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10章 死霊術師の覚悟
5-1 ドワーフの坑道
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5-1 ドワーフの坑道
夢を見ていた。
懐かしい夢だ……短い髪の女性が、にこにことこちらに手を振っている。子どものような笑い声に、思わずつられて笑顔になった。女性ははしゃぎながら、手にしたゴムまりをこちらに投げてよこした。俺がキャッチすると、ゴムまりにふにょっと指が沈む。幼児用の、ふにゃふにゃのまりだ。こんなものでのキャッチボールでも、彼女は心底楽しそうにしていた。まったく、しょうがないな。俺も投げ返そうと、手にしたまりに視線を落とした。
ゴムまりには、真っ赤な血がべっとりと付いていた。俺は叫んで、まりから手を離した。
「うわぁ!」
びくんと体が震えて、俺は目を覚ました。あれ、俺、どうしたんだっけ……頭がぽーっとして、うまく思考が回らない……俺は、夢を見ていたんだよな?
「目、覚めた?」
俺のすぐそばから、声が聞こえてくる。俺はその時になって、視界が揺れていること、自分がマントに包まれて、誰かに背負われていること、そしてそれがフランだということに気付いた。
「フラン?あれ、俺……?」
「今は、じっとしてて。無理に動かないほうがいい」
そう言われては、素直に従うしかない。それに、なんだか全身けだるくて、力が入らないのも事実だった。
「なにか、夢を見てたの?」
「え?ああ、うん。よくわかったな。俺、寝言でなんか言ってたか?」
「まあ、言ってたというか、動いてたというか……そんなところ」
「はぁ……?」
なんだか歯切れがわるいな。その時、俺はふと、自分の左手になにかの感触が残っていることに気付いた。俺の腕は、フランの胸の前へ回されている。ちょっと動かせば、簡単にフランの体に触れる距離だ……夢の中のゴムまりの間隔、やけにリアルだったような……ま、まさかな。俺はこれ以上、この話題については言及しないことにした。藪をつついて蛇を出すこともあるまい。
「えぇーっと……ここって、どこだ?」
俺はあたりを見回した。俺の直近の記憶では、吹雪の雪山にいたはずだけれど……今いるのは、両側を崖に囲まれた、細長い渓谷だった。いや、渓谷は言い過ぎかな。ほとんど裂け目に近い。道幅は十メートルにも満たないだろう。そして驚くことに、岩肌はペンキでも塗られたかのように真っ青だ。前方には、荷袋を背負ったエラゼムと、ふわふわ浮かぶウィルの姿があった。
「一応、ここも街道だって。この谷を抜ければ、ドワーフの坑道はもうすぐそこらしいよ」
「ああ、そういやアニが、山が青くなったらもうすぐだって言ってたな。いつの間に……って、あれ?」
俺はふと、視界に違和感を覚えた。
「フラン、お前……髪、切ったのか?」
なんか変だなと思ったんだ。フランの銀色の髪は、肩口の所でさらさら揺れていた。前は腰に届くくらい長かったのに。
「……まぁ、いろいろあったんだよ」
フランは、こちらを振り向かずに言った。……へぇそうなのか、とは言えなかった。明らかに様子がおかしい。俺が意識を失った後、何かが起こったんだ。
「……フラン。教えてくれ。俺、いったいどうしたんだ?何があった?」
「……」
「フラン」
「……わかったよ」
フランはしぶしぶと言った様子で、今まであったことを語りだした……
「……まじか」
話を聞き終わった後には、そんなしょうもない感想しか出てこなかった。
「え……つまり、俺って死にかけてたってこと?それで、クラークの仲間のシスターが俺を助けてくれたの?」
「正確には、死ぬと思ってただけだけど。実際、命に別状はなかったらしいから。それで……うん。シスターが対処法を知ってて、それで治したって感じ」
「へぇ……対処法って、どんなんなんだ?」
「……なんか、色々。よくわからないことをしてた」
ふーん……シスターだから、神の力をうんぬんってとこなんだろうな、きっと。
「けど、びっくりだな。まさか、クラークの仲間に助けられるなんて……フランが、シスターを連れてきてくれたんだよな。ありがとな」
「別に。大事はなかったわけだし」
「けど、それで髪を切られちゃったんだろ?ひどいことするよな、あいつも……待ってろ、すぐに“ファズ”で直してやるから」
「今はいい。まだ本調子じゃないでしょ?無理はしないで」
きっぱりと断られてしまった。だが確かに、まだ体がだるい。
「……それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうな」
俺はおとなしくフランの背中に揺られたまま、青い渓谷の間を進んでいった。フランの背中をよく見ると、剣で付けられたような傷跡が残っている。髪だけじゃなくて、あちこち傷だらけだった。
(……ずいぶん、心配かけたんだろうな)
フランの話を聞いて、少しずつだが記憶が蘇ってきた。雪の中に何かを見たこと、それが俺たちに襲い掛かってきたこと、とっさにライラをかばって、目に何かが突き刺さったこと……フランはなんて事のないように語ったが、みんなにはずいぶん迷惑を掛けたのだろう。
それに正直言うと、俺はフランに怒られるかと思っていた。「また無鉄砲なことをして!」だとか、「もっと自分を守れ!」だとか。今までもさんざん言われてきたことだし、でっかい雷が落ちるかもと身構えたんだが……フランの口調は予想とは裏腹に、ひどく優しいものだった。まるで、病気の子どもを案ずる母親のような……以前も、こうしてフランの背中におぶさることがあった。その時も思ったことだけど、フランは時々、歳不相応の母性を垣間見せることがある。
(俺はまた、この子に守られたんだな……)
情けないとも思う一方で、不思議な安心感に包まれる。俺はいつしか、再び眠ってしまっていた。
次に目を覚ますと、目の前に巨大な縦穴が広がっていた。
周囲の景色を見るに、どうやらついに青色の谷を抜けたらしい。周りに峰がない事から、山頂付近なんだろう。フランたちは、山の頂に開いた大穴の淵に並んで立っている。じゃあこの穴は火口か?しかし、大きいのなんの、地球ががっぽりと口を開けているみたいだ。直径一キロ以上はあるんじゃないだろうか……
「すごいな」
俺が一言つぶやくと、フランも俺が起きたことに気付いたようだ。うなずくと、とある一点に体を向ける。
「ここが、ドワーフの坑道の入口なんだって。あそこから下りてくんだよ」
ええ、こんなどでかいのが入口?穴の淵には、確かに通路らしきものが見えた。と言っても、崖に人一人分の溝を掘りつけ、歩けるようにしてあるだけだ。ガードレールなんて目を皿にしても見当たらない。ひどい所では、鉄の杭が何本か崖に刺さっていて、その上を渡るような場所もあった。そんなおっかない道が、穴に沿ってぐるぐると、はるか下まで続いている。
「……すごい道だな。従業員用のエレベーターとかないのか?」
「なにそれ?とにかく、この先も険しいから。黙って背負われててよ」
「はーい」
何度も眠って、だいぶ調子がよくなってきていたけれど、言われた通りにした。穴を下りる道には雪が積もっていて、簡単に足を滑らせそうだったから。病み上がりで無理をしても、かえってろくなことにならないだろう。
「桜下さん、目を覚まされたんですか?」
俺とフランの話し声が聞こえたのか、ウィルがふわりと俺たちの隣にやってきた。心配そうな表情を浮かべ、俺の顔をのぞき込んでくる。
「大丈夫ですか?気分は?」
「おう、ウィル。もうだいぶ良くなったよ。心配かけたな」
「ええ、でもよかった、元気になって。あ、そうだ。桜下さん、お腹すきました?王都で干し果物を買っておいたので、食べませんか?」
「おー、いいな。ありがとう」
なんだ、ウィルまで優しいぞ。ついこの前は、ずいぶんつんけんしていたのに。風邪をひくと優しくされるって、昔読んだ漫画のキャラが言ってたけど、あれって本当だな。
ウィルは干したブドウの入った袋を持ってきてくれただけでなく、一個一個取り出しては、俺の口元まで運んでくれた。水も飲ませてくれたし、顔もタオルで拭いてくれたし、フランと俺を結んでいた革ひもも締めなおしてくれた。甲斐甲斐しく世話を焼くウィルを見て、嬉しいやら申し訳ないやら思う一方、俺はずいぶんひどい状態(少なくともみんなにはそう見えたんだろう)にいたのだということに気付いた。
「ウィル……俺って、そんなにやばい感じだったのか?」
「やばい感じでしたよ……私、本当に心臓が止まるかと思ったんですから」
幽霊の心臓が止まったら、どうなるんだろうか?さすがに訊かないけど。
「ほんとに……あんな約束をした後にいなくなったりしたら、私きっと、末代まで呪っていましたから。ちゃんとそばにいてくださいよ?」
ウィルは、俺だけに聞こえるように小声で言うと、すっとそばを離れて行った。そばにいて、か。う、うぅむ。ちょこっとだけ気恥ずかしい。
(……こりゃ、簡単には死ねないな)
はなっからそのつもりはないけど。それに、ウィルに呪われたくなんかないしな。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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夢を見ていた。
懐かしい夢だ……短い髪の女性が、にこにことこちらに手を振っている。子どものような笑い声に、思わずつられて笑顔になった。女性ははしゃぎながら、手にしたゴムまりをこちらに投げてよこした。俺がキャッチすると、ゴムまりにふにょっと指が沈む。幼児用の、ふにゃふにゃのまりだ。こんなものでのキャッチボールでも、彼女は心底楽しそうにしていた。まったく、しょうがないな。俺も投げ返そうと、手にしたまりに視線を落とした。
ゴムまりには、真っ赤な血がべっとりと付いていた。俺は叫んで、まりから手を離した。
「うわぁ!」
びくんと体が震えて、俺は目を覚ました。あれ、俺、どうしたんだっけ……頭がぽーっとして、うまく思考が回らない……俺は、夢を見ていたんだよな?
