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第六章:終ワラナイ遊ビ
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殺すぞ
殺すぞ
殺すぞ
殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺してやるぞ……。
「……遊ぼう,父さん」
終わることのない遊びが始まった……。
スウェンは満面の笑みを浮かべ,父の側へよる。そして何のためらいもなく父の体に鎌の刃を突き刺した。
「……息子よ」
しかしそれだけでは,血は出なかった。
(つまらない)
スウェンの脳は,まず下半身から斬り落としてみるのがいいと判断した。
「もっとやれ,スウェン」
「分かっているよ……」
父を押し倒し,スウェンは両足を眺めた。ノコギリのように刃を上下に動かし,少しずつ足を切りこんでいく。……効果はありそうだ。
『モット……モットダ……』
――スウェンはドキッとした。
今の声……いつもスウェンを支えてくれたあの声――父のものに聞こえた。
父の顏を覗き込む。ほくそ笑みながら,天井をぼんやりと眺めていた。
(嗚呼,あんただったのか。あんたがいつも,声援を送っていたんだな)
スウェンは父に感謝した。
「すぐ,バラバラにしてあげるから」
優しく言うとスウェンは遊びを続けた。
刃で斬り続けていると,やがて父の両足から骨が浮き出てきた。
スウェンはニヤリと笑う。
調子に乗り,今度は腰をぶった斬る。そこを頑張ってから,次に腹あたりを。
次に胸あたりを。
次に,両腕を。
次に,いつも通り首を。
こうして最後に,後頭部を真っ二つに割ってみた。
完璧に,父の体はバラバラに。元通りくっつかないようにと,スウェンは一つ一つの体のパーツを離れた場所へと移した。
「グハハハハグハハハハグハハハハ……」
父の生首が,口をピクピクさせながら笑っていた。スウェンも一緒になって笑い出す。
「父さん,血が出ないぞ」
「当たり前だ。おれは,I・Bの力を持っているのだからナ……ナぁ,すうェン」
「何?」
「おれト遊んデいテ,たのシいか」
「……ああ,楽しいよ」
すると父の生首は,笑うのをやめて急に悲嘆の表情に変わった。
「……アァざん念だナぁ。父さンとオまえガ,敵トしてで会ワなけレバモっと遊ンでヤレたのニ。すウェんがじャッしぃ王子トなかヨくしてイるノヲ見テ,父サん悲シかッタなァ」
「…………」
スウェンはそっと,その生首を両手で抱き締めた。その瞬間,バラバラになった体たちが痙攣を起こし始める。
背中がぞくっとした……。
生首はスウェンの胸の中で喋るのをやめなかった。
「ぜン部,とうサんのセいだナ。オれはオ前たチヲ死ナせてシマウこトニナるのダかラ」
背後から声が聞こえ,そちらを振り返る。
「どういう,こと?」
「父サんたちハ今,セン争中ダろう。残ネんなガラ……こノ戦イデお前タちガ勝テるカク率ハナインだよ」
機械が話すような声で,生首はかなり遅いテンポで話している。気持ちが悪い,とスウェンは思った。
「デもよカッた。サイごに息コと,楽シむコとガデキた。スうェンも,父サんとアソぶこトがでキテ,嬉しカッタだロう?」
その問いに,スウェンは無心で答えた。
「――分からない」
嬉しい,という気持ちなど,少しもなかった。
生首は未だ,ヒクヒクと痙攣をしている……。
「死ぬのはお前だ,エドガー!」
背後から声が聞こえ,そちらを振り返る。そこには,胸に剣が突き刺さり白目を向いている大男の姿が。
「うあ!!」
仰天し,スウェンは生首を投げ捨ててその場から離れた。
大男をよく見てみると,ジャックがその死体を両手で支えていた。
――ああジャック,死なずに勝てたのか。
スウェンは安心して,肩の力を抜いた。
顏に血を付着させたジャックは,怒りを込めて言った。
「お前は死ぬんだよ。そして,オレたちとの戦いに敗れる」
「……オれは夢ヲカなえルマで死ナん。ジャっしぃ王子,オまエガ負ケる運めイダ」
「黙れ。ふざけた野望なんて叶わないまま,お前は地獄へ行くんだ。永遠の眠りにつけ!」
ジャックはエドガーを見下し,そのまま大男の死体を思いきり地面に叩き付けた。
その下敷になるエドガー,……のバラバラな体。
「おれは……おレは……おレハ……オレハ」
途中でエドガーの言葉は止まった。それからすぐに,遺体の下からどす黒い液体が漏れてきた。
何気なくヒクヒクと痙攣をしていた腕や足も,静止している。
……『オレハ死ナナイ』
これを最後に,エドガーの声は聞こえなくなった。
――死んだのか。本当に死んだのか。I・Bの力は,どうなったんだ。
そんなスウェンの問掛けに答えるかのように,ジャックは言った。
「……どんなに凄い薬を開発したって,死なない人間なんているはずがないんだ。スウェン,オレたちの勝ちだ」
「ああ……」
いつの間にかスウェンの全身は,汗でビッショリになっていた。
――疲労困憊,戦いがこれほど激しいものになるなんて
力がすっと抜け,スウェンは地面に倒れる前に意識を無くした。
※
「船長,報告する。敵軍エドガー・シュタイナー帝王を殺害することに成功した」
ジャッシーは無線でロバウト号と連絡を取った。
帝王を倒せたとしても,まだ終わりではない。地上の賊たちを何とかしなければならない。
〈了解。こちらからは,応援を頼みたいのですが〉
「すぐに行く。地上戦はどうなっている?」
〈現在,生き残りの賊兵およそ四百万に我が軍が押され気味の模様。士気は下がりつつあります。……あ!〉
と,船長が無線の向こうで叫んだ。
〈あっ! 王子。たった今,たった今,援軍が到着しました!〉
「援軍だって?」
〈……大量の兵器を持ってきた,と。クロックス軍が到着したようです!〉
「本当か!」
ジャッシーは腰に剣をしまい,未だ眠る姫を抱きあげた。そして,倒れるスウェンの頬を軽く叩く。
「起きろスウェン! この戦い……希望が見えてきたぞ」
殺すぞ
殺すぞ
殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ
殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺すぞ殺してやるぞ……。
「……遊ぼう,父さん」
終わることのない遊びが始まった……。
スウェンは満面の笑みを浮かべ,父の側へよる。そして何のためらいもなく父の体に鎌の刃を突き刺した。
「……息子よ」
しかしそれだけでは,血は出なかった。
(つまらない)
スウェンの脳は,まず下半身から斬り落としてみるのがいいと判断した。
「もっとやれ,スウェン」
「分かっているよ……」
父を押し倒し,スウェンは両足を眺めた。ノコギリのように刃を上下に動かし,少しずつ足を切りこんでいく。……効果はありそうだ。
『モット……モットダ……』
――スウェンはドキッとした。
今の声……いつもスウェンを支えてくれたあの声――父のものに聞こえた。
父の顏を覗き込む。ほくそ笑みながら,天井をぼんやりと眺めていた。
(嗚呼,あんただったのか。あんたがいつも,声援を送っていたんだな)
スウェンは父に感謝した。
「すぐ,バラバラにしてあげるから」
優しく言うとスウェンは遊びを続けた。
刃で斬り続けていると,やがて父の両足から骨が浮き出てきた。
スウェンはニヤリと笑う。
調子に乗り,今度は腰をぶった斬る。そこを頑張ってから,次に腹あたりを。
次に胸あたりを。
次に,両腕を。
次に,いつも通り首を。
こうして最後に,後頭部を真っ二つに割ってみた。
完璧に,父の体はバラバラに。元通りくっつかないようにと,スウェンは一つ一つの体のパーツを離れた場所へと移した。
「グハハハハグハハハハグハハハハ……」
父の生首が,口をピクピクさせながら笑っていた。スウェンも一緒になって笑い出す。
「父さん,血が出ないぞ」
「当たり前だ。おれは,I・Bの力を持っているのだからナ……ナぁ,すうェン」
「何?」
「おれト遊んデいテ,たのシいか」
「……ああ,楽しいよ」
すると父の生首は,笑うのをやめて急に悲嘆の表情に変わった。
「……アァざん念だナぁ。父さンとオまえガ,敵トしてで会ワなけレバモっと遊ンでヤレたのニ。すウェんがじャッしぃ王子トなかヨくしてイるノヲ見テ,父サん悲シかッタなァ」
「…………」
スウェンはそっと,その生首を両手で抱き締めた。その瞬間,バラバラになった体たちが痙攣を起こし始める。
背中がぞくっとした……。
生首はスウェンの胸の中で喋るのをやめなかった。
「ぜン部,とうサんのセいだナ。オれはオ前たチヲ死ナせてシマウこトニナるのダかラ」
背後から声が聞こえ,そちらを振り返る。
「どういう,こと?」
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「デもよカッた。サイごに息コと,楽シむコとガデキた。スうェンも,父サんとアソぶこトがでキテ,嬉しカッタだロう?」
その問いに,スウェンは無心で答えた。
「――分からない」
嬉しい,という気持ちなど,少しもなかった。
生首は未だ,ヒクヒクと痙攣をしている……。
「死ぬのはお前だ,エドガー!」
背後から声が聞こえ,そちらを振り返る。そこには,胸に剣が突き刺さり白目を向いている大男の姿が。
「うあ!!」
仰天し,スウェンは生首を投げ捨ててその場から離れた。
大男をよく見てみると,ジャックがその死体を両手で支えていた。
――ああジャック,死なずに勝てたのか。
スウェンは安心して,肩の力を抜いた。
顏に血を付着させたジャックは,怒りを込めて言った。
「お前は死ぬんだよ。そして,オレたちとの戦いに敗れる」
「……オれは夢ヲカなえルマで死ナん。ジャっしぃ王子,オまエガ負ケる運めイダ」
「黙れ。ふざけた野望なんて叶わないまま,お前は地獄へ行くんだ。永遠の眠りにつけ!」
ジャックはエドガーを見下し,そのまま大男の死体を思いきり地面に叩き付けた。
その下敷になるエドガー,……のバラバラな体。
「おれは……おレは……おレハ……オレハ」
途中でエドガーの言葉は止まった。それからすぐに,遺体の下からどす黒い液体が漏れてきた。
何気なくヒクヒクと痙攣をしていた腕や足も,静止している。
……『オレハ死ナナイ』
これを最後に,エドガーの声は聞こえなくなった。
――死んだのか。本当に死んだのか。I・Bの力は,どうなったんだ。
そんなスウェンの問掛けに答えるかのように,ジャックは言った。
「……どんなに凄い薬を開発したって,死なない人間なんているはずがないんだ。スウェン,オレたちの勝ちだ」
「ああ……」
いつの間にかスウェンの全身は,汗でビッショリになっていた。
――疲労困憊,戦いがこれほど激しいものになるなんて
力がすっと抜け,スウェンは地面に倒れる前に意識を無くした。
※
「船長,報告する。敵軍エドガー・シュタイナー帝王を殺害することに成功した」
ジャッシーは無線でロバウト号と連絡を取った。
帝王を倒せたとしても,まだ終わりではない。地上の賊たちを何とかしなければならない。
〈了解。こちらからは,応援を頼みたいのですが〉
「すぐに行く。地上戦はどうなっている?」
〈現在,生き残りの賊兵およそ四百万に我が軍が押され気味の模様。士気は下がりつつあります。……あ!〉
と,船長が無線の向こうで叫んだ。
〈あっ! 王子。たった今,たった今,援軍が到着しました!〉
「援軍だって?」
〈……大量の兵器を持ってきた,と。クロックス軍が到着したようです!〉
「本当か!」
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