195 / 207
虎の国、小国群編
これから、どうしよう?
しおりを挟む
ユーイは途方に暮れていた。
ユーイ自身には女神さまの加護があるから、どんな男性相手でも、その相手の子を宿らせる加護があるのだとかを急に言われても、ナーオ・ロウの王族だけに隠れた加護なので、王族以外には伝えられていないだとかをことごとく説明されても、「はぁ、そうですか。」としか、答えられなかった。
その加護が発動するのに必要な前提条件は、【ユーイ自身が相手の事を愛し、その相手もユーイを愛さなければ、子が出来ない。】というもので。
攫ってきた主犯格の子供を宿らせるには、前提条件からして無理でしょ!とは、内心で思っていた。
番で相思相愛の居る女性を攫ってきて、攫ってきた奴に好きになれと言われて、好きになる女がいる訳ないじゃない!馬鹿にしないでよ!と本音ではおもっていた。
それでも、どんな時にも顔に本音を出さないようにと王太子妃教育をされているし、その訓練も兼ねて、各国を訪問しているので、無表情で、なぜ攫ってきたかを話す侍従だという男性からの話を聞いていたのだった。
ユーイが逃げ出さないようにと、4人の侍女達に前後左右に付き添われ、おとなしく(のちに逃げやすくするために、従順そうに)していたのだった。
要するに、一言でいえば、相思相愛でなければ、ユーイとの間に加護が発動せず、子が出来ないままだという事。
番から離されたユーイが、引き離した相手を好きになるのかと聞かれれば、NO!!と答えるけど、ここでは攫われた人質なのだ注意深く、どんな人々が出入りをしているのかを観察しなくては…!
下手に相手を刺激して、早々に慰み者にされるつもりはないのだから、ユーイの方で下手にでていれば、相手方の方から好意を持つように交流をメインにするというので、おとなしく様子見をしているだけなのだった。
逃げるチャンスを作る!
ユーイの頭の中では、これが今、一番!占有しているだけに、相手方に自分の気持ちを悟られる訳にはいかないのだ。
取りあえず、私の命の危険はない。子を産ませるまでは、子供を産む機械のように、その役目を果たす者として大事にされるのだろうから。
ただし、どうやって、交尾をしないで、のらりくらりと引き延ばすかを考えなければ…!!
それが攫われた翌日の昼にあったユーイにされた説明だった。
軟禁されているようで、ベッドのある寝室と、隣の居間兼、応接室だけは歩き回ってもいいとの許可が出たのだった。
その説明のあったすぐ後に、2人分の昼の食事が出てきて、ナーオ・ロウの魔馬車に同乗していた自称王子様が現れた。
はあ?!私を攫ったのって、この人が主犯だったの!
叫びそうな口を両手で塞いで、驚いた顔をしてしまった…。
この人は、私がショウ様と番で、相思相愛だと知っているのにも関わらずに、自分の私利私欲で私に子供を産ませたいの?!!どうして、そこまでするの?!!
ユーイが目を見開いて、驚いた姿が面白かったのだろう。胡散臭い笑顔で、自己紹介をしてきたのだ。
今更、自己紹介なんてしなくても構わない。聞きたくもない。どうでもいい。ウザい!私を返してよ!と思ってはいたけれど。
興味を無くしたかのようなユーイの表情に気付いたのだろうか、挨拶と生活するのに必要なモノは足りているかどうかを聞いてきて、無表情に「いいえ。」と答えると、食事を食べ終えると、何も言わずに早々に立ち去ったのだった。
ユーイの方も、攫われてきて入れられていた寝室へ監視付きで、また同じように、閉じ込められたのだった。
そんな生活をして過ごす事で、滞在している部屋の中を調べる事で、逃げ道を捜していたユーイの元、攫われて5日目の朝、今まで見たことのない護衛を連れて、自称王子様が昨日に引き続き、またユーイの所へやって来たのだった。
その護衛を視界に入れた途端、ユーイの中で、警戒度が跳ね上がった。こいつには考えている事が読まれるぞ!余計な事は考えないのだ!と何故か、自然にそう思えたのだ。
だから、どうして毎日、私の元へ王子が来るんでしょう?忙しいのではなくて?とか、生活するのに不便はしていないのに、どうして毎回、同じことを聞いてくるのかしら?とか、当たり障りのない事だけを頭の中に思い浮かべて、王子との面会を過ごしたのだった。
王子が出ていくと、眠いなぁ。とか、何をすればいいのだろう?とか、今日もどう過ごせばいいのかなぁとかを考え、その日は逃げるとか、逃走するならどこから出来そうなのかとかの余分な事を考えないようにしたのだった。
