49 / 207
異界渡り(ワーオランドーラ国)編
滞在延長が延長されました
しおりを挟む
私とカーナさんは番の暴走で、延長を聞いたその日の夜から熱を出して寝込んでいました。甲斐甲斐しく世話をしてくれるメイドさん達に、ルー家の侍医であるグウェン先生のおかげで、3日目には起き上がれました。
「更に3日、滞在延長になったって、さっき一から聞いたわ。」
私より半日早く起きあがれたカーナさんから、更に滞在延長になったと言われましたけど、不安が過ぎります。
「私達のせい?」
「茶屋の後始末があるんだって。あれから更に調べ、ザクザク色々と出て来たから。って教えてくれたわ。」
「仕事の方だったんだ。あー、よかった。」
「ほんとよね。私達のせいだって思わずに済んで。帰国してから、足を引っ張ったって陰口を言われなくって済んだわね。」
滞在延長が私達のせいでなくて、よかった…。
私自身、どうしても自己評価が低くなってしまうのは自覚してるけど、急には直せないし。祥さんの隣にいる為には、もう少し自信を付けないとならないのも分かってる。
ああっ、もう!私って自分に甘いんだよね。甘やかしてくれる人がいなかったから、自分を自分で甘やかしていたから、仕方なかった部分もあるけど、さ!はぁあ、どうしたらいいか分かっているのに、動けない自分が嫌だ!情けなくて、また落ち込みそうだなぁ…。
ああ、だから、暗いって言われてたんじゃない!無愛想って言われてたんじゃない!どうして、こんなどうしようもない事でグダグダしてるのよっ!
「何を悩んでいるの?」カーナさんが声をかけてきた。
「えーと、自己嫌悪?!自分に甘い自分が嫌だって、祥さんの隣にいたいから頑張らなくちゃならないのにって、分かっていても動けない自分が嫌で、落ち込んでましたね。」
「自覚があるのは良い事よ。でもね、努力はしていかないと、あなたを守るだけの彼になってしまうわ。守られて一緒に居るのと、同じ道を歩くパートナーとして一緒に居るのと、どっちがいいかユーイが判ってる?どっちで生きていくかで、彼の負担も気持ちもこの先、大分違ってくるわよ。」
そうだよね、おんぶに抱っこのパートナーじゃ王になる祥さんの負担も、気持ちも、私が重荷になるんだよね。その上、子供が出来たらその心配や負担の分の重荷が増えてしまうのも分かってる。どっちがいいかなんて解ってる、私が祥さんに望んでいるのは、祥さんと一緒に歩けるパートナーになりたいって事だから。
落ち込んでも泣いてもいいから、自分が出来る事をしていかないと、いつまで経っても進めないよね。
「カーナさん、文字を教えて下さい。祥さんに教えてもらったけど、まだまだだから。」
「暇だし、勉強するのもいいわね。こっちなら、書店に辞書やドリルがあるから、買ってやってみればいいわ。」
「ああ!小学生が字を習って、覚える時みたいにするんですね。」
「そう。そんな感じ。じゃ、メイドに言って、買ってきてもらうわね。」
カーナさんがメイドさんに言ったら、3種類の言語の辞書と山盛りのドリルを買ってきてもらえました。
この世界は3種の言語が使われているのだそうです。主に使われている言語はヌイン語で、私達が日頃、使っている言葉です。獅子国だけで使われているのが、グルミン語です。そして、ウサギの耳のラーン・ビット国と、熊耳のガオン・ロード国とその周辺国で、山に囲まれた場所に住んでいる人達が使っているのが、サンビット語と言う説明が、カーナさんからありました。
「その3種の言語を話して書いて読めないと、王太子妃としてはキツイと思うから、辞書と山盛りのドリルを買ってきてもらったの。」とカーナさんに言われました。
大変そうだなー、でも目の前に、自分がやる事が出てきたので、さっきの様に悩んでいる暇はないと思う。まずは、ドリルを見ながら、100円ショップで買っておいたノートへ書いて練習していく。
「でも、ユーイってヌイン語は、喋れているのよね。」
「へ?私?日本語で話しているのだと思ってましたよ。」
「へぇ?!嘘!日本語じゃないわよ。大丈夫?」
「…小さい頃、日本へ行くまで使って話していたから、今も話せるのか、な?」
「ちょっと待って。もしかして…。ユーイ話しかけるから、答えてね。」
「はい。」
「(グルミン語で。)こんにちは。今、あなたは何をしていますか?」
「(グルミン語で。)こんにちは。カーナさんと話しています。」
「(サンビット語で。)喋る内容が分かるの?」
「(サンビット語で。)どうしてか分かりませんが、話す内容が分かります。」
「うわ!ユーイ。日本へ行く前に、話す言葉を教えられていたんじゃないかしら。どこへ誘拐されるか分からないから、せめて、話せて戻れる様に。って教育されていたんだわ、多分だけど。」
私、日本へ行くまで、大事にされていたんだ…。嬉しい。
「話せる事は内緒にしておいた方がいいわ。暫く、知らない振りをしていた方が有利かもしれないの。色々な情報を知るためにも。城に入ったら、誰が良い人か悪い人か、味方か敵かも分からないでしょ。それが分かるかもしれないわ。「日本にいたので、知りません。」って顔をしていれば、他の言語で話をされても分からない振りで、相手がどんな人か判断し易くなるんだもの。活用しなくっちゃ。」
「そっか。その手が使えるなら、使わないとですね。」
「祥にも黙っていたら、本音が聞けるかもね。」
「カーナさんこそ、一郎さんや陽太郎さんへ話しちゃダメですよ。」
「もちろん!2人だけの秘密にしましょ。」
「いいですね、秘密って。」
「じゃ、まずはヌイン語のドリルとノートから見るね。祥からは何処まで教えてもらったかを見るわ。」
カーナさんがノートやドリルを見ている間に、単語を覚えて書いていこうっと。
「結構な所までは教わっているのね。後は実践を重ねれば大丈夫そうだけど、基礎は大事よね。」
カーナさんが図書館から本を借りて来ると言うので、私は単語の書き取りの続きをしてますよ。ええと、この単語は会議、こっちは話し合い、っと。
カーナさんが借りてきた本は、こちらの世界の料理本と、旅行案内でした。私が興味があって読みやすいだろう本を選んで来たのだとか。カーナさんも自分も私と交代で読むつもりだったから、と言ってたので、交代で読みましたよー。
2人して料理の本の内容で話をしてから、夕食と入浴を済ませて寝ましたが、祥さん達3人に会わなかったです。次の日も、勉強と読書で過ぎていき、3人とは会えませんでした。忙しいんですね、きっと。
「更に3日、滞在延長になったって、さっき一から聞いたわ。」
私より半日早く起きあがれたカーナさんから、更に滞在延長になったと言われましたけど、不安が過ぎります。
「私達のせい?」
「茶屋の後始末があるんだって。あれから更に調べ、ザクザク色々と出て来たから。って教えてくれたわ。」
「仕事の方だったんだ。あー、よかった。」
「ほんとよね。私達のせいだって思わずに済んで。帰国してから、足を引っ張ったって陰口を言われなくって済んだわね。」
滞在延長が私達のせいでなくて、よかった…。
私自身、どうしても自己評価が低くなってしまうのは自覚してるけど、急には直せないし。祥さんの隣にいる為には、もう少し自信を付けないとならないのも分かってる。
ああっ、もう!私って自分に甘いんだよね。甘やかしてくれる人がいなかったから、自分を自分で甘やかしていたから、仕方なかった部分もあるけど、さ!はぁあ、どうしたらいいか分かっているのに、動けない自分が嫌だ!情けなくて、また落ち込みそうだなぁ…。
ああ、だから、暗いって言われてたんじゃない!無愛想って言われてたんじゃない!どうして、こんなどうしようもない事でグダグダしてるのよっ!
「何を悩んでいるの?」カーナさんが声をかけてきた。
「えーと、自己嫌悪?!自分に甘い自分が嫌だって、祥さんの隣にいたいから頑張らなくちゃならないのにって、分かっていても動けない自分が嫌で、落ち込んでましたね。」
「自覚があるのは良い事よ。でもね、努力はしていかないと、あなたを守るだけの彼になってしまうわ。守られて一緒に居るのと、同じ道を歩くパートナーとして一緒に居るのと、どっちがいいかユーイが判ってる?どっちで生きていくかで、彼の負担も気持ちもこの先、大分違ってくるわよ。」
そうだよね、おんぶに抱っこのパートナーじゃ王になる祥さんの負担も、気持ちも、私が重荷になるんだよね。その上、子供が出来たらその心配や負担の分の重荷が増えてしまうのも分かってる。どっちがいいかなんて解ってる、私が祥さんに望んでいるのは、祥さんと一緒に歩けるパートナーになりたいって事だから。
落ち込んでも泣いてもいいから、自分が出来る事をしていかないと、いつまで経っても進めないよね。
「カーナさん、文字を教えて下さい。祥さんに教えてもらったけど、まだまだだから。」
「暇だし、勉強するのもいいわね。こっちなら、書店に辞書やドリルがあるから、買ってやってみればいいわ。」
「ああ!小学生が字を習って、覚える時みたいにするんですね。」
「そう。そんな感じ。じゃ、メイドに言って、買ってきてもらうわね。」
カーナさんがメイドさんに言ったら、3種類の言語の辞書と山盛りのドリルを買ってきてもらえました。
この世界は3種の言語が使われているのだそうです。主に使われている言語はヌイン語で、私達が日頃、使っている言葉です。獅子国だけで使われているのが、グルミン語です。そして、ウサギの耳のラーン・ビット国と、熊耳のガオン・ロード国とその周辺国で、山に囲まれた場所に住んでいる人達が使っているのが、サンビット語と言う説明が、カーナさんからありました。
「その3種の言語を話して書いて読めないと、王太子妃としてはキツイと思うから、辞書と山盛りのドリルを買ってきてもらったの。」とカーナさんに言われました。
大変そうだなー、でも目の前に、自分がやる事が出てきたので、さっきの様に悩んでいる暇はないと思う。まずは、ドリルを見ながら、100円ショップで買っておいたノートへ書いて練習していく。
「でも、ユーイってヌイン語は、喋れているのよね。」
「へ?私?日本語で話しているのだと思ってましたよ。」
「へぇ?!嘘!日本語じゃないわよ。大丈夫?」
「…小さい頃、日本へ行くまで使って話していたから、今も話せるのか、な?」
「ちょっと待って。もしかして…。ユーイ話しかけるから、答えてね。」
「はい。」
「(グルミン語で。)こんにちは。今、あなたは何をしていますか?」
「(グルミン語で。)こんにちは。カーナさんと話しています。」
「(サンビット語で。)喋る内容が分かるの?」
「(サンビット語で。)どうしてか分かりませんが、話す内容が分かります。」
「うわ!ユーイ。日本へ行く前に、話す言葉を教えられていたんじゃないかしら。どこへ誘拐されるか分からないから、せめて、話せて戻れる様に。って教育されていたんだわ、多分だけど。」
私、日本へ行くまで、大事にされていたんだ…。嬉しい。
「話せる事は内緒にしておいた方がいいわ。暫く、知らない振りをしていた方が有利かもしれないの。色々な情報を知るためにも。城に入ったら、誰が良い人か悪い人か、味方か敵かも分からないでしょ。それが分かるかもしれないわ。「日本にいたので、知りません。」って顔をしていれば、他の言語で話をされても分からない振りで、相手がどんな人か判断し易くなるんだもの。活用しなくっちゃ。」
「そっか。その手が使えるなら、使わないとですね。」
「祥にも黙っていたら、本音が聞けるかもね。」
「カーナさんこそ、一郎さんや陽太郎さんへ話しちゃダメですよ。」
「もちろん!2人だけの秘密にしましょ。」
「いいですね、秘密って。」
「じゃ、まずはヌイン語のドリルとノートから見るね。祥からは何処まで教えてもらったかを見るわ。」
カーナさんがノートやドリルを見ている間に、単語を覚えて書いていこうっと。
「結構な所までは教わっているのね。後は実践を重ねれば大丈夫そうだけど、基礎は大事よね。」
カーナさんが図書館から本を借りて来ると言うので、私は単語の書き取りの続きをしてますよ。ええと、この単語は会議、こっちは話し合い、っと。
カーナさんが借りてきた本は、こちらの世界の料理本と、旅行案内でした。私が興味があって読みやすいだろう本を選んで来たのだとか。カーナさんも自分も私と交代で読むつもりだったから、と言ってたので、交代で読みましたよー。
2人して料理の本の内容で話をしてから、夕食と入浴を済ませて寝ましたが、祥さん達3人に会わなかったです。次の日も、勉強と読書で過ぎていき、3人とは会えませんでした。忙しいんですね、きっと。
1
あなたにおすすめの小説
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる