元お隣さんとエッチな暮らし

サトー

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★今日が最後の夜(4)

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 自慢のパンツをほんの少しだけずり下げると、すぐに恥ずかしそうにしながら足を閉じてしまう。もっと抵抗されるかと思ったものの、「う……」と小さな声で唸るくらいで、じっとおとなしくしている。厚みのない尻に指の腹で微かに触れただけで、マナトはピクリと体を震わせてソワソワし始めた。
 
「なるほど……。ここに擦り付けて……トントン……」
「言わないで……! 恥ずかしいから……」

 本当は今すぐにでも擦り付けて、マナトの体へぶっかけたい。けれど、マナトの事を満足させないといけないし、「欲しいよ」とねだってくる可愛いマナトをまだまだ楽しみたい。
 服は脱がずに、痛いくらいに勃起した性器をマナトの尻に押し当てる。大きさと硬さが伝わるように、割れ目の方へグリグリと擦り付けた。

「すごい、おっきい……」

 うっとりした声でそう呟いた後、マナトはもどかしそうにしながら尻をモゾモゾと動かしている。無防備でいやらしい姿を見せつけられているというのに、我慢をしないといけない。額と手のひらには汗が滲んだ。

「……ユウイチさん、あの……服の上からじゃなくて……えっと……」
「……服の上からじゃなくて?」
「……ユウイチさんも脱いで、欲しいです」
「ん? 脱いで、それから?」
「だから……」

 真っ赤になってしまっている耳へ唇を寄せて、もっとちゃんと言ってみて、と囁くと「嫌だ……」と下を向いてしまう。

「こういう時は、なんてお願いするんだった?」
「……言いたくないです……。ユウイチさん、ヒドイ……」
「ちょっとでいいから……。可愛くお願いしてみて……」
「えー……嫌だあ……。あっ、あっ……」

 前の方に手を回して硬くなった性器に指を這わせると、小さな声でマナトは喘いだ。こういう時のマナトは押せばイケる、もう少し……と尻の割れ目へ性器を何度も擦り付けた。

「ん、うっ……」

 ユウイチさん、ユウイチさん、と甘えるような声を出しながら、マナトが腰を揺らした。先端を擦ってやるたびに、パンツがじっとりと湿っていく。

「あっ……、んんっ、く、うっ……」
「可愛い……」
「うぅ……ユウイチさんの、ナマのおちんちん、俺に擦り付けてください……」

 か細く弱々しい声でそう呟いてから、ぐ、とマナトは尻を突き出してきた。今までに何度も「もう絶対、恥ずかしい事は言いません!」と怒られているものの、真面目でおとなしそうなマナトがいやらしいことを口にするのはやっぱり良い。誘導して言わせているにも関わらず「こんなに可愛い顔をした子が、こんなとんでもないことを口走るなんて……」と興奮するし、後で思い出しても何百回と抜ける。

 ほとんど全裸に近い状態でマナトを四つん這いにさせたまま、その後ろでゴソゴソと服と下着をずり下げていると、そういうプレイではあるものの「犯罪」の二文字が一瞬頭を過った。

「……ここ?」
「あっ……! うぅ……普通にするよりも、恥ずかしい……」
「恥ずかしくないよ……」

 ローションで濡れていないソコに性器を擦り付けるなんて、滅多にないことだった。根元の方を掴まえて、先端でヒタヒタと割れ目に触れると、マナトの体がピクリと反応する。まだ付き合う前に、追加で料金を支払うから、という条件で「太ももにぶっかけさせて」「指を舐めて」とキワドイことに付き合って貰っていたのを思い出すような……もどかしいけれど、挿入時に得られる満足感とは違う何かで欲求が満たされていくのを感じる。

「ユウイチさん、奥まで欲しい……」
「今日はこれで我慢して……」
「あっ……ん、うっ……おちんちん、欲しいよ……」

 先走りで濡れたぺニスで触れられるたびに、マナトは泣きそうな声をあげながら、いやいや、と首を横に振った。何度も焦らされて、ぽーっとしてしまっているのか、マナトはたらたらした舌足らずな喋り方で「おちんちん、欲しい」と何度も口走りながら、パンツの中に手を入れて性器を扱いている。

「マナト、仰向けになってみて」
「はい……」

 マナトを仰向けに寝かせた後、片足ずつ持ち上げて下着をずり下ろした。もちろん全部は脱がさない。左膝に引っ掛かるようにした状態をキープした。そのままマナトの両方の膝を立ててから、足を大きく開いてやると「ひゃっ!」と短い悲鳴をあげた後、ダメです、と途端に慌て始めた。

「大丈夫。可愛いよ」
「やだっ……、いやっ……」
「ほら……、ちゃんとくっつけるから……」
「ああっ……」

 普段だったらこのまま挿入しているであろう、無防備にさらけ出された場所。入れずに入り口を刺激してやると、切ない可愛い声でマナトはよく鳴いた。
 もうダメ、出ちゃう……とぎゅっと目を閉じながら、必死で右手を動かす様子を見るのはずいぶん久しぶりだった。

「マナト、何をオカズにしてオナニーしてるか、言ってみて」
「いやだっ……!」
「言ったらもっと気持ちよくなるよ……」
「あっ……!」

 汗で濡れている胸元に舌を這わせると、マナトの上体が大きく跳ねた。ペロペロと舌で乳首を転がすように舐めていると、もっと、とマナトが一際大きな声をあげた。
 射精の瞬間が近いのかもしれない。マナトは、イク時は思いきり乳首を吸われて、もう片方はぎゅうぎゅう痛いくらいに摘ままれるのが大好きだ。片方の乳首を指でトントンと叩きながら焦らしていると、根負けしたマナトが「言うからっ! おっぱい、吸ってよお……」と泣きそうな声をあげた。

「ユウイチさんの、おちんちんを、オカズにしてます……。あっ……! ああっ! きもちいい……」

 今まで散々焦らされた分を取り戻すかのように、足を思いきり開いたまま声をあげて、マナトは達した。
 いつの間にか体だけでなく、マナトの髪も汗でぐっしょりと濡れていた。細い束になって張り付いた前髪と、キツく閉じられた目。紅潮した頬と、薄く開いた唇は、何度も交わった時の表情にソックリだった。ハー、ハーと荒い呼吸を何度か繰り返した後、「……なんか、いつも以上にエッチなことしちゃいましたね」とマナトは照れ臭そうに笑った。



「入れて貰ってないのに、ヘトヘトです……」
「それは……。三回も出したら、そうなると思うけど……?」
「えへ……」

 焦らされるのは案外嫌いじゃなかったのか、一度出した後もマナトは「もっと、したい……」と誘ってきた。お互いのモノを舐めあった後もまだモジモジとしていたから、風呂場で体を洗ってやりながら、マナトにはもう一度気持ちよくなって貰った。今日はガードがゆるゆるだったのもあって、普段は一回しか言ってくれないような卑猥なことを何度も口にしてくれて、本当に極上のプレイ内容だった。
 
 道具に頼らずとも、心も体もここまで満たされるのがスゴイ。終わってしまった今は、「熱い……。さっき、コンビニで三ツ矢サイダー買っててよかった~。ユウイチさんも飲みますか?」と呑気にニコニコしているものの、やはりマナトは天才的なセンスの持ち主に違いなかった。

「……ユウイチさん、エッチな道具も全部段ボールに詰めたんですか?」
「……そうだよ」
「どのくらいありました?」
「……だ、段ボール一箱とちょっと、ってところかな。ははは……」

 バイブだけで、というのはもちろん省略した。スゴイね、と目を丸くしているマナトには、段ボール六箱分のアダルトグッズを所有していることは、絶対に知られないようにしないといけない。
 明日も早いからもう寝よう、となんとか話題を変えようと四苦八苦しているのに、マナトは「ユウイチさん、スゴイね。そんなにいっぱいどこに収納してたんですか? 片付け上手だね」といつまでも部屋をチョロチョロしている。

「マナト……」
「ユウイチさん、新しい家で、いっぱい使える?」
「……うん?」
「新しい家で、えっと……ユウイチさんの大事な道具、いっぱい使おうね」

「エロ道具」と言わないところに、マナトの優しさを感じて、じーんとしてしまう。
 マナトさえ良ければ……、と伝えるのが精一杯だった。「はいっ! あの、俺、いたらない所もたくさんあると思うけど、これからもずっとよろしくお願いします……」とはにかんだ後、えへ、と笑いかけられる。こんな青年から、ずっとよろしくと言われて、果たして頷き返しても本当にいいのだろうか、と躊躇してしまう程、大きな瞳は、これからの生活への期待で明るく輝いていた。夢中で追いかけて捕まえて、可愛い可愛い、とずっと甘やかしたくなるような、マナトはたぶん、そういう才能の塊に違いなかった。


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