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ナーオ・ロウ国編Ⅰ
騎士達は仕事中1
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馬車に魔法をかけて空を飛んでいたのは、王城にいた者しか知らない。王国民達は、黒く大きな虎が飛んでいたのを見ただけだった。
それも、王太子とその婚約者の暗殺と誘拐を計画していた王弟の仕業だと判明したのだから、貴族は勿論、王城に勤める者にもすぐさま、箝口令が布かれたのだった。
だから、「吉兆だ。」「良い事がある。」「良いモノが見れた。」と、市井では噂になったが、真実は藪の中である。
王都内の騎士団の詰め所に、視察に訪れていた近衛蒼騎士団副団長ブロイは、市井で噂になっている黒い大きな虎に見えるように魔法で偽装がされていた馬車内にいたのだ。その上、その魔法をかけていた立場なので、噂を聞く度、複雑な気持ちでいたのだ。
近衛蒼騎士団団長には、「貴重な体験が出来て何よりだ。」と大爆笑されてしまったが。
同行していた他4名の騎士達も「噂になったので、時の人になったみたいで、こそばゆくて仕方ない。」とか、「空飛べて、楽しかったすねー。」とか、「王太子様のお役に立てたのなら、騎士の本懐です。良いんではないでしょうか。」とか、「またあの料理が食べられるんなら、何度でもやりますよ!」等、勝手気ままな言い方をしていたので、ブロイは理解出来ずに、「嘆かわしい。」と頭を抱えてしまったのだが。
「騎士の士気も上がったし、良い事ではありませんか。」と、視察に同行しているブロイの補佐であるライトに言われていた。
「複雑なのだがな。」ブロイがそう返事をすると、
「実際、あの後、王太子様の結婚が発表されましたし、宰相補佐のイッチェン様の奥方の多胎での懐妊も発表されて、国内はお祝いムードじゃないですか。」
「他国から、これ以上、あの優しい王太子妃様が狙われなければいいのだが。」
「それはもう首謀者が捕まりましたし、王太子様が守っていらしてますから大丈夫かと思います。ブロイ副団長が気にし過ぎだと思います。」
「それならいいが。」
「次の詰め所がほら、あそこです。見えています。」
「南の第5騎士団詰め所だな。」
「回れる所を行っておかないと、後の予定がキツくなりますよ。」
魔馬(馬の様な生き物)に乗った騎士2人が通り過ぎて行った。
「行きはりました?」
平民が着る服を着た2人の男が、ヒョイと物陰から出て来た。
「もう大丈夫そうだ、やっと行ってくれたか。ブロイに見つかると面倒だから。ロート、おまえは喋りが目立つから、こっちの話し方に合わせろよ。」
「はいはい、陽太さんに合わせますよ。」
「どこへ行くのかはまだ言えないが、ロートは、ついて来い。」
「ロートじゃなくて、今日は「ロト」で頼みます。」
「裏通りにある店だ。」
「はいよ。」
裏通りを歩いて行くと、「酒場 ハイルング3番店」と看板がある店に着いた。「ハイルングは1番から8番までのお店があります。昼も夜もお食事出来ます。」と書いてある張り紙がしてあった。その店に、陽太郎は扉を開けて入っていった。続いてロートも入っていく。
「この店は?」
「騎士の情報交換場所。1番から8番まであるのは、情報の用途別に番号が分かれているから。」
「ワーオランドーラや獅子国ではこういう店が無いから、新鮮だ。」
「そうか?ここの店に勤めている者は、元騎士とその妻だ。騎士が続けられなくなった者達で成り立っているんだが。まぁ、仕事を辞めても、情報を集められる者とか、家業を継いで商人になった者が各国で聞いた噂を教えてくれるとかがあってな、いつの間にか、騎士の間だけで情報交換する場所になったのさ。」