「目、覚めた?」
俺のすぐそばから、声が聞こえてくる。俺はその時になって、視界が揺れていること、自分がマントに包まれて、誰かに背負われていること、そしてそれがフランだということに気付いた。
「フラン?あれ、俺……?」
「今は、じっとしてて。無理に動かないほうがいい」
そう言われては、素直に従うしかない。それに、なんだか全身けだるくて、力が入らないのも事実だった。
「なにか、夢を見てたの?」
「え?ああ、うん。よくわかったな。俺、寝言でなんか言ってたか?」
「まあ、言ってたというか、動いてたというか……そんなところ」
「はぁ……?」
なんだか歯切れがわるいな。その時、俺はふと、自分の左手になにかの感触が残っていることに気付いた。俺の腕は、フランの胸の前へ回されている。ちょっと動かせば、簡単にフランの体に触れる距離だ……夢の中のゴムまりの間隔、やけにリアルだったような……ま、まさかな。俺はこれ以上、この話題については言及しないことにした。藪をつついて蛇を出すこともあるまい。
「えぇーっと……ここって、どこだ?」
俺はあたりを見回した。俺の直近の記憶では、吹雪の雪山にいたはずだけれど……今いるのは、両側を崖に囲まれた、細長い渓谷だった。いや、渓谷は言い過ぎかな。ほとんど裂け目に近い。道幅は十メートルにも満たないだろう。そして驚くことに、岩肌はペンキでも塗られたかのように真っ青だ。前方には、荷袋を背負ったエラゼムと、ふわふわ浮かぶウィルの姿があった。
「一応、ここも街道だって。この谷を抜ければ、ドワーフの坑道はもうすぐそこらしいよ」
「ああ、そういやアニが、山が青くなったらもうすぐだって言ってたな。いつの間に……って、あれ?」
俺はふと、視界に違和感を覚えた。
「フラン、お前……髪、切ったのか?」
なんか変だなと思ったんだ。フランの銀色の髪は、肩口の所でさらさら揺れていた。前は腰に届くくらい長かったのに。
「……まぁ、いろいろあったんだよ」
フランは、こちらを振り向かずに言った。……へぇそうなのか、とは言えなかった。明らかに様子がおかしい。俺が意識を失った後、何かが起こったんだ。
「……フラン。教えてくれ。俺、いったいどうしたんだ?何があった?」
「……」
「フラン」
「……わかったよ」
フランはしぶしぶと言った様子で、今まであったことを語りだした……
「……まじか」
話を聞き終わった後には、そんなしょうもない感想しか出てこなかった。
「え……つまり、俺って死にかけてたってこと?それで、クラークの仲間のシスターが俺を助けてくれたの?」
「正確には、死ぬと思ってただけだけど。実際、命に別状はなかったらしいから。それで……うん。シスターが対処法を知ってて、それで治したって感じ」
「へぇ……対処法って、どんなんなんだ?」
「……なんか、色々。よくわからないことをしてた」
ふーん……シスターだから、神の力をうんぬんってとこなんだろうな、きっと。
「けど、びっくりだな。まさか、クラークの仲間に助けられるなんて……フランが、シスターを連れてきてくれたんだよな。ありがとな」
「別に。大事はなかったわけだし」
「けど、それで髪を切られちゃったんだろ?ひどいことするよな、あいつも……待ってろ、すぐに“ファズ”で直してやるから」
「今はいい。まだ本調子じゃないでしょ?無理はしないで」
きっぱりと断られてしまった。だが確かに、まだ体がだるい。
「……それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうな」
俺はおとなしくフランの背中に揺られたまま、青い渓谷の間を進んでいった。フランの背中をよく見ると、剣で付けられたような傷跡が残っている。髪だけじゃなくて、あちこち傷だらけだった。
(……ずいぶん、心配かけたんだろうな)
フランの話を聞いて、少しずつだが記憶が蘇ってきた。雪の中に何かを見たこと、それが俺たちに襲い掛かってきたこと、とっさにライラをかばって、目に何かが突き刺さったこと……フランはなんて事のないように語ったが、みんなにはずいぶん迷惑を掛けたのだろう。
