47 / 59
墜ちた大精霊編
嫁
しおりを挟む
「よっしゃあ! 楽勝だったな!」
レウスが自身の剣を掲げる。
「楽勝じゃないわよ。あの赤竜にもっと知能があったら通じてないわよ」
「わ、わかってるよ。ちょっとくらい喜んだっていいだろ?」
「ボ、ボクしばらく動けないかも……」
レーナが魔力切れで動けず、足を投げ出している。
「格上相手だったけど、チームワークでうまく合わせられてたな」
ルシウスが手を叩いて皆を賞賛する。それに照れるように隊員が笑みを見せる。
「ルウ君、撫でてほしいな?」
(またこんな状況で!? 嬉しいんだけど……)
ルシウスは嬉しさと恥ずかしさが混同した不思議な感情に満たされていたが、過去にも経験していることもあり、覚悟を決めてアリスの頭を撫でる。
「えへへへ」
アリスの顔がにやけ、上目遣いにルシウスを見やる。
(うぉぉおお! なんだこの天使はー!)
レーナがにやけながら「アリスちんって結構大胆だよねー」と呟く。
「くそぉ! いちゃいちゃしやがってぇ!」
レウスは血の涙を流して二人へと視線を向けている。そしてエリーが何か言いたそうにしているが、踏み出せずに口を空けては閉じてを繰り返す。
「ルシウス!」
イザベラが叫ぶようにルシウスを呼び、アリスの頭に手を置いた姿勢のままルシウスが振り返る。
「ど、どうした?」
気恥ずかしい状況のまま、赤い顔をしたルシウスがアリスの頭から手を離し、その手をアリスが名残惜しそうに見つめる。
「ル、ルシウスは……嫁は何人つくるんだ!?」
「……はい!?」
「ちょ、ちょっと! 何言ってるのよイズ!?」
イザベラのぶっ込みにエリーまでもが混乱して乱入し、それをレウスが唇を血が出る程噛みしめて、これ以上は取り返しのつかないダメージを負ってしまうと目を逸らした。
「大事なことなんだよ! ルシウス! 答えてくれ!」
「いや……そんなの考えたことないけど……」
「貴族なんだろ!? それなら一人なんてことはねぇよな!?」
「えぇ……」
「確かに! 貴族なら複数作るわね!」
最初はイザベラの暴走に、目を見開いて驚愕していたエリーだったが、イザベラの言に光を見出したのか、いつの間にか参戦していた。
「ま……まぁ一人だけと決めてるわけじゃあないけど……」
「よし! なら複数だな! ちゃんと席を空けとけよ!」
「アリス以外はちゃんと私たちに確認するのよ!」
そして突然のアリスとルシウスの仲は決まっているとばかりのエリーの言葉に、アリスの顔が真っ赤に染まり、ポフっと蒸気をあげていた。
「エ、エ、エリー?」
「アリスはいいのよ。二人ともバレバレだし」
「あたしもだ。アリスに文句はねぇ」
「ええーっと……? もうなんでもいいよ……」
状況がよく分からなくなったルシウスは、考えることをやめた。そしてエリーとイザベラが我が意を得たり、と小さくガッツポーズをとっている。
「人生ってなんでこんなに不公平なんだろうなぁ」
レウスが諦めの感情の上に悟りを開いたように黄昏ている。惜しむらくは、ここには見上げる空が無いということだろうか。
「ボクもルウの妾に立候補しようかなぁ。白雷隊隊長であの実力、実家も男爵だし、顔も悪くないし、ルウって良物件だよねー」
「あら、レーナもそういうことに興味あったんですね」
「まぁ一応乙女だからねー。まぁどっちかといえばルウならうちの実家も文句言わないだろーなーって」
「あぁ……それはそうかもしれませんね」
ルシウスについて女性陣が熱くなりすぎた頃、通路から声がかけられた。
「えーっと……お取り込み中悪いんだけど、そろそろいいかな?」
通路から白銀が顔を出し、気まずいものを見てしまったという顔で問いかける。
「あ……うん……先にいくよ……」
この恥ずかしい状況を、白雷隊の隊員だけでなく、勇者連中にも見られていたことを思い出したルシウスは、遠くを見つめながら階下への階段へと向かっていく。
「あ、ルウ!」
隊員達もルシウスに続いて階段を下っていき、大広間が空っぽになる。そして、階下への階段が閉じると再び赤竜が大広間の中央に現れた。
「なぁ真也。あいつらが王国の要なんだろ? どうすんだよ?」
寝ていたはずの梔が、座ったまま白銀に声をかける。
「そうだね。ただ、あのルシウスはまだ底が見えない。今はまだ時期尚早……だろうね」
この世界の理の外、レベル上げで異常な早さで強くなっていく勇者をして、未だにルシウスの力の底は見えていない。お手上げと言った様子で手を挙げていた。
「まぁそれに異論はねーがな。そろそろあの王様も無茶言ってくるんじゃねーか?」
元々武道の道を歩んでいた梔から見てもそれは同じだった。技こそ大したことがないが、あれだけの速度と力を前に技など、どれほどの意味もないことを理解していた。
「まぁ大丈夫じゃないかな。あれも馬鹿じゃない。勝てないことが分かっていて、戦力を捨てるようなことはしないと思うよ」
「そうね。どう考えてもあいつはおかしい。強すぎるわ」
「私の鑑定も解呪された」
「藤堂の鑑定が? そんなことあんのかよ?」
「分からない。見れなかったのはこれが初めてだから」
「私は王国との戦争はやっぱり嫌ですね……」
根っからの平和主義者である三枝は元々戦うということ自体に乗り気ではない。
元の世界に帰りたい一心でなんとかやってきているが、その気持ちもこの世界に長くいることで、人を殺してまで戻りたいという気持ちが薄れてきていることを感じていた。
「一旦忘れて、とにかく今は俺たちの強化を優先しよう」
五人が赤竜のいる大広間へと歩き出す。
「それは同意だ。こんな分かりやすく強くなれる環境はこっちの世界だけだからな」
「いくぞ」
これまで越えたものがいない赤竜の間は、この日二度も連続で主のいない空間となった。
レウスが自身の剣を掲げる。
「楽勝じゃないわよ。あの赤竜にもっと知能があったら通じてないわよ」
「わ、わかってるよ。ちょっとくらい喜んだっていいだろ?」
「ボ、ボクしばらく動けないかも……」
レーナが魔力切れで動けず、足を投げ出している。
「格上相手だったけど、チームワークでうまく合わせられてたな」
ルシウスが手を叩いて皆を賞賛する。それに照れるように隊員が笑みを見せる。
「ルウ君、撫でてほしいな?」
(またこんな状況で!? 嬉しいんだけど……)
ルシウスは嬉しさと恥ずかしさが混同した不思議な感情に満たされていたが、過去にも経験していることもあり、覚悟を決めてアリスの頭を撫でる。
「えへへへ」
アリスの顔がにやけ、上目遣いにルシウスを見やる。
(うぉぉおお! なんだこの天使はー!)
レーナがにやけながら「アリスちんって結構大胆だよねー」と呟く。
「くそぉ! いちゃいちゃしやがってぇ!」
レウスは血の涙を流して二人へと視線を向けている。そしてエリーが何か言いたそうにしているが、踏み出せずに口を空けては閉じてを繰り返す。
「ルシウス!」
イザベラが叫ぶようにルシウスを呼び、アリスの頭に手を置いた姿勢のままルシウスが振り返る。
「ど、どうした?」
気恥ずかしい状況のまま、赤い顔をしたルシウスがアリスの頭から手を離し、その手をアリスが名残惜しそうに見つめる。
「ル、ルシウスは……嫁は何人つくるんだ!?」
「……はい!?」
「ちょ、ちょっと! 何言ってるのよイズ!?」
イザベラのぶっ込みにエリーまでもが混乱して乱入し、それをレウスが唇を血が出る程噛みしめて、これ以上は取り返しのつかないダメージを負ってしまうと目を逸らした。
「大事なことなんだよ! ルシウス! 答えてくれ!」
「いや……そんなの考えたことないけど……」
「貴族なんだろ!? それなら一人なんてことはねぇよな!?」
「えぇ……」
「確かに! 貴族なら複数作るわね!」
最初はイザベラの暴走に、目を見開いて驚愕していたエリーだったが、イザベラの言に光を見出したのか、いつの間にか参戦していた。
「ま……まぁ一人だけと決めてるわけじゃあないけど……」
「よし! なら複数だな! ちゃんと席を空けとけよ!」
「アリス以外はちゃんと私たちに確認するのよ!」
そして突然のアリスとルシウスの仲は決まっているとばかりのエリーの言葉に、アリスの顔が真っ赤に染まり、ポフっと蒸気をあげていた。
「エ、エ、エリー?」
「アリスはいいのよ。二人ともバレバレだし」
