【完結】転生×オメガ=何になる?

よるは ねる(準備中2月中に復活予定)

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3章『転生×オメガ=溺愛される』

03※

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――私が死んだ可能性。
正直、前の世界には全く以て未練が無い。両親は既に他界しているし、友人という友人も居ない職場と自宅を往来する日々だったしがないOLだ。

「…真緒?」

心配げな表情で在昌さんが私の顔を覗き込む。余程難しい表情をしていたのだろう。私は意を決して在昌さんに思いを伝えようと思った。

「…彼女、如月桃さんは私と同じ転生者です」
「――…そう、か……」

何となく感じていたのだろう。在昌さんは私の言葉に小さく反応しながらも、大した驚いては居なかった。
有沢さんも言っていたが、私が気絶している時彼女は通常では無いと思われるような事ばかりを並べていたそうだ。

「これは有沢さんに聞いた話ですが、彼女は私と同じ世界で事故に遭って命を落としたらしいんです。それで、気が付いたら私も彼女も知っているオメ蜜の如月桃として転生していた――と」
「うん」
「死んでいたなら、きっと魂は固着していると思うんです。けれど、私には死んだ記憶がない――…だから、……」

ずっと言いたかった言葉を吐こうとするも、何かが喉に詰まっているかのように声が出ない。まるで言葉にする事を拒絶しているかのようだった。

気まずい沈黙が落ちる。だが、その沈黙を破ったのは在昌さんだった。

「…例え真緒が消えたとしても、俺は真緒と番になりたい」
「在昌、さん…」
「だって、君は俺の運命の番だから」

――運命の番。その言葉に私の心が揺れる。身体の奥底が歓喜の声を上げ、今すぐにでも首を差し出してしまいたくなる程に。

「もう真緒しか要らないんだよ、俺は。真緒しか抱けないし、愛せない」
「っ……」
「毎回君の首を噛みたくて気が狂いそうになる。けど…君が、真緒が納得しないなら番にはなれないよ」

悲しそうに、愛しそうに言葉に愛を込めて在昌さんが言う。私の心は決まっていた筈なのに、揺らめいてしまう。

「だって、私が消えたら…もう、誰も番に出来ないんですよ?」
「うん、そうだね。けど、君じゃなければ意味が無いよ」
「もしかしたら明日居なくなるかも知れないんですよ?」
「君が消えたらきっと俺は…真緒を番にしなかった事を永遠に後悔する事になると思う」

在昌さんの長い腕が私の身体を抱きしめる。痛い程に早い鼓動はどちらのものなのだろうか。

「私は……、」
「真緒はどうしたいの?俺に違う人と番になれっていうの?他の人を抱いて孕ませろって?」
「それは…!!」

考えるだけで苦しくなる。怒りで、哀しみで、頭がおかしくなってしまいそうだ。

在昌さんは私の身体を少し離し、ジッと視線を合わせる。綺麗な瞳が私を射貫いた。

「未来の事は誰にも分からない。ねぇ、今…真緒はどうなりたいの?もしも、という先の話じゃなくて、今どうありたい?」
「そ、れは…在昌さんとずっと一緒に居たい、です…」
「ならそれで良いんじゃない?完璧は無理だけど、最善は選べるよね。俺達の最善って、俺達が番になる事じゃないかな」

無責任かな?と耳元で囁きながら、私の頬に軽く触れる唇はとても優しかった。どうしてこの人はいつも私の欲しい言葉を与えてくれるのだろう。
どうしてこの人は私の心にするり、と入ってくるのだろう――…

何度も食むように音を立てて落とす口付けは狂おしい程に身を焦がした。

「私、在昌さんの…つ、番になりたい、です…」
「ん、良く出来ました」

本心だった。
言葉にすると、じくじくとうなじが疼く。

「けど…」

本心を言った筈なのに、弱い私が付け足すかのように言葉を紡ぐ。そんな私の言葉に在昌さんが眉を顰めながら、しっかりと目を合わせ言葉を放った。

「真緒はわかってない。俺がどれだけ真緒を愛しているかを。ねぇ、俺も不安じゃ無い訳ではないよ?けれど、不安すら凌駕する程に真緒に恋い焦がれてる」
「在昌、さん…」
「――真緒は変なところで素直じゃないから、ね。ベタだけれど身体で知ってもらおうか」

そう言った在昌さんにつぅ、とうなじを指で撫でられ身体から力が抜けていく。くたりと在昌さんに身体を預ければ、何度もうなじを撫でられた。

「かぁわいいんだから…。こんなに良い匂い出しちゃって…。堪んないなぁ…」
「ん、ん…、ふぁ……」
「ほら、指。舐めて?」

唇に長い指を当てられ、無意識に口を開いて在昌さんを誘う。指は誘われるままに私の腔内に侵入して嘔吐かないように優しく舌を弄ぶ。
まるで腔内で在昌さんの大きなモノを愛撫しているようだと思った。いやらしすぎる光景に目眩がする。

辿々しく、指に舌を這わしながらちゅうちゅうを吸えば、ご褒美、と言うように親指が私の頬を撫でた。

「ン…んふ、…ふ、…はぁ…ん、」
「いいこ…。気持ち良いよ、真緒のお口。もっと音出して」

言われるがままに、唾液を絡ませくちゅくちゅと指をしゃぶる。それが、結合しているときの音と類似していてどんどん私の秘部からとろとろと体液が溢れてきた。きっと在昌さんにはバレバレだろう。


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