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野良錬金術師
第九話 森の中1
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尋常ならぬ扉の叩き方に、何事かと二人は顔を見合わせ、急いでそちらに向かう。
「あの、どちら様でしょうか?」
「リリィちゃん、わしだ! ベンだ!」
それを聞き、扉を開けた先には焦燥に顔を歪めた初老の夫婦が居た。
「まあ。ベンさん、どうされたんですか?」
「リリィちゃん、ここに騎士様が来なかったかね?」
男――ベンの問いに、リリィは「来てませんよ」と首を横に振る。
その答えに、夫婦は表情を暗くする。
「何かあったんですか?」
リリィの後ろから顔を出したネモに少し驚きながらも、夫婦が語る事によれば、世話になった騎士様が森に入ったまま戻ってこないのだという。
その騎士は、ベンが護衛に雇った冒険者に依頼を途中の村で反故にされ、困っている所を若い騎士の男に助けられたそうだ。
「騎士様は難儀している俺を憐れんで、この村まで護衛して下さったんだ」
小さな村々を回る巡回商人のベンは、魔物が出る危険な森を抜けねばならず、騎士の申し出に喜んだ。せめてもの礼に、是非家でもてなしたいと思い、家に招いたのだという。
「それで、薬草を切らしていてね、ちょっと森で採って来る、って私が行こうとしたら、騎士様が自分が行く、って言ってくださって……」
ベンの妻は膝を悪くしていて、それに気付いた騎士がそう言って森に入って行ったそうだ。
「申し訳ないから遠慮したんだが、止める間もなくて……」
そして、その騎士が森から帰ってこないのだという。
「俺達は騎士様に何かあったんじゃないかって心配で……」
宿屋が廃業してから旅人は教会に泊まるようになり、もしかすると居るんじゃないかと思って来てみたのだ。
「けど、そうだよな……。あの騎士様が俺達の声もかけずに教会に来るはずがない」
「じゃあ、やっぱりまだ森に……」
村長に相談すべきか、とオロオロする夫人に、リリィが言う。
「そうですね、村長に相談しに行きましょう。ただ、もし探すにしても日が昇ってからの方が良いでしょう。夜に森に入っても魔物も出ますし、二次被害が出る可能性の方が高いですから」
そう言って、リリィはネモに断って夫婦と共に村長宅へ相談しに行った。ネモはお留守番だ。
暫くして帰って来たリリィによると、明日の朝になってから騎士を探すことになったそうだ。
「ネモさんはそのまま出発してください」
「そう? 私も手伝った方が……」
「いえ、最近物騒ですから、ネモさんは自分を一番に考えて下さい。それに、私は精霊魔法が得意なんですよ。風の精霊に頼めばすぐに見つけられますから」
だから早めにこの辺りから離れるよう勧められ、ネモは渋々了承した。
翌朝、リリィは広場で村の人々と合流してそのまま森を捜索するそうだ。
若い村の男を馬で町に向かわせ、騎士の事を伝えるから安心して旅立つよう言われ、ネモは村を後にした。
「精霊に頼むと言ったって、簡単なことじゃないのよねぇ……」
「きゅい?」
ネモの独り言に、あっくんが首を傾げる。
確かに精霊を使えば人探しなど簡単だろうが、それで直ぐに見つけられるという訳ではない。なにせ、精霊言語は難解だ。ほとんどの精霊は人の言葉を理解はしているが話せないので、こちらが精霊の言葉を理解しなくてはならない。人の言葉を話せるとしたら、上位精霊以上の精霊くらいのものである。
「かといって、長居はしたくないし……」
ルドが言っていた盗まれた錬金術の禁書。そんな物が盗まれ、近くに錬金術師が居たとなれば、巻き込まれる予感しかない。
「正直禁書は気になるんだけど、これがただ盗まれたってだけなら取り返しに行くんだけど」
取り返した時に中身が見えちゃっても事故だものね、と嘯くネモに、あっくんは仕方のない子だなぁ、と言わんばかりの視線を送る。
「それがヤバイ物で、捕まってそれを作れ、な~んて言われたらたまったもんじゃないし……」
そんな事態になれば、世間様に迷惑をかけることになる。
「やっぱり、とっとと国を出るのが一番よね」
そう結論付けた、その時だった。
不意に、森の奥からガサガサと音が聞こえた。魔物かと思い気配を殺すも、こちらに近付いて来るスピードが速い。
逃げる間もなく、それは藪から顔を出した。
突き出した鼻に、立派な牙が下顎から飛び出しているその顔は、つい最近見たそれと全く同種のもので――
「ぐ、グレートボアァァァ⁉」
「ギュォォォォォ‼」
小山程もある巨体の猪が咆哮を上げる。そして、更にその後ろからもう一体顔を出す。
「ギュォォォウ‼」
牙は小さく、雌のグレートボアだ。
まさかの番であった。
「嘘でしょぉぉぉ!?」
ネモは即座に身を翻し、木々を縫って逃げ出した。
***
ネモは道なき道を走る。
低木を飛び越え、木々の幹を蹴って登り、枝から枝へ飛び移る。その様はまるでアニメで見た忍者の如き身体能力だった。何故ネモがこんなことが出来るかといえば、身体強化魔法によるドーピングのお陰である。
「きゅーい?」
殺っちゃう? と首を傾げるあっくんに、ネモは「大丈夫」と答える。
後ろを見遣り、木々を倒しながら猛烈な勢いで追ってくるグレートボアの番に、嫌そうに小さく呻く。
「うわぁ……。大丈夫だけ思うんだけど、あっくん、いざとなったらお願い……」
「きゅっきゅーい!」
任せとけ、と言わんばかりの返事に、「頼もしいなぁ」とネモは笑う。
そうして暫く森の中を走っていると、少し開けた場所に出た。ネモは足を止めて振り返り、グレートボアへ薄い水色の光が宿る宝石を投げつける。
「《破裂》!」
ネモの言葉に反応し、宝石が破裂した。破裂した際に大きな光と音を放ったため、グレートボアが驚いて足を止めた。
キラキラと粉微塵になった宝石の欠片がグレートボアの周囲に振る中、ネモはそこに魔力を走らせる。
「《氷結》!」
砕けた欠片が反応し、それらを核に冷気が漂う。そして、一瞬にしてグレートボアを二匹を氷山の中へと閉じ込めた。さながら氷壁の中のマンモスの如き光景である。
「ふー……、これで良し。どうしよ、グレートボアのお肉って美味しいからな……」
このまま放置してもいいが、素材類が惜しい。しかし、魔物の生命力は強いため、氷の中で完全に死ぬのは時間がかかるし、血抜きが出来ない。
「どうしよ……」
「きゅいっ」
迷っていると、あっくんが肩口から飛び降りて、凍り付いたグレートボアの前で、ヤダヤダ、持って行くの~、とばかりにジタバタと駄々をこね始めた。
「えー、けど、あれから出してトドメをわざわざ刺さなくちゃならなくなるし、解体には時間がかかるよ? そうすると今日は野宿になっちゃうんだけど……」
「きゅきゅー!」
絶対持って行く~、とジタバタしすぎてぐるぐると回転し始めたあっくんに苦笑する。
「あー、はいはい。持って行くから、駄々こねないの」
「きゅっ」
駄々をこねるのをやめたあっくんを回収し、グレートボアに背を向けた、その時だった。
背後で、ピシリ、と不吉な音がした。まるで、硬質なナニカにヒビが入るような――
ネモは即座に振り向き、見た。
氷の中、雄のグレートボアの目がギョロリと動くのを――!
ピシ、ビ、ビシビシビシ、という音がする。
氷山はあっという間にヒビだらけになり、ネモが飛びずさると同時にバリン、と砕け散った。
その音と同時に、グレートボアが飛び出してくる。
ネモは体制を整えられず、目の前にそれが迫るのを見ているしか出来ない。
衝撃を覚悟した、その時――
鋭い銀色の輝きが、グレートボアの首を突き刺した。
「あの、どちら様でしょうか?」
「リリィちゃん、わしだ! ベンだ!」
それを聞き、扉を開けた先には焦燥に顔を歪めた初老の夫婦が居た。
「まあ。ベンさん、どうされたんですか?」
「リリィちゃん、ここに騎士様が来なかったかね?」
男――ベンの問いに、リリィは「来てませんよ」と首を横に振る。
その答えに、夫婦は表情を暗くする。
「何かあったんですか?」
リリィの後ろから顔を出したネモに少し驚きながらも、夫婦が語る事によれば、世話になった騎士様が森に入ったまま戻ってこないのだという。
その騎士は、ベンが護衛に雇った冒険者に依頼を途中の村で反故にされ、困っている所を若い騎士の男に助けられたそうだ。
「騎士様は難儀している俺を憐れんで、この村まで護衛して下さったんだ」
小さな村々を回る巡回商人のベンは、魔物が出る危険な森を抜けねばならず、騎士の申し出に喜んだ。せめてもの礼に、是非家でもてなしたいと思い、家に招いたのだという。
「それで、薬草を切らしていてね、ちょっと森で採って来る、って私が行こうとしたら、騎士様が自分が行く、って言ってくださって……」
ベンの妻は膝を悪くしていて、それに気付いた騎士がそう言って森に入って行ったそうだ。
「申し訳ないから遠慮したんだが、止める間もなくて……」
そして、その騎士が森から帰ってこないのだという。
「俺達は騎士様に何かあったんじゃないかって心配で……」
宿屋が廃業してから旅人は教会に泊まるようになり、もしかすると居るんじゃないかと思って来てみたのだ。
「けど、そうだよな……。あの騎士様が俺達の声もかけずに教会に来るはずがない」
「じゃあ、やっぱりまだ森に……」
村長に相談すべきか、とオロオロする夫人に、リリィが言う。
「そうですね、村長に相談しに行きましょう。ただ、もし探すにしても日が昇ってからの方が良いでしょう。夜に森に入っても魔物も出ますし、二次被害が出る可能性の方が高いですから」
そう言って、リリィはネモに断って夫婦と共に村長宅へ相談しに行った。ネモはお留守番だ。
暫くして帰って来たリリィによると、明日の朝になってから騎士を探すことになったそうだ。
「ネモさんはそのまま出発してください」
「そう? 私も手伝った方が……」
「いえ、最近物騒ですから、ネモさんは自分を一番に考えて下さい。それに、私は精霊魔法が得意なんですよ。風の精霊に頼めばすぐに見つけられますから」
だから早めにこの辺りから離れるよう勧められ、ネモは渋々了承した。
翌朝、リリィは広場で村の人々と合流してそのまま森を捜索するそうだ。
若い村の男を馬で町に向かわせ、騎士の事を伝えるから安心して旅立つよう言われ、ネモは村を後にした。
「精霊に頼むと言ったって、簡単なことじゃないのよねぇ……」
「きゅい?」
ネモの独り言に、あっくんが首を傾げる。
確かに精霊を使えば人探しなど簡単だろうが、それで直ぐに見つけられるという訳ではない。なにせ、精霊言語は難解だ。ほとんどの精霊は人の言葉を理解はしているが話せないので、こちらが精霊の言葉を理解しなくてはならない。人の言葉を話せるとしたら、上位精霊以上の精霊くらいのものである。
「かといって、長居はしたくないし……」
ルドが言っていた盗まれた錬金術の禁書。そんな物が盗まれ、近くに錬金術師が居たとなれば、巻き込まれる予感しかない。
「正直禁書は気になるんだけど、これがただ盗まれたってだけなら取り返しに行くんだけど」
取り返した時に中身が見えちゃっても事故だものね、と嘯くネモに、あっくんは仕方のない子だなぁ、と言わんばかりの視線を送る。
「それがヤバイ物で、捕まってそれを作れ、な~んて言われたらたまったもんじゃないし……」
そんな事態になれば、世間様に迷惑をかけることになる。
「やっぱり、とっとと国を出るのが一番よね」
そう結論付けた、その時だった。
不意に、森の奥からガサガサと音が聞こえた。魔物かと思い気配を殺すも、こちらに近付いて来るスピードが速い。
逃げる間もなく、それは藪から顔を出した。
突き出した鼻に、立派な牙が下顎から飛び出しているその顔は、つい最近見たそれと全く同種のもので――
「ぐ、グレートボアァァァ⁉」
「ギュォォォォォ‼」
小山程もある巨体の猪が咆哮を上げる。そして、更にその後ろからもう一体顔を出す。
「ギュォォォウ‼」
牙は小さく、雌のグレートボアだ。
まさかの番であった。
「嘘でしょぉぉぉ!?」
ネモは即座に身を翻し、木々を縫って逃げ出した。
***
ネモは道なき道を走る。
低木を飛び越え、木々の幹を蹴って登り、枝から枝へ飛び移る。その様はまるでアニメで見た忍者の如き身体能力だった。何故ネモがこんなことが出来るかといえば、身体強化魔法によるドーピングのお陰である。
「きゅーい?」
殺っちゃう? と首を傾げるあっくんに、ネモは「大丈夫」と答える。
後ろを見遣り、木々を倒しながら猛烈な勢いで追ってくるグレートボアの番に、嫌そうに小さく呻く。
「うわぁ……。大丈夫だけ思うんだけど、あっくん、いざとなったらお願い……」
「きゅっきゅーい!」
任せとけ、と言わんばかりの返事に、「頼もしいなぁ」とネモは笑う。
そうして暫く森の中を走っていると、少し開けた場所に出た。ネモは足を止めて振り返り、グレートボアへ薄い水色の光が宿る宝石を投げつける。
「《破裂》!」
ネモの言葉に反応し、宝石が破裂した。破裂した際に大きな光と音を放ったため、グレートボアが驚いて足を止めた。
キラキラと粉微塵になった宝石の欠片がグレートボアの周囲に振る中、ネモはそこに魔力を走らせる。
「《氷結》!」
砕けた欠片が反応し、それらを核に冷気が漂う。そして、一瞬にしてグレートボアを二匹を氷山の中へと閉じ込めた。さながら氷壁の中のマンモスの如き光景である。
「ふー……、これで良し。どうしよ、グレートボアのお肉って美味しいからな……」
このまま放置してもいいが、素材類が惜しい。しかし、魔物の生命力は強いため、氷の中で完全に死ぬのは時間がかかるし、血抜きが出来ない。
「どうしよ……」
「きゅいっ」
迷っていると、あっくんが肩口から飛び降りて、凍り付いたグレートボアの前で、ヤダヤダ、持って行くの~、とばかりにジタバタと駄々をこね始めた。
「えー、けど、あれから出してトドメをわざわざ刺さなくちゃならなくなるし、解体には時間がかかるよ? そうすると今日は野宿になっちゃうんだけど……」
「きゅきゅー!」
絶対持って行く~、とジタバタしすぎてぐるぐると回転し始めたあっくんに苦笑する。
「あー、はいはい。持って行くから、駄々こねないの」
「きゅっ」
駄々をこねるのをやめたあっくんを回収し、グレートボアに背を向けた、その時だった。
背後で、ピシリ、と不吉な音がした。まるで、硬質なナニカにヒビが入るような――
ネモは即座に振り向き、見た。
氷の中、雄のグレートボアの目がギョロリと動くのを――!
ピシ、ビ、ビシビシビシ、という音がする。
氷山はあっという間にヒビだらけになり、ネモが飛びずさると同時にバリン、と砕け散った。
その音と同時に、グレートボアが飛び出してくる。
ネモは体制を整えられず、目の前にそれが迫るのを見ているしか出来ない。
衝撃を覚悟した、その時――
鋭い銀色の輝きが、グレートボアの首を突き刺した。
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