12 / 12
黄泉蜻蛉⑫
しおりを挟む
あの後のことはよく覚えていない。
気が付いたら家で布団を頭から被り震えていた。まともに外を歩けるようになるまで何日も引き籠り、夜が来るたび怯えていた。
それでも何とか精神的にも持ち直し、あの日の秘剣が何だったのか、あの黄泉蜻蛉の正体を知るため、私はある人の元を訪れた。
「秋津帯刀の使った秘剣について聞きたい」
そう伝えると渋い顔をされたが、土産にと持って行った酒を見せるとその人、山田浅右衛門は一転して快く私を招き入れてくれた。
「で、本当に動いたのか?」
さっそくどこからか出してきた猪口に酒を注ぎながら、私の顔も見ずに浅右衛門はそう聞いてきた。ちなみに私の分の猪口はない。
あの秘剣の話で動いたのかと問われれば、当然首を斬られた帯刀のことだろう。
「動きました。首を落とされた後に二度刀を振るい倒れました」
酒を飲み干したらこの人は絶対に私を追い出す。そう思ったので、端的に答える。
「動いたかぁ、恐ろしい執念……いや怨念か」
「何故、帯刀は動けたのですか?」
怨念によって死した後、身体を動かしたとでも言いそうな雰囲気に、私は思わすそれを否定するように言葉を重ねた。
「そんなの知らねえよ。知らねえけど、人は死んだ後も動くんだよ、ほんの少しだけな」
浅右衛門が語った話は興味深いものだった。
山田浅右衛門。御様御用という刀の試し切りを務め、罪人の死刑執行を行うことから『人斬り浅右衛門』とも呼ばれる人物。
数多行われた死刑執行、その一つ。いつものように蝋燭に火を灯し土壇場に向かう浅右衛門、そこでいつもと違うことが起こった。
ある罪人の首を落とした時、抑え役の手を振り切り、首をその場に残したまま罪人が走り出したのだ。十歩ほど走り、そのまま倒れるとようやく動かなくなった。
そして、その時ばかりは浅右衛門も抑え役も、誰一人驚き動けなかったという。
「死んでも逃げたいと思っていた罪人が首を落とされ、身体を抑える手が緩んだ瞬間走り出すように、『こう動く』と確固たる意志があれば、人は死した後も動くのかもしれないな」
「……………」
知らないうちに身体が震えた。浅右衛門の話に感動してではなく、そんな眉唾な話だけで自分の命を懸けて実行した帯刀の恐るべき心情に、ただただ震えた。
「それで、やつは敵を斬ったのか」
私は浅右衛門に事の顛末を、帯刀の敗北を伝えた。
「はははっ、その敵はとんでもない奴だな! 死体が振った剣も受けられるとはな!」
私の話を聞いた浅右衛門が呵々大笑し、掌で膝を打って弦之助を褒め称えた。
私はそれをどこかムッとした気持ちで聞いていた。
それが顔に出ていたのか、浅右衛門はまるで好きな物を馬鹿にされ、気を悪くした子どもに向けるような目で私の顔を見て、ニヤリと笑った。
「しかし、負けたってのはお前の中ではってことだな」
浅右衛門のその言葉に、どこか縋るように尋ねた。
「それはどういう意味でしょうか?」
浅右衛門は「んん~?」と曖昧な返事を返しつつ、徳利を揺らして酒の残りを確かめている。
「まぁいいか、黄泉蜻蛉という秘剣の正体は必死必勝の剣ということだ。首を落とされても動くかどうかは、おまけに過ぎない」
「死した後に動くという尋常ならざる奇襲こそが黄泉蜻蛉という秘剣ではないのですか?」
浅右衛門の言葉に疑問を返す。もしあの場で帯刀が動かなかったら秘剣でも何でもないではないか。
「実際に動いたのは上出来すぎる話だな。例え、動いても動かなくても、敵を討っても、討たずとも、奴にとっては敵と対峙し斬られた時点で勝ちなんだよ」
まるで頓智のような言い回しに、頭の中で整理が追いつかない。
「いいか? 死んだ後なんて誰もわからないんだよ、極楽浄土に逝くか地獄に逝くか、それすら曖昧だ。死ねばそこまで、そう言われればそれで終い。だから奴は選んだのさ、死ねばそれまで、先のことはもうわからなくなると」
「死んだ後は俗世のことを知る術はないと……そういうことですか?」
「よくわかってるじゃねえか」
目を丸め意外そうにこちらを見る浅右衛門。その目が無性に癇に障り「一応物書きの端くれですので」とそっけなく言葉を返した。
「しかし、奴は首がなくとも人間が動くということを知った。肉体の反射に過ぎずそこに魂などなくともな」
「なるほど肉体の反射……ですが、それと黄泉蜻蛉に何の関係が?」
死体が動く原理。肉体の反射といわれると納得がいくような気がする。それならばやはり黄泉蜻蛉の正体とはその反射を利用した技なのでは?
「知ったからって普通はできないだろ。お前自分が首を落とされても動ける自信あるか?」
そう言われると、動いた人間を実際に見た私でも、『動ける』とは言えないものがある。
「それを微塵の疑いも持たず『応』と言えることが黄泉蜻蛉習得の第一歩になるわけだ」
沈黙を返した私に、浅右衛門が諭すように語り掛ける。
「首を落とされても動ける。その考えを前提に死した後相手を殺せる動きを想定し、その通りに動けるという確信を持つ……ほら結果を待たずに勝てたろう?」
「それは……」
酷い術理を聞いている気がする。
「つまり、死んだ後のことはわからないから、死んだ後に相手を殺せる手段を実行できると確信した時点で、死後結果がどうあれ勝ったのと同義だということですか?」
阿呆か。なんとかその言葉を飲み込み、辛うじて理解したことを口に出してまとめる。
「言葉にするのは簡単だがな。考えてみろ、死んだ後の動きを想定するため、敵のことを知り尽くし、ただひたすら身体に動きを教え込む。きっと何百、何千、いや何万かもしれない数、自分の死を考えて刀を振るったのだろうな。それも死後動くことに確信が持てる程綿密に、それこそ夢に見る程かもしれん。正に」
狂気の沙汰だ。
浅右衛門の言葉に、陰から弦之助を観察し、自分の死とその先の動きを繰り返し、夢うつつの中でさえ自分の死を思う、痩せこけて幽鬼のようになっていく男の姿が脳裏に浮かぶ。
死人のような顔だと思っていたが、事実だった訳だ。
私の顔を黙って見ていた浅右衛門が、徳利を掴むと口元で傾け、がぶりと中身を飲み干した。
「わかったか? そこまでして勝ちを確信し、ようやくそれは秘剣となり、秘剣を振るうためには死ぬしかない。ある意味、誰にでも使える秘剣だが割に合わない秘剣だろう。勝つことと死ぬことが同義なんだからな。死して先の分からぬまま、夢想の中でしか相手に勝てぬ剣。夢想剣、黄泉蜻蛉。なんとも物悲しい剣だ」
それで話は終わりだとばかりに背を向けた浅右衛門。その背はひどく小さく見え、酒を飲むのも素面で死者を語れぬ生真面目さ故のようにも見えた。
私はその背に頭を下げ、そっとその場を後にした。
風のうわさで守谷弦之助の死を知った。
常に何かに怯え、夜もまともに眠れず、肩の傷が悪化し徐々に衰弱していき、今際の際はひどく窶れて別人のようになっていたらしい。
それはそうだ、弦之助はあの顔を見ているのだから。
自分の死を覚悟しそれでも勝利を確信して浮かんだ、あの怨念の籠った歪んだ笑顔を。
あれを向けられた人間が正気でいられるはずがない。他人の私でも今も悪夢に見ることがある。
筆を走らせる手をふと止める。外で子どもが蜻蛉釣りをして遊んでいる。一人力加減を間違えらしく、蜻蛉の小さい玉のような頭が取れた。
頭を失った蜻蛉が地面の上で翅をバタつかせる。
その姿を見るたびに重なって見えるのだ、首を失ってなお動いた秋津帯刀の姿に。
そしてあの悍ましい笑顔と共に思い出すのだ。
夢想剣『黄泉蜻蛉』を。
気が付いたら家で布団を頭から被り震えていた。まともに外を歩けるようになるまで何日も引き籠り、夜が来るたび怯えていた。
それでも何とか精神的にも持ち直し、あの日の秘剣が何だったのか、あの黄泉蜻蛉の正体を知るため、私はある人の元を訪れた。
「秋津帯刀の使った秘剣について聞きたい」
そう伝えると渋い顔をされたが、土産にと持って行った酒を見せるとその人、山田浅右衛門は一転して快く私を招き入れてくれた。
「で、本当に動いたのか?」
さっそくどこからか出してきた猪口に酒を注ぎながら、私の顔も見ずに浅右衛門はそう聞いてきた。ちなみに私の分の猪口はない。
あの秘剣の話で動いたのかと問われれば、当然首を斬られた帯刀のことだろう。
「動きました。首を落とされた後に二度刀を振るい倒れました」
酒を飲み干したらこの人は絶対に私を追い出す。そう思ったので、端的に答える。
「動いたかぁ、恐ろしい執念……いや怨念か」
「何故、帯刀は動けたのですか?」
怨念によって死した後、身体を動かしたとでも言いそうな雰囲気に、私は思わすそれを否定するように言葉を重ねた。
「そんなの知らねえよ。知らねえけど、人は死んだ後も動くんだよ、ほんの少しだけな」
浅右衛門が語った話は興味深いものだった。
山田浅右衛門。御様御用という刀の試し切りを務め、罪人の死刑執行を行うことから『人斬り浅右衛門』とも呼ばれる人物。
数多行われた死刑執行、その一つ。いつものように蝋燭に火を灯し土壇場に向かう浅右衛門、そこでいつもと違うことが起こった。
ある罪人の首を落とした時、抑え役の手を振り切り、首をその場に残したまま罪人が走り出したのだ。十歩ほど走り、そのまま倒れるとようやく動かなくなった。
そして、その時ばかりは浅右衛門も抑え役も、誰一人驚き動けなかったという。
「死んでも逃げたいと思っていた罪人が首を落とされ、身体を抑える手が緩んだ瞬間走り出すように、『こう動く』と確固たる意志があれば、人は死した後も動くのかもしれないな」
「……………」
知らないうちに身体が震えた。浅右衛門の話に感動してではなく、そんな眉唾な話だけで自分の命を懸けて実行した帯刀の恐るべき心情に、ただただ震えた。
「それで、やつは敵を斬ったのか」
私は浅右衛門に事の顛末を、帯刀の敗北を伝えた。
「はははっ、その敵はとんでもない奴だな! 死体が振った剣も受けられるとはな!」
私の話を聞いた浅右衛門が呵々大笑し、掌で膝を打って弦之助を褒め称えた。
私はそれをどこかムッとした気持ちで聞いていた。
それが顔に出ていたのか、浅右衛門はまるで好きな物を馬鹿にされ、気を悪くした子どもに向けるような目で私の顔を見て、ニヤリと笑った。
「しかし、負けたってのはお前の中ではってことだな」
浅右衛門のその言葉に、どこか縋るように尋ねた。
「それはどういう意味でしょうか?」
浅右衛門は「んん~?」と曖昧な返事を返しつつ、徳利を揺らして酒の残りを確かめている。
「まぁいいか、黄泉蜻蛉という秘剣の正体は必死必勝の剣ということだ。首を落とされても動くかどうかは、おまけに過ぎない」
「死した後に動くという尋常ならざる奇襲こそが黄泉蜻蛉という秘剣ではないのですか?」
浅右衛門の言葉に疑問を返す。もしあの場で帯刀が動かなかったら秘剣でも何でもないではないか。
「実際に動いたのは上出来すぎる話だな。例え、動いても動かなくても、敵を討っても、討たずとも、奴にとっては敵と対峙し斬られた時点で勝ちなんだよ」
まるで頓智のような言い回しに、頭の中で整理が追いつかない。
「いいか? 死んだ後なんて誰もわからないんだよ、極楽浄土に逝くか地獄に逝くか、それすら曖昧だ。死ねばそこまで、そう言われればそれで終い。だから奴は選んだのさ、死ねばそれまで、先のことはもうわからなくなると」
「死んだ後は俗世のことを知る術はないと……そういうことですか?」
「よくわかってるじゃねえか」
目を丸め意外そうにこちらを見る浅右衛門。その目が無性に癇に障り「一応物書きの端くれですので」とそっけなく言葉を返した。
「しかし、奴は首がなくとも人間が動くということを知った。肉体の反射に過ぎずそこに魂などなくともな」
「なるほど肉体の反射……ですが、それと黄泉蜻蛉に何の関係が?」
死体が動く原理。肉体の反射といわれると納得がいくような気がする。それならばやはり黄泉蜻蛉の正体とはその反射を利用した技なのでは?
「知ったからって普通はできないだろ。お前自分が首を落とされても動ける自信あるか?」
そう言われると、動いた人間を実際に見た私でも、『動ける』とは言えないものがある。
「それを微塵の疑いも持たず『応』と言えることが黄泉蜻蛉習得の第一歩になるわけだ」
沈黙を返した私に、浅右衛門が諭すように語り掛ける。
「首を落とされても動ける。その考えを前提に死した後相手を殺せる動きを想定し、その通りに動けるという確信を持つ……ほら結果を待たずに勝てたろう?」
「それは……」
酷い術理を聞いている気がする。
「つまり、死んだ後のことはわからないから、死んだ後に相手を殺せる手段を実行できると確信した時点で、死後結果がどうあれ勝ったのと同義だということですか?」
阿呆か。なんとかその言葉を飲み込み、辛うじて理解したことを口に出してまとめる。
「言葉にするのは簡単だがな。考えてみろ、死んだ後の動きを想定するため、敵のことを知り尽くし、ただひたすら身体に動きを教え込む。きっと何百、何千、いや何万かもしれない数、自分の死を考えて刀を振るったのだろうな。それも死後動くことに確信が持てる程綿密に、それこそ夢に見る程かもしれん。正に」
狂気の沙汰だ。
浅右衛門の言葉に、陰から弦之助を観察し、自分の死とその先の動きを繰り返し、夢うつつの中でさえ自分の死を思う、痩せこけて幽鬼のようになっていく男の姿が脳裏に浮かぶ。
死人のような顔だと思っていたが、事実だった訳だ。
私の顔を黙って見ていた浅右衛門が、徳利を掴むと口元で傾け、がぶりと中身を飲み干した。
「わかったか? そこまでして勝ちを確信し、ようやくそれは秘剣となり、秘剣を振るうためには死ぬしかない。ある意味、誰にでも使える秘剣だが割に合わない秘剣だろう。勝つことと死ぬことが同義なんだからな。死して先の分からぬまま、夢想の中でしか相手に勝てぬ剣。夢想剣、黄泉蜻蛉。なんとも物悲しい剣だ」
それで話は終わりだとばかりに背を向けた浅右衛門。その背はひどく小さく見え、酒を飲むのも素面で死者を語れぬ生真面目さ故のようにも見えた。
私はその背に頭を下げ、そっとその場を後にした。
風のうわさで守谷弦之助の死を知った。
常に何かに怯え、夜もまともに眠れず、肩の傷が悪化し徐々に衰弱していき、今際の際はひどく窶れて別人のようになっていたらしい。
それはそうだ、弦之助はあの顔を見ているのだから。
自分の死を覚悟しそれでも勝利を確信して浮かんだ、あの怨念の籠った歪んだ笑顔を。
あれを向けられた人間が正気でいられるはずがない。他人の私でも今も悪夢に見ることがある。
筆を走らせる手をふと止める。外で子どもが蜻蛉釣りをして遊んでいる。一人力加減を間違えらしく、蜻蛉の小さい玉のような頭が取れた。
頭を失った蜻蛉が地面の上で翅をバタつかせる。
その姿を見るたびに重なって見えるのだ、首を失ってなお動いた秋津帯刀の姿に。
そしてあの悍ましい笑顔と共に思い出すのだ。
夢想剣『黄泉蜻蛉』を。
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
【時代小説】 黄昏夫婦
蔵屋
歴史・時代
江戸時代、東北地方の秋田藩は貧かった。
そんな中、真面目なひとりの武士がいた。同僚からは馬鹿にされていたが真面目な男であった。俸禄は低く貧しい。娘二人と実母との4人暮らし。
秋田藩での仕事は勘定方である。
仕事が終わると真っ直ぐ帰宅する。
ただひたすら日中は城中では勘定方の仕事をまじめにして、帰宅すれば論語を読んで知識を習得する。
そんな毎日であった。彼の名前は立花清左衛門。年齢は35歳。
娘は二人いて、一人はとめ15歳。もう一人は梅、8歳。
さて|黄昏《たそがれ》は、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯のことを言う。「|黄昏時《たそがれどき)」。 「黄昏れる《たそがれる》」という動詞形もある。
「たそがれ」は、江戸時代になるまでは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略でよく知られていた。夕暮れの人の顔の識別がつかない暗さになると誰かれとなく、「そこにいるのは誰ですか」「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合いという意味で日常会話でよく使われた。
今回の私の小説のテーマはこの黄昏である。
この風習は広く日本で行われている。
「おはようさんです」「これからですか」「お晩でございます。いまお帰りですか」と尋ねられれば相手も答えざるを得ず、互いに誰であるかチェックすることでヨソ者を排除する意図があったとされている。
「たそかれ」という言葉は『万葉集』に
誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」
— 『万葉集』第10巻2240番
と登場するが、これは文字通り「誰ですかあなたは」という意味である。
「平安時代には『うつほ物語』に「たそかれどき」の用例が現れ、さらに『源氏物語』に
「寄りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見つる 夕顔の花」
— 『源氏物語』「夕顔」光源氏
と、現在のように「たそかれ」で時間帯を表す用例が現れる。
なおこの歌は、帖と登場人物の名「夕顔」の由来になった夕顔の歌への返歌である。
またこの言葉の比喩として、「最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態」をという語句の用い方をする。
漢語「|黄昏《コウコン》」は日没後のまだ完全に暗くなっていない時刻を指す。「初昏」とも呼んでいた。十二時辰では「戌時」(午後7時から9時)に相当する。
「たそがれ」の動詞化の用法。日暮れの薄暗くなり始めるころを指して「空が黄昏れる」や、人生の盛りを過ぎ衰えるさまを表現して「黄昏た人」などのように使用されることがある。
この物語はフィクションです。登場人物、団体等実際に同じであっても一切関係ありません。
それでは、小説「黄昏夫婦」をお楽しみ下さい。
読者の皆様の何かにお役に立てれば幸いです。
作家 蔵屋日唱
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
江戸の夕映え
大麦 ふみ
歴史・時代
江戸時代にはたくさんの随筆が書かれました。
「のどやかな気分が漲っていて、読んでいると、己れもその時代に生きているような気持ちになる」(森 銑三)
そういったものを選んで、小説としてお届けしたく思います。
同じ江戸時代を生きていても、その暮らしぶり、境遇、ライフコース、そして考え方には、たいへんな幅、違いがあったことでしょう。
しかし、夕焼けがみなにひとしく差し込んでくるような、そんな目線であの時代の人々を描ければと存じます。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
カメリア――彷徨う夫の恋心
来住野つかさ
恋愛
ロジャーとイリーナは和やかとはいえない雰囲気の中で話をしていた。結婚して子供もいる二人だが、学生時代にロジャーが恋をした『彼女』をいつまでも忘れていないことが、夫婦に亀裂を生んでいるのだ。その『彼女』はカメリア(椿)がよく似合う娘で、多くの男性の初恋の人だったが、なせが卒業式の後から行方不明になっているのだ。ロジャーにとっては不毛な会話が続くと思われたその時、イリーナが言った。「『彼女』が初恋だった人がまた一人いなくなった」と――。
※この作品は他サイト様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
怨念じみた妄執の秘剣、いたく堪能しました。浅右衛門が渋くてかっこいいです。
感想ありがとうございます。
自分の中の剣豪のお爺ちゃんをイメージして書きました。
拙作を読んでいただき感謝します。