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1章.無能チート冒険者になる
32.無能チートと命懸けのチート・後
しおりを挟む私とセヨンさんは、東門の先に作られた防衛陣地にまで戻ってきた。
すでにいつでも戦える準備を済ませ、冒険者達は前衛後衛に別れて、装備の最終確認をしているようだった。
少しヒリついた空気の中で、それでも笑顔を浮かべ、その時がくるのを待っている。
「トンボ! セヨン! お前らいきなり走り出してどうしのかと思ったぞ。だが、ここはもうすぐ戦いがはじまる。そのまま街に入っていろ」
冒険者に混じって、細身の剣と丸盾を装備したギルマスが、話かけてきた。
「ギルマス! ギルマスも戦うんだ?」
「これでもAランクに近いと言われた、元Bランク冒険者だからな」
態々Aランクに近いとか言うと、カッコ悪いよ? そこは堂々と一流のBランクだったって言えばいいのに。
「うるせぇ! この辺じゃAランクの依頼が少なくて、昇級できなかったんだよ!」
「まぁ、別にギルマスの過去に興味はないから、私に良い考えがあるの。それが成功すれば、一気にオークを殲滅できるよ」
「お前な、少しは興味もて! って……今なんて言った?」
「オークに『釣り野伏せ』を仕掛ける!」
「あ? 釣りの…ぶせ? また戦法か?」
一度オークの戦法を言い当てたからか、馬鹿にせず真剣な顔で聞き返すギルマスに、私は釣り野伏せの説明をした。
釣り野伏せは敗走を装いつつ後ろに下がり、敵が追撃するために前に出てきた所を、伏兵で奇襲を掛けて、混乱した敵に敗走を装っていた部隊も反転攻勢にでる戦法だ。
「つまり、今から部隊を分けて、釣るための餌になる部隊と、釣り上げた所を捕まえる網の部隊の2つ作るのか?」
「たぶんそれは無理。相手はあの丘の上にいるから、こっちの数をほぼ把握しているはず。急に数が減ったら、頭の良いオークロードは気付くはず」
高所を取られているのは、結構辛い。
オークが相手だと嘗めていたため、斜面から離れた、突撃の勢いが落ちる所に陣地を構えた。それが結果として、相手の情報収集を助けてしまっている。
「じゃあどうする? カルロスの情報では、相当数のオークが森に潜んでいたらしいから、領軍に助けは求められないぞ」
「私とセヨンさんが、『グル・グルヴ』が網になる」
そこまで聞いて、はじめてギルマスの顔が歪んだ。
「ふざけんな、たった2人のパーティーに何ができる。Sランク冒険者でもあるまいに」
「ギルマス、確かに私はSランク冒険者じゃないけど、“渡り人”なんだよ」
「渡り人……どこかで聞いたな、異なる世界から来た人間だったか?」
「そう、だから私はギルマスの知らない戦法を知ってるし、壁魔法なんて他人にない魔法を使える」
「んなこと言われてもな……」
ギルマスは頭をかいて、どう反応したものか悩んでいるようだ。
「ギルマス、トンボ言ってる、本当。ワタシ、色々話聞いた」
セヨンさんまでギルマスの説得に参加する。
ギルマスは私達の目をジッと見据え、暫く見詰め合うと、大きなため息を吐いた。
「はぁーっ……わかったよ、ドワーフのセヨンが、こんな場面で嘘を吐くとは思えないし、これでもお前のことは気に入ってんだ。信じてやらぁ!」
「ギルマス……ありがとう!」
「ちっ、それで、お前が渡り人だと言うことと、網になれるってのは、どう関係してるんだ?」
素直にお礼を言ったら、照れたのか舌打ちして顔を反らしたギルマス。おっさんが照れても可愛くないんだよなぁ。
「オークが釣れたら、私のチート、壁魔法で殲滅する!」
「具体的には?」
そう自分自身に言い聞かせるように、私は釣り野伏せと、壁魔法を使った戦略の詳細を、ギルマスに語った。
一部の事を伏せたまま。
「それが可能なら、やる価値はあるか。失敗しても、陣に篭れば最初の予定通り戦えるしな」
「じゃあ」
「許可する。やってみろ!」
「うん! 任せて! セヨンさん、絶対成功させようね!」
「トンボ、無理そうなら、いつでも、止めていい。でも、トンボが最後まで、やる言うなら、ワタシも最後まで、トンボ守る!」
ギルマスの許可が出た。
それに、セヨンさんが守ってくれるなら、もう恐いものなんてないんじゃない?
その後、ギルマスが冒険者達に作戦の全てを語った。私が渡り人という事は、特殊な魔法を使えると誤魔化したけど。
「トンボちゃん! 頼んだぜ!」
「確かにロジャーの剣を斬った魔法は凄まじかったが、他にも凄い魔法を使えるとは思わなかったな!」
「トンボちゃんがそこまでやってくれるなら、私達も誰ひとり欠けることなく生還しよう!」
「おおーっ!」
「任せろー!」
「逃げるのは得意だぜぇ!」
「トンボ嬢ちゃんが失敗しても、しっかりフォローするから安心しろよっ!」
もうすっかりお馴染みになった、皆の一斉喋り。そして最後のひとり。
「ロジャーはなんで居るの? Dランクのクセに……」
「酷いぜ! 俺達だって元Cランクだからな、人手が足りないって、ギルマスに参加させられたんだよ!」
「ゴブリンの手も借りたいならぬ、ロジャーの手も借りたいってこと?」
「おいっ!」
「「「「ぎゃはははは!!」」」」
相変わらず、下品な笑い声の獅子のたてがみの面々。
うん。やっぱり私は冒険者が好きだなぁ。
より一層、皆を死なせたくない気持ちが膨らんでいく。それじゃあ、やろうか。
作戦がはじまり、冒険者達にはオークの軍勢を釣り出してもらう。
魔法職を残し、全員で突撃する。
オーク達も、それを見て動き出した。
私はおっちゃんから強奪して来た、木箱の蓋を開けた。
私にとってはパンドラの箱だ。入っているのは果たして、希望か、絶望か。
「こりぁ……魔力ポーションか?」
指揮を取るため、本陣に残っているギルマスが、木箱の中身を見て呟いた。
そう、これこそが、私にとっての希望、オークにとっての絶望だ。
私は右手を空に掲げると、残った左手で、魔力ポーションを取り出して蓋を開けた。
おっちゃんに言われてから、ちゃんと毎日練習したんだ。私は魔法を使うとき片手が塞がるから、特に必須だったよ。
私はいつものように、右手の先に壁を作りはじめる。
すぐに魔力が尽き、クソ不味い魔力ポーションを飲んだ。
まだ壁は完成しない。
魔力が全快なら、10枚以上の壁なら楽に作れるのに。再び魔力が枯渇した。
木箱から追加の魔力ポーションを掴み取り、一気に飲みほす。
まだ壁は完成しない。
3本目のポーションを飲み干して、ようやく壁が完成した。
周りで見ていた冒険者とギルマスの目が驚愕に見開かれている。
それもそのはずだ。
私が作っていたのは、街を囲む壁より巨大な、目の前の街道に合わせた広い横幅と、高さ50メートルはある、1枚の壁なのだから。
だけど、まだこれからだ。
次は壁に溝を刻んでいく。
これにもいつも以上の魔力を消費する。
私は更にポーションを飲んだ。
頭痛が酷い。魔力ポーションの副作用、身体の痺れは、すでに痛みに変わっている。
それでも追加でポーションを飲む。
「なにやってんだ! 一度にそんな魔力ポーションを飲んだら死ぬぞ!」
壁魔法に気を取られていたギルマスが、ようやく私の足下に転がる、尋常でない数の空のポーション瓶に気がついたらしく、私を止めようと手を伸ばす。
私はそれに構わず、新しいポーションを取り出した。
「なんのつもりだ……セヨン!」
ギルマスの手を阻んだのはセヨンさんだ。
弍式手甲の手のひらを広げ、ギルマスの前につき出したのだ。
ありがとうセヨンさん。私はまた次のポーションの蓋を開けた。
「トンボ、集中してる、邪魔、させない」
「魔力ポーションの大量摂取の危険性は、知ってるはずだぞ! てめぇはトンボの保護者だろうが!」
「トンボ、冒険者として、覚悟できてる、ワタシ、トンボの意思、守る」
「てめぇはそれでいいのか! セヨン!」
「構わない。トンボが言ってた、死なば……諸共? トンボが命を懸けるなら、ワタシも命を懸けるだけ、トンボが今日死ぬと言うのなら、ワタシも一緒に死んであげるだけ」
セヨンさんの瞳に、断固たる決意を感じたのか、悪態をついた後「勝手にしろ!」と認めてくれた。陣地に残った冒険者の皆も、心配そうな顔をしているけど、止めることはしなかった。
でも、セヨンさん。私はそんな話は知らなかったよ。これでますます死ねなくなったね。
そして、遂に壁の溝が完成した。
刻まれたのは、火の魔方陣。
「ギルマス! 合図!」
「おうっ! 撤退ィーーー!!!」
地平線まで届きそうな大音量で、ギルマスがそのまんまな合図を出した。
戦場のどこにいても聞こえるだろうその声に、前線の冒険者達が撤退をはじめる。
一斉に流れる様なスムーズな動きで、オークを挑発する余裕すら見せて、撤退していく。
透明なガラスのような壁魔法も、魔方陣が刻まれると、その部分は磨りガラスのようになる。
はじめは気が付かなかったオークロードも、ようやく壁魔法の存在に気付き、周囲のオークに向かって何か吼えている。恐らく止めようとしているのだろう。
でも残念織り込み済みだよ。
丘の上に陣取ったのが、間違いだったね。下り坂を駆け下りる勢いは簡単に止められないし、戦いで興奮した他のオークは聞く耳持たないし、そもそもオークの鳴き声でオークロードの声が掻き消されてるよ。
ギルマスみたいに、もっと腹から声出せ!
