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3章 銀の川
6-2
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っと、また場面が変わった。目まぐるしいな、さっきまでは昼の城内だったが、今度は夜だ。頭上には満点の星が輝いている。ここは城の外郭のようだ。歩くたびに、白い息が吐き出されているから、季節は冬みたいだな。
「エラゼム隊長。どうしたんですか、こんなところへ」
ん?声をかけてきたのは、少し加齢の色が現れ始めたが、けどまだどこか若さの抜けきらない男……顔立ちが少し変わったけど、特徴的なそばかすは変わっていない。たぶんこいつ、ルウェンだな。あの不真面目兵士だ。
「どうしたもないだろう。今夜の歩哨は吾輩とお前だ、ルウェン。吾輩と二人では不満か?」
そう答えるのはエラゼムだ。今回もエラゼムの記憶みたいだな。
「不満というわけではないですが、申し訳なくて。この城の守護神と呼ばれる隊長どのに、下っ端のする歩哨をさせているなどと知れたら、城主様に怒られてしまいそうです」
「そんなこと、気にしなくてよい。バークレイ様も承知のことだ。それに歩哨も城を守る立派な仕事であり、吾輩もまた城を守る警備兵の一員であることに変わりはない」
「ははは、そうでした。隊長どのに冗談が通じないのも、相変わらずですね」
「うるさいわい!」
ルウェンは明るく笑い、つられてエラゼムもくすっと笑みをこぼした。なんだ、こいつらずいぶん仲良くなったんだな。前に感じた悪い予感は、どうやら外れてくれたらしい。
「まあ歩哨とはいえ、こんな寒いところでじっとしているのもなんでしょう。隊長、茶を入れましたので、どうぞ飲んでください」
「む、すまんな。いただくとしよう」
エラゼムはルウェンの差し出したカップを受け取ると、真っ暗な城壁の外を眺めた。ここからなら、城に近づこうとする輩を見逃すことなく監視できるだろう。とはいえ冬の夜に動くものの気配はなく、頭上で星たちが煌々と輝いているのみだ。
「……メアリー様が旅に出ていかれてから、もう三年も経つんですね」
ルウェンがふと思い出したように、ぼそりと呟いた。
「メアリー様は、今どこにいるのでしょうか……」
「気にすることはない。あの方は戻ってくると言ったのだ。吾輩たちはその時のために、この城を守っていけばよい」
「けど、三年間一度も、文の一つもよこさないなんて……」
「くどいぞルウェン。メアリー様は心配いらぬ。信用のおける臣下ばかりを連れて行かれたのだ。彼らは必ずメアリー様を守ってくれるはずだ」
「……そうですね」
それきり、二人の会話は途切れた。三年……前の場面から、ずいぶん時間が経ったんだな。メアリーは結局、その後どうしたのだろうか?
ルウェンとエラゼムはそのあとも黙って歩哨を続け、その間の会話といえば、ときおりルウェンがお茶のおかわりを勧めるくらいだった。時間はゆっくりとすぎ、頭上の星は少しずつ西に流れていく。冬の夜はさみしいくらい静かだ。松明のはぜるパチパチという音、城壁をすべる木枯しの音……その時、ぶるりとエラゼムが体を震わせた。
「いかん、少し茶を飲み過ぎたな。すまんルウェン、少しかわやに行ってくる」
「わかりました」
なんだ、トイレか。まあけどこんな寒そうな夜だもんな。エラゼムは城壁を離れ、城の端っこまで向かう。ずいぶんへんぴなところにあるんだなぁ。その都度こんな遠くまで歩かされて、漏れそうな時はさぞかし大変だろう。
あれ、今気づいたけど、このまま行くと俺、他人のトイレを盗み見ることになるんじゃ……い、嫌だ。そんなもん見せられても、こっちに需要は無いぞ……
「…………きゃぁー」
んん?今微かにだが、風に混じって悲鳴のような声が聞こえなかったか?エラゼムはガバッと城をふり返ると、微かな音でも聞き漏らさないよう息を殺す。
「…………うわぁっ」
間違いない。城から悲鳴が上がっている!エラゼムは電撃のように走り出した。行きの何倍も早く持ち場に戻ってきたエラゼムだったが、そこにルウェンの姿はなかった。どこに行った?まさか、敵に襲われて……けど、城壁の下には闇があるのみ。かがり火なんかがついている様子はない。
「どうなっている……闇に紛れて、敵が忍び込んだか?」
エラゼムは困惑した様子だったが、すぐに城の中へ飛び込んだ。俺は、どうにも嫌な予感がしていた。姿が見えない敵……
「エラゼム様!」
すると廊下の先から、一人の兵士が血相を変えて走ってきた。
「緊急事態です!何者かが城に侵入している模様!」
「ああ。敵は?」
「わかりません……私も直接見れていないのです。警備兵らも怪しい姿は見ていないと……」
「正体不明か……敵はどこにいるかわかるか?」
「それがどうやら、地下の居住区が襲われているようなのです!」
「なに!?ばかな、どうやってそこまで……いや、それではみな寝静まっているところに、敵が現れたということではないか!?」
「はい……ですので、至急エラゼム様にご報告しようと……!」
「くうぅっ。走れ!」
エラゼムは弾かれたように走り出した。兵士も慌ててそのあとについてくる。地下への階段を転げ落ちるように駆け下りて……あれ?この階段、俺たちが通ったのと違くないか?俺たちが使った階段は、もっとくねくねして長かったはずだ。まさか……隠し階段?城の中を知っている人間だけが近道できるように、階段を二種類用意しているのか。
「……っ!待て!」
エラゼムが突然足を止め、ついてくる兵士を制した。どうしたんだ?あ、階段の途中に人が倒れている!
「おい、大丈夫か!」
倒れていたのは、格好から見るにどうやら城の下男のようだ。うっ……胸に、大きな傷がある。胸を突かれたのか?すごい出血だ……エラゼムは虚ろな目をした下男の肩を抱き、がくがくと揺さぶった。
「しっかりしろ!死んではならん!」
「う、う……な、なかま……」
なかま?下男はそれだけを何とか口にすると、ごばっと血を吐いた。下男は、もう息をしていなかった。
「……くそぅ!急ぐぞ!」
「はい!」
エラゼムは下男の瞳をそっと閉じると、また猛然と階段を下った。
地下は、悲惨なありさまだった。あちこちに血の跡がある。廊下に倒れている人の姿も見えた。俺たちが階段を降りたら大広間に直結していたけれど、ここはどこかの通路に出たみたいだ。通路の左右の壁には扉が並んでいる。エラゼムたちは近くの部屋へ駆け込んだ。この部屋は、どうやら下男の寝室だったみたいだ。過去形なのは、その下男はすでにベッドの上でこと切れていたからだ……寝ているところを襲われたのだろう。ベッドシーツはおびただしい血で染まり、顔はだれか判別できないくらいぐちゃぐちゃに切り刻まれていた。抵抗する暇もなかっただろう……
「……」
「……むごい」
兵士が低く呻いた。二人は部屋を後にした。
「……状況は、想像より悪いかもしれん」
エラゼムが重苦しい声で告げた。
「ここには警備兵や騎士隊の寝室もある……たとえ丸腰だろうとそう易々やられる者たちではないが、ここまで不意を突かれるとは……」
「エラゼム様……」
兵士が不安そうな声でエラゼムを見た。
「しかし、まだ負けと決まったわけではない。騎士たちはいずれも手練ればかりだ。お前は生存者を集め、けが人の救援に向かってくれ」
「は、はい。あの、エラゼム様は?」
「吾輩は城主様のもとに向かう。城主様の安全を確認したら吾輩もそちらに合流する。頼んだぞ!」
「はい!」
兵士は踵を返して駆けていった。エラゼムは単身で城主の部屋へ向かい始めた。
つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「どうしたもないだろう。今夜の歩哨は吾輩とお前だ、ルウェン。吾輩と二人では不満か?」
そう答えるのはエラゼムだ。今回もエラゼムの記憶みたいだな。
「不満というわけではないですが、申し訳なくて。この城の守護神と呼ばれる隊長どのに、下っ端のする歩哨をさせているなどと知れたら、城主様に怒られてしまいそうです」
「そんなこと、気にしなくてよい。バークレイ様も承知のことだ。それに歩哨も城を守る立派な仕事であり、吾輩もまた城を守る警備兵の一員であることに変わりはない」
「ははは、そうでした。隊長どのに冗談が通じないのも、相変わらずですね」
「うるさいわい!」
ルウェンは明るく笑い、つられてエラゼムもくすっと笑みをこぼした。なんだ、こいつらずいぶん仲良くなったんだな。前に感じた悪い予感は、どうやら外れてくれたらしい。
「まあ歩哨とはいえ、こんな寒いところでじっとしているのもなんでしょう。隊長、茶を入れましたので、どうぞ飲んでください」
「む、すまんな。いただくとしよう」
エラゼムはルウェンの差し出したカップを受け取ると、真っ暗な城壁の外を眺めた。ここからなら、城に近づこうとする輩を見逃すことなく監視できるだろう。とはいえ冬の夜に動くものの気配はなく、頭上で星たちが煌々と輝いているのみだ。
「……メアリー様が旅に出ていかれてから、もう三年も経つんですね」
ルウェンがふと思い出したように、ぼそりと呟いた。
「メアリー様は、今どこにいるのでしょうか……」
「気にすることはない。あの方は戻ってくると言ったのだ。吾輩たちはその時のために、この城を守っていけばよい」
「けど、三年間一度も、文の一つもよこさないなんて……」
「くどいぞルウェン。メアリー様は心配いらぬ。信用のおける臣下ばかりを連れて行かれたのだ。彼らは必ずメアリー様を守ってくれるはずだ」
「……そうですね」
それきり、二人の会話は途切れた。三年……前の場面から、ずいぶん時間が経ったんだな。メアリーは結局、その後どうしたのだろうか?
ルウェンとエラゼムはそのあとも黙って歩哨を続け、その間の会話といえば、ときおりルウェンがお茶のおかわりを勧めるくらいだった。時間はゆっくりとすぎ、頭上の星は少しずつ西に流れていく。冬の夜はさみしいくらい静かだ。松明のはぜるパチパチという音、城壁をすべる木枯しの音……その時、ぶるりとエラゼムが体を震わせた。
「いかん、少し茶を飲み過ぎたな。すまんルウェン、少しかわやに行ってくる」
「わかりました」
なんだ、トイレか。まあけどこんな寒そうな夜だもんな。エラゼムは城壁を離れ、城の端っこまで向かう。ずいぶんへんぴなところにあるんだなぁ。その都度こんな遠くまで歩かされて、漏れそうな時はさぞかし大変だろう。
あれ、今気づいたけど、このまま行くと俺、他人のトイレを盗み見ることになるんじゃ……い、嫌だ。そんなもん見せられても、こっちに需要は無いぞ……
「…………きゃぁー」
んん?今微かにだが、風に混じって悲鳴のような声が聞こえなかったか?エラゼムはガバッと城をふり返ると、微かな音でも聞き漏らさないよう息を殺す。
「…………うわぁっ」
間違いない。城から悲鳴が上がっている!エラゼムは電撃のように走り出した。行きの何倍も早く持ち場に戻ってきたエラゼムだったが、そこにルウェンの姿はなかった。どこに行った?まさか、敵に襲われて……けど、城壁の下には闇があるのみ。かがり火なんかがついている様子はない。
「どうなっている……闇に紛れて、敵が忍び込んだか?」
エラゼムは困惑した様子だったが、すぐに城の中へ飛び込んだ。俺は、どうにも嫌な予感がしていた。姿が見えない敵……
「エラゼム様!」
すると廊下の先から、一人の兵士が血相を変えて走ってきた。
「緊急事態です!何者かが城に侵入している模様!」
「ああ。敵は?」
「わかりません……私も直接見れていないのです。警備兵らも怪しい姿は見ていないと……」
「正体不明か……敵はどこにいるかわかるか?」
「それがどうやら、地下の居住区が襲われているようなのです!」
「なに!?ばかな、どうやってそこまで……いや、それではみな寝静まっているところに、敵が現れたということではないか!?」
「はい……ですので、至急エラゼム様にご報告しようと……!」
「くうぅっ。走れ!」
エラゼムは弾かれたように走り出した。兵士も慌ててそのあとについてくる。地下への階段を転げ落ちるように駆け下りて……あれ?この階段、俺たちが通ったのと違くないか?俺たちが使った階段は、もっとくねくねして長かったはずだ。まさか……隠し階段?城の中を知っている人間だけが近道できるように、階段を二種類用意しているのか。
「……っ!待て!」
エラゼムが突然足を止め、ついてくる兵士を制した。どうしたんだ?あ、階段の途中に人が倒れている!
「おい、大丈夫か!」
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「う、う……な、なかま……」
なかま?下男はそれだけを何とか口にすると、ごばっと血を吐いた。下男は、もう息をしていなかった。
「……くそぅ!急ぐぞ!」
「はい!」
エラゼムは下男の瞳をそっと閉じると、また猛然と階段を下った。
地下は、悲惨なありさまだった。あちこちに血の跡がある。廊下に倒れている人の姿も見えた。俺たちが階段を降りたら大広間に直結していたけれど、ここはどこかの通路に出たみたいだ。通路の左右の壁には扉が並んでいる。エラゼムたちは近くの部屋へ駆け込んだ。この部屋は、どうやら下男の寝室だったみたいだ。過去形なのは、その下男はすでにベッドの上でこと切れていたからだ……寝ているところを襲われたのだろう。ベッドシーツはおびただしい血で染まり、顔はだれか判別できないくらいぐちゃぐちゃに切り刻まれていた。抵抗する暇もなかっただろう……
「……」
「……むごい」
兵士が低く呻いた。二人は部屋を後にした。
「……状況は、想像より悪いかもしれん」
エラゼムが重苦しい声で告げた。
「ここには警備兵や騎士隊の寝室もある……たとえ丸腰だろうとそう易々やられる者たちではないが、ここまで不意を突かれるとは……」
「エラゼム様……」
兵士が不安そうな声でエラゼムを見た。
「しかし、まだ負けと決まったわけではない。騎士たちはいずれも手練ればかりだ。お前は生存者を集め、けが人の救援に向かってくれ」
「は、はい。あの、エラゼム様は?」
「吾輩は城主様のもとに向かう。城主様の安全を確認したら吾輩もそちらに合流する。頼んだぞ!」
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