それに正直言うと、俺はフランに怒られるかと思っていた。「また無鉄砲なことをして!」だとか、「もっと自分を守れ!」だとか。今までもさんざん言われてきたことだし、でっかい雷が落ちるかもと身構えたんだが……フランの口調は予想とは裏腹に、ひどく優しいものだった。まるで、病気の子どもを案ずる母親のような……以前も、こうしてフランの背中におぶさることがあった。その時も思ったことだけど、フランは時々、歳不相応の母性を垣間見せることがある。
(俺はまた、この子に守られたんだな……)
情けないとも思う一方で、不思議な安心感に包まれる。俺はいつしか、再び眠ってしまっていた。
次に目を覚ますと、目の前に巨大な縦穴が広がっていた。
周囲の景色を見るに、どうやらついに青色の谷を抜けたらしい。周りに峰がない事から、山頂付近なんだろう。フランたちは、山の頂に開いた大穴の淵に並んで立っている。じゃあこの穴は火口か?しかし、大きいのなんの、地球ががっぽりと口を開けているみたいだ。直径一キロ以上はあるんじゃないだろうか……
「すごいな」
俺が一言つぶやくと、フランも俺が起きたことに気付いたようだ。うなずくと、とある一点に体を向ける。
「ここが、ドワーフの坑道の入口なんだって。あそこから下りてくんだよ」
ええ、こんなどでかいのが入口?穴の淵には、確かに通路らしきものが見えた。と言っても、崖に人一人分の溝を掘りつけ、歩けるようにしてあるだけだ。ガードレールなんて目を皿にしても見当たらない。ひどい所では、鉄の杭が何本か崖に刺さっていて、その上を渡るような場所もあった。そんなおっかない道が、穴に沿ってぐるぐると、はるか下まで続いている。
「……すごい道だな。従業員用のエレベーターとかないのか?」
「なにそれ?とにかく、この先も険しいから。黙って背負われててよ」
「はーい」
何度も眠って、だいぶ調子がよくなってきていたけれど、言われた通りにした。穴を下りる道には雪が積もっていて、簡単に足を滑らせそうだったから。病み上がりで無理をしても、かえってろくなことにならないだろう。
「桜下さん、目を覚まされたんですか?」
俺とフランの話し声が聞こえたのか、ウィルがふわりと俺たちの隣にやってきた。心配そうな表情を浮かべ、俺の顔をのぞき込んでくる。
「大丈夫ですか?気分は?」
「おう、ウィル。もうだいぶ良くなったよ。心配かけたな」
「ええ、でもよかった、元気になって。あ、そうだ。桜下さん、お腹すきました?王都で干し果物を買っておいたので、食べませんか?」
「おー、いいな。ありがとう」
なんだ、ウィルまで優しいぞ。ついこの前は、ずいぶんつんけんしていたのに。風邪をひくと優しくされるって、昔読んだ漫画のキャラが言ってたけど、あれって本当だな。
ウィルは干したブドウの入った袋を持ってきてくれただけでなく、一個一個取り出しては、俺の口元まで運んでくれた。水も飲ませてくれたし、顔もタオルで拭いてくれたし、フランと俺を結んでいた革ひもも締めなおしてくれた。甲斐甲斐しく世話を焼くウィルを見て、嬉しいやら申し訳ないやら思う一方、俺はずいぶんひどい状態(少なくともみんなにはそう見えたんだろう)にいたのだということに気付いた。
「ウィル……俺って、そんなにやばい感じだったのか?」
「やばい感じでしたよ……私、本当に心臓が止まるかと思ったんですから」
幽霊の心臓が止まったら、どうなるんだろうか?さすがに訊かないけど。
「ほんとに……あんな約束をした後にいなくなったりしたら、私きっと、末代まで呪っていましたから。ちゃんとそばにいてくださいよ?」
ウィルは、俺だけに聞こえるように小声で言うと、すっとそばを離れて行った。そばにいて、か。う、うぅむ。ちょこっとだけ気恥ずかしい。
(……こりゃ、簡単には死ねないな)
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