その頃、自称王子と新しく護衛になったセバスから、攫ってきた王太子妃の考えている事の王子への報告会が行われていたのだった。
「殺される心配がなくなったので、大人しくしているようです。夜中に泣いたりした形跡もあるそうですが、小食ながら、食事もきちんと摂れていると報告がありました。
ワタクシめの読心スキルで、あの女性の中を読みましたが、当たり障りのない、貴族の女性が考えるような事しか考えていませんでした。
どうして王子が毎日来るのか、同じ事を何度も尋ねるのか、人と会った後で緊張したのでしょうか、眠いとか考えていましたよ。ワタクシめが部屋の外で様子を窺っていても、その日1日、何をして過ごせばいいのかと悩んでいた位でした。案外、気が太い王太子妃でしたね。」
「セバスのそのスキルは、読心スキルをしたい相手と離れると出来ないモノなのか?」
「はい。この世界で産まれた訳ではないので、著しく使える距離が短いのです。ですが、対面した相手の本心が見えるので、あまり苦労はしておりません。」
「そうか。では、王太子妃を見張らなくていい。それよりも、この屋敷の中の不審人物を洗い出す手伝いを頼もうか。」
「御意。役に立つ次第でございます故、屋敷の中を見回ってきます。」
「頼むぞ。」
2人はそれぞれに分かれたが、また夜にも報告がてら、顔を合わせるのだ。
椅子に座っていた王子は、自分で淹れた茶を飲んで、攫ってきた女の事を考えていた。
王太子妃に私を好きにならせられれば、子が出来るのだ。それも絶対に。出来るかどうかは心配しないで済むのだから。
時期はいつになるのかは不明だが、子は出来る。他の女では望めるかどうかも分からないモノが、あの女を使えば、私の手に入るのだから。
セバスか。あれはまぁまぁ良い拾い物だったが、扱いによっては毒にも薬にもなるだろう。信用出来るかどうかはまた別物だがな。と。
自称王子はセバスが近くにいる時は、考えを読ませる事をしないでいたが、セバスの足音が遠ざかったので、気持ちを顔に出して、薄く笑っていた。
王子から離れたセバスも、読心スキルを遣い過ぎると疲れるので、溜め息をついて歩いていた。
ふーっ。この世界に入り込むのに、苦労した甲斐がありました。ここまでは女神の目も届かないでしょう。ワタクシめの痕跡は追えないように消してあるのだからと。
なお、その頃、ナーオ・ロウの面々は、ユーイ救出のための下準備の真っ最中だった。
ユーイ自身には女神さまの加護があるから、どんな男性相手でも、その相手の子を宿らせる加護があるのだとかを急に言われても、ナーオ・ロウの王族だけに隠れた加護なので、王族以外には伝えられていないだとかをことごとく説明されても、「はぁ、そうですか。」としか、答えられなかった。
その加護が発動するのに必要な前提条件は、【ユーイ自身が相手の事を愛し、その相手もユーイを愛さなければ、子が出来ない。】というもので。
攫ってきた主犯格の子供を宿らせるには、前提条件からして無理でしょ!とは、内心で思っていた。
番で相思相愛の居る女性を攫ってきて、攫ってきた奴に好きになれと言われて、好きになる女がいる訳ないじゃない!馬鹿にしないでよ!と本音ではおもっていた。
それでも、どんな時にも顔に本音を出さないようにと王太子妃教育をされているし、その訓練も兼ねて、各国を訪問しているので、無表情で、なぜ攫ってきたかを話す侍従だという男性からの話を聞いていたのだった。
ユーイが逃げ出さないようにと、4人の侍女達に前後左右に付き添われ、おとなしく(のちに逃げやすくするために、従順そうに)していたのだった。
要するに、一言でいえば、相思相愛でなければ、ユーイとの間に加護が発動せず、子が出来ないままだという事。
番から離されたユーイが、引き離した相手を好きになるのかと聞かれれば、NO!!と答えるけど、ここでは攫われた人質なのだ注意深く、どんな人々が出入りをしているのかを観察しなくては…!
下手に相手を刺激して、早々に慰み者にされるつもりはないのだから、ユーイの方で下手にでていれば、相手方の方から好意を持つように交流をメインにするというので、おとなしく様子見をしているだけなのだった。
逃げるチャンスを作る!
ユーイの頭の中では、これが今、一番!占有しているだけに、相手方に自分の気持ちを悟られる訳にはいかないのだ。
取りあえず、私の命の危険はない。子を産ませるまでは、子供を産む機械のように、その役目を果たす者として大事にされるのだろうから。
ただし、どうやって、交尾をしないで、のらりくらりと引き延ばすかを考えなければ…!!
それが攫われた翌日の昼にあったユーイにされた説明だった。
軟禁されているようで、ベッドのある寝室と、隣の居間兼、応接室だけは歩き回ってもいいとの許可が出たのだった。
その説明のあったすぐ後に、2人分の昼の食事が出てきて、ナーオ・ロウの魔馬車に同乗していた自称王子様が現れた。
はあ?!私を攫ったのって、この人が主犯だったの!
叫びそうな口を両手で塞いで、驚いた顔をしてしまった…。
この人は、私がショウ様と番で、相思相愛だと知っているのにも関わらずに、自分の私利私欲で私に子供を産ませたいの?!!どうして、そこまでするの?!!
ユーイが目を見開いて、驚いた姿が面白かったのだろう。胡散臭い笑顔で、自己紹介をしてきたのだ。
今更、自己紹介なんてしなくても構わない。聞きたくもない。どうでもいい。ウザい!私を返してよ!と思ってはいたけれど。
興味を無くしたかのようなユーイの表情に気付いたのだろうか、挨拶と生活するのに必要なモノは足りているかどうかを聞いてきて、無表情に「いいえ。」と答えると、食事を食べ終えると、何も言わずに早々に立ち去ったのだった。
ユーイの方も、攫われてきて入れられていた寝室へ監視付きで、また同じように、閉じ込められたのだった。
そんな生活をして過ごす事で、滞在している部屋の中を調べる事で、逃げ道を捜していたユーイの元、攫われて5日目の朝、今まで見たことのない護衛を連れて、自称王子様が昨日に引き続き、またユーイの所へやって来たのだった。
その護衛を視界に入れた途端、ユーイの中で、警戒度が跳ね上がった。こいつには考えている事が読まれるぞ!余計な事は考えないのだ!と何故か、自然にそう思えたのだ。
だから、どうして毎日、私の元へ王子が来るんでしょう?忙しいのではなくて?とか、生活するのに不便はしていないのに、どうして毎回、同じことを聞いてくるのかしら?とか、当たり障りのない事だけを頭の中に思い浮かべて、王子との面会を過ごしたのだった。
王子が出ていくと、眠いなぁ。とか、何をすればいいのだろう?とか、今日もどう過ごせばいいのかなぁとかを考え、その日は逃げるとか、逃走するならどこから出来そうなのかとかの余分な事を考えないようにしたのだった。
その頃、自称王子と新しく護衛になったセバスから、攫ってきた王太子妃の考えている事の王子への報告会が行われていたのだった。
「殺される心配がなくなったので、大人しくしているようです。夜中に泣いたりした形跡もあるそうですが、小食ながら、食事もきちんと摂れていると報告がありました。
ワタクシめの読心スキルで、あの女性の中を読みましたが、当たり障りのない、貴族の女性が考えるような事しか考えていませんでした。
どうして王子が毎日来るのか、同じ事を何度も尋ねるのか、人と会った後で緊張したのでしょうか、眠いとか考えていましたよ。ワタクシめが部屋の外で様子を窺っていても、その日1日、何をして過ごせばいいのかと悩んでいた位でした。案外、気が太い王太子妃でしたね。」
「セバスのそのスキルは、読心スキルをしたい相手と離れると出来ないモノなのか?」
「はい。この世界で産まれた訳ではないので、著しく使える距離が短いのです。ですが、対面した相手の本心が見えるので、あまり苦労はしておりません。」
「そうか。では、王太子妃を見張らなくていい。それよりも、この屋敷の中の不審人物を洗い出す手伝いを頼もうか。」
「御意。役に立つ次第でございます故、屋敷の中を見回ってきます。」
「頼むぞ。」
2人はそれぞれに分かれたが、また夜にも報告がてら、顔を合わせるのだ。
椅子に座っていた王子は、自分で淹れた茶を飲んで、攫ってきた女の事を考えていた。
王太子妃に私を好きにならせられれば、子が出来るのだ。それも絶対に。出来るかどうかは心配しないで済むのだから。
時期はいつになるのかは不明だが、子は出来る。他の女では望めるかどうかも分からないモノが、あの女を使えば、私の手に入るのだから。
セバスか。あれはまぁまぁ良い拾い物だったが、扱いによっては毒にも薬にもなるだろう。信用出来るかどうかはまた別物だがな。と。
自称王子はセバスが近くにいる時は、考えを読ませる事をしないでいたが、セバスの足音が遠ざかったので、気持ちを顔に出して、薄く笑っていた。
王子から離れたセバスも、読心スキルを遣い過ぎると疲れるので、溜め息をついて歩いていた。
ふーっ。この世界に入り込むのに、苦労した甲斐がありました。ここまでは女神の目も届かないでしょう。ワタクシめの痕跡は追えないように消してあるのだからと。
なお、その頃、ナーオ・ロウの面々は、ユーイ救出のための下準備の真っ最中だった。
0
あなたにおすすめの小説
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる