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7章 大根役者
4-1 シリス大公
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4-1 シリス大公
目の前が真っ暗だ。何も見えない……仲間たちは、いったいどこへ行ったんだろう?
「……いつまで目をつぶってるの」
あれ?フランの声がすぐそばで聞こえる。今まで真っ暗だと思っていたのは、思わず目を閉じてしまっていたかららしい。目を開ければ、呆れた顔のフランと、仲間たちの姿も見えた。
「な、なにが起こったんだ?」
「たぶん、魔法を使われたんだ。気付いたら、ここにいた」
ここ……?きょろきょろとあたりを見回す。俺たちがさっきまでいたのは、石畳の街角だったはず……だが今いるのは、どう見ても室内だ。白い大理石の柱が立ち並ぶ様は、どこかの宮殿を彷彿とさせる。足もとには濃紺色のつるりとした石のタイルがしかれていた。ピカピカに磨き上げられていて、鏡のように、覗き込む俺の姿を反射している。
「……どこだ、ここ?」
「ここは、わしの家じゃよ」
わっ。声のした方に振り向くと、さっきの老人が大きな扉の前に立っていた。扉は豪華絢爛で、金色の地に、赤や青の輝く石が無数に埋め込まれている。あれ、全部宝石か?そしてここは、じいさんの家らしい……だとしたらこのじいさん、滅茶苦茶金持ちじゃないか。
「乱暴な招き方をしてすまなかった。しかし、どうしても君たちと話をしてみたかったんじゃ。よければ、こちらへきてくれんかの」
老人はそう言うと、扉を開いて中へと入って行ってしまった。
「……どうする?」
俺は仲間たちに振り返った。
「……あやしさ満点過ぎて、信用できるところが見つからないんだけど」
フランがぶすっとした顔で言う。しかし、ライラは首を横に振った。
「でも、攻撃する気は無かったと思うよ。あっちがその気だったら、あのスクロールでふっ飛ばされてたはずだもん」
うーん、それもそうか。やり方は相っ当強引だったけど、客を招きたかっただけともとれる……
「でも、俺が勇者だって知ってたんだよな」
どこからその情報を仕入れたんだろう。ウィルが首を捻る。
「勇者の大ファンで、どうしても話がしたかった、とかですかね?」
「えぇ?金持ちの道楽にしては、やり方が強引過ぎないか?」
「けど、一応危害は加えられてないですよ」
それは、そうなんだけど。今だって、俺たちは自由に動けている。その気になればここから逃げ出すこともできるが、老人はあえて俺たちに決定権をゆだねた……
「本当に、勇者が好きなだけなのかな」
富はあるが孤独な老人が、人恋しさに俺たちを屋敷に招いた……そう考えれば、憎めない気もしてくる。
「……話を、聞くだけ聞いてみるか」
いずれにせよ、悪意は無さそうなんだ。少しくらい相手してやってもいいだろう。俺たちは紺色の床の上をカツカツと歩き、ど派手な扉に手をかけた。扉は宝石まみれとは思えないほど、軽くスーッと開いた。
「よく来てくださった」
広々した部屋の中心に、さっきの老人が立っていた。俺たちが入ってきたのを確認すると、老人はローブの袖から金色のベルを取り出した。あのローブ、なんでも入っているんだな……ベルがチリンと鳴らされると、幾ばくも経たずに扉が開かれる。俺たちの後ろから、執事風の格好をした、初老の男性が入ってきた。
「お呼びでございますか」
「ああ。ご客人じゃ」
執事のおじいさんは老人を見て、目をくいっと釣り上げた。
「また、なんという格好をしているのですか……」
「ほっほっほ。たまにはこういうのもいいじゃろう。それとすまんが、お茶を用意してくれるかの。六人分じゃ」
「はぁ……かしこまりました。準備してまいりますので、失礼いたします。陛下」
執事のおじいさんはぺこりと頭を下げて、部屋から出て行った。いや待て、それよりなんて言った?陛下……?
「え?じゃあ、あんたは……?」
「正体がばれてしまったか。それでは、もうこの変装も意味がないな」
老人は突然口調を変え、そしてなんと声まで変えると、ローブの裾をつかんでバッと脱ぎ捨てた。パサリとローブが床に落ちた後には、みすぼらしい老人の姿などどこにもなくなっていた。そこにいたのは、清潔な服を着た、長身・長髪の男が一人だけだ。
「初めまして、でいいだろうか。私は、シリス・アウサル・アアルマート。人にはアアルマート大公と名乗ることが多いが、好きに呼んでくれ」
た、大公?それって、あれだよな。偉い人のこと……それも、王様くらいに……
「あ、あの、じゃあ……この国の、王様?」
「国家の代表という意味では、その通りだ」
「……」
う、わー……驚きすぎて声も出ない。ウィルはぱくぱくと口を開け閉めしている。
さっきまで爺さんだと思っていた人が、実は王様でした?しかも王様自らが、俺たちを招いたってことだろ?あ、じゃあここってもしかして、王宮?
「まあ、お互い立ち話もなんだろう。そこに席が設けてあるから、まずは腰を落ち着けようじゃないか」
ぽかんとする俺を見かねてか、シリス大公は部屋の隅にあるソファを指さした。俺は促されるままに、ほとんど機械的にソファのもとへと向かった。ロアの時とは違って、今回はほとんど不意打ちみたいな状況だからな……心構えが全然できていない。
「さて……私の話を始める前に、君たちの聞きたいことからのほうがいいだろうね」
「……じゃあ、聞かせてもらいますけど。なんでお爺さんの恰好をしてたんです?」
「ああ、あれか。なに、このままの姿では目立つからだ。大公が町中をうろうろしていては、何かと不都合があるだろう?」
「はぁ……じゃあ、俺たちをここに連れてくるときのあれは、一体?」
「あれはスクロールだ。テレポートワープの魔法で君たちをここへ連れてきた。移動するのが面倒だったんでね」
さいですか。王様のしたことだから文句も言えないな、くそ。
「そんじゃ、そうまでして俺たちにしたかった話ってのは、なんなんです?」
「うん。と言っても、特段なにか話したい話題があるわけではないんだ」
はぁ?喉元まで出かかった二文字を無理やり押さえつけたら、むせてしまった。だったらこの人は、何がしたいんだよ。
「ただ、君と話したかった。なんたって君は、勇者なんだから」
……!ドキリと胸がはねた。やっぱり、分かってるんだ。俺のシャツの下には、勇者の証たるエゴバイブルがある。けど、アニはこの国に来てから、ずっと隠していたぞ……?
「……その、勇者って言うのは……?」
俺は悪あがきでしらを切ったが、シリス大公はきっぱりとした態度で首を横に振った。
「しらを切らなくてもいい。服の下に隠した程度で、その強い魔力をごまかすことなどできはしない。もちろん、そのへんの低級魔術師には見抜けもしないだろうが。私は別だ」
なるほど、な。さすがは、魔術大国の王様ってことか……
「その、桜下さん……」
するとウィルが、いやに押し殺した声で、俺の耳元に口を寄せる。俺は目だけをウィルへ向けた。
「私の勘違いかと思っていたんですけど……この人、さっき執事の方に、お茶を六人分用意するように言っていたんです。でも、この場にいるのは五人のはずですよね……?」
なんだって?この場にいるのは、シリス大公と、俺、フラン、エラゼム、ライラ……そして姿が見えないはずのウィルだ。当然、普通の人にはこの場の人数は、五人に見えているはずなのに……
(これはいよいよ、隠し事ができる雰囲気じゃないな)
ウィルのことすら感知しているなんて……モンスター以外では、シリス大公が初めてだ。
「むぅ……」
「どうかな?私の言っていることは見当違いだろうか」
「……いえ、その通り、でした」
「ん?でした?どうして過去形なんだ?」
「今の俺は、勇者じゃありませんから」
俺の言葉に、シリス大公はわずかに首を傾げた。
「意味が分からないが。勇者というものは、やめようと思ってやめられるものではない」
「その肩書を名乗っていないんですよ。今んとこ、俺たちは自由に旅をしているだけです」
「……ふむ。二の国も、大概ややこしいことになっているようだな」
シリス大公は何かを察したのか、すっと目を細めると、ソファのひじ掛けに頬杖をついた。
「では、元勇者殿が我が国においでになったのは、特に外交的な理由はない、と?」
「え?そんなものありませんよ。単純にこの国を見てみたかっただけです」
外交上の理由なんて、あるわけもない……くそ、面倒なことになってきたな。下手なことを言えば、政治問題になりかねない……のかもしれない。俺、政治のこととかよくわかんないぞ!
「……」
シリス大公は、何を考えているのかわからない目で、俺の顔を見つめている。俺が何を言おうか頭をぐるぐるさせていると、不意に部屋の奥、俺たちが入ってきたのとは別の扉が、控えめにコンコンと叩かれた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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目の前が真っ暗だ。何も見えない……仲間たちは、いったいどこへ行ったんだろう?
