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墜ちた大精霊編
赤竜
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「あれってドラゴン?」
「あぁ。あれが赤竜だ。まだこの先に進んだやつがいねぇ元凶のな」
通路の先に広がる大広間には、赤の鱗に覆われた巨大なドラゴンが寝そべっていた。
その瞳は閉じられており、大きな寝息が通路まで響いている。
「うわー……さすがにここまでの階のやつとは違うねー……」
珍しくレーナが、赤竜を刺激して起こさないように、控えめな声で呟く。
『鑑定』
赤竜
種族:火竜
魔力:1187500
状態:睡眠
「なるほど。確かにS級のイズ基準でも厳しい相手だな」
「どうするんだよ?」
「そうだな……」
ルシウスは赤竜を見て考える。確かに魔力は、自分を除いて今ここにいる誰よりも高い。だがどうにもならない程ではない、と。
「よし、じゃあ俺以外のみんなでやってみようか」
全員を見渡しながらイザベラが「経験が浅ぇとはいえ、この面子ならいけるだろうよ」と腰の短剣に手をかける。
拳を握りしめ、やる気に満ち溢れた表情でレウスが「うおっしゃー! やったるぜ!」と自身の剣を抜く。
いつもと変わらないマリーが「頑張りますね」と髪を耳にかけて微笑む。
少し緊張した様子を見せるアリスが「ルウ君見ててね」と微笑み、それを見たルシウスの呼吸が止まる。
そして魔力を漲らせたエリーが一歩を踏み出した時だった。背後から複数の足音が響いた。
「む? 君は……ルシウス君かい?」
赤竜とは反対、元来た通路から現れたのは黒髪黒目の、勇者と呼ばれる男だった。
「え? 白銀だっけ? どうしてここに?」
「あぁ? 王国の学園のやつらじゃねーか」
大柄な梔がぬうっと通路の陰から姿を見せる。この通路は梔には少しばかり狭いようだ。
その後ろを三枝、二階堂、藤堂が歩いている。
「なんで帝国のあんたたちがこのダンジョンに?」
ルシウスが純粋な疑問を投げかける。
「このアグニダンジョンは有名だからね。レベル上げを兼ねてね。君たちは?」
(レベル上げ? やっぱりこいつらだけ別ゲーやってんのか)
ルシウスはこの一年で、そのレベル上げとやらでどこまで変わったかを確認するために鑑定を発動させた。
白銀 信也
職業=剣士
魔力=613600
(レベルってのは分からないが、魔力は倍になってるな……)
ルシウスを除く隊員の平均値が約40万だということを考えれば、やはりこの男は危険だとルシウスの中での警戒レベルを一段階上昇させた。
勇者以外の他のメンバーも、隊員の平均値とほぼ変わらないレベルであり、驚異的な戦力だ。
「俺たちは訓練と、レアドロップ狙いかな。そういえばギルベルトだっけ? もう一人いたやつはどうしたんだ?」
「あぁ。ギルはちょっと俺達についてこれなかったみたいでね。今はもう一緒に行動してないんだ」
「そうか……ところで、白銀たちもあの赤竜とやるんだよな?」
「まぁそうだね。でも君たちが先にいたみたいだから、俺たちは待ってるよ。みんなも構わないだろ?」
「俺ぁさっさと帰って寝てーんだがな」
大欠伸をしながら梔が壁を背に座り込み、「寝るから終わったら起こしてくれや」と寝息を立て始めた。
「全く武は……まぁそういうことだから、お先にどうぞ」
「そうか、悪いな」
少し肩透かし感を感じながらも白雷隊の隊員達が、赤竜の塒へと足を踏み入れる。
「それじゃ俺は端で見てるから」
「あぁ。任せとけ!」
「ボクの鉄拳でドラゴンをたおーす!」
「ちょっと! そんな大声出したら……」
瞳を開き、ゆっくりとその体を起こすドラゴンの視線が、小さな人間へと注がれる。そして--
「グォォオオオオ!」
ダンジョンが揺れ、振動で壁が軋んで無数の石が転がり落ちる。
「これは危険ですね」
いち早くマリーが魔法名を紡ぐ。
『氷河!』
以前より、威力も範囲も向上した氷河が赤竜の足を凍り付かせる。しかし、煩わしそうに足を持ち上げる赤竜は大したダメージを負っているようには見えなかった。
「え、氷って弱点のはずよね? あれであのダメージなの……?」
「弱点といや弱点だがな、ドラゴンは基本的に堅ぇんだよ。少々の魔法じゃあの鱗は貫けねぇぜ」
イザベラが詠唱を唱える。
「灼熱を我が身に-其は炎帝に焦がれる-」
『灼熱の法衣』
そして魔法名を紡ぐと同時、イザベラが灼熱を纏う。
「ハッ!」
一対の短剣を両手に持ち、赤竜の眼前へと飛び上がる。そして、短剣を交差するように振り下ろした。
「グギャアア!」
赤竜が怯んだ隙に、他の隊員達も身体強化魔法を発動させる。
『嵐の皇帝』
『大地の女神』
『天使の衣』
『氷の魔術師』
『深紅の鎧』
イザベラの攻撃は、赤竜の瞼を傷付けることには成功したようだが、分厚い鱗を貫くことはやはりできず、瞳は健在だった。そして赤竜が大きく息を吸い込む--
「ブレスが来るぞ!」
イザベラが叫ぶように脅威を感じ取る。
「私の周りに集まって!」
そしてイザベラの叫びに反応し、アリスが魔法名を紡ぐ。
『聖なる盾!』
六人を光の障壁が覆った直後--赤竜からブレスが放たれた。それはこの大広間を埋め尽くす程の規模で、凡そ逃げ場など存在しない広範囲攻撃だった。
「アリス、助かったぜ。この範囲はやべぇな」
「私が精霊で注意を逸らすわ」とエリーが魔力を高めていき、魔法名を紡ぐ。
『炎の獣王』
赤竜に対して、火の精霊の攻撃の効果は薄い。だがそれは逆も同じだ。注意を逸らすという点では、炎がダメージとならない火の精霊は都合がよかった。
「今のうちよ!」
それぞれが魔力を高めていき、最大の魔法を発動させる。
『極光の氷河!』
マリーが放つ極光が赤竜の肩を穿つ。
『熾天使の天罰!』
アリスの魔法が赤竜の直上から無数の光を降らせ、赤竜の鱗を削る。
「後は任せろ!」
飛び出すレウスに合わせて、レーナとイザベラが追従する。
「うぉおおお!」
レウスの剣が、赤竜の頸部の鱗を切り裂く。そしてイザベラが同じ箇所へ、部分強化を施した一対の短剣を振り抜いた。
赤竜の首を守る鱗が切り裂かれ、その下の肉が見えている。それにレーナが続く。
「いっくぞー!」
『女神の一撃!』
全魔力を拳に集中させたレーナの拳が、赤竜の頸部へと振り抜かれる。そして、爆裂するような破壊音をさせ、赤竜の頸部が半分程爆散した。
数秒そのまま半分に抉られた首を揺らして立っていた赤竜だが、既に事切れており、ズシィンと巨体を大地へと投げ出した。
「あぁ。あれが赤竜だ。まだこの先に進んだやつがいねぇ元凶のな」
通路の先に広がる大広間には、赤の鱗に覆われた巨大なドラゴンが寝そべっていた。
その瞳は閉じられており、大きな寝息が通路まで響いている。
「うわー……さすがにここまでの階のやつとは違うねー……」
珍しくレーナが、赤竜を刺激して起こさないように、控えめな声で呟く。
『鑑定』
赤竜
種族:火竜
魔力:1187500
状態:睡眠
「なるほど。確かにS級のイズ基準でも厳しい相手だな」
「どうするんだよ?」
「そうだな……」
ルシウスは赤竜を見て考える。確かに魔力は、自分を除いて今ここにいる誰よりも高い。だがどうにもならない程ではない、と。
「よし、じゃあ俺以外のみんなでやってみようか」
全員を見渡しながらイザベラが「経験が浅ぇとはいえ、この面子ならいけるだろうよ」と腰の短剣に手をかける。
拳を握りしめ、やる気に満ち溢れた表情でレウスが「うおっしゃー! やったるぜ!」と自身の剣を抜く。
いつもと変わらないマリーが「頑張りますね」と髪を耳にかけて微笑む。
少し緊張した様子を見せるアリスが「ルウ君見ててね」と微笑み、それを見たルシウスの呼吸が止まる。
そして魔力を漲らせたエリーが一歩を踏み出した時だった。背後から複数の足音が響いた。
「む? 君は……ルシウス君かい?」
赤竜とは反対、元来た通路から現れたのは黒髪黒目の、勇者と呼ばれる男だった。
「え? 白銀だっけ? どうしてここに?」
「あぁ? 王国の学園のやつらじゃねーか」
大柄な梔がぬうっと通路の陰から姿を見せる。この通路は梔には少しばかり狭いようだ。
その後ろを三枝、二階堂、藤堂が歩いている。
「なんで帝国のあんたたちがこのダンジョンに?」
ルシウスが純粋な疑問を投げかける。
「このアグニダンジョンは有名だからね。レベル上げを兼ねてね。君たちは?」
(レベル上げ? やっぱりこいつらだけ別ゲーやってんのか)
ルシウスはこの一年で、そのレベル上げとやらでどこまで変わったかを確認するために鑑定を発動させた。
白銀 信也
職業=剣士
魔力=613600
(レベルってのは分からないが、魔力は倍になってるな……)
ルシウスを除く隊員の平均値が約40万だということを考えれば、やはりこの男は危険だとルシウスの中での警戒レベルを一段階上昇させた。
勇者以外の他のメンバーも、隊員の平均値とほぼ変わらないレベルであり、驚異的な戦力だ。
「俺たちは訓練と、レアドロップ狙いかな。そういえばギルベルトだっけ? もう一人いたやつはどうしたんだ?」
「あぁ。ギルはちょっと俺達についてこれなかったみたいでね。今はもう一緒に行動してないんだ」
「そうか……ところで、白銀たちもあの赤竜とやるんだよな?」
「まぁそうだね。でも君たちが先にいたみたいだから、俺たちは待ってるよ。みんなも構わないだろ?」
「俺ぁさっさと帰って寝てーんだがな」
大欠伸をしながら梔が壁を背に座り込み、「寝るから終わったら起こしてくれや」と寝息を立て始めた。
「全く武は……まぁそういうことだから、お先にどうぞ」
「そうか、悪いな」
少し肩透かし感を感じながらも白雷隊の隊員達が、赤竜の塒へと足を踏み入れる。
「それじゃ俺は端で見てるから」
「あぁ。任せとけ!」
「ボクの鉄拳でドラゴンをたおーす!」
「ちょっと! そんな大声出したら……」
瞳を開き、ゆっくりとその体を起こすドラゴンの視線が、小さな人間へと注がれる。そして--
「グォォオオオオ!」
ダンジョンが揺れ、振動で壁が軋んで無数の石が転がり落ちる。
「これは危険ですね」
いち早くマリーが魔法名を紡ぐ。
『氷河!』
以前より、威力も範囲も向上した氷河が赤竜の足を凍り付かせる。しかし、煩わしそうに足を持ち上げる赤竜は大したダメージを負っているようには見えなかった。
「え、氷って弱点のはずよね? あれであのダメージなの……?」
「弱点といや弱点だがな、ドラゴンは基本的に堅ぇんだよ。少々の魔法じゃあの鱗は貫けねぇぜ」
イザベラが詠唱を唱える。
「灼熱を我が身に-其は炎帝に焦がれる-」
『灼熱の法衣』
そして魔法名を紡ぐと同時、イザベラが灼熱を纏う。
「ハッ!」
一対の短剣を両手に持ち、赤竜の眼前へと飛び上がる。そして、短剣を交差するように振り下ろした。
「グギャアア!」
赤竜が怯んだ隙に、他の隊員達も身体強化魔法を発動させる。
『嵐の皇帝』
『大地の女神』
『天使の衣』
『氷の魔術師』
『深紅の鎧』
イザベラの攻撃は、赤竜の瞼を傷付けることには成功したようだが、分厚い鱗を貫くことはやはりできず、瞳は健在だった。そして赤竜が大きく息を吸い込む--
「ブレスが来るぞ!」
イザベラが叫ぶように脅威を感じ取る。
「私の周りに集まって!」
そしてイザベラの叫びに反応し、アリスが魔法名を紡ぐ。
『聖なる盾!』
六人を光の障壁が覆った直後--赤竜からブレスが放たれた。それはこの大広間を埋め尽くす程の規模で、凡そ逃げ場など存在しない広範囲攻撃だった。
「アリス、助かったぜ。この範囲はやべぇな」
「私が精霊で注意を逸らすわ」とエリーが魔力を高めていき、魔法名を紡ぐ。
『炎の獣王』
赤竜に対して、火の精霊の攻撃の効果は薄い。だがそれは逆も同じだ。注意を逸らすという点では、炎がダメージとならない火の精霊は都合がよかった。
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『極光の氷河!』
マリーが放つ極光が赤竜の肩を穿つ。
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「後は任せろ!」
飛び出すレウスに合わせて、レーナとイザベラが追従する。
「うぉおおお!」
レウスの剣が、赤竜の頸部の鱗を切り裂く。そしてイザベラが同じ箇所へ、部分強化を施した一対の短剣を振り抜いた。
赤竜の首を守る鱗が切り裂かれ、その下の肉が見えている。それにレーナが続く。
「いっくぞー!」
『女神の一撃!』
全魔力を拳に集中させたレーナの拳が、赤竜の頸部へと振り抜かれる。そして、爆裂するような破壊音をさせ、赤竜の頸部が半分程爆散した。
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本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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