「普通のお客さんも結構、入ってますやん。」
「まあな。安いし美味いし、元騎士が勤めているから、店の中は安全だしな。」
「で?獅子国では何してた?」
「クロードさんから頼まれて、お使いに行ってました。」
「ああ、お使いがついでので、主に情報集めしてたって訳か。」
「そんな身も蓋もない事を。」
「それよりもだ、昨日聞いた話を王城では出来ないから、ここへ来た。」
「そんな事でっしゃろとは思てましたわ。昨日の案内も、今日の為だったんですか。」
「王弟派の中に、王妃の実家が含まれていた。」
「んな、あほな。」
「表立って、実家が何かをしていた訳じゃないが、前の王妃は生まれて、すぐ養子へ出されていたから関係なかったんだ。あの王妃は、王の前ではいい年をして可愛い子ぶっているが、相当な腹黒だ。今まで何回となく、どこぞの貴族の家の夫人が気に入らないからと理由で、な、王城に出入り禁止やら、お茶会に参加させないとか、狙って仕掛けてるんだよ。」
「なーんや、それ。ユーイお嬢はんとは真逆やな。」
「王も祥も気付いてはいるが、女神から頼まれていたから切り捨てられなかった。でも、同じ魔法が使える性格も頭もまともな王太子妃が現れたら?」
「即座に切るだろうな。陽さん、まさか…。」
「そのまさかさ。今朝、王が昨夜から今朝にかけてお告げを受けたとおっしゃてな、オレと王太子が内密に呼びだされた。今日から7日以内に王妃を処刑する様にと、お告げを受けたんだと言うんだ。」
「また、えらく具体的な話やな。」
「「実家を含めて、真っ黒過ぎるから始末をしてちょうだい。ユーイにも危険が迫っているわ。王妃を処刑しないと、8日目には、代わりにユーイが殺されてしまうのよ。だから、7日以内に処刑してちょうだい。」と何度も繰り返し言われてしまったんだとさ。その理由を聞いても、「自分達で調べて裁いて。基本的に女神は不干渉でいないといけないので、無理よ。」って、教えてくれなかったと。」
「で、その裏付けを急いでしないと、お嬢はんが殺されて、わいの仕事がなくなるし、陽さんの警護する王太子はんが壊れて廃人まっしぐらコースちゅう訳でっか。」
「そう。店の3番と言うのは、貴族の噂や、貴族に関する、きな臭い話を聞ける所だと言う符号かな。ま、追々、教えるよ。」
「追々じゃ間に合わへんかもしれんので、1番から必要な番号を教えてくれまへんか。わい一人でも動けるように。」
「そうだな。知っていても損でもないか。ええと、店の場所はバラバラだけど、話が出来る事はある意味、番号順なんだよ。1番が王族。2番が王城での役職に関するモノ。3番が貴族な。4番が騎士で。5番が商人。6番が市井の噂とかな。7番が他国に関するモノ。8番が神話、迷信、女神関連。今は9番を作る話が出ている。ってとこかな。」
「9番?」
「日本での話を交換できる場所がなかったから。日本での話専門って事。」
「そう言えば、その話が出来ないのはおかしいですね。番号の意味はそうなんですか。」
「ご注文は?」
「今日のお勧めは何だい?」
「活きのいいのをトウがたった古い替え玉が、実家の悪事を隠す事も出来るのではないかと狙っています。番の目を意図的に引き離して、活きのいいのを始末する予定を実家ぐるみで何ヵ月も前から計画しているって話ですかね。」
「んじゃ、それに合わせて、適当に飲み物を見繕ってもらえる?」
「ちょっとお高いヤツですよ。出来たら、一番奥の個室を使ってもらえると、別料金が取れるんで助かりますが。」
「そうするわ。ロト、個室へ行くぞ。一番奥だな。」
「ええ。そうです。マスターが張り切ってましたんで、活きのいいのによく合うツマミの話があるんですとさ。」
「はい、陽太さん。行きましょう。」
一番奥にある個室へ扉を開けて入ると、大きな騎士が6人が座っても大丈夫な木のテーブルとイスが置いてあった。その一つに、ガタイの良い大男が座っていた。
「待ってたよ。今朝入ったばかりの新鮮なやつを出すから。」
それも、王太子とその婚約者の暗殺と誘拐を計画していた王弟の仕業だと判明したのだから、貴族は勿論、王城に勤める者にもすぐさま、箝口令が布かれたのだった。
だから、「吉兆だ。」「良い事がある。」「良いモノが見れた。」と、市井では噂になったが、真実は藪の中である。
王都内の騎士団の詰め所に、視察に訪れていた近衛蒼騎士団副団長ブロイは、市井で噂になっている黒い大きな虎に見えるように魔法で偽装がされていた馬車内にいたのだ。その上、その魔法をかけていた立場なので、噂を聞く度、複雑な気持ちでいたのだ。
近衛蒼騎士団団長には、「貴重な体験が出来て何よりだ。」と大爆笑されてしまったが。
同行していた他4名の騎士達も「噂になったので、時の人になったみたいで、こそばゆくて仕方ない。」とか、「空飛べて、楽しかったすねー。」とか、「王太子様のお役に立てたのなら、騎士の本懐です。良いんではないでしょうか。」とか、「またあの料理が食べられるんなら、何度でもやりますよ!」等、勝手気ままな言い方をしていたので、ブロイは理解出来ずに、「嘆かわしい。」と頭を抱えてしまったのだが。
「騎士の士気も上がったし、良い事ではありませんか。」と、視察に同行しているブロイの補佐であるライトに言われていた。
「複雑なのだがな。」ブロイがそう返事をすると、
「実際、あの後、王太子様の結婚が発表されましたし、宰相補佐のイッチェン様の奥方の多胎での懐妊も発表されて、国内はお祝いムードじゃないですか。」
「他国から、これ以上、あの優しい王太子妃様が狙われなければいいのだが。」
「それはもう首謀者が捕まりましたし、王太子様が守っていらしてますから大丈夫かと思います。ブロイ副団長が気にし過ぎだと思います。」
「それならいいが。」
「次の詰め所がほら、あそこです。見えています。」
「南の第5騎士団詰め所だな。」
「回れる所を行っておかないと、後の予定がキツくなりますよ。」
魔馬(馬の様な生き物)に乗った騎士2人が通り過ぎて行った。
「行きはりました?」
平民が着る服を着た2人の男が、ヒョイと物陰から出て来た。
「もう大丈夫そうだ、やっと行ってくれたか。ブロイに見つかると面倒だから。ロート、おまえは喋りが目立つから、こっちの話し方に合わせろよ。」
「はいはい、陽太さんに合わせますよ。」
「どこへ行くのかはまだ言えないが、ロートは、ついて来い。」
「ロートじゃなくて、今日は「ロト」で頼みます。」
「裏通りにある店だ。」
「はいよ。」
裏通りを歩いて行くと、「酒場 ハイルング3番店」と看板がある店に着いた。「ハイルングは1番から8番までのお店があります。昼も夜もお食事出来ます。」と書いてある張り紙がしてあった。その店に、陽太郎は扉を開けて入っていった。続いてロートも入っていく。
「この店は?」
「騎士の情報交換場所。1番から8番まであるのは、情報の用途別に番号が分かれているから。」
「ワーオランドーラや獅子国ではこういう店が無いから、新鮮だ。」
「そうか?ここの店に勤めている者は、元騎士とその妻だ。騎士が続けられなくなった者達で成り立っているんだが。まぁ、仕事を辞めても、情報を集められる者とか、家業を継いで商人になった者が各国で聞いた噂を教えてくれるとかがあってな、いつの間にか、騎士の間だけで情報交換する場所になったのさ。」
「普通のお客さんも結構、入ってますやん。」
「まあな。安いし美味いし、元騎士が勤めているから、店の中は安全だしな。」
「で?獅子国では何してた?」
「クロードさんから頼まれて、お使いに行ってました。」
「ああ、お使いがついでので、主に情報集めしてたって訳か。」
「そんな身も蓋もない事を。」
「それよりもだ、昨日聞いた話を王城では出来ないから、ここへ来た。」
「そんな事でっしゃろとは思てましたわ。昨日の案内も、今日の為だったんですか。」
「王弟派の中に、王妃の実家が含まれていた。」
「んな、あほな。」
「表立って、実家が何かをしていた訳じゃないが、前の王妃は生まれて、すぐ養子へ出されていたから関係なかったんだ。あの王妃は、王の前ではいい年をして可愛い子ぶっているが、相当な腹黒だ。今まで何回となく、どこぞの貴族の家の夫人が気に入らないからと理由で、な、王城に出入り禁止やら、お茶会に参加させないとか、狙って仕掛けてるんだよ。」
「なーんや、それ。ユーイお嬢はんとは真逆やな。」
「王も祥も気付いてはいるが、女神から頼まれていたから切り捨てられなかった。でも、同じ魔法が使える性格も頭もまともな王太子妃が現れたら?」
「即座に切るだろうな。陽さん、まさか…。」
「そのまさかさ。今朝、王が昨夜から今朝にかけてお告げを受けたとおっしゃてな、オレと王太子が内密に呼びだされた。今日から7日以内に王妃を処刑する様にと、お告げを受けたんだと言うんだ。」
「また、えらく具体的な話やな。」
「「実家を含めて、真っ黒過ぎるから始末をしてちょうだい。ユーイにも危険が迫っているわ。王妃を処刑しないと、8日目には、代わりにユーイが殺されてしまうのよ。だから、7日以内に処刑してちょうだい。」と何度も繰り返し言われてしまったんだとさ。その理由を聞いても、「自分達で調べて裁いて。基本的に女神は不干渉でいないといけないので、無理よ。」って、教えてくれなかったと。」
「で、その裏付けを急いでしないと、お嬢はんが殺されて、わいの仕事がなくなるし、陽さんの警護する王太子はんが壊れて廃人まっしぐらコースちゅう訳でっか。」
「そう。店の3番と言うのは、貴族の噂や、貴族に関する、きな臭い話を聞ける所だと言う符号かな。ま、追々、教えるよ。」
「追々じゃ間に合わへんかもしれんので、1番から必要な番号を教えてくれまへんか。わい一人でも動けるように。」
「そうだな。知っていても損でもないか。ええと、店の場所はバラバラだけど、話が出来る事はある意味、番号順なんだよ。1番が王族。2番が王城での役職に関するモノ。3番が貴族な。4番が騎士で。5番が商人。6番が市井の噂とかな。7番が他国に関するモノ。8番が神話、迷信、女神関連。今は9番を作る話が出ている。ってとこかな。」
「9番?」
「日本での話を交換できる場所がなかったから。日本での話専門って事。」
「そう言えば、その話が出来ないのはおかしいですね。番号の意味はそうなんですか。」
「ご注文は?」
「今日のお勧めは何だい?」
「活きのいいのをトウがたった古い替え玉が、実家の悪事を隠す事も出来るのではないかと狙っています。番の目を意図的に引き離して、活きのいいのを始末する予定を実家ぐるみで何ヵ月も前から計画しているって話ですかね。」
「んじゃ、それに合わせて、適当に飲み物を見繕ってもらえる?」
「ちょっとお高いヤツですよ。出来たら、一番奥の個室を使ってもらえると、別料金が取れるんで助かりますが。」
「そうするわ。ロト、個室へ行くぞ。一番奥だな。」
「ええ。そうです。マスターが張り切ってましたんで、活きのいいのによく合うツマミの話があるんですとさ。」
「はい、陽太さん。行きましょう。」
一番奥にある個室へ扉を開けて入ると、大きな騎士が6人が座っても大丈夫な木のテーブルとイスが置いてあった。その一つに、ガタイの良い大男が座っていた。
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