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7章 大根役者
3-1 三の国アアルマート
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3-1 三の国アアルマート
翌朝、俺たちは朝飯も早々に出発し、緩やかな山道を登り始めた。道も幅広で、馬も走らせやすかったんだけど……結局俺たちはほとんど歩くことになった。同じように三の国を目指している旅人を、ちらほら見かけたからだ。流石に、透明な風の馬に乗ったまま追い抜くわけにもいかないので、渋るライラをなだめてストームスティードを送り返したのだった。
「ん……?なんだぁ?洞窟が見えてきたぞ?」
しばらく山道を進んだ俺たちの前に、巨大な岩壁と、そこにぽっかり口を開ける大きな洞窟が見えてきた。中から出てくる人がいる事を見るに、どうやら天然の洞穴を加工したトンネルのようだ。
「トンネルの向こうが国境なのかな?」
首をかしげた俺に、ウィルがあっと声を出す。
「でも見てください、あそこ。ほら、洞窟の入り口の、上のところです……」
上?ウィルが指差す先に視線を向けると、そこに何やら文字が刻まれている……“ギネンベルナ・アアルマート国境線・国境検閲所”。
「えっ。この洞窟自体が、国境なのか」
驚いたことに、三の国との境は地面の下にあるらしい。なんだって、洞窟なんかを国境にしたんだろう?その手前か、抜けた先にすりゃよかったのに。
「でもまあ、そう書いてあるんだから、中へ進むか……」
不思議に思いながらも、俺たちはその巨大なトンネルの中へと進む。天井は遥かに高く、幅は馬車が何台も通れそうなほど広い。おまけに両側の壁には、一定間隔で光り輝く球体が設置されていた。電球なわけないから、おそらく魔法か何かだろうけど……ずいぶん整えられた設備だな。本気で洞窟を国境にしているらしい。
しばらく進むと、前方に人の列が見えてきた。皆一列に並んで、何かを待っているようだ。俺たちもその後ろにつく。
「なんの列だろう?」
「入国の手続きとかじゃないですか?」
ふむ。手続きか……ラクーンの町みたいに、何か聞かれたりするのだろうか?ファインダーパスがあれば、その辺も何とかなるとは思うけど。
しかし列が進むにつれて、俺はその考えが誤りであったことに気づいた。どうして、辺鄙な洞窟なんかを国境としているのか。その理由が見えてきたからだ。
「な、な、何だあれ……!」
目の前に、半透明のヴェールが広がっている。水面のように微かに波打つそれは、洞窟の天井から床まで、少しの隙間もなくぴっちりと張られている。列をなす旅人たちは、順番にそのヴェールをくぐって、向こう側へと向かっていた。
「まさか……あれが、“国境”なのか……?」
だから、天井のある洞窟を選んだのか!ヴェールの国境は静かにたゆたい、旅人たちを順々に受け入れていく。しかし、ただおしゃれだからという理由で、国境がヴェールになったわけではないだろう。おそらく、何か仕掛けが……
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
うわ!言ったそばから、けたたましい警報が洞窟内に響き渡った。それと同時に、半透明だったヴェールが真っ赤に染まり上がる。
「おい!そこの者、止まれ!」
大声で怒鳴りながら、国境の警備兵たちがぞくぞくとヴェールの元へ集まってくる。そこには真っ赤になったヴェールにからめとられ、ぴくりとも動けない商人風の男がいた。
「貴様ぁ!違法な魔術具を持ち込もうとしたな!」
「ひっ、な、なんのことでしょう……?」
「とぼけるな!ここに書いてあるだろう、認可リストに載っていない、もしくは申請ずみでない魔道具の持ち込みは禁止されている!商人のお前が知らないはずがないだろう!」
「ま、まさか。そんなもの、アッシは知りませんよ……」
「馬鹿が、魔検布を欺けるとでも思ったのか。言い訳なら詰め所で聞いてやろう。おら、こい!」
「ひぃい!は、はなせぇー!」
