36 / 416
【3】右往左往~幾久、迷子になる
やっ(ちまっ)たぜ
しおりを挟む
そこはよくある複合施設でけっこうな大きさだった。
ひょっとしたらさっき行ったデパートと張るんじゃないかと思う。
バス停を降りて店に入るとすぐ店内の案内板があったので目的の店を探す。
「……ったあ!」
食料品を扱っているスーパーの近くに、その覚えていた明太子屋の名前がしっかり存在している。
(やったオレの記憶力!)
これでやっと買って帰れる。
山縣には文句を思い切り言わせて貰おう。
複合施設は出来て間もないのか、やたら明るくて賑やかで、さっきのデパートより人も多い。
店も新しいせいかお洒落な所が多い気がする。
ちょっと店内を見てみたい気持ちになったが、時間をみるともう夕方だ。
知らない場所には違いないし、また今度にしようと思いながら明太子屋へ向かう。
明太子屋は通路のすぐそばで、しかも見覚えのあるパッケージのもの、つまり目的のものがちゃんとあった。昆布入り辛子明太子。
しかも小さな丸い桶に入っているご贈答用の品物。
「すみません、これお願いします」
店員さんに言うと、はいはい、とにこやかに対応された。
「三千七百八十円になります」
「はい……」
財布の中を開け、そして幾久の全身から血の気がざあっと引く。
(え?)
出掛けに確かに、山縣に五千円を貰った。
だけどその五千円札が見つからない。
(えええええ?あ、そうか!)
その場で思い出したのは、山縣から受け取った五千円と店の名前を書いたメモ、商品名、それを忘れないように自分のスマホの傍に置いて、その時トイレに行ってしまった。
その一式をバッグに入れるのを忘れて出かけてしまったのだがら、当然お金もない。
(うわああ、どうしよう!)
焦る幾久に店員が「あの?」と尋ねてきた。
「あ、すいません!」
慌ててありったけのお金を探すと、財布の中に千円札が三枚ある。
慌てて小銭入れを探ると、なんとか小銭が見えたので、かき集めて支払いをすませた。
「す、すみませんでした」
「いえ、大丈夫ですよ」
さて、受け取ってほっとして、幾久は気付く。
(……やべえ。帰る為の金がない)
明太子は絶対に持って帰らなければならないが、肝心の持って買える足代が足りるかどうかの瀬戸際だ。
財布の中には三百円ちょっとしかお金が残ってない。
ふらふらになりつつ、駅まではバスが出ているし、帰りはJRで一駅だから大丈夫だろうと自分を慰めた。
イズミシティからバスに乗り、十分もしないうちに元来た新赤間ヶ関駅に到着した。
そして幾久は慌てて駅の表示板を見る。
さっきバス賃を払って百八十円のマイナスだ。
(大丈夫!長州駅まで一駅なら初乗り運賃で百二十円くらいだろうし、だったらギリギリなんとか乗って帰れる、はず!)
この新赤間ヶ関駅から、寮や学校に最寄のはずの長州駅までは一駅しかない。
絶対に大丈夫!と思って表示を見たのだが。
「百……八十……円……」
ばっと思わず幾久は、さっきお茶を買ってしまった売店を見てしまう。
(さっき買わなければ帰れたのに!オレの馬鹿!まじで馬鹿!スマホ忘れてんだから、そこにあった金も忘れてるに決まってるじゃん!でもそのこと自体忘れてたし!ああもう!)
さっきお茶さえ買わなければ、余裕で電車に乗れたのに。
(くっそ……どうするよ)
予定ではとっくに戻っているはずなのに、時間はもう十七時を過ぎている。
こりゃもう歩くしかないかな。
そう思って駅員さんに聞いてみたのだが。
「ここから長州駅?そうだなあ、直線だったらそんなにないけどまあ八キロくらいかな。十キロないくらいじゃないか?」
「十キロ?!」
なんだそれ、と幾久はがっくりする。
歩くのは無理だ。
いや歩けないこともないかもしれないけど。
いやまて、確か長州駅は学校からけっこう距離があったはずだ。
ひょっとすると、この駅から寮は案外近いかもしれない。
中間地点程度なら三キロ、長くて五キロ、いけないことはない気がする!
そう幾久は思い込んで、駅員さんに尋ねた。
「あの」
報国院高校はどこですか。
そう尋ねようとしてはたと気付いた。
もし、迷子になったことがばれたら絶対に笑われる!そんなの絶対に嫌だ、と思った幾久は、ばれないように言葉を選んでゆっくりと喋った。
「あの、えと、お尋ねしたいんですけど」
「はい?」
「このあたりだと思うんですけど、学校が近くにある神社とか、あります、か?」
学校が近くにある神社なんかそうそうあるわけないだろ。
そう思って幾久が尋ねると、駅員さんが言う。
「あるよ?え?観光に来たの?」
やった!と思いながら幾久はうんうんと頷く。
「そ、そう!そうなんです!どうしても行きたくって!」
「あー、だったらこっちより向こうのホームから出たほうが近いよ。駅ならすぐ渡れるけど、下、川があるからねえ。ホームの中ですらけっこう遠いから、駅の中通ったほうがいい」
「通れるんですか?」
どう見ても駅の中だが。
そう覗き込んだ幾久に駅員が言った。
「入場券。百四十円ね!」
たっけぇ。いらない、歩きます。
なんて言えるわけもなく、幾久は入場券の代金を支払った。
幾久の残り財産、十二円。
さっき通った駅の長いホームを逆に渡る。
さっき幾久が降りた、イズミシティ行きのバス停があるのは新幹線口で、いま向かっているのは在来線口、となっているらしい。
駅の構造上、新幹線の端から端までの道があるのだけど、新幹線の車両分長さがあるので当然その通路も長い。途中の看板を見たら、全部で二百メートル以上もあった。
(なげーはずだわ。つかなんで半分動く歩道で、半分は歩くんだよ。全部動く歩道にしろよ。つか金がねーのか)
勝手な事を考えているうちにやっと在来線のホーム出口に到着した。
こちらは普通に、こじんまりした小さな駅だ。
これだけの距離に百四十円、とか高いとは思ったが、知らないということは金がかかるものだ。
スマホがあったら、すぐに調べられたのに。
また迷うのも嫌なので、一応、こっちの窓口の駅員にも尋ねてみた。
「ああ、学校のある神社?はいはい、一ノ宮さんね。こっから出たら、すぐに信号渡って、渡ったら右に進んで。そしたら県道……大きな道路に出るから、あとはまっすぐ。歩いて十分くらいだよ」
やった!やっぱり大当たりじゃん!
なんだー、オレ、ほんと頭いい!
「ありがとうございました!」
「気をつけてね」
にこやかな駅員さんに手を振って、意気揚々と駅を出た。
県道沿いはそこそこ賑やかで、車通りも多い。
この道ってどこに出るのかな、知ってる場所が見えるのかな、まあ十分歩く程度ならたいしたことないか、学校から寮まで歩いて三十分かからないくらいだし、まあでもいいかとか考えながら歩いていたが。
「……?」
おかしい、とやっと幾久は気付き始めていた。
確かに十分程度歩いているが、見覚えのある場所が全くないし、雰囲気も全然違う。
いやでも学校のある神社って言ってたし、と幾久は神社を目指すが。
『一ノ宮さんね』
「―――――アレ?」
確か、幾久が以前聞いたのが正しいとすると、幾久の通っている報国院高校がある神社は『二ノ宮』って言ってなかったっけ?
ざあっと今日何度目かの血が引いた音がした。
不安なまま歩き続けるうち、疑惑は確信へ変わっていった。
(やばいやばいやばいやばい!っていうか、オレ)
神社に到着した。
目の前にどーんとかまえる、石造りの大きな鳥居。
そして知らない神社の名前。
さすがにここまで来るといくらなんでも自分でも判る。
報国院高校とは全く違う、別の神社だ。
「は、はは……うわぁ……」
(ばっちり、おもいっきり、迷子じゃん!)