私も私で最後の仕上げに入る。
ポーションのおかわりを飲み、完成した壁に触れる。
私の中の魔力が一瞬で枯渇した。
ヤバイ! 大喰らいの壁は、想像以上に私から魔力を吸い上げていく、足の感覚が無くなり、身体が傾く。
「ーーーーー!」
それを、支えてくれたのはセヨンさんだった。
耳が聞こえなくなり、何を言っているのかは聞き取れなかったけど、その口が確かに私の名前を呼んだんだ。
そうだ、私の名前は真壁蜻蛉。
その名の由来通り、冒険者パーティー『グル・グルヴ』の矛だ。
私は感覚の無い手を動かして、魔力ポーションに手を伸ばした。
もう、壁に手を置けているのかも定かではないが、吸われ続ける魔力を回復し続ける。
霞む視界の中で、冒険者の皆が本陣に駆け込んできた。
そして、魔法使い組の魔法による牽制が入り、先頭を走るオーク達の足を、一瞬だけ止める。
今だ! 私は手を振り、壁をオークの方へ倒していく。
私の最強の矛、チート魔法を見せてやる!
ゆっくりと倒れた壁は、オークの軍勢を覆うように、その頭上で停止した。
魔力はもう行き渡っている。淡く紅く光るその壁の名前を。
私は口にした。
「壁魔法『叡智の壁』!」
瞬間、熱風が吹き荒れた。
魔方陣から放たれたのは、地獄の業火の如き炎の濁流だった。
最弱の火種の魔法は果たして、そのあまりに巨大な魔方陣により、火種は火に、火は火炎に、そして火炎は業火に変わったのだ。
オークの断末魔さえ呑み込んで、紅い炎が広がっていく。
全てのオークをその手中に納め、その命を焼きながら。
冒険者の皆も、ギルマスも、目の前の光景に驚愕し見入っていたが、徐々にオークを殲滅した事を覚り、喜びに歓声を上げはじめた。
私はそれを聞き、思わず微笑んだ。
その時、霞む視界の端、いまだ止まない炎の中から、オークロードが姿を現した。
全身を焼け爛れさせ、満身創痍になってなお、意気の衰えぬオークロードの瞳が、私を映す。私が壁魔法を使ったのを見ていたのか、憎悪と憤怒の咆哮を上げて、オークロードが迫る。
驚いて初動が遅れた冒険者の皆も、ギルマスも、もう間に合わない。
私自身立つのすら難しい。
でも、恐怖なんてなかった。だって。
「させない!」
私に向かって振り下ろされた、オークロードの手にした大剣を、巨大な手甲が正面から掴み、防ぎ止めた。
だって、私を守ってくれるのは、いつもセヨンさんなんだから。
「弍式! 大鉄拳! ちぇりゃあぁぁ!!」
セヨンさんが叫ぶと、弍式手甲がその手を握り締め、セヨンさんの腕に添うようにピタリとくっついた。
右手で大剣を掴んだまま、その名前の通り、大きな鋼鉄の拳を握った左手を、セヨンさんが振り抜いて。
オークロードの腹に叩き込んだ。
いままでの人生で、一度も聞いた事のない鈍い衝撃音と共に、オークロードは血を大量に吐き出しながら吹き飛び、再び炎の中に消えていった。
そして、二度と出てくることはなかったのだ。
今度こそ、本当に終わったんだ。
安堵と共に、私の意識は暗い水底に沈んで言った。
ーーーーーーーーーー
壁魔法ってチートだったんだぁ(感心)。
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