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6章 風の守護する都
9-1 決着
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9-1 決着
ガガガガガ!ギャギャギャギャ!
俺たちを取り囲むスパルトイたちは、名状しがたい叫び声をあげ、牙を打ち鳴らしている。もうどこを見ても、三百六十度スパルトイだ。その数は計り知れない。
その大軍を前にして、ライラは少しも臆せず、逆に胸を張っていた。俺はライラの小さな肩に手を置くと、ぐっと力を込めた。
「いけっ、ライラッ!思いっきりぶちかませ!」
「うんっ!」
ライラはばっと両手を前に突き出すと、不思議な音色を口から発し始めた。呪文の詠唱なんだろうけど、俺の耳には風のうなりにしか聞こえない。それなのに時折、唸り声の中に少女の歌声が混じっているような気がした。
「……っ!」
俺は息をのんだ。ライラが淡い緑の光に包まれている。その周囲をつむじ風が舞い、彼女の真っ赤な髪を波打たせていた。そしてライラの足元を原点にして、光と同じ緑のラインが、地面を走って幾何学的な模様を描いていく。ラインは右に折れ、左に折れ、あっちの線とぶつかり、こっちの線と交差する。それは次第に広がり、結びつき、巨大な魔法陣となった。
ギャギャギャ!?グガガガガ!
俺にスパルトイの感情はわからないが、あれは間違いなく慌てている声だろう。俺たちの周囲の地面は、魔法陣の放つ光で、淡い緑色に染まり切っていた。まるで、光り輝く草原に降り立ったみたいだ。
ピュウウゥゥゥゥーー!
ふいに、隙間風のような高い音が走った。俺は足元を見て、目を見張った。魔法陣が、ゆっくりと回転しだしている!魔方陣は巨大な風車のように回り、しだいに速さを増していく。ブゥン、ブウウン、ブウウーーーン!
ビュオオォォォォオォ!ザザザザザザザァーー!
魔法陣が加速するにつれ、あたりにすさまじい風が吹き始めた。草がちぎれ、小石が吹き飛び、木々の枝葉が折れそうなほどにしなる。仮面越しでさえ、目を開けているのも辛くなってきたが、ライラはこの風にもピクリとも動かず、よどみなく呪文を唱え続けていた。
その不思議な声が、ついに頂点に達する時が来た。魔法陣は、もはや目で追えないほどのスピードで真円を描いている。ライラは目をかっと見開くと、両手を天に突き上げた。ライラの真っ赤な髪が吹き上げられ、俺はまるで燃え盛る炎のようだと思った。
「ワールウィンド!ドラグーーーーーン!!!!」
ビュゴオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!
竜が魔法陣から飛び出した!?いや、違う。竜巻だ!
タービンのように高速で回転する魔法陣から、薄緑色の竜巻が天に昇って吹き荒れたのだ。竜巻はうねりながら空に突き上げ、俺たちを渦の中心にして、さらに勢いを増していく。
ギャギャギャアァァァァァ……!
竜巻はスパルトイたちを容赦なく呑み込み、一瞬で空の果てまで吹き飛ばす。ググ、ゴゴゴ。ボコッ!それどころか森の木々ですら、根っこから引き抜けて飛んで行ってしまった。さらには地面すらも抉り取り、巨大な土の塊が砕かれて舞い上がる。もはやその力にあらがえるものはいないようにも思えた。
ビュオオオオオォォォォォ!
「~~~!」
俺はライラが風で飛ばされないよう、肩をぎゅっと押さえることしかできなかった。風圧で目もほとんど開けられない。見えるのは、渦を巻く風の刃だけ。聞こえるのは、えぐり取られる大地の悲鳴だけ……
ヒュオオオオオォォォォォ……
木も、怪物も、大地でさえその力に勝てはしない。俺たちの周りのものをすべて呑み込み、風の竜は暴虐の限りを尽くして、ついに空の彼方へ消えていった。
「………………」
俺はようやくひらけるようになった目を見張ると、変わり果てた光景に呆然とした。俺たちがいた場所は、うっそうとした森の中だったはずだ。それが今は、俺たちのいるモミの大木一本を残して、まったくの更地になってしまった。俺の半径数百メートルの地面は抉り取られ、ドーナツ型のクレーターになってしまっている。当然そこに、スパルトイの姿は一匹たりとも……爪のかけらすら、残っていなかった。ロアはいつの間にか、俺の背中に張り付き、ぎゅうと服を握りしめていた。あまりに壮絶な威力の魔法には、一国の王女といえど衝撃を受けたらしいな。
「……ふうぅぅぅ」
おっと、ライラが力尽きたように、俺に寄りかかってきた。俺はライラをささえ、その時になってロアは正気に戻ったのか、ぱっと俺から離れた。
「ライラ、お疲れさま。すごいよ、想像以上の迫力だったな」
「えへへ~。威力がありすぎるから、人とかおうちの近くでは使えないんだ。でも、計算ぴったりだったでしょ?」
「ああ。森は吹き飛んじまったけど、それ以外に被害は出てないよ」
「あ……そっか……」
罪なき木々には申し訳ないが、こればっかりは目をつむってもらおう。最小限の被害には抑えたつもりだ。
「……でも、つか、れた……」
ライラはそれだけ言い残すと、かくんと脱力してしまった。あれだけの大技を使ったんだ、ガス欠だろう。
「ライラ、ちょっと休んどけ。これでスパルトイは全部倒せたんだ。となれば、残った敵は兵士たちだけだ。向こうにはゾンビたちもいるから、もう楽勝だぜ」
後は兵士たちをふん縛れば、片が付くはずだ。俺はほっと息をつくと、かぶっている仮面を指でなでた。
(てことは、そろそろトンズラするタイミングを見てかないとな)
戦いのゴタゴタが落ち着いて来れば、王女さまが手のひらを返して、俺を捕まえようとするかもしれない。あまり考えたくない予想ではあるけど……俺たちの立場は、追うものと追われるもののまま、変わってはいないのだ。ちぇ、これだけ大立ち回りをしたってのに、コソコソ王都を去らなきゃならないなんて。少し世知辛いけど、こうなることはこの仮面をつけた時から覚悟していたさ。
「よし、ここからは最後の仕上げだ。とりあえず俺たちは、王女さまと捕虜をお城に届けよう。安全が確保でき次第、俺たちも兵士をやっつけるのを手伝うぞ」
仲間たちはうなずき、捕虜を担いだ。俺は再びロアをおぶろうとしたが、ロアは首を振って断った。
「私は、もう大丈夫だ。それより、その子を見てやってくれ」
ロアは疲労困憊したライラを見やった。確かに、ライラも自力じゃ歩けなそうだな。けど驚いた、ロアは言葉通り、まっすぐしゃんと立っている。さっきまであんなにボロボロだったのに……大したもんだな。
「それじゃ、そうさせてもらうぜ。ライラ、ほれ」
「ん……」
ライラがぽすっと俺の背中に乗っかる。魔法のかかったロアよりは重さを感じるけど、それでもぜんぜん軽い。この体によく、あんな魔法を撃つ力が秘められているもんだ。
「それじゃ、行こう。足もと気を付けろよ、地面がガタガタだどぅわっ」
「わぁ!ちょっと、桜下!」
「わ!お、桜下さんが一番気を付けてください!」
竜巻でえぐられた大地は、鋭い爪で何度も引っかかれたように溝だらけだ。ウィルのお小言通り、俺は慎重に歩を進めていった。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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俺たちを取り囲むスパルトイたちは、名状しがたい叫び声をあげ、牙を打ち鳴らしている。もうどこを見ても、三百六十度スパルトイだ。その数は計り知れない。
その大軍を前にして、ライラは少しも臆せず、逆に胸を張っていた。俺はライラの小さな肩に手を置くと、ぐっと力を込めた。
「いけっ、ライラッ!思いっきりぶちかませ!」
「うんっ!」
ライラはばっと両手を前に突き出すと、不思議な音色を口から発し始めた。呪文の詠唱なんだろうけど、俺の耳には風のうなりにしか聞こえない。それなのに時折、唸り声の中に少女の歌声が混じっているような気がした。
「……っ!」
俺は息をのんだ。ライラが淡い緑の光に包まれている。その周囲をつむじ風が舞い、彼女の真っ赤な髪を波打たせていた。そしてライラの足元を原点にして、光と同じ緑のラインが、地面を走って幾何学的な模様を描いていく。ラインは右に折れ、左に折れ、あっちの線とぶつかり、こっちの線と交差する。それは次第に広がり、結びつき、巨大な魔法陣となった。
ギャギャギャ!?グガガガガ!
俺にスパルトイの感情はわからないが、あれは間違いなく慌てている声だろう。俺たちの周囲の地面は、魔法陣の放つ光で、淡い緑色に染まり切っていた。まるで、光り輝く草原に降り立ったみたいだ。
ピュウウゥゥゥゥーー!
ふいに、隙間風のような高い音が走った。俺は足元を見て、目を見張った。魔法陣が、ゆっくりと回転しだしている!魔方陣は巨大な風車のように回り、しだいに速さを増していく。ブゥン、ブウウン、ブウウーーーン!
ビュオオォォォォオォ!ザザザザザザザァーー!
魔法陣が加速するにつれ、あたりにすさまじい風が吹き始めた。草がちぎれ、小石が吹き飛び、木々の枝葉が折れそうなほどにしなる。仮面越しでさえ、目を開けているのも辛くなってきたが、ライラはこの風にもピクリとも動かず、よどみなく呪文を唱え続けていた。
その不思議な声が、ついに頂点に達する時が来た。魔法陣は、もはや目で追えないほどのスピードで真円を描いている。ライラは目をかっと見開くと、両手を天に突き上げた。ライラの真っ赤な髪が吹き上げられ、俺はまるで燃え盛る炎のようだと思った。
「ワールウィンド!ドラグーーーーーン!!!!」
ビュゴオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!
竜が魔法陣から飛び出した!?いや、違う。竜巻だ!
タービンのように高速で回転する魔法陣から、薄緑色の竜巻が天に昇って吹き荒れたのだ。竜巻はうねりながら空に突き上げ、俺たちを渦の中心にして、さらに勢いを増していく。
ギャギャギャアァァァァァ……!
竜巻はスパルトイたちを容赦なく呑み込み、一瞬で空の果てまで吹き飛ばす。ググ、ゴゴゴ。ボコッ!それどころか森の木々ですら、根っこから引き抜けて飛んで行ってしまった。さらには地面すらも抉り取り、巨大な土の塊が砕かれて舞い上がる。もはやその力にあらがえるものはいないようにも思えた。
ビュオオオオオォォォォォ!
「~~~!」
俺はライラが風で飛ばされないよう、肩をぎゅっと押さえることしかできなかった。風圧で目もほとんど開けられない。見えるのは、渦を巻く風の刃だけ。聞こえるのは、えぐり取られる大地の悲鳴だけ……
ヒュオオオオオォォォォォ……
木も、怪物も、大地でさえその力に勝てはしない。俺たちの周りのものをすべて呑み込み、風の竜は暴虐の限りを尽くして、ついに空の彼方へ消えていった。
「………………」
俺はようやくひらけるようになった目を見張ると、変わり果てた光景に呆然とした。俺たちがいた場所は、うっそうとした森の中だったはずだ。それが今は、俺たちのいるモミの大木一本を残して、まったくの更地になってしまった。俺の半径数百メートルの地面は抉り取られ、ドーナツ型のクレーターになってしまっている。当然そこに、スパルトイの姿は一匹たりとも……爪のかけらすら、残っていなかった。ロアはいつの間にか、俺の背中に張り付き、ぎゅうと服を握りしめていた。あまりに壮絶な威力の魔法には、一国の王女といえど衝撃を受けたらしいな。
「……ふうぅぅぅ」
おっと、ライラが力尽きたように、俺に寄りかかってきた。俺はライラをささえ、その時になってロアは正気に戻ったのか、ぱっと俺から離れた。
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仲間たちはうなずき、捕虜を担いだ。俺は再びロアをおぶろうとしたが、ロアは首を振って断った。
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ロアは疲労困憊したライラを見やった。確かに、ライラも自力じゃ歩けなそうだな。けど驚いた、ロアは言葉通り、まっすぐしゃんと立っている。さっきまであんなにボロボロだったのに……大したもんだな。
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「ん……」
ライラがぽすっと俺の背中に乗っかる。魔法のかかったロアよりは重さを感じるけど、それでもぜんぜん軽い。この体によく、あんな魔法を撃つ力が秘められているもんだ。
「それじゃ、行こう。足もと気を付けろよ、地面がガタガタだどぅわっ」
「わぁ!ちょっと、桜下!」
「わ!お、桜下さんが一番気を付けてください!」
竜巻でえぐられた大地は、鋭い爪で何度も引っかかれたように溝だらけだ。ウィルのお小言通り、俺は慎重に歩を進めていった。
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