたま離れていたからそういった機会がなかっただけで、僕だって似たような言葉をかけていたかもしれない。
だから「そうだったんだ。それは辛かったね」なんて相づちのようなものだったとしても僕には言えなかった。
エリアスはそんな僕の心情がわかっているのか、肩を抱いたまま僕に顔を近づけてゆっくりと話し続けた。
「ゆっくり歩いて欲しいとは言えなかった。特に父や兄達には。そもそも男の家族に気を遣われるのは気持ちが悪い……。腕や脇がいくら痛くなろうと、何度転ぼうと、私は歩くしかなかった。何も気にしていないという顔で。杖が必要なくなってからは、左足の動きに右足が付いていけないせいで、やはり何度も転んだ。そんな時、よく君のことを思い出していた。君だけは、何も言わなくても杖を使って歩く私と同じ速度で歩いてくれていたことを」
「違うんです。あれは、少しでもエリアスと一緒にいたくて……」
僕だけが思いやり深い人間というわけではない。エリアスの傍にいたいという気持ちだけでそうしていた、僕はとても欲深い人間というだけなのに。
「君と歩いている時だけ、私は安心できた。同時に、このまま弱い自分をずるずると受け入れてしまうような気がして、それが何よりも怖かった。……不格好で不完全な姿を君に晒し続けることと同じくらい、私には恐ろしいことだった」
僕はいつだって自分のことばかり考えていたのだと、このまま胸が潰れてしまいそうだった。どうして僕はもっと早くエリアスの気持ちに寄り添えなかったのだろう。
いつだってエリアスの幸運を祈り、気持ちだけは傍にいるつもりだったのに。
エリアスの声は穏やかで、優しい。けれどその口調に迷いは感じられなかった。まるでずっと前から話すことを決めていたみたいだった。
「この先、この右足が全身にどんな影響を及ぼすのか私にもわからない。右足を引きずり続けることで、身体が歪んでくるかもしれない。それが本当はとても怖い。けれど、今はこのまま君と一緒にいたいと思っている。……ゆっくりと歩く傍に君の声があって欲しいと思う。それが私の唯一の願いだ」
エリアスの唇が頬に触れる。泣きそうになりながら頷く僕の頬が熱い。
僕はまだエリアスの気持ちのほんの一部分しか知らなかった。エリアスも僕を思ってくれているのは理解していたし、愛情を与えてもらっているという実感はあった。けれど、エリアスの思いは僕の想像よりもずっと深いものだった。エリアスは僕よりもずっと、人生を一緒に歩いて行くことについて考えていたのだと、エリアスの言葉が教えてくれた。
「……僕、どうして夕べ自分の脚が痛んだのかずっと考えていたんです。どうして今なんだろうって。結婚式の後や、他にもいろいろ機会はあったはずなのにって……。でも、今ようやくわかったような気がします。僕の脚が痛くなって、あなたの願いを叶えることだけが、正しい愛の形じゃない。脚が痛くなって、僕が力を使えるようになったのも、僕達が一緒に生きていくことの一部……過程でしかないのだと」
結婚式で誓いの言葉を交換した後や初夜の後でもなく、どうして昨日だったのだろう? ということが僕には不思議でたまらなかった。
普通の男と同じように君を愛したかったと言って泣いたエリアスを抱き締めた日やルシアン兄様に僕の気持ちを伝えた日。僕自身の心がぐっと成長して、エリアスとの結び付きも強くなったと感じるような出来事はいくつもあったはずなのにと。
一つ一つが特別な出来事のように思えるけれど。全ては僕とエリアスが共に過ごす日々の一部分であり、この先の長い人生を一緒に歩いて行きたいという、僕とエリアスの願いに繋がっているのだと思う。
もしそれが祖母の言っていた「愛の本質」なのだとしたら……。
絵画や彫刻のような完成した姿に出会えるわけではないうえに、どれだけ近づこうとしても捕まえることは出来ない。
けれど、僕とエリアスをもう一度引き合わせてくれた。僕達は目に見えないお互いへの気持ちを確かめるために、傷つけあい、慰め、何度も言葉を交わしてきた。夕べ、エリアスが僕を決して離さないでいてくれたのも、僕達を繋ぐ一部となるのだろう。
「……君自身の願い事が叶えられればよかったのに」
そう呟くエリアスに僕は小さく笑ってから首を横に振った。
「僕の願いに特別な力は必要ないからいいんです。僕の唯一の願いはエリアスの傍にいることだから」
いつかエリアスの足は医学の力で治るかもしれない。学問の進歩には、人々の希望となる未知数の力があると思う。
けれど、もしかしたらエリアスの言っていたように、右足が原因で身体の他の部分に問題が生じて、僕の力が必要になる時が来るかもしれない。
未来がどうなるかは僕にもエリアスにもわからない。だから今は、どんな時もお互いの気持ちを深く知ろうとしよう。僕の声を必要だと言ってくれたエリアスのために。
「君の方から口づけしてくれないか」
そんなふうにねだるエリアスに、どうして急に子供の頃みたいなことを言うんですと、僕は涙を流しながら笑った。
「……あの頃と気持ちは変わっていないから」
そっと唇を重ねた後、エリアスが僕の頭を撫でる。
書いて残しておかないと年月と共に消えてしまうような、些細な言葉のやりとりだ。だからこそ、こんなにも愛おしくて大切で。
愛する人の痛みや苦しみを取り除かずに、もっとエリアスと言葉を交わしたいと思う気持ちは僕のわがままなのかもしれない。だけど、もう少しだけそれを許して欲しい。
身体を作り替え、生まれ育った海を離れて陸地で生活する。強い覚悟が僕の先祖達には必要だった。その名残が今の僕の身体にも受け継がれている。
生まれた時から人間の世界で生きていたって、何もかもから逃げ出したくなるほど辛いことだって、たくさんあったけどな。
そんなことを考えながら僕は遠くにある海を見つめていた。
子供の頃、あそこに飛び込んで死のうと思った気持ちは嘘じゃない。けれど僕は、生きることを選んだ。この世界の美しさと生きる喜びを知っていたから。
どれだけ眺めても僕の心は海への懐かしさを感じなかった。海はもう僕を呼んでいない。僕の今日までの祈りを受け止め、自分達で決めた方へ歩いていきなさいと見守るように、波がただ優しく寄せては返すだけだった。(終)
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