もう肩を落して笑うしかなかった。
ひょっとしたらさっき行ったデパートと張るんじゃないかと思う。
バス停を降りて店に入るとすぐ店内の案内板があったので目的の店を探す。
「……ったあ!」
食料品を扱っているスーパーの近くに、その覚えていた明太子屋の名前がしっかり存在している。
(やったオレの記憶力!)
これでやっと買って帰れる。
山縣には文句を思い切り言わせて貰おう。
複合施設は出来て間もないのか、やたら明るくて賑やかで、さっきのデパートより人も多い。
店も新しいせいかお洒落な所が多い気がする。
ちょっと店内を見てみたい気持ちになったが、時間をみるともう夕方だ。
知らない場所には違いないし、また今度にしようと思いながら明太子屋へ向かう。
明太子屋は通路のすぐそばで、しかも見覚えのあるパッケージのもの、つまり目的のものがちゃんとあった。昆布入り辛子明太子。
しかも小さな丸い桶に入っているご贈答用の品物。
「すみません、これお願いします」
店員さんに言うと、はいはい、とにこやかに対応された。
「三千七百八十円になります」
「はい……」
財布の中を開け、そして幾久の全身から血の気がざあっと引く。
(え?)
出掛けに確かに、山縣に五千円を貰った。
だけどその五千円札が見つからない。
(えええええ?あ、そうか!)
その場で思い出したのは、山縣から受け取った五千円と店の名前を書いたメモ、商品名、それを忘れないように自分のスマホの傍に置いて、その時トイレに行ってしまった。
その一式をバッグに入れるのを忘れて出かけてしまったのだがら、当然お金もない。
(うわああ、どうしよう!)
焦る幾久に店員が「あの?」と尋ねてきた。
「あ、すいません!」
慌ててありったけのお金を探すと、財布の中に千円札が三枚ある。
慌てて小銭入れを探ると、なんとか小銭が見えたので、かき集めて支払いをすませた。
「す、すみませんでした」
「いえ、大丈夫ですよ」
さて、受け取ってほっとして、幾久は気付く。
(……やべえ。帰る為の金がない)
明太子は絶対に持って帰らなければならないが、肝心の持って買える足代が足りるかどうかの瀬戸際だ。
財布の中には三百円ちょっとしかお金が残ってない。
ふらふらになりつつ、駅まではバスが出ているし、帰りはJRで一駅だから大丈夫だろうと自分を慰めた。
イズミシティからバスに乗り、十分もしないうちに元来た新赤間ヶ関駅に到着した。
そして幾久は慌てて駅の表示板を見る。
さっきバス賃を払って百八十円のマイナスだ。
(大丈夫!長州駅まで一駅なら初乗り運賃で百二十円くらいだろうし、だったらギリギリなんとか乗って帰れる、はず!)
この新赤間ヶ関駅から、寮や学校に最寄のはずの長州駅までは一駅しかない。
絶対に大丈夫!と思って表示を見たのだが。
「百……八十……円……」
ばっと思わず幾久は、さっきお茶を買ってしまった売店を見てしまう。
(さっき買わなければ帰れたのに!オレの馬鹿!まじで馬鹿!スマホ忘れてんだから、そこにあった金も忘れてるに決まってるじゃん!でもそのこと自体忘れてたし!ああもう!)
さっきお茶さえ買わなければ、余裕で電車に乗れたのに。
(くっそ……どうするよ)
予定ではとっくに戻っているはずなのに、時間はもう十七時を過ぎている。
こりゃもう歩くしかないかな。
そう思って駅員さんに聞いてみたのだが。
「ここから長州駅?そうだなあ、直線だったらそんなにないけどまあ八キロくらいかな。十キロないくらいじゃないか?」
「十キロ?!」
なんだそれ、と幾久はがっくりする。
歩くのは無理だ。
いや歩けないこともないかもしれないけど。
いやまて、確か長州駅は学校からけっこう距離があったはずだ。
ひょっとすると、この駅から寮は案外近いかもしれない。
中間地点程度なら三キロ、長くて五キロ、いけないことはない気がする!
そう幾久は思い込んで、駅員さんに尋ねた。
「あの」
報国院高校はどこですか。
そう尋ねようとしてはたと気付いた。
もし、迷子になったことがばれたら絶対に笑われる!そんなの絶対に嫌だ、と思った幾久は、ばれないように言葉を選んでゆっくりと喋った。
「あの、えと、お尋ねしたいんですけど」
「はい?」
「このあたりだと思うんですけど、学校が近くにある神社とか、あります、か?」
学校が近くにある神社なんかそうそうあるわけないだろ。
そう思って幾久が尋ねると、駅員さんが言う。
「あるよ?え?観光に来たの?」
やった!と思いながら幾久はうんうんと頷く。
「そ、そう!そうなんです!どうしても行きたくって!」
「あー、だったらこっちより向こうのホームから出たほうが近いよ。駅ならすぐ渡れるけど、下、川があるからねえ。ホームの中ですらけっこう遠いから、駅の中通ったほうがいい」
「通れるんですか?」
どう見ても駅の中だが。
そう覗き込んだ幾久に駅員が言った。
「入場券。百四十円ね!」
たっけぇ。いらない、歩きます。
なんて言えるわけもなく、幾久は入場券の代金を支払った。
幾久の残り財産、十二円。
さっき通った駅の長いホームを逆に渡る。
さっき幾久が降りた、イズミシティ行きのバス停があるのは新幹線口で、いま向かっているのは在来線口、となっているらしい。
駅の構造上、新幹線の端から端までの道があるのだけど、新幹線の車両分長さがあるので当然その通路も長い。途中の看板を見たら、全部で二百メートル以上もあった。
(なげーはずだわ。つかなんで半分動く歩道で、半分は歩くんだよ。全部動く歩道にしろよ。つか金がねーのか)
勝手な事を考えているうちにやっと在来線のホーム出口に到着した。
こちらは普通に、こじんまりした小さな駅だ。
これだけの距離に百四十円、とか高いとは思ったが、知らないということは金がかかるものだ。
スマホがあったら、すぐに調べられたのに。
また迷うのも嫌なので、一応、こっちの窓口の駅員にも尋ねてみた。
「ああ、学校のある神社?はいはい、一ノ宮さんね。こっから出たら、すぐに信号渡って、渡ったら右に進んで。そしたら県道……大きな道路に出るから、あとはまっすぐ。歩いて十分くらいだよ」
やった!やっぱり大当たりじゃん!
なんだー、オレ、ほんと頭いい!
「ありがとうございました!」
「気をつけてね」
にこやかな駅員さんに手を振って、意気揚々と駅を出た。
県道沿いはそこそこ賑やかで、車通りも多い。
この道ってどこに出るのかな、知ってる場所が見えるのかな、まあ十分歩く程度ならたいしたことないか、学校から寮まで歩いて三十分かからないくらいだし、まあでもいいかとか考えながら歩いていたが。
「……?」
おかしい、とやっと幾久は気付き始めていた。
確かに十分程度歩いているが、見覚えのある場所が全くないし、雰囲気も全然違う。
いやでも学校のある神社って言ってたし、と幾久は神社を目指すが。
『一ノ宮さんね』
「―――――アレ?」
確か、幾久が以前聞いたのが正しいとすると、幾久の通っている報国院高校がある神社は『二ノ宮』って言ってなかったっけ?
ざあっと今日何度目かの血が引いた音がした。
不安なまま歩き続けるうち、疑惑は確信へ変わっていった。
(やばいやばいやばいやばい!っていうか、オレ)
神社に到着した。
目の前にどーんとかまえる、石造りの大きな鳥居。
そして知らない神社の名前。
さすがにここまで来るといくらなんでも自分でも判る。
報国院高校とは全く違う、別の神社だ。
「は、はは……うわぁ……」
(ばっちり、おもいっきり、迷子じゃん!)
もう肩を落して笑うしかなかった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる