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12歳編〜まだまだ続くよ漬物は〜
伍
腕の中の婚約者が眠りに落ちる。
フラウディオは回復薬に濡れたその身体を無言で抱き締めた。
そのまま僅かな時間が過ぎ、懲罰房全体に凍えるほどの冷気が広まる。特に二人を中心にした床は霜が帯びていた。
「落ち着け、フラウ!」
アルヴィスが叫ぶ。
表情を窺い知る事は出来ないが、彼はフラウディオの強烈な憤怒を感じ取っていた。いや憤怒というには生易しい。氷点下をも越えた怨嗟が漂っている。
「魔力を仕舞うんだっ!!」
ミカエラもフラウディオの肩を掴む。
だがその手は一瞬にして凍りつく。もし一秒でも早く手を離していなかったら氷の結晶に覆われていただろう。それくらいフラウディオの怒りは凄かった。
「フラウ! ソイツが風邪を引くぞ!!」
アルヴィスの指摘を受け、フラウディオはようやく自分が魔力を暴走させていた事に気付く。冷静さが戻り、広げていた冷気を一斉に霧散させる。
「……ごめんね、ラシェ」
「そんな事よりセウグ君の容態は! 凍傷、いや他に外傷があるようなら直ぐにポーションを使用しないと!」
「……身体の傷は全て癒しました。今は意識を失って眠っています」
半信半疑のミカエラに、疑いを晴らそうとフラウディオは仕方なく抱擁を解いた。
「ほらっ、呼吸も安定しているでしょう」
言葉通り、規則正しく上下する胸にミカエラも漸く肩の力を抜く。そして奥の方で震えているもう一人の被害者へ視線をやる。
一見、外傷は見当たらないが、化け物を前にしたように全身を小刻みに震わせ、歯の根をカチカチと打ち鳴らす。
敵ではないことをアピールすべく、ミカエラは少年の前で膝を折る。しかし恐怖の頂に到達した彼はそうは受け取らなかった。
少年の股間がじわりと濡れていく。
周囲にアンモニアの臭いが立ち込めた。気が抜けると共に感じる疲労感。
だがミカエラは決して表情には出さなかぅた。それどころか安心させようと優しく声をかける。
「怖がらせてすまないね。怪我はしていないかい?」
そのまま微笑を絶やすことなく、アイテムボックスの中から回復薬を取り出して、少年へと差し出す。
瓶の中身はもちろん正規の回復薬だ。
「――――――――え」
「回復薬だよ。君も念の為飲んでくれ」
その言葉に反応し、少年は目を見開くと、恐る恐る受け取って飲み干した。
「あ、あの、ありがとうございます」
まだ少し怯えの残る顔で頭を下げる。
「私は聖騎士のミカエラ・リュ・パエラトンだ。良ければ何があったか聞かせてもらえないだろうか」
「は、はい」
先日巷を賑わせたばかりのビックネームに驚きつつ、頷く少年。
意思疎通は問題なさそうだ。
安堵したミカエラは何があったのかを質問する。本当は警備隊が行う聴取だが、先んじたのはフラウディオの暴走を防ぐ為だ。
「礼拝堂で貴族の人が扇子を盗まれたって難癖をつけられて、あ、私は拾って届けようとしてたんですけど話を聞いてもらえないまま暴行を加えられて、それをそこのお貴族様が庇ってくれたんですけど、」
「落ち着いて、ゆっくり話して」
「あの司祭が現れて突然此処に転移させて、お貴族様が俺を庇って鞭打ちに」
ミカエラは拳を強く握る。
脳裏に過ぎるのは、治療前のラシェルの背中だ。痛々しい程に皮膚が裂け、血が滴り落ちていた。
あれは、もはや拷問の域だった。
そんなものを代わりに受け続けるなど、どれだけ苦しかったか。
「待て、お主何をするつもりじゃ!」
「どけ。その男にも同じ痛みを与える」
後方で教皇とアルヴィスが揉める。
身の内から迸るその濃厚な殺意は、先のフラウディオに勝るとも劣らない程強い。
一先ず彼を止めなくては。
皇太子が曲がりなりにも神官を殺害するのは不味い。
ミカエラは踵を返し、二人の間に立つ。
「殿下、落ち着いてください。まだ状況が出揃っていない中、そのような行為に及ぶのは危険です」
アルヴィスの肩を掴んだミカエラは強い意志をこめて言い聞かせる。言外に教会と敵対するつもりかという意味も込めて。
その言葉に踏み止まった皇太子は悔しげに舌を鳴らす。そして忌々しげな表情を浮かべた。
「その男は此方で預り調べる」
隠蔽されたら堪らない。アルヴィスは控えていた警備隊に目配せする。
「異論はあるか?」
「こればかりは仕方ない」
やれやれと肩を落として了承する教皇。
そこに件の首謀者を庇う素振りは微塵もない。
そんな中、黙していたフラウディオが声を掛ける。片手で婚約者を支え、もう片手にはこの場に相応しくない装飾品を翳している。
「これに一連のやり取りが記録されてる」
「記録? どういう事だ、フラウ」
「ラシェにはこの映像記録型防犯魔法具を持たせていたんだよ。さっき確認したらしっかり起動してた」
だからずっと静かだったのか。
誰もがそう思ったが、次に目にした光景に一斉にたじろぐ。
フラウディオの濁った瞳を見た為に。
夕焼けが世界を朱に染め上げる、通称犬と狼の時間、俺は目を醒ました。
ゆっくりと周囲を見渡す。
少し体が重くて全て確認はできないが、自由のきく頭だけを動かせば、ここが懲罰房でない、何処かの部屋なのだと分かる。
体の上にはそこそこ手触りの良い掛布が被されており、石鹸の香りが鼻腔を擽る。
意識消失前、フラウディオに抱き締められたのは覚えている。あとアルヴィスとミカエラもいた……ような記憶がある。
恐らく彼等によって救助されたのだろうが、辺りに人の気配がない為、断定は出来ない。
右側の机上に小さな呼び鈴があるが、現在は指一本動かすのでさえ億劫で、声を出そうにも掠れて音にならない始末。
ただ背の激痛が綺麗さっぱり消えていたのは純粋に有り難かった。
何度か空咳をしていた最中、その音を聞きつけただろうフラウディオが豪快に扉を開けて、駆けつける。
「ラシェっ!」
「っ――、――けほっ」
「あぁ、ごめんね。いまお水あげるね。ちょっとだけ体起こすよ――――――はい、ゆっくり飲んでね」
「ん……ん……はぁ。ありがとうございます。生き返りました」
「体は大丈夫? どこか痛いところは?」
無いと首を振ると、心配そうにしていたフラウディオの雰囲気が僅かに和らいだ。
かなり心労をかけていたようだ。
申し訳ない気持ちに襲われつつも、事の顛末と店員とウルティア達の無事を確かめたくて、俺は彼に問いかける。
「あの……此処は何処でしょうか。あと俺と一緒に懲罰房にいた彼とアスクレイア先輩達はご無事ですか?」
上半身のみ起こしてもらい、この場所が質素寄りの客室であると知る。
そんな場所をフラウディオが選ぶとは考えにくく、恐らく教会内の宿舎、それも客用の場所だと当たりをつけた上で、俺は解答を待つ。
「、うん。まず彼らは無事だよ」
フラウディオが苦笑いを浮かべる。
悲しみとも無力感とも取れるものを滲ませた笑い方だ。その表情がナイフとなって俺の心、罪悪感を滅多刺す。
「いまは事情聴取を受けてる」
「事情聴取!?」
「あぁ、勿論彼等が何かしたとか、罪に問われる訳じゃないよ。寧ろ逆。立件する為に必要な証言を聴取しているだけ」
「そうですか。良かった……」
フラウディオが手にした水差しを机上に戻す。
「それから此処は教会の客室だよ。ラシェが気を失った後、教皇猊下が用意してくれたんだ。あ、事情聴取についてはラシェは受けなくて大丈夫だからね」
魔法具を提出したと告げるフラウディオ。
掛布の下で片方の足でもって確かめれば言通り、足輪の存在はない。
録画していたのは誰にも言っていなかったが念の為に確認したのだろう。
録画判断した俺、実にグッジョブ!
