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第一章
9.パン屋になろう
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ドリアンの実に似ているので、ドリアン。
ネーミングセンスが壊滅的なのは自覚してます、はい。
だから昨晩のニャ~ンと鳴くオオカミもどきも、オオカミさん。
ええもう、どこからでもツッコんで下さい。
直球勝負だもんね。
だって、どう見てもネコとは言えない外見だし。
昨日焼いたドリアンパンは、朝でも全然固くなっていなくて美味しかった。
保存が効くならたくさん作ろうと、さっそくドリアン収集に出発。
あ、あとあの激苦の実ね。
細長い板組み合わせて蔦で縛って小型の船みたいにして、先端にロープを括り付けてソリ完成。
これで果物を一気にたくさん収集出来る。
サボテンの先端を切って、中身をくり抜いた簡易バケツに水も汲んで乗せたから給水もばっちり。
昨日はパンに大興奮してジャガイモもどきを焼き忘れたし、今日は色々と試してみようと思う。
2往復もすれば、大量の食材が集まった。
さてと、クッキングタイムだ。
まずはドリアンを二つに割って、白いもちもちの中身の真ん中にそれぞれ赤い実を埋める。
これを6個作って、少し離れたところに大きな葉っぱを敷いて並べて乗せる。
他の作業をしながら、たまに確認しよう。
どれくらいのペースで膨らんでくるのか、大体の時間も把握しときたいしね。
次はジャガイモもどきを葉っぱで何重にも包んで蔦で縛る。
でも多分、葉っぱは燃えちゃうよなぁ。
こんなところでアルミホイルが恋しくなるとは。
「あ、待てよ?」
はたと思い出した。
ハワイで葉っぱに肉を包んで地面に埋めて蒸す料理があったぞ。
何て言ったっけ?
「ル……なんとか、ルアー……ルアウだ!」
それだそれ、ルアウね。
葉っぱで包んで埋めて、その周りとか上に温めた石を置いて土で被せてたな。
じゃあ石を焼こうと、慌てて持ってくる。
そこらへんにゴロゴロしてるからね~、便利だわ。
焚火の横に浅く穴を掘って、包みを置く。
石が熱くなったら、周りにおいて蒸してみよう。
さて、ドリアンは…
「うわぉ!」
振り返って、ビビる。
でっかい白い風船もどきが6個並んでました。
ちょっと待って、まだ30分もたってないと思うんだけど?
そんなに一気に膨らむんかーい。
まるでマンガみたいに、お椀に白飯をパンパンに盛ったみたいになってる。
かなりウケる。
赤い実、激苦のクセになんていいイースト菌なんだ。
これなら大量にドリアンパンが焼ける。
薪を横に用意して、準備完了。
「よーし、焼きまくるぞ~」
虫眼鏡で火をつけて焚火が安定したら、白いふかふかを付けた枝を回りの地面に刺していく。
なんかこれって、絵面がアユの塩焼き?
パンを焼きながら、石もいくつか火の中に入れて熱する。
火の側は暑いから、水分もしっかり補給だ。
サボテンバケツに汲んでおいた水に、オレンジ色の実を潰しながら入れて混ぜる。
この実はレモンよりちょっと青い感じの味、ライムに近い。
結構酸っぱいけど、水に混ぜたら丁度いい感じ。
炭酸だったらキリンレモンになるんだけどなぁ、残念。
でもさっぱりしてて、すごく美味しい。
水って味がつくとなんでこんなに飲みやすくなるんだろう?
あと、桃ブドウの実を入れたら桃の天然水ね。
ネーミングセンスが壊滅的なのは自覚してます、はい。
だから昨晩のニャ~ンと鳴くオオカミもどきも、オオカミさん。
ええもう、どこからでもツッコんで下さい。
直球勝負だもんね。
だって、どう見てもネコとは言えない外見だし。
昨日焼いたドリアンパンは、朝でも全然固くなっていなくて美味しかった。
保存が効くならたくさん作ろうと、さっそくドリアン収集に出発。
あ、あとあの激苦の実ね。
細長い板組み合わせて蔦で縛って小型の船みたいにして、先端にロープを括り付けてソリ完成。
これで果物を一気にたくさん収集出来る。
サボテンの先端を切って、中身をくり抜いた簡易バケツに水も汲んで乗せたから給水もばっちり。
昨日はパンに大興奮してジャガイモもどきを焼き忘れたし、今日は色々と試してみようと思う。
2往復もすれば、大量の食材が集まった。
さてと、クッキングタイムだ。
まずはドリアンを二つに割って、白いもちもちの中身の真ん中にそれぞれ赤い実を埋める。
これを6個作って、少し離れたところに大きな葉っぱを敷いて並べて乗せる。
他の作業をしながら、たまに確認しよう。
どれくらいのペースで膨らんでくるのか、大体の時間も把握しときたいしね。
次はジャガイモもどきを葉っぱで何重にも包んで蔦で縛る。
でも多分、葉っぱは燃えちゃうよなぁ。
こんなところでアルミホイルが恋しくなるとは。
「あ、待てよ?」
はたと思い出した。
ハワイで葉っぱに肉を包んで地面に埋めて蒸す料理があったぞ。
何て言ったっけ?
「ル……なんとか、ルアー……ルアウだ!」
それだそれ、ルアウね。
葉っぱで包んで埋めて、その周りとか上に温めた石を置いて土で被せてたな。
じゃあ石を焼こうと、慌てて持ってくる。
そこらへんにゴロゴロしてるからね~、便利だわ。
焚火の横に浅く穴を掘って、包みを置く。
石が熱くなったら、周りにおいて蒸してみよう。
さて、ドリアンは…
「うわぉ!」
振り返って、ビビる。
でっかい白い風船もどきが6個並んでました。
ちょっと待って、まだ30分もたってないと思うんだけど?
そんなに一気に膨らむんかーい。
まるでマンガみたいに、お椀に白飯をパンパンに盛ったみたいになってる。
かなりウケる。
赤い実、激苦のクセになんていいイースト菌なんだ。
これなら大量にドリアンパンが焼ける。
薪を横に用意して、準備完了。
「よーし、焼きまくるぞ~」
虫眼鏡で火をつけて焚火が安定したら、白いふかふかを付けた枝を回りの地面に刺していく。
なんかこれって、絵面がアユの塩焼き?
パンを焼きながら、石もいくつか火の中に入れて熱する。
火の側は暑いから、水分もしっかり補給だ。
サボテンバケツに汲んでおいた水に、オレンジ色の実を潰しながら入れて混ぜる。
この実はレモンよりちょっと青い感じの味、ライムに近い。
結構酸っぱいけど、水に混ぜたら丁度いい感じ。
炭酸だったらキリンレモンになるんだけどなぁ、残念。
でもさっぱりしてて、すごく美味しい。
水って味がつくとなんでこんなに飲みやすくなるんだろう?
あと、桃ブドウの実を入れたら桃の天然水ね。
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