虐められていた僕はクラスごと転移した異世界で最強の能力を手に入れたのでとりあえず復讐することにした

野良子猫

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茜色の泉 5

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 この世界には、クレールによって魔物、モンスターを一定の場所にとどめるために作られたダンジョンが存在する。しかし、その他に五つだけ、自然にできたダンジョンが存在する。五大迷宮と言われたそれは、いつ出来たのか、その原因も構造も一切把握されていない。なぜなら挑んだ眷属は再び古郷の大地を踏むことがなかったからだ。唯一三百年前に、五大迷宮を攻略したとされる勇者でさえも、まだ大陸に帰還していないらしい。

「それを攻略するのが今の俺の目標だ!」

「そ、そうか」

 テーブルに身を乗り出して熱烈に語る鬼一に、優希たちは若干引き気味に対応する。
 メアリーと共に鬼一たちと合流した優希は、彼らの活動を把握するため話を聞いていた。時間は夜、場所は酒場。眷属であろう人々がジョッキを片手に騒ぎ立てる。暖色系の灯りに包まれた空間、床には食べかすのようなものがちらほら落ち、若めな女性店員が、両手に複数の酒を持って客の呼びに答え、ポニーテールを揺らして走り回る。
 多くの料理が並べられた円卓に、優希たち九人が囲うように座っている。椅子を引けば後ろにあたりそうになるほど距離の近いテーブル配置のその酒場で、テンションが高くなって大声で語る鬼一の声は、もちろん他の客に聞こえているわけで、アルコールで真っ赤になった顔を押さえながら笑う人もいた。

「頑張ってねアッキー」

「おう」

 鬼一のことをアッキーと呼ぶ花江は、周りの人が彼を笑おうと、両手をぐっと握りしめて応援する。ショートボブの彼女、花江 哀はあんまり気が強い性格ではない。若干鬼一 翠人という存在に依存している傾向がある。同じ部活仲間の日向はともかく、花江と言い布谷と言い、一体鬼一のどこに人を引き付ける魅力があるのか、優希は疑問でしかない。
 
 もちろん外見は悪くない。運動神経抜群で、それだけ聞いてれば威勢の友達ぐらいいても全然不思議ではない。しかし、優希は彼の本性を知っているし、それは、他三人も一緒のはず。それでも、鬼一の存在に三人は引き付けられている。その理由が気になって仕方がない。やはり、外見がすべてなのだろうか。
 そんなことを考えていると、

「どうかしました?」

 料理に手を付けることなく、テーブルに肘をついて両手を顔の前で組み、優希は鋭い眼光を鬼一に向けていた時、隣で座っていた皐月の声が耳に入った。
 彼女は純粋な笑みを浮かべて、その蒼い瞳が優希を捉える。

「いや、大きな目標があっていいなぁ~って思ってな」

「そうですよね」

 そんなことなど微塵も思ってないが、彼女は一切疑うこと無く、優希の言葉を信じた。彼女からしての優希との関係が、鬼一たちの関係なのかもしれない。

「ま、その目標が達成されることを……」

 状況にあったセリフを吐こうとしたその時、優希は体に違和感を感じた。鉛でも流されたかのように体は重く感じ、謎の疲労感が襲い掛かり、魂を吸われるかのように意識が持っていかれそうになる。気付けば額に汗をかき、鼓動が早くなるとともに息苦しさを感じ、呼吸が荒くなる。

「ごめん……ちょっと」

 これはマズいと判断した優希は速やかに席を立つ。重い腰を全身の筋肉を使ってあげ、ふらつく足を目立たないように薄くなりつつある意識を総動員して、あまり変化を感じさせないように歩く。そんな彼の後姿を、心配そうに見つめる皐月と、待ち望んできたものが手元に届いたかのように薄ら笑みを浮かべるメアリー。もちろん、そんな二人の表情などを確認できるほど、今の優希に余裕はない。



「一体……何が……」

 優希は酒場を出ると安心から体の力が少し抜け、すぐに壁や膝に手をついて、中腰になる。額から出た汗は頬を伝え、顎から地面に滴る。時間はよるということもあり、人通りも少ないが、通りすがる何人かはそんな優希を見るが、場所が酒場の前と言うこともあり、酔いつぶれて気分でも悪いと思っているのだろう。誰も優希に声をかけることなく、そのまま通り抜ける。
 その点では運が良かったが、今の優希はその幸運を実感できる状況ではない。
 ゆっくりではあるが、ギルドに足を進める。壁に体重の半分を任せながら、空いている手で汗をぬぐい、途中深呼吸を挿んで、足を一歩、また一歩と全神経を集中させ、一切理解が追い付かない体の状態を、その身で確かに感じながら移動する。



 酒場からギルドまでにかかった時間は約一時間。本来なら二十分で着くその距離を倍以上かけて歩いた。ただ優希にとってはその一時間は三時間、四時間、あるいは永遠のように感じられた。
 そして、優希がギルドについた時はすでに満身創痍だ。ギルドの平門をくぐり、門から建物に続くように枯山水に作られた石畳の道を歩き、用意された四畳半の部屋の障子を開けた。障子が敷居と擦れ、カタンとそれ以上行かない音が夜のギルドに響く。もう優希にはゆっくり障子を開ける余裕はない。引手に指をかけると、そのまま腕を投げるように横に振るう。
 部屋には誰がしたのか分からないが、白く柔らかそうな布団が一組敷かれていた。優希はその敷居をまたいだ途端、全身の力が抜け、布団にダイブするかのように倒れた。

 ――体が……熱い……寒い……重い……痛い……怠い……苦しい……
 
 メアリーとの契約時に、『痛み』を代価で支払っているが、今の優希にはその感覚が幻覚となって伝わる。久しく感じた痛みに、優希の不安がさらに募る。
 激しい倦怠感と疲労感が、全身の力を抜いている今でさえも、一切弱まることなく優希の体を蝕む。
 優希は、胸元や首を掻き毟り、額だけでなく、全身から噴き出る汗が服を湿らして、本来なら寝苦しいはずの状態が、優希にとっては気にしてはいられない。

 そして、長時間の煩悶が優希の体力を徐々に奪い、眼輪筋が疲れるほどに強く瞑っていた目は、だんだんとその力を失って、ゆるくなる。それに比例するように、優希の意識は行き場所も分からないまま、現実から切り離された。



 ********************



「ジークさん、大丈夫かな?」

 時は戻って、優希が酒場を出て数分。皐月は思いつめた表情で呟く。あたりが宴会のように騒いでいるためその小声は周りの騒音でかき消されるも、優希が座っていた席を挟んで座っているメアリーには聞こえていた。

「あいつなら心配ない。ちょっと人ごみに酔っただけだ」

 そう話すメアリーの表情に不安や心配は一切見て取れない。そんな彼女に、皐月は羨望の眼差しのようなものを向け、すぐにその目線を逸らして、

「メアリーはジークさんのことならなんでも分かるんだね……ちょっと羨ましいな」

「乙女心って奴か……勉強になるな」

 一体何を悩んでいるのか、その真意は皐月にしか分からないが、一途に思い悩む彼女の姿は、メアリーに人間性を教えた。聖域と言う場所で、一人きりで過ごしてきたメアリーには、当然だが人間という感覚は分からない。人々が悲しいと思うことが楽しく思えることもある。しかし、少しずつだが彼女もその人間と言う種族に近づこうとしていた。
 メアリーは、新鮮な感覚と共に、周囲の悩みなど忘れさせるような、陽気な雰囲気をその身をもって堪能した。

「おい翠人、それ俺の肉!」

「別にいいだろ? 早く食べないお前が悪いんだよ」

「まぁまぁ、アッキーもいっくんも落ち着いて」

「はぁ~疲れる……」

「瑠奈殿、こういう時は楽しまないと損でござるよ」

「ラー兄はあんまり羽目を外すなよ。酔うと面倒だから」

 騒ぐ鬼一たちとしんみりする二人。同じテーブルで激しい温度差を作りながら、その宴会のような晩餐は続いた。所々退席した優希が話題に出たが、メアリーが適当にあしらい、何の変化もなく騒ぎは続く。雰囲気に酔ったのか、終わるころには各テーブルだけでなく、酒場にいた客全員で飲み交わしていた。

 
 それから数時間、酔いつぶれて酒場で熟睡するものが出てきた時間帯。鬼一たちは酒場を出た。
 月が蒼く輝き、この世界にもいるのだろうか、フクロウに似た鳴き声が高ぶったテンションを落ち着かせる。騒音に包まれた空間が嘘だったかのように、外を出ると静寂が彼らを包み込んだ。

「うぅ~気持ち悪いでござる」

「あ~だからあんだけ羽目外すなって言ったのに、馬鹿兄貴」

「なんだかんだ言いつつもちゃんと肩を貸すんだから、兄思いだね」
 
 顔を赤らめてヒックヒックと吃逆と共に酒の臭気を漂わせながら、ライガは身長差のあるリーナに身を任せる。文句を言いつつも兄を支えるリーナに布谷は子供のように褒める。もちろん、リーナはいい表情はしないが。
 
「いや~飲んだ騒いだ。こりゃ今日はよく寝れそうだ」

「アッキーのはしゃぎようは凄かったね」

「途中から無駄に音痴な歌を披露してたしな」

「人が気持ちよく歌ったのに音痴ってひでぇな」

 この数時間を振り返り余韻に浸りながら話す、鬼一、日向、花江の三人。おそらく雰囲気に一番順応してたのはこの三人だろう。ライガに至ってはただの酒飲みのようになっていた。
 
 そんな彼らとは対照に、皐月とメアリーはこの場にいない男の話をしていた。

「ジークさん無事にギルドまでついたかな」

「道に迷うような奴ではないし、今頃ギルドで寝てるだろ」

「なら、帰ったらちょっとだけ様子を見に行かない?」

「その必要はない。あいつも寝ときたいだろうし、そっとしといてやろう」

「そう……じゃあ、そうしようかな」

 メアリーが大丈夫と言えば大丈夫なのだろう。そんな信頼を皐月はメアリーに持っている。
 夜風で銀髪を揺らし、メアリーは夜空で抜群の存在感を醸し出している月を眺めながら物思いに耽る。その漆のように黒い瞳の裏で何を考えているのか、様子を見ていた皐月には分からない。しかし、どこか楽しげなのは伝わった。それが、先ほどの余韻によるものか、はたまた別のものなのか、皐月はそんな彼女の横顔を不思議そうに見つめた。
 
 彼らがギルドに戻ると、それぞれ自分の部屋にて眠りについた。



 ********************



「ん……んん……」

 小鳥の囀りが聞こえた。優希がその目を開けると、障子から遮きれない光が仰向けで寝ている優希を照らした。
 意識が完全に戻った時、昨日の混沌とした感覚が嘘のように消え、体重が消え去ったかのように軽く感じる。痛みの幻覚も消え、体の芯を襲った寒さも、全身の血が沸騰したかのような熱さも感じない。息苦しさも、今では自然に囲まれたかのように新鮮な空気が優希の中に流れ込む。
 胸に手をやると、心臓は一定の落ち着いたリズムを奏で、生きていることを証明する。

「汗で気持ち悪ぃ。風呂入りてぇ」
 
 夢だったのかと思ったが、首や胸元は引っ掻いたような傷があり、大量の汗が衣服を濡らしていた。
 優希は体を起こそうと、身を反転し汗で湿った布団に手をついたその時、

「なっ!? これは……」

 枕には数本髪が落ちていた。別に珍しいことではない。寝返りなどで髪が枕につくことはよくあることだ。しかし、優希はこれ以上ないくらいに驚き、状況が読み込めなかった。
 なぜなら、その髪色は、白ではなく黒だったからだ。

 優希は、完全に立たず中腰のまま部屋にある鏡の前に行き、そこに映った自分の姿を凝視。

「嘘……だろ……」

 鏡が壊れたわけでもない。何か細工された形跡もない。それでも、鏡が映した優希の姿は、線の細い顔つき、高いわけでもない鼻。そして、染め上げた形跡の無い黒い髪と瞳。顔に手を当て、鏡に映るのが自分だと確認。その姿はまるで、と言うよりも確実に、

「元に……戻ってる……」

 理解できない現実が、途端に優希を襲った。 


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