「……いつまで目をつぶってるの」
あれ?フランの声がすぐそばで聞こえる。今まで真っ暗だと思っていたのは、思わず目を閉じてしまっていたかららしい。目を開ければ、呆れた顔のフランと、仲間たちの姿も見えた。
「な、なにが起こったんだ?」
「たぶん、魔法を使われたんだ。気付いたら、ここにいた」
ここ……?きょろきょろとあたりを見回す。俺たちがさっきまでいたのは、石畳の街角だったはず……だが今いるのは、どう見ても室内だ。白い大理石の柱が立ち並ぶ様は、どこかの宮殿を彷彿とさせる。足もとには濃紺色のつるりとした石のタイルがしかれていた。ピカピカに磨き上げられていて、鏡のように、覗き込む俺の姿を反射している。
「……どこだ、ここ?」
「ここは、わしの家じゃよ」
わっ。声のした方に振り向くと、さっきの老人が大きな扉の前に立っていた。扉は豪華絢爛で、金色の地に、赤や青の輝く石が無数に埋め込まれている。あれ、全部宝石か?そしてここは、じいさんの家らしい……だとしたらこのじいさん、滅茶苦茶金持ちじゃないか。
「乱暴な招き方をしてすまなかった。しかし、どうしても君たちと話をしてみたかったんじゃ。よければ、こちらへきてくれんかの」
老人はそう言うと、扉を開いて中へと入って行ってしまった。
「……どうする?」
俺は仲間たちに振り返った。
「……あやしさ満点過ぎて、信用できるところが見つからないんだけど」
フランがぶすっとした顔で言う。しかし、ライラは首を横に振った。
「でも、攻撃する気は無かったと思うよ。あっちがその気だったら、あのスクロールでふっ飛ばされてたはずだもん」
うーん、それもそうか。やり方は相っ当強引だったけど、客を招きたかっただけともとれる……
「でも、俺が勇者だって知ってたんだよな」
どこからその情報を仕入れたんだろう。ウィルが首を捻る。
「勇者の大ファンで、どうしても話がしたかった、とかですかね?」
「えぇ?金持ちの道楽にしては、やり方が強引過ぎないか?」
「けど、一応危害は加えられてないですよ」
それは、そうなんだけど。今だって、俺たちは自由に動けている。その気になればここから逃げ出すこともできるが、老人はあえて俺たちに決定権をゆだねた……
「本当に、勇者が好きなだけなのかな」
富はあるが孤独な老人が、人恋しさに俺たちを屋敷に招いた……そう考えれば、憎めない気もしてくる。
「……話を、聞くだけ聞いてみるか」
いずれにせよ、悪意は無さそうなんだ。少しくらい相手してやってもいいだろう。俺たちは紺色の床の上をカツカツと歩き、ど派手な扉に手をかけた。扉は宝石まみれとは思えないほど、軽くスーッと開いた。
「よく来てくださった」
広々した部屋の中心に、さっきの老人が立っていた。俺たちが入ってきたのを確認すると、老人はローブの袖から金色のベルを取り出した。あのローブ、なんでも入っているんだな……ベルがチリンと鳴らされると、幾ばくも経たずに扉が開かれる。俺たちの後ろから、執事風の格好をした、初老の男性が入ってきた。
「お呼びでございますか」
「ああ。ご客人じゃ」
執事のおじいさんは老人を見て、目をくいっと釣り上げた。
「また、なんという格好をしているのですか……」
「ほっほっほ。たまにはこういうのもいいじゃろう。それとすまんが、お茶を用意してくれるかの。六人分じゃ」
「はぁ……かしこまりました。準備してまいりますので、失礼いたします。陛下」
執事のおじいさんはぺこりと頭を下げて、部屋から出て行った。いや待て、それよりなんて言った?陛下……?
「え?じゃあ、あんたは……?」
「正体がばれてしまったか。それでは、もうこの変装も意味がないな」
老人は突然口調を変え、そしてなんと声まで変えると、ローブの裾をつかんでバッと脱ぎ捨てた。パサリとローブが床に落ちた後には、みすぼらしい老人の姿などどこにもなくなっていた。そこにいたのは、清潔な服を着た、長身・長髪の男が一人だけだ。
「初めまして、でいいだろうか。私は、シリス・アウサル・アアルマート。人にはアアルマート大公と名乗ることが多いが、好きに呼んでくれ」
た、大公?それって、あれだよな。偉い人のこと……それも、王様くらいに……
「あ、あの、じゃあ……この国の、王様?」
「国家の代表という意味では、その通りだ」
「……」
う、わー……驚きすぎて声も出ない。ウィルはぱくぱくと口を開け閉めしている。
さっきまで爺さんだと思っていた人が、実は王様でした?しかも王様自らが、俺たちを招いたってことだろ?あ、じゃあここってもしかして、王宮?
「まあ、お互い立ち話もなんだろう。そこに席が設けてあるから、まずは腰を落ち着けようじゃないか」
ぽかんとする俺を見かねてか、シリス大公は部屋の隅にあるソファを指さした。俺は促されるままに、ほとんど機械的にソファのもとへと向かった。ロアの時とは違って、今回はほとんど不意打ちみたいな状況だからな……心構えが全然できていない。
「さて……私の話を始める前に、君たちの聞きたいことからのほうがいいだろうね」
「……じゃあ、聞かせてもらいますけど。なんでお爺さんの恰好をしてたんです?」
「ああ、あれか。なに、このままの姿では目立つからだ。大公が町中をうろうろしていては、何かと不都合があるだろう?」
「はぁ……じゃあ、俺たちをここに連れてくるときのあれは、一体?」
「あれはスクロールだ。テレポートワープの魔法で君たちをここへ連れてきた。移動するのが面倒だったんでね」
さいですか。王様のしたことだから文句も言えないな、くそ。
「そんじゃ、そうまでして俺たちにしたかった話ってのは、なんなんです?」
「うん。と言っても、特段なにか話したい話題があるわけではないんだ」
はぁ?喉元まで出かかった二文字を無理やり押さえつけたら、むせてしまった。だったらこの人は、何がしたいんだよ。
「ただ、君と話したかった。なんたって君は、勇者なんだから」
……!ドキリと胸がはねた。やっぱり、分かってるんだ。俺のシャツの下には、勇者の証たるエゴバイブルがある。けど、アニはこの国に来てから、ずっと隠していたぞ……?
「……その、勇者って言うのは……?」
俺は悪あがきでしらを切ったが、シリス大公はきっぱりとした態度で首を横に振った。
「しらを切らなくてもいい。服の下に隠した程度で、その強い魔力をごまかすことなどできはしない。もちろん、そのへんの低級魔術師には見抜けもしないだろうが。私は別だ」
なるほど、な。さすがは、魔術大国の王様ってことか……
「その、桜下さん……」
するとウィルが、いやに押し殺した声で、俺の耳元に口を寄せる。俺は目だけをウィルへ向けた。
「私の勘違いかと思っていたんですけど……この人、さっき執事の方に、お茶を六人分用意するように言っていたんです。でも、この場にいるのは五人のはずですよね……?」
なんだって?この場にいるのは、シリス大公と、俺、フラン、エラゼム、ライラ……そして姿が見えないはずのウィルだ。当然、普通の人にはこの場の人数は、五人に見えているはずなのに……
(これはいよいよ、隠し事ができる雰囲気じゃないな)
ウィルのことすら感知しているなんて……モンスター以外では、シリス大公が初めてだ。
「むぅ……」
「どうかな?私の言っていることは見当違いだろうか」
「……いえ、その通り、でした」
「ん?でした?どうして過去形なんだ?」
「今の俺は、勇者じゃありませんから」
俺の言葉に、シリス大公はわずかに首を傾げた。
「意味が分からないが。勇者というものは、やめようと思ってやめられるものではない」
「その肩書を名乗っていないんですよ。今んとこ、俺たちは自由に旅をしているだけです」
「……ふむ。二の国も、大概ややこしいことになっているようだな」
シリス大公は何かを察したのか、すっと目を細めると、ソファのひじ掛けに頬杖をついた。
「では、元勇者殿が我が国においでになったのは、特に外交的な理由はない、と?」
「え?そんなものありませんよ。単純にこの国を見てみたかっただけです」
外交上の理由なんて、あるわけもない……くそ、面倒なことになってきたな。下手なことを言えば、政治問題になりかねない……のかもしれない。俺、政治のこととかよくわかんないぞ!
「……」
シリス大公は、何を考えているのかわからない目で、俺の顔を見つめている。俺が何を言おうか頭をぐるぐるさせていると、不意に部屋の奥、俺たちが入ってきたのとは別の扉が、控えめにコンコンと叩かれた。
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