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異世界と中央国。そして別れ
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前日寝る前の勉強会が常習化した。今日はレヴィアが魔族について教えてくれた。基本的に生まれかたは魔物とは変わらない。だが、生まれる場所が問題なのだ。魔大陸。この世界の裏側に位置すると言われている大陸だ。先代勇者の張った結界、魔封壁によって、通常人間も魔族もお互い干渉できないはずなのだ。だが、その魔封壁も時が経ち綻び始め、その綻びから魔族が侵入してきているらしい。そして世界中の様々な綻びから瘴気が満ちているとのことだった。
「今日もありがとうございました」
勉強とは別に、目上の人との話し方も教えて貰っている。タメ口ばかりだとさすがにまずいだろうとのことでとのことだった。
商隊達は再び整列し、昨日とほぼ変わらない配置で進むことになった。昨日のように魔族が襲ってくるはなかったが魔物の襲撃は少しあった。だが、ことなく日々は過ぎてゆき、あっという間に一週間が経った。
中央国へ着くと、そこは機械は機会。魔法は魔法と一辺倒の街ではなく、共存した世界だった。リューネの街でも空飛ぶ車はあったが、ここは凄かった。それらがさらに発展して、車のタイヤ部分には魔石が埋め込まれ、おそらくそれが浮遊の効果をもたらしているのだろうか。街灯もブラッシュアップされ、光だけが魔石の力で空へ浮かんでおり、街はいくつかの浮島で構成されていた。人々も、人工的なパーツを埋め込んでいる人もおり、中には手の甲にクリスタルを埋め込み、そこからカード類の現出を行っている人もいたりして、未知の世界だった。
中央国は中央に大きな居住区画の島を中心いくつかの浮島に別れている。より専門的な商品を売っている商業島。機械的な品物を作り、商業島へ卸す工業島。研究機関等が集中している研究島と四つの島に別れており、移動するには仕組みは分からないが、歩いた場所が足場になり、上へと向かう道があれば踏んだ場所がその人の足の上げ方によって階段になるなど便利な場所だった。足腰が悪い人や遠方へ用がある人のためにもちろんのこと空中バスも出ている。
冒険者ギルドへ向かうために居住区画を歩いていると、まさに田舎者丸出しといった感じでキョロキョロと周りを見渡しながら歩いていると、女性とぶつかってしまった。
その女性は青髪の青目のセミショートで身長が高く、童顔で可愛らしい容姿していた。とても頑強な鎧を着ており、鎧の継ぎ目から見える細い腕からは想像できないが、その装備からはまさに鉄壁というイメージを抱いた。
「あっつつ……すいませんぶつかってしまって」
「なぁに、気にするな。僕だって不注意だったかもしれないんだ」
とても気さくでよく笑い、その笑顔が似合う人で、様々な話を聞いていると、名前はエルデ・スペラードという名前らしい。職業は見た目通りの騎士で、帰り際にお前とはまた会いそうな気がするよと話し去っていった。
周りに気にしながら歩き、ようやく冒険者ギルドへと着くとやはり僕の存在が目に付くらしく色々とヒソヒソ話をされる。
レヴィアももう気にしなくなったのか、無反応だった。ヴァーデルはやはり苛立っていた。注目されることが好きではないようだやはり。
「すまない、依頼の達成報告をしたいのだが」
「わかりました。ではギルドカードの提出をお願いします」
そう言い、僕達三人が提出すると驚いていた。どうやら冒険者はレヴィアだけであとの二人は護衛対象とでも思っていたのだろうか。まぁ、しょうがない。
「はい、登録と振り込みが完了しました。お疲れ様でした」
冒険者ギルドのテーブルが空いていたため、そこへ座りこれからの予定を立てる。話し合うまでもなく、当初の予定通り僕の実力を高めるために様々な依頼をこなす予定だ。護衛依頼を達成してはいるが、Aランクのレヴィアが一緒なため、ランクは上がらなかったのだ。ヴァーデルは冒険者ギルドに登録するのには気が進まずリューネの街では登録しなかったが、結局人国で渋々登録し、ともにFランクからのスタートとなった。レヴィアはというと、とても沈んだ面持ちになっており、なぜかというとここで一旦パーティは解散することになったからだ。勇者としての仕事、魔大陸の調査も同時に請け負っていたらしく、僕が寝た後密かに城へと呼び出されていたらしい。そこでいい加減に調査をするよう急かされたようだ。
「そういうことで、雄君。しばらくのお別れなんだ。もしかしたらもう会えないかもしれない。それ程に危険な任務なんだ。だから……だから、今日一日だけ私に付き合ってくれないか?」
付き合うも何も、僕はレヴィアに助けられてからレヴィアの物のようなものだ。当たり前に付き合うに決まっている。
「会えないなんて言わないでよ。レヴィアさんなら、きっと大丈夫だから。それに僕はレヴィアさんの弟子だよ?付き合ってと言われて付き合わないわけにはいかないよ」
ヴァーデルは何も言わず、首を冒険者ギルドの方へ向け、行けと暗に言っていた。
「じゃあ、行こう?レヴィアさん」
幼い僕の手には大きすぎる手を取り歩きだす。その日は一日中街を回った。訓練などではなく、冒険者としてでもなく一人の人として楽しんだ。商人島ではアクセサリーを見たり、屋台で買い食いしたりと普段では考えられないことをした。居住区画にはゲームセンターもあったため、そこでもツーショットの写真を取るなどして楽しんだ。そして店を出るころにはすでに日は暮れあたりは暗くなり始めていた。
「雄君。じゃあ、宿屋に戻ろうか。すまないね、こんな時間まで振り回してしまって。疲れただろう」
「いえ、僕も楽しかったよ。レヴィアさんとは別れたくないけど、それが勇者としての仕事なら、僕はまた会えることを信じて待ってるから。だから……」
声が震えてくる。最後は笑顔で送り出したかったのに。今まで撫でてくれたこと、時には厳しく叱られることもあったが、たくさんの愛情を僕に注いでくれた。気がつけば頬から涙が伝っていた。
「だから!必ず……必ず戻ってきてよ!」
力一杯にレヴィアに向かって走り出し抱きつく。もう涙が止まらなかった。ずっと一緒にいたかった。いつの間に僕はこんなにもレヴィアのことが好きになってしまっていたのだろう。両親との別れ、そしてレヴィアとの別れ。何度別れを経験すればいいのだろうか。ただ純粋に嫌だった。
するとそんな僕は優しい手つきで僕を撫でてくれる。そして頬にキスをされた。
「わかった。必ず戻ってこよう。このキスは勇者の誓いだ。そして君に私の勇者としての加護を与えることが出来る。使える数には限りがあるが、それを使うと身体能力が上昇する。そんな魔法だよ」
するとレヴィアは僕に背を向け歩きだし、行ってしまった。
「今日もありがとうございました」
勉強とは別に、目上の人との話し方も教えて貰っている。タメ口ばかりだとさすがにまずいだろうとのことでとのことだった。
商隊達は再び整列し、昨日とほぼ変わらない配置で進むことになった。昨日のように魔族が襲ってくるはなかったが魔物の襲撃は少しあった。だが、ことなく日々は過ぎてゆき、あっという間に一週間が経った。
中央国へ着くと、そこは機械は機会。魔法は魔法と一辺倒の街ではなく、共存した世界だった。リューネの街でも空飛ぶ車はあったが、ここは凄かった。それらがさらに発展して、車のタイヤ部分には魔石が埋め込まれ、おそらくそれが浮遊の効果をもたらしているのだろうか。街灯もブラッシュアップされ、光だけが魔石の力で空へ浮かんでおり、街はいくつかの浮島で構成されていた。人々も、人工的なパーツを埋め込んでいる人もおり、中には手の甲にクリスタルを埋め込み、そこからカード類の現出を行っている人もいたりして、未知の世界だった。
中央国は中央に大きな居住区画の島を中心いくつかの浮島に別れている。より専門的な商品を売っている商業島。機械的な品物を作り、商業島へ卸す工業島。研究機関等が集中している研究島と四つの島に別れており、移動するには仕組みは分からないが、歩いた場所が足場になり、上へと向かう道があれば踏んだ場所がその人の足の上げ方によって階段になるなど便利な場所だった。足腰が悪い人や遠方へ用がある人のためにもちろんのこと空中バスも出ている。
冒険者ギルドへ向かうために居住区画を歩いていると、まさに田舎者丸出しといった感じでキョロキョロと周りを見渡しながら歩いていると、女性とぶつかってしまった。
その女性は青髪の青目のセミショートで身長が高く、童顔で可愛らしい容姿していた。とても頑強な鎧を着ており、鎧の継ぎ目から見える細い腕からは想像できないが、その装備からはまさに鉄壁というイメージを抱いた。
「あっつつ……すいませんぶつかってしまって」
「なぁに、気にするな。僕だって不注意だったかもしれないんだ」
とても気さくでよく笑い、その笑顔が似合う人で、様々な話を聞いていると、名前はエルデ・スペラードという名前らしい。職業は見た目通りの騎士で、帰り際にお前とはまた会いそうな気がするよと話し去っていった。
周りに気にしながら歩き、ようやく冒険者ギルドへと着くとやはり僕の存在が目に付くらしく色々とヒソヒソ話をされる。
レヴィアももう気にしなくなったのか、無反応だった。ヴァーデルはやはり苛立っていた。注目されることが好きではないようだやはり。
「すまない、依頼の達成報告をしたいのだが」
「わかりました。ではギルドカードの提出をお願いします」
そう言い、僕達三人が提出すると驚いていた。どうやら冒険者はレヴィアだけであとの二人は護衛対象とでも思っていたのだろうか。まぁ、しょうがない。
「はい、登録と振り込みが完了しました。お疲れ様でした」
冒険者ギルドのテーブルが空いていたため、そこへ座りこれからの予定を立てる。話し合うまでもなく、当初の予定通り僕の実力を高めるために様々な依頼をこなす予定だ。護衛依頼を達成してはいるが、Aランクのレヴィアが一緒なため、ランクは上がらなかったのだ。ヴァーデルは冒険者ギルドに登録するのには気が進まずリューネの街では登録しなかったが、結局人国で渋々登録し、ともにFランクからのスタートとなった。レヴィアはというと、とても沈んだ面持ちになっており、なぜかというとここで一旦パーティは解散することになったからだ。勇者としての仕事、魔大陸の調査も同時に請け負っていたらしく、僕が寝た後密かに城へと呼び出されていたらしい。そこでいい加減に調査をするよう急かされたようだ。
「そういうことで、雄君。しばらくのお別れなんだ。もしかしたらもう会えないかもしれない。それ程に危険な任務なんだ。だから……だから、今日一日だけ私に付き合ってくれないか?」
付き合うも何も、僕はレヴィアに助けられてからレヴィアの物のようなものだ。当たり前に付き合うに決まっている。
「会えないなんて言わないでよ。レヴィアさんなら、きっと大丈夫だから。それに僕はレヴィアさんの弟子だよ?付き合ってと言われて付き合わないわけにはいかないよ」
ヴァーデルは何も言わず、首を冒険者ギルドの方へ向け、行けと暗に言っていた。
「じゃあ、行こう?レヴィアさん」
幼い僕の手には大きすぎる手を取り歩きだす。その日は一日中街を回った。訓練などではなく、冒険者としてでもなく一人の人として楽しんだ。商人島ではアクセサリーを見たり、屋台で買い食いしたりと普段では考えられないことをした。居住区画にはゲームセンターもあったため、そこでもツーショットの写真を取るなどして楽しんだ。そして店を出るころにはすでに日は暮れあたりは暗くなり始めていた。
「雄君。じゃあ、宿屋に戻ろうか。すまないね、こんな時間まで振り回してしまって。疲れただろう」
「いえ、僕も楽しかったよ。レヴィアさんとは別れたくないけど、それが勇者としての仕事なら、僕はまた会えることを信じて待ってるから。だから……」
声が震えてくる。最後は笑顔で送り出したかったのに。今まで撫でてくれたこと、時には厳しく叱られることもあったが、たくさんの愛情を僕に注いでくれた。気がつけば頬から涙が伝っていた。
「だから!必ず……必ず戻ってきてよ!」
力一杯にレヴィアに向かって走り出し抱きつく。もう涙が止まらなかった。ずっと一緒にいたかった。いつの間に僕はこんなにもレヴィアのことが好きになってしまっていたのだろう。両親との別れ、そしてレヴィアとの別れ。何度別れを経験すればいいのだろうか。ただ純粋に嫌だった。
するとそんな僕は優しい手つきで僕を撫でてくれる。そして頬にキスをされた。
「わかった。必ず戻ってこよう。このキスは勇者の誓いだ。そして君に私の勇者としての加護を与えることが出来る。使える数には限りがあるが、それを使うと身体能力が上昇する。そんな魔法だよ」
するとレヴィアは僕に背を向け歩きだし、行ってしまった。
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