ジタバタ暴れる商人を引きずって、警備兵たちは洞窟のすみに建てられた詰め所へと消えていった。その姿を見て、俺は血の気が引いてしまった。
「ま、まずいぞ。あのヴェール、魔法の道具を感知するんだ。だったら、俺たち……」
全員が思わず手を動かした。俺は首から下がるガラスの鈴を、フランは腕を、ウィルはお腹を、エラゼムは頭を、ライラは髪留めをそれぞれさわる。
「……お、俺たちのこれは、感知されないなんてことはないよな、アニ?」
『……例外はないと考えた方がいいのではないですか。とりあえず、私は服の下にしまっておいてください』
俺は言われた通り、アニをシャツの中に滑り込ませる。見た感じはばれないだろうが、あのヴェールにはこの程度の小細工は通用しないだろうな……
「ど、どうしましょう。いったん、私たちのこれをしまいますか?」
ウィルがおびえた声で言う。けど、それはそれで問題なのだ。
「それは難しいだろ。ウィルとライラはいいとして、フランとエラゼムは魔道具がないと、人間じゃないってばれちまう」
「あ……」
フランはガントレットで鉤爪を隠しているし、エラゼムは兜で首がないことを隠している。一時的に外すとしても、代わりのものを今から準備することは不可能だ。
「やばいな……」
みんなが装備している、アニが出した魔法の馬具は、はたして認可されているのだろうか。もしもされていなかったら、今度は俺たちがあの真紅のヴェールに捕まる番だ。どうしよう、一か八かじゃ分が悪すぎる。それに、もう時間もない。列は着実に進んでいる。もう少しもすれば、俺たちがヴェールをくぐる番が来てしまうだろう。
「……こうなったら、頼れるものは一つしかないぞ」
俺はカバンから、金属製のプレートを取り出した。ファインダーパス。これの力で、どうにかならないだろうか?
「あ……あの、すみません!」
俺は近くに警備兵が通りかかったタイミングで、すかさずファインダーパスを見せつけた。
「あの、俺たち、これを持ってるんですけど……」
「うん?……おお、ファインダーパスをお持ちの方ですか。では、こちらへお越しください」
警備兵はパスを見て二つ返事でうなずくと、すたすたと歩き始めた。俺は仲間たちにちらりと目線を送ると、警備兵の後に続いて歩き出す。警備兵は、元の半透明に戻ったヴェールのほうへとずんずん進んでいく。もしや、パスを持っていようがいまいが、ヴェールはくぐらなきゃいけないのか?だとしたら、もう逃げようがない!ここで逃げ出したら、怪しいものですと自己紹介しているのと同じだ。
「……」
俺たち全員はかたずをのんで、恐ろしくぎこちない動きで警備兵に従って歩いた。心臓がバクバクする。もうヴェールは、表面の波模様がはっきりわかるくらいの距離まで迫っている……
「こちらです。どうぞ」
警備兵はヴェールの直前で、左手にある詰め所のほうへかくんと折れた。なんだ、やっぱりくぐらないのか?ふぅ、ヒヤヒヤさせやがって。ほっとして思わず息を吐きそうになったが、そんなことをしたら怪しまれてしまうっ。まだ我慢だっ。
警備兵は詰め所のドアを開けて中へ入った。狭い詰め所内には、別のテーブルで、先ほど捕まった商人が尋問を受けている。俺たちはそことは違うテーブルへ案内された。
「えー、ではもう一度パスを、それと代表者様のお名前を頂戴できますか?」
「あ、はい。オウカ、ニシデラです」
俺はファインダーパスを警備兵へ渡した。警備兵はパスに刻まれた文字を何度も確認しながら、何やら書類に書き込んでいく。ヴェールはパスできたが、この後はやっぱり、入国審査とかがあるのだろうか?ラクーンみたいに、奇術団で通じるかな……
「……はい、どうも。パスをお返しします」
「あ、はい」
俺は緊張でカチコチになりながらパスを受け取った。金属のプレートがひやりと冷たい。
「では、これで手続きは完了です。ようこそアアルマートへ」
警備兵はにこやかに笑う。俺は間の抜けた返事を返した。
「……へ?」
「はい?入国審査は完了です。お出口はあちらですよ」
警備兵は俺たちが入ってきた方とは違う、奥の扉を指さした。じゃなくって!
