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虎の国、小国群編
にゃあにゃあと悩む黒百合
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あたいがナーオ・ロウ国へ療養も兼ねて、女神さまが戻してくれたんにゃ。
それにゃのに、黒牡丹に黒ダリアがあたいの代わりになるとでも?!とんでもないにゃ!あの子達は容赦がないにゃ!
もしあの子達がユーイを傷付けるような事を言ったり、したらにゃ、お仕置きだけでは済まないにゃよっ!!
ユーイは自身の役割について、その身ずつを何一つも知らされずに、番だからとショウ達にこの世界へ連れて来られたんにゃからっ!時機をみて、知らせるはずだったのにゃ!それを台無しにしそうな2人を選ぶとは、女神さまも残酷にゃ!黒ビオラと黒薔薇だったら、気遣いが出来たのにぃ…!!!
どうしようかにゃ。せめて、あの2人が口を滑らせないように、神力で特定の単語を言霊縛りするしかないかにゃ…。はぁ~、気が重いにゃ。
「黒薔薇ー!バラバラやー!手伝っておくれにゃー!」
「あーーーーーーーーーーいーーーーーーーーー!!!」ドタバタドタバタ!!!
黒薔薇は落ち着きがないのが玉に瑕にゃねぇ。
弟子達の中ではにゃ、1位が黒ビオラ。2位が黒牡丹。3位が黒ダリア。4位が黒薔薇でにゃ、国が心配だから、1位と4位の弟子が留まったのは理解出来るんにゃけどにゃあ。いかんせんにゃ、黒ダー(黒ダリア)と黒ボー(黒牡丹)は1位になれない理由が、思いやりの欠如の度合いが大きいんにゃ。4位の黒バーラは、落ち着きが身に付けば、1位の黒ビー(黒ビオラ)と同等なんだけどにゃあ。はぁ、にゃ。
そして、あたいの隠し玉の黒水仙にゃ。
この子はあたいの影となって、あちこちを調べてくれてるにゃよ。先代様からは、この子に関して、一切の事を詮索してはならにゃいと言われているんにゃ。だから、先代様から引き継いだ子だと言う事しか知らにゃいにゃ。
定期的に連絡をしてくる以外は、先代様から紹介された時と、あたいが今代になった時に会っただけしかないのにゃ。
年齢不詳の、黒猫にゃ。ただし、あたい達と違うのは、額に三日月の白い毛並みがあるんにゃよ。普段は、女神さまのくれた神力の籠った黒一色の絆創膏が貼ってあるんにゃ。だから、よーーーーく見ないと絆創膏が貼ってあるのも分からないにゃ。
まぁ、絆創膏が貼ってあるのが分かるのは、女神さまと今代のあたい、黒百合だけなんにゃけどにゃ。他国の聖獣でも分からないようになっているって女神さまからも言われてるんにゃ。
黒ビーも他の弟子達も、黒水仙を同じ弟子仲間だと思っているんにゃ。でもにゃ、たまたま何かの拍子でにゃ、王太后を見たんにゃよ、その時は何でか切ない顔をしていたんにゃ。
あたいは、聖獣の村の黒水仙のお母さんに、王太后がたまたま似ていたからだと思ったんにゃ。
あたいだって、王太后は優しくて怖くて、でも、温かいんだって知ってるにゃよ!だから、先代や女神さまのような、お母さんみたいだって思ってるにゃ。
聖獣は、聖獣同士が番って生まれるか、聖獣の村の泉の中に生えている大木の実らせる大きな実から生まれるかのどちらかにゃ。あたいは大きな実から生まれて、聖獣村の猫科の子供のいない夫婦の元へ、村長さんの手から、育ての両親へ預けられて育ててもらったにゃ。
聖獣は滅多に子を産めない。言い換えれば、子が出来ないのにゃ。だから、子は大木の実から生まれるのが大半で、子が生まれるのは珍しいんにゃ。
だからかにゃ、温かい人、特に温かい人柄の女性は、お母さんみたいだにゃと聖獣が懐く傾向があるんにゃよ。
黒水仙の切ない目つきを見たあたいは、黒水仙のお母さんに王太后が似てたんにゃと、そう思ったんにゃ。
あたいが色々と考えているうちににゃ、黒薔薇があたいの指示した通りに、言霊縛りの準備をしていたんにゃよ。
「今代様!言霊縛りの用意が終わりましたにゃ。半紙に書きつけた言葉は「本来の役割」「ユーイのこれから」「ユーイの役割」「この世界での役割」でよろしかったでしょうか?」
「それでいいにゃ。追加する言葉はあたいが書くにゃ。半紙と筆と墨を寄越すにゃ。」
「あいっ。どうぞ。」
黒薔薇が半紙とすった隅の入った硯と筆を用意した机へ移動したにゃよ。
幾つか追加した言葉を書いた半紙と、黒薔薇が書いてくれた半紙を合わせて、あたいのまだ戻っていない神力を補うように、黒薔薇の神力をもらいながら、言霊縛りの術を弟子の黒牡丹と黒ダリアのかけたのだったにゃ。
ショウの奴め!まだユーイを離さないのかにゃ。はぁ、弟子2人が近付けないのは良かったけどにゃ、ユーイの体力と精神力を削ってまで、閨に籠って、交尾をし続けなくても良かったんじゃないのかにゃあ…。
けしからんにゃ!あたいもお年頃にゃ!番が欲しいにゃよ!…あ!ショウが空中を睨みつけたにゃ!覗いたのが分かったのかにゃ?怖いにゃ!ナイナイにゃ!
ふぅ。怖かったにゃ。
でも、仲良しだったにゃあ。羨ましいにゃあ。あたいの番はどこにいるんにゃか。女神さまもひと段落するまでは教えてくれないんだろうにゃあ…。独り身はツラいにゃ。黒薔薇には番がいるんにゃけどにゃあ。あたいにはどうして番がいにゃいんだろうかにゃあ?
切ないにゃ。寂しいにゃ。お母さーん!抱っこして欲しいにゃあーー!!
それにゃのに、黒牡丹に黒ダリアがあたいの代わりになるとでも?!とんでもないにゃ!あの子達は容赦がないにゃ!
もしあの子達がユーイを傷付けるような事を言ったり、したらにゃ、お仕置きだけでは済まないにゃよっ!!
ユーイは自身の役割について、その身ずつを何一つも知らされずに、番だからとショウ達にこの世界へ連れて来られたんにゃからっ!時機をみて、知らせるはずだったのにゃ!それを台無しにしそうな2人を選ぶとは、女神さまも残酷にゃ!黒ビオラと黒薔薇だったら、気遣いが出来たのにぃ…!!!
どうしようかにゃ。せめて、あの2人が口を滑らせないように、神力で特定の単語を言霊縛りするしかないかにゃ…。はぁ~、気が重いにゃ。
「黒薔薇ー!バラバラやー!手伝っておくれにゃー!」
「あーーーーーーーーーーいーーーーーーーーー!!!」ドタバタドタバタ!!!
黒薔薇は落ち着きがないのが玉に瑕にゃねぇ。
弟子達の中ではにゃ、1位が黒ビオラ。2位が黒牡丹。3位が黒ダリア。4位が黒薔薇でにゃ、国が心配だから、1位と4位の弟子が留まったのは理解出来るんにゃけどにゃあ。いかんせんにゃ、黒ダー(黒ダリア)と黒ボー(黒牡丹)は1位になれない理由が、思いやりの欠如の度合いが大きいんにゃ。4位の黒バーラは、落ち着きが身に付けば、1位の黒ビー(黒ビオラ)と同等なんだけどにゃあ。はぁ、にゃ。
そして、あたいの隠し玉の黒水仙にゃ。
この子はあたいの影となって、あちこちを調べてくれてるにゃよ。先代様からは、この子に関して、一切の事を詮索してはならにゃいと言われているんにゃ。だから、先代様から引き継いだ子だと言う事しか知らにゃいにゃ。
定期的に連絡をしてくる以外は、先代様から紹介された時と、あたいが今代になった時に会っただけしかないのにゃ。
年齢不詳の、黒猫にゃ。ただし、あたい達と違うのは、額に三日月の白い毛並みがあるんにゃよ。普段は、女神さまのくれた神力の籠った黒一色の絆創膏が貼ってあるんにゃ。だから、よーーーーく見ないと絆創膏が貼ってあるのも分からないにゃ。
まぁ、絆創膏が貼ってあるのが分かるのは、女神さまと今代のあたい、黒百合だけなんにゃけどにゃ。他国の聖獣でも分からないようになっているって女神さまからも言われてるんにゃ。
黒ビーも他の弟子達も、黒水仙を同じ弟子仲間だと思っているんにゃ。でもにゃ、たまたま何かの拍子でにゃ、王太后を見たんにゃよ、その時は何でか切ない顔をしていたんにゃ。
あたいは、聖獣の村の黒水仙のお母さんに、王太后がたまたま似ていたからだと思ったんにゃ。
あたいだって、王太后は優しくて怖くて、でも、温かいんだって知ってるにゃよ!だから、先代や女神さまのような、お母さんみたいだって思ってるにゃ。
聖獣は、聖獣同士が番って生まれるか、聖獣の村の泉の中に生えている大木の実らせる大きな実から生まれるかのどちらかにゃ。あたいは大きな実から生まれて、聖獣村の猫科の子供のいない夫婦の元へ、村長さんの手から、育ての両親へ預けられて育ててもらったにゃ。
聖獣は滅多に子を産めない。言い換えれば、子が出来ないのにゃ。だから、子は大木の実から生まれるのが大半で、子が生まれるのは珍しいんにゃ。
だからかにゃ、温かい人、特に温かい人柄の女性は、お母さんみたいだにゃと聖獣が懐く傾向があるんにゃよ。
黒水仙の切ない目つきを見たあたいは、黒水仙のお母さんに王太后が似てたんにゃと、そう思ったんにゃ。
あたいが色々と考えているうちににゃ、黒薔薇があたいの指示した通りに、言霊縛りの準備をしていたんにゃよ。
「今代様!言霊縛りの用意が終わりましたにゃ。半紙に書きつけた言葉は「本来の役割」「ユーイのこれから」「ユーイの役割」「この世界での役割」でよろしかったでしょうか?」
「それでいいにゃ。追加する言葉はあたいが書くにゃ。半紙と筆と墨を寄越すにゃ。」
「あいっ。どうぞ。」
黒薔薇が半紙とすった隅の入った硯と筆を用意した机へ移動したにゃよ。
幾つか追加した言葉を書いた半紙と、黒薔薇が書いてくれた半紙を合わせて、あたいのまだ戻っていない神力を補うように、黒薔薇の神力をもらいながら、言霊縛りの術を弟子の黒牡丹と黒ダリアのかけたのだったにゃ。
ショウの奴め!まだユーイを離さないのかにゃ。はぁ、弟子2人が近付けないのは良かったけどにゃ、ユーイの体力と精神力を削ってまで、閨に籠って、交尾をし続けなくても良かったんじゃないのかにゃあ…。
けしからんにゃ!あたいもお年頃にゃ!番が欲しいにゃよ!…あ!ショウが空中を睨みつけたにゃ!覗いたのが分かったのかにゃ?怖いにゃ!ナイナイにゃ!
ふぅ。怖かったにゃ。
でも、仲良しだったにゃあ。羨ましいにゃあ。あたいの番はどこにいるんにゃか。女神さまもひと段落するまでは教えてくれないんだろうにゃあ…。独り身はツラいにゃ。黒薔薇には番がいるんにゃけどにゃあ。あたいにはどうして番がいにゃいんだろうかにゃあ?
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