111 / 115
第一部 Side 永宮 真紀
留学を目指して
しおりを挟む
それから数日後。
私と剛志はいよいよ本格的に留学を目指すため、まずは費用を調べ始める。
と、日本から海外へ留学するのには沢山の人達が「留学エージェント」を使っていることを知った。
「確かに、お金よりも何よりも、エージェントがいてくれた方が安心が気がするわね。現地で何かあった時、仲介に入ってくれるみたいだし」
私達と一緒にエージェントについて調べながら、そう話す剛志のお母さん。
彼女の言葉に、私も確かにと頷いて見せる。
(勿論、怖気付いた訳じゃないけれど……。エージェントがいてくれた方が、確かに安心かもしれない)
それに、何かトラブルが起きた時にもきっと心強いだろう。
私と剛志は、費用の前にまず、自分たちにあったエージェントを探すことにした。
毎週の土日、上手くアルバイトの都合をつけて、エージェントの説明を聞いて回る私と剛志。
だが、中々私達が想う様なーー良いエージェントを見つけることは出来なかった。
と言うのも、留学エージェントは現地の大学と太いパイプを持っているのだが、そのパイプは当然のことながらエージェントによって異なるのである。
つまり、自分が行きたい地域の大学とエージェントがパイプを持っていなければ全く意味がないのだ。
私と剛志はいよいよ本格的に留学を目指すため、まずは費用を調べ始める。
と、日本から海外へ留学するのには沢山の人達が「留学エージェント」を使っていることを知った。
「確かに、お金よりも何よりも、エージェントがいてくれた方が安心が気がするわね。現地で何かあった時、仲介に入ってくれるみたいだし」
私達と一緒にエージェントについて調べながら、そう話す剛志のお母さん。
彼女の言葉に、私も確かにと頷いて見せる。
(勿論、怖気付いた訳じゃないけれど……。エージェントがいてくれた方が、確かに安心かもしれない)
それに、何かトラブルが起きた時にもきっと心強いだろう。
私と剛志は、費用の前にまず、自分たちにあったエージェントを探すことにした。
毎週の土日、上手くアルバイトの都合をつけて、エージェントの説明を聞いて回る私と剛志。
だが、中々私達が想う様なーー良いエージェントを見つけることは出来なかった。
と言うのも、留学エージェントは現地の大学と太いパイプを持っているのだが、そのパイプは当然のことながらエージェントによって異なるのである。
つまり、自分が行きたい地域の大学とエージェントがパイプを持っていなければ全く意味がないのだ。
0
あなたにおすすめの小説
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜
珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。
2匹の怪獣さんの母です。12歳の娘と6歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。
毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
*全28話完結
*辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
*他誌にも掲載中です。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる