土方さんちの美味しいご飯〜鬼の副長はワンコ系イケメンの溺愛で甘くほだされる〜

心も身体も⑭

優はそう言うと、一旦指を引き抜くやーー今度は指を2本に増やし、俺の中に侵入させて来る。

体内でバラバラに動き、絶え間なく快楽を与えて来る優の指。

俺は優が指を動かす度に甘く囀り、腰を震わせた。

と、ごりっと体内の何かに優の指が当たる感覚がした瞬間、目の前が真っ白になり津波の様な快感が俺の全身を包み込む。

「っ、あぁぁっ……！」

一際大きな嬌声をあげ、達してしまう俺。

そんな俺を見つめ、優がにやりと笑った。

「見つけた。土方さんのイイところ」

そう告げると同時、再度そこを指先でぐりぐりと擦り、刺激を与えて来る優。

「ぁっ……あっ……あぁっ……！」

優がそこを指で刺激する度、何度も何度も達してしまう俺。

しかし、優はそこを責めるのを止めてはくれない。

寧ろ、先程までより強くーーときには指先で引っ掻く様にしたりしながら的確にそこに刺激を与えて来る。

「いぃっ……きもち、ぃ……！いっぱい、きもちぃ……！こんな、だめになる……！だめになるぅ……！」

ぽろぽろと絶え間なく涙を溢れさせながら、優に懇願する俺。

だが、優はそんな俺の額に口付けをすると、にっこりとーー何かを企んでいそうな笑みを浮かべてみせた。