「あの、ほかには何も……?」
「検査のことですか?ええ、パスをお持ちということは、あなた方は国に推薦された学者か研究者様なのでしょう。でしたら、こんなところで貴重なお時間を奪うわけにはいきません。存分に学んでいってください。叡智の都アアルマートは、必ずやあなたたちの知的好奇心に応えてくれるでしょう」
「あ、ああ、そうっすね。そんじゃ、失礼します……」
いいって言ってるんだ、これ以上余計なことをいう必要もない。俺は素早く立ち上がると、警備兵が示した扉まで足早に移動した。仲間たちもそれに続く。扉を開くと、俺はなるべく不審がられないように、けど可能な限り早く外へ滑り出た。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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翌朝、俺たちは朝飯も早々に出発し、緩やかな山道を登り始めた。道も幅広で、馬も走らせやすかったんだけど……結局俺たちはほとんど歩くことになった。同じように三の国を目指している旅人を、ちらほら見かけたからだ。流石に、透明な風の馬に乗ったまま追い抜くわけにもいかないので、渋るライラをなだめてストームスティードを送り返したのだった。
「ん……?なんだぁ?洞窟が見えてきたぞ?」
しばらく山道を進んだ俺たちの前に、巨大な岩壁と、そこにぽっかり口を開ける大きな洞窟が見えてきた。中から出てくる人がいる事を見るに、どうやら天然の洞穴を加工したトンネルのようだ。
「トンネルの向こうが国境なのかな?」
首をかしげた俺に、ウィルがあっと声を出す。
「でも見てください、あそこ。ほら、洞窟の入り口の、上のところです……」
上?ウィルが指差す先に視線を向けると、そこに何やら文字が刻まれている……“ギネンベルナ・アアルマート国境線・国境検閲所”。
「えっ。この洞窟自体が、国境なのか」
驚いたことに、三の国との境は地面の下にあるらしい。なんだって、洞窟なんかを国境にしたんだろう?その手前か、抜けた先にすりゃよかったのに。
「でもまあ、そう書いてあるんだから、中へ進むか……」
不思議に思いながらも、俺たちはその巨大なトンネルの中へと進む。天井は遥かに高く、幅は馬車が何台も通れそうなほど広い。おまけに両側の壁には、一定間隔で光り輝く球体が設置されていた。電球なわけないから、おそらく魔法か何かだろうけど……ずいぶん整えられた設備だな。本気で洞窟を国境にしているらしい。
しばらく進むと、前方に人の列が見えてきた。皆一列に並んで、何かを待っているようだ。俺たちもその後ろにつく。
「なんの列だろう?」
「入国の手続きとかじゃないですか?」
ふむ。手続きか……ラクーンの町みたいに、何か聞かれたりするのだろうか?ファインダーパスがあれば、その辺も何とかなるとは思うけど。
しかし列が進むにつれて、俺はその考えが誤りであったことに気づいた。どうして、辺鄙な洞窟なんかを国境としているのか。その理由が見えてきたからだ。
「な、な、何だあれ……!」
目の前に、半透明のヴェールが広がっている。水面のように微かに波打つそれは、洞窟の天井から床まで、少しの隙間もなくぴっちりと張られている。列をなす旅人たちは、順番にそのヴェールをくぐって、向こう側へと向かっていた。
「まさか……あれが、“国境”なのか……?」
だから、天井のある洞窟を選んだのか!ヴェールの国境は静かにたゆたい、旅人たちを順々に受け入れていく。しかし、ただおしゃれだからという理由で、国境がヴェールになったわけではないだろう。おそらく、何か仕掛けが……
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
うわ!言ったそばから、けたたましい警報が洞窟内に響き渡った。それと同時に、半透明だったヴェールが真っ赤に染まり上がる。
「おい!そこの者、止まれ!」
大声で怒鳴りながら、国境の警備兵たちがぞくぞくとヴェールの元へ集まってくる。そこには真っ赤になったヴェールにからめとられ、ぴくりとも動けない商人風の男がいた。
「貴様ぁ!違法な魔術具を持ち込もうとしたな!」
「ひっ、な、なんのことでしょう……?」
「とぼけるな!ここに書いてあるだろう、認可リストに載っていない、もしくは申請ずみでない魔道具の持ち込みは禁止されている!商人のお前が知らないはずがないだろう!」
「ま、まさか。そんなもの、アッシは知りませんよ……」
「馬鹿が、魔検布を欺けるとでも思ったのか。言い訳なら詰め所で聞いてやろう。おら、こい!」
「ひぃい!は、はなせぇー!」
ジタバタ暴れる商人を引きずって、警備兵たちは洞窟のすみに建てられた詰め所へと消えていった。その姿を見て、俺は血の気が引いてしまった。
「ま、まずいぞ。あのヴェール、魔法の道具を感知するんだ。だったら、俺たち……」
全員が思わず手を動かした。俺は首から下がるガラスの鈴を、フランは腕を、ウィルはお腹を、エラゼムは頭を、ライラは髪留めをそれぞれさわる。
「……お、俺たちのこれは、感知されないなんてことはないよな、アニ?」
『……例外はないと考えた方がいいのではないですか。とりあえず、私は服の下にしまっておいてください』
俺は言われた通り、アニをシャツの中に滑り込ませる。見た感じはばれないだろうが、あのヴェールにはこの程度の小細工は通用しないだろうな……
「ど、どうしましょう。いったん、私たちのこれをしまいますか?」
ウィルがおびえた声で言う。けど、それはそれで問題なのだ。
「それは難しいだろ。ウィルとライラはいいとして、フランとエラゼムは魔道具がないと、人間じゃないってばれちまう」
「あ……」
フランはガントレットで鉤爪を隠しているし、エラゼムは兜で首がないことを隠している。一時的に外すとしても、代わりのものを今から準備することは不可能だ。
「やばいな……」
みんなが装備している、アニが出した魔法の馬具は、はたして認可されているのだろうか。もしもされていなかったら、今度は俺たちがあの真紅のヴェールに捕まる番だ。どうしよう、一か八かじゃ分が悪すぎる。それに、もう時間もない。列は着実に進んでいる。もう少しもすれば、俺たちがヴェールをくぐる番が来てしまうだろう。
「……こうなったら、頼れるものは一つしかないぞ」
俺はカバンから、金属製のプレートを取り出した。ファインダーパス。これの力で、どうにかならないだろうか?
「あ……あの、すみません!」
俺は近くに警備兵が通りかかったタイミングで、すかさずファインダーパスを見せつけた。
「あの、俺たち、これを持ってるんですけど……」
「うん?……おお、ファインダーパスをお持ちの方ですか。では、こちらへお越しください」
警備兵はパスを見て二つ返事でうなずくと、すたすたと歩き始めた。俺は仲間たちにちらりと目線を送ると、警備兵の後に続いて歩き出す。警備兵は、元の半透明に戻ったヴェールのほうへとずんずん進んでいく。もしや、パスを持っていようがいまいが、ヴェールはくぐらなきゃいけないのか?だとしたら、もう逃げようがない!ここで逃げ出したら、怪しいものですと自己紹介しているのと同じだ。
「……」
俺たち全員はかたずをのんで、恐ろしくぎこちない動きで警備兵に従って歩いた。心臓がバクバクする。もうヴェールは、表面の波模様がはっきりわかるくらいの距離まで迫っている……
「こちらです。どうぞ」
警備兵はヴェールの直前で、左手にある詰め所のほうへかくんと折れた。なんだ、やっぱりくぐらないのか?ふぅ、ヒヤヒヤさせやがって。ほっとして思わず息を吐きそうになったが、そんなことをしたら怪しまれてしまうっ。まだ我慢だっ。
警備兵は詰め所のドアを開けて中へ入った。狭い詰め所内には、別のテーブルで、先ほど捕まった商人が尋問を受けている。俺たちはそことは違うテーブルへ案内された。
「えー、ではもう一度パスを、それと代表者様のお名前を頂戴できますか?」
「あ、はい。オウカ、ニシデラです」
俺はファインダーパスを警備兵へ渡した。警備兵はパスに刻まれた文字を何度も確認しながら、何やら書類に書き込んでいく。ヴェールはパスできたが、この後はやっぱり、入国審査とかがあるのだろうか?ラクーンみたいに、奇術団で通じるかな……
「……はい、どうも。パスをお返しします」
「あ、はい」
俺は緊張でカチコチになりながらパスを受け取った。金属のプレートがひやりと冷たい。
「では、これで手続きは完了です。ようこそアアルマートへ」
警備兵はにこやかに笑う。俺は間の抜けた返事を返した。
「……へ?」
「はい?入国審査は完了です。お出口はあちらですよ」
警備兵は俺たちが入ってきた方とは違う、奥の扉を指さした。じゃなくって!
「あの、ほかには何も……?」
「検査のことですか?ええ、パスをお持ちということは、あなた方は国に推薦された学者か研究者様なのでしょう。でしたら、こんなところで貴重なお時間を奪うわけにはいきません。存分に学んでいってください。叡智の都アアルマートは、必ずやあなたたちの知的好奇心に応えてくれるでしょう」
「あ、ああ、そうっすね。そんじゃ、失礼します……」
いいって言ってるんだ、これ以上余計なことをいう必要もない。俺は素早く立ち上がると、警備兵が示した扉まで足早に移動した。仲間たちもそれに続く。扉を開くと、俺はなるべく不審がられないように、けど可能な限り早く外へ滑り出た。
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