胸中でシャウトガッツポーズを決めていると、フラウディオが話を続ける。
「あの魔法具のお陰でギルベルタ、豚には余罪があると判明してね。それらを含めて調査するんだって」
まあそうなるわな。
安心と納得に頷く一方、フラウディオの顔面には苛立ちと苦々しさが溢れ出る。
訊けば此度の一件、共犯であるべディア公爵令息を罪に問うのは、かなり難しいとの事だそうだ。
「……蜥蜴の尻尾切り、ですね」
「うん。あちらは勘違いしただけで、豚の単独犯だって言い張ってる」
「悔しいですが仕方がありません」
「ごめんね。あの時、僕がラシェの傍を離れなければ……」
俯き、ズボンを握り締めるフラウディオ。
俺は慌てて首を振った。
あの場において悪い、非があるのはべディア公爵令息とギルベルタ――そして奴の犯罪行為を見逃していた教会全体の三者だけ。
今回大元を取り逃がしたのは残念だが、その牙城を一つ突き崩せた事と、市井だけでなく社交界全体に噂が出回れば、少なくとも今後の抑止には成り得る。
そう諭す俺にフラウディオは、また悲しげでいて悔しそうに顔を顰める。
「フラウ様?」
「……ラシェはどうして自分を大事にしないの」
「え、してますよ?」
「してない」
気まずい空気が部屋全体に広がる。
「あ、あ~……そういえば意識を失う前に殿下とパエラトン先輩のお声を耳にしたような記憶があるのですが、彼等も救出に来てくださったのですか?」
「――ハァ。アルは教皇が捉えた蛇の一味の引き渡し交渉で、聖騎士は教皇に呼びつけられていたみたいだよ」
「そうだったのですか」
「そうだ、その教皇猊下なんだけど。マリノエールで見た小さな男の子いたでしょう。彼がね、教皇なんだって。ラシェを救出する時も居たんだよ」
はい、既に存じ上げておりますとも。
――とは流石に言えず、まさかそんなと驚いた演技をする。
「僕もご老人を想像していたから明かされた時は凄く驚いたよ」
「(その御方の実年齢は65OVERです)」
「……なんだ。随分と楽しそうだな」
開け放たれたままの扉からアルヴィスが顔を覗かせる。そしてその後にはミカエラの姿もあった。
二人はそれぞれの護衛を下がらせると、足早に俺達の傍へ歩いてくる。
俺は一先ず臣下の礼をすべく、軽く頭を下げて言葉を紡ぐ。
「ヨルベ皇国の次なる太陽に――」
「挨拶はいい。それより具合はどうなんだ?」
そう告げるアルヴィスの声はどこか苛立ったようにも聞こえた。
なんで君に怒られにゃならんねん。
イラッとした内心を隠し、俺は営業用の微笑みを貼り付ける。
「お気遣い痛み入ります。お陰様で問題なく、といいたい所ですが今少し動くのが難しく、このような体勢でのご無礼どうかお許しください」
「……そうか」
「ミカエラ先輩もお越し頂き有り難う存じます。その節は大変お世話になりました」
「いや、こちらこそ救出が遅くなって申し訳ない」
「……………………」
必死に払拭した気まずい空気が、2ndシーズンとなって帰ってきた。
「あ、あの聴取はもう」
「先程終わった」
「そうですか」
「……」
だから皆して自前で罠カード“沈黙”自己発動するのやめてくれませんかね!
「殿下、一つお願いしても?」
「……なんだ」
「既にご承知の事と存じますが、此度の一件、恐らく表に出ないだけでまだ数多くの被害者がいることと思います。故にこのような事をお頼みするのは不敬かつ不躾であると理解しておりますが、何卒、殿下には教会へまだ見えていない被害者救済への強いお口添えをお願いしたく」
「お前……」
俺の嘆願にアルヴィスと何故かミカエラは大層驚きに目を見張り、そして揃ってなんとも言えない顔をした。
もしかしてそれも難しいのか。
「そのように皇家に頼らずとも、元よりそのつもりじゃ」
「!?」
教皇猊下の登場。
それだけで室内の空気が尖りを見せた。まるで人里に降りてきた熊と意図せずバッティング――いや爆発物処理中のような緊張感だ。
だが神官の頂点はそれを物ともせず、その小さなお御足で俺の逆隣へと歩を進める。
後方では貴族三家の護衛に加わり、神官達が控えており、そこだけ人口密度が凄まじい。
「此度は全て儂の不徳の致すところだ。誠にすまなんだ」
まさかの初手謝罪に、俺は終始カ◯ナシとなる。なにこの長期間の山籠りで人とのコミュニケーションを忘れたみたいな対応。
自爆ダメージ直撃の俺に代わり、フラウディオが「二度目はないぞ」を貴族式言い回しで投げる。
「勿論じゃ。教皇セトの名において厳しく取り締まると約束しよう」
強い決意を込めた宣誓に、フラウディオは俺を見ながら一つ頷く。
突然、キラーパス送るの止めよう?
どう繋げるんだと微笑みの裏で嘆いていると二方向からの視線に感じ、仰ぎ見る。
少しだけ不機嫌そうなアルヴィスと、表現し難い表情のミカエラ。
頼むから口に出してくれ。
「えっと……」
「ホッホッホッ。――あぁ、すまんすまん。ラシェル君と言ったかね。体調はどうだ。もしまだ優れないのであれば今日一日」
「あ、結構です。帰ります」
事件現場付近で呑気に眠れるほど俺の神経は図太くないし、ミステリー物では必ず次の事件に巻き込まれるのが定番だ。
「そうか。ならばせめて儂からの詫びの品だけでも受け取っておくれ」
教皇が、ちょいちょいと手招きする。
首を捻りながらどうにか上半身を傾けると、教皇のまろやかな指が俺の口の中に何かを押し入れた。
舌の上に広がる程よい酸味と甘味。
口内に広がる程よい酸味と甘み。
それが林檎味の飴だと遅れて気付く。
「どうじゃ?」
「甘ふておいひいです」
「……そうか、甘いか」
口の中で転がしていると、湯たんぽを抱いた時のような温かさが腹の奥に広がる。
「教皇猊下……」
「なんじゃ、そなた等も食べたかったか。すまんのぅ、いまラシェル君にあげた物で最後なんじゃ」
「そうではなく」
「安心せい。毒など入っておらぬよ。寧ろ今のラシェル君には必要な物じゃ」
「?」
大きさの割にみるみる溶けていく飴玉を口中で弄んでいた最中、脳裏にアルヴィスとミカエラの訪問目的が浮かぶ。
「そういえば殿下とパエラトン先輩は猊下に御用があって伺ったとお聞きしましたが、お時間大丈夫ですか?」
お三方が「あぁ!」と声を上げる。
「そういえばそうじゃった。しかし――」
教皇の目が窓へ移る。
外はもう夜の帳が降りるまでもう間もない程度だ。
「こればかりは仕方が無い。日を改める」
「私もそうしよう」
「すまなんだ。次の日取りは後で文を出しておくとしよう」
* * *
――同時刻。
夕焼けすら通さない地下牢に絶叫が走る。
遅れてドスンという音とともにギルベルタが床へ転がった。
ギルベルタは眼前の少年を睨む。といってもその目にさほど力はなく、怒りよりも痛みを堪えているといった方が近い。
目深にフードを被った少年は血濡れの剣を払う。びちゃっと赤黒い液体が床を濡らし、その刃は肉の脂で不気味な輝きを放つ。
「あはっ、痛い?」
白い歯を覗かせ、肉食獣の笑いを浮かべる少年。
「き、貴様。べディア公爵の使いか!」
分かりきってはいたが、それでもギルベルタは問わずにはいられなかった。
才のない自分が司祭の地位についたのは偏にかの家の口添えあってのこと。
だがしかし今日に至るまでギルベルタはそれとなく便宜を図るだけに留まらず、あのイカれた馬鹿息子の悪癖の後始末を行うなど率先して行ってきた。
恩は充分返していた筈だ。
「べディア公爵の使い? まっさかぁ」
「は?」
少年が何を言ったのか理解出来ず、ギルベルタは瞬きを繰り返し、問い掛ける。
「ど、どういうことだ? べディア公爵の差し金ではないのか!?」
「違うよ。僕は別口」
「べ、別口だと。誰に雇われた」
ギルベルタは必死に脳を稼働するも、思い当たる節はなかった。
「ボクは誰にも雇われてないよ」
「な、なに!?」
「君はね~、ボクが大事にだーいじに育てていたものにちょっかい出したから、そのお仕置きに来たんだ」
分かった? と笑う少年。
その人外じみた何かを前にギルベルタは歯の根を打ち鳴らす。
「わ、私はそんなもの知らぬっ! やった覚えはない!」
「わぁ、無自覚ってやつ?――でも」
少年の声音が変わった。
「お前は僕の玩具に手を出した。だからその報いは受けてもらうよ」
そこには圧倒的強者がいた。
しかし、それは瞬時に溶け、元の間延びした空気に戻る。
「あ、でも安心していいよ。命までは取らないから。これでも回復魔法は心得ているからね、どれだけ痛めつけても傷一つ残さず癒してあげるよ」
無邪気に微笑む少年は、手にしていた剣を手放す。重力に従い、落ちた剣先が床に突き刺さる。その異様な鋭利さは通常の金属でないと物語っている。
「じゃあ手始めに何からいこうか。特別に選ばせてあげるよ」
露出狂のように外套を開く。
その内部分。
軽々しいはためきとは裏腹に、そこには幾つもの武器が収納されていた。
「あ、臭い。もしかして嬉ション?」
「嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だぁああああああ!!!!!!」
ギルベルタは見張り番に助けを求めた。
先程から騒いでいるというのに、此方に背を向ける見張り番は何も聞こえていないかのように立ち尽くしたまま。
少年の無慈悲な声が静かに響く。
「無駄ですよぉ。此処には<遮音>と<認識阻害>の魔法を張りましたから」
「ぎぃやあああああ」
ギルベルタに肩口に激痛が走る。
細く長い剣、スティレットが深々と刺さっていた。
「君が選んでくれないからこれにしたよ。気に入ってくれた?」
「あ、あ、痛い痛い痛い痛い!!!!」
「アハッ。気に入ってくれたみたいだね」
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