「あたしもだ。アリスに文句はねぇ」
「ええーっと……? もうなんでもいいよ……」
状況がよく分からなくなったルシウスは、考えることをやめた。そしてエリーとイザベラが我が意を得たり、と小さくガッツポーズをとっている。
「人生ってなんでこんなに不公平なんだろうなぁ」
レウスが諦めの感情の上に悟りを開いたように黄昏ている。惜しむらくは、ここには見上げる空が無いということだろうか。
「ボクもルウの妾に立候補しようかなぁ。白雷隊隊長であの実力、実家も男爵だし、顔も悪くないし、ルウって良物件だよねー」
「あら、レーナもそういうことに興味あったんですね」
「まぁ一応乙女だからねー。まぁどっちかといえばルウならうちの実家も文句言わないだろーなーって」
「あぁ……それはそうかもしれませんね」
ルシウスについて女性陣が熱くなりすぎた頃、通路から声がかけられた。
「えーっと……お取り込み中悪いんだけど、そろそろいいかな?」
通路から白銀が顔を出し、気まずいものを見てしまったという顔で問いかける。
「あ……うん……先にいくよ……」
この恥ずかしい状況を、白雷隊の隊員だけでなく、勇者連中にも見られていたことを思い出したルシウスは、遠くを見つめながら階下への階段へと向かっていく。
「あ、ルウ!」
隊員達もルシウスに続いて階段を下っていき、大広間が空っぽになる。そして、階下への階段が閉じると再び赤竜が大広間の中央に現れた。
「なぁ真也。あいつらが王国の要なんだろ? どうすんだよ?」
寝ていたはずの梔が、座ったまま白銀に声をかける。
「そうだね。ただ、あのルシウスはまだ底が見えない。今はまだ時期尚早……だろうね」
この世界の理の外、レベル上げで異常な早さで強くなっていく勇者をして、未だにルシウスの力の底は見えていない。お手上げと言った様子で手を挙げていた。
「まぁそれに異論はねーがな。そろそろあの王様も無茶言ってくるんじゃねーか?」
元々武道の道を歩んでいた梔から見てもそれは同じだった。技こそ大したことがないが、あれだけの速度と力を前に技など、どれほどの意味もないことを理解していた。
「まぁ大丈夫じゃないかな。あれも馬鹿じゃない。勝てないことが分かっていて、戦力を捨てるようなことはしないと思うよ」
「そうね。どう考えてもあいつはおかしい。強すぎるわ」
「私の鑑定も解呪された」
「藤堂の鑑定が? そんなことあんのかよ?」
「分からない。見れなかったのはこれが初めてだから」
「私は王国との戦争はやっぱり嫌ですね……」
根っからの平和主義者である三枝は元々戦うということ自体に乗り気ではない。
元の世界に帰りたい一心でなんとかやってきているが、その気持ちもこの世界に長くいることで、人を殺してまで戻りたいという気持ちが薄れてきていることを感じていた。
「一旦忘れて、とにかく今は俺たちの強化を優先しよう」
五人が赤竜のいる大広間へと歩き出す。
「それは同意だ。こんな分かりやすく強くなれる環境はこっちの世界だけだからな」
「いくぞ」
これまで越えたものがいない赤竜の間は、この日二度も連続で主のいない空間となった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
転生無双学院~追放された田舎貴族、実は神剣と女神に愛されていた件~
eringi
ファンタジー
「役立たず」と呼ばれ、貴族家を追放された少年エリアス。
すべてを失った彼が辿り着いたのは、見捨てられた古の神殿。
そこで眠っていた「神剣」ルミナと「女神」セリアに出会い、隠された真の力――“世界の法則を書き換える権能”を得る。
学院で最底辺だった少年は、無自覚のまま神々と王族すら凌駕していく。
やがて彼の傍らには、かつて彼を見下した者たちが跪き、彼を理解した者たちは彼に恋をする。
繰り返される“ざまぁ”の果てに、無自覚の英雄は世界を救う。
これは、「追い出された少年」が気づかぬうちに“世界最強”となり、
女神と共に愛と赦しとざまぁを与えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる