じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。

万怒 羅豪羅

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14章 痛みの意味

7-2

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7-2

「はあ……はあ……」

もう何時間、こうして暗闇の中を歩き続けているのだろう。ダンジョンの攻略を始めてから、かなりの時間が経ったはずだが……陽の光が一切届かない地下の迷宮では、時間の流れすらも淀んでいるらしい。今が昼なのか、朝なのか……

「……少し休みましょう」

何度目かの角を曲がり、いくつかの罠を避け、何回目か分からない分岐路を行ったり戻ったりした後……広めの空間に出た際に、エラゼムはおもむろに告げた。

「エラゼム、駄目だ。ライラを一秒でも早く迎えに行かないと……」

「いいえ。今優先すべきは、桜下殿。貴殿だとお見受けします。魔導士の狙いがライラ嬢である以上、彼女は最低限、身の安全が保障されます。しかし我々に、容赦はせぬでしょう」

「それは……」

「攻略を始めてから、かなりの時間が経過いたしました。ここで休むことは、今後の攻略の効率を上げることにも繋がるはずです」

エラゼムの意志は揺るがなかった。俺は諦めて肩を落とす。

「……負けた。ここじゃエラゼムがリーダーだもんな。わかったよ」

「申し訳ございません。お気持ちは重々承知しておりますが……」

「何言ってんだよ。ライラを助けたい気持ちはみんな一緒だろ。お前が悪いだなんて思わないさ」

俺はエラゼムの鎧をコンっと手の甲で叩くと、床に腰を下ろそうとした。

「お、お?おっととと……」

な、なんだこれ、膝が震える!後ろ向きに倒れそうになった俺は、そのままヨタヨタと数歩よろめき、後ろにいたアルルカにぶつかってひっくり返ってしまった。

「ぎゃあ!なにすんのよ、このバカ!」

「わ、悪いアルルカ。足が震えて……」

「いーから、さっさとどきなさいよ!どこ座ってると思ってんの!」

俺はうつ伏せになったアルルカの、お尻の上に座っていた。ああ、どうりで痛くなかったわけだ……じゃなくって。慌ててわきによけると、アルルカはプリプリしながらお尻を払った。

「ったくもう……あんよもまともにできないわけ?」

「うるせーな……なんか、思ったより疲れてて」

今もまだ、脚が小刻みに震えている。おかしいな、まだ一日も経っていないと思うのに……

「知らぬ間に、疲労がたまっていたのでしょう」

エラゼムが俺の足下に屈むと、ふくらはぎのあたりをむにっと揉んだ。

「おひっ、あひひっ」

「痛くはありませぬか?」

「あ、ああ。ただ、すげーこそばゆいというか……うひいっ」

「そうでしょう。それだけ疲れていた、ということです」

「で、でも、大した距離は歩いてないぜ?あひ」

「地下だからそう感じるでしょうが、実際はかなりの距離を進んできたはずです。ダンジョンでは方向感覚や体内時間を狂わされますので、ペースを乱されやすくなるのです」

へえ、そうなのか?けど確かに、俺は自分で思っているよりも、だいぶくたびれていた。うーむ。エラゼムが言った理由に加えて、常に罠に怯えていたこと、そしてライラを助けたい一心でがむしゃらに突き進んでいたこと、この二つも影響していそうだな。

「そうだったのか……それじゃあ、この休憩には大いに意味があるな」

「ええ。急がば回れではないですが、ここで英気を養っておきましょう」

エラゼムの言う通りだな。そうと決まれば、全力で休む!

「はあー。……しっかし、こうしてると、ロウランとこの遺跡攻略を思い出すなぁ」

あの時もまた、地の底を駆けずり回る羽目になったっけ。罠や仕掛けと格闘して……あの時の俺は、度重なる戦闘で疲労困憊していた。今は、いくらかましだな。量は多くはないが、水も食料も、エラゼムが担いでいる荷袋の中に入っている。老魔導士の屋敷に足を踏み入れた時から警戒していた彼は、荷物を片時も離さなかったのだ。

「あの遺跡よりも、ここの方がよっぽど殺意は高いですけどね」

ウィルは苦笑いしながら、荷袋から食べ物を渡してくれた。地下だから火は起こせないので、丸いパンに干した果物を挟んだだけの簡単なものだったが、それのうまいのなんのって。うーむ、疲れた体に、果物の甘さが染みわたる……

「もぐもぐ。ふぉういや、ロウランは今もいるのかな」

「いるの~」

「うお!?」

いきなり隣に女の子が現れたので、俺はむせてしまった。

「ごほ、ごほごほ。ろ、ロウラン!せめて前触れくらいよこせよな。びっくりした……」

「むぅ~、ダーリンは難しいこと言うの。今から出ますよーって言えば、アタシがパッと出てきても驚かないの?」

それは……驚くかもなぁ。確かに、難しいかも。

「それに今は、ダーリンの方から呼んだんだよ?」

「あ、ごめんごめん。何の気なしだったもんだから」

「いいよ♪ダーリンがアタシの話してくれて、嬉しくなって出てきちゃったの♪」

そう言ってロウランは、ごく自然に首に腕を回してきた。だぁー、くっつくなって!ただでさえ疲れているのに、もっとくたびれる!

「ごっほん!ロウランさん、今は桜下さんには休息が必要なんです!疲れさすようなことはしないでください!」

ウィルが腰に手を当てて睨むと、ロウランはぶーぶーと唇を尖らせた。

「けち臭いこと言わないでほしいの。めったにない機会なのに。ま、でも長居はしないよ」

ロウランはようやく俺から離れると、ふわりと宙に立った。

「アタシがずっと具現化してると、ダーリンの魔力を吸い尽くしちゃうからね。あんまり危なっかしかったら出るつもりしてたけど、鎧さんが結構しっかりしてるっぽかったから。順調そうで安心したの」

ほう、地下遺跡の姫君からのお墨付きをいただいたな。

「そいつはありがたいな。この調子で行けってことだろ?」

「ううーんと……アタシね、一つだけ言いに来たんだ。警告でもあるし、励ましでもあるの」

な、なんだ?前か後ろかで、印象がガラリと変わりそうだが。

「たぶんこのダンジョン、ここからが本番なの」

「え?じゃあ、今までは?」

「んー、前座?」

ぜ、前座……

「このテのダンジョンは、奥に進むほど手ごわくなっていくパターンだと思うの。ちょっとずつ相手をいたぶるのが好きな、イヤーな性格のやつが作りそうなダンジョンだよ。気づいた時には、戻ることも進むこともできなくなってるの」

「う。い、嫌なこと言うなよ。それでも俺たちは、進むしかないんだからな」

「うん。だから、励ましなの。ダーリンたちは、ちゃんと前座は突破したんだよ。けど、ここから先も同じだと思っちゃダメ。ここからは、ダンジョンも本気を出してくるよ」

むぅ……俺は今までを思い出した。せり出す壁、箱に隠れたミミック、数々の分かれ道と罠……あれらが、全て前座だったって?

「まあけど、ダーリンなら大丈夫なの♪鎧さんのサポートもあるし、きっとなんとかなるよ」

「だといいがな……まあ、忠告は胸に刻んどくよ。ありがとな」

「うん!頑張ってね、ダーリン♪」

ロウランはにこっと笑うと、出た時と同じように、唐突にパッと消えてしまった。

「なんだかロウランさん、もとの調子に戻ったみたいですね」

ロウランが消えたあたりを見ながら、ウィルが安心した様子で言う。

「元の調子?あいつ、どっか変だったか?」

「桜下さん……」

ウィルがじとーっとした目でこちらを見る。な、なんだよ?

「桜下さんってば、気が付かなかったんですか?さっき出てきたロウランさん、とっても取り乱していたじゃないですか」

「え?あ、ああ……確かにそうだったか。でも、さっきはいきなりダンジョンに転移させられたんだぜ?誰だって驚くだろ」

「そうですけど、それ以上に、桜下さんが心配だったんですよ。きっと」

「む……そう、なのかな」

「ええ。ロウランさんって、いつも軽いノリですけど、やっぱり不安になることもあるんですね」

うーん……俺のイメージするロウランは、いつもベタベタくっついてきて、にこにこ笑っていて……そういう意味では、さっきの取り乱したロウランは、確かに珍しかったのかもな。ロウランも人間、ってことか。

「それで、エラゼムさん。さっきロウランさんが言ってたことって……」

ウィルは俺から、エラゼムへと顔を向けた。エラゼムはガシャリと腕を組む。

「うむ……ロウラン嬢のおっしゃっていたことは、間違いではありませぬ。ダンジョンは“迷宮メイズ”と、そして侵入者を待ち受ける“仕掛けギミック”によって構成されるといいます。多少差はあれど、基本的にはギミックがいくつか点在し、それをメイズが繋ぐという構造です」

「えっと、メイズと、ギミック……?」

「難しければ、ギミックが大部屋、メイズが通路と思ってください。大部屋同士をつなぐ無数の通路、その全体をまとめてダンジョンと呼びます」

なるほど。RPGなんかのダンジョンは、まさにそういう形だな。ウィルも納得したようだ。

「そして、今まで吾輩たちが通ってきた部分は、その中のメイズに該当するでしょう」

ええ?俺は思わず口を挟んでしまった。

「だって、今までも迷路だけってことはなかったろ?罠やモンスターもいたじゃないか」

「あれは、言うならば……小手調べ、と言ったところでしょうか。おそらく作成者も、そこまで罠としての効果は期待していなかったはず。回避も容易でしたし、発見もたやすいものばかりでした」

そうかなぁ?フランの目と、エラゼムの注意力があったからどうにかなった気がするけど。ウィルがエラゼムに問いかける。

「じゃあ、これから行くところは、大部屋……ギミックってことになるんですか?」

「恐らくは。ロウラン嬢も、それが分かっていて警告を発したのでしょう」

「……やっぱり、危険なところなんですね?」

「ええ。メイズは侵入者を分断、もしくは疲労させる、ある種の時間稼ぎとしての役割を持ちます。ここで倒れるようなひ弱な侵入者相手に、大掛かりなギミックを動かすのは割に合わないのでしょうな。ですが、メイズを突破できる実力者相手には、いよいよ肝煎りの仕掛けで迎撃をするというわけです」

肝煎りの仕掛け……さっきまでのシンプルな仕掛けじゃないってことだな。

「それって、どんな……?」

「わかりません」

エラゼムは、兜を横に振った。

「こればかりは、実際に目にしてみるまでは。そしておそらく、避けては通れんでしょう。大方のメイズは、ギミックに至るように設計されています。通路が交わる要所だからこそ、凝った仕掛けを施すわけですな」

「じゃあ、罠だと分かってて飛び込まなきゃいけない場合も……?」

「十分ありえます」

う、うーむ……俺もウィルも、顔がより一層こわばってしまった。俺は肩をぐりぐりと回す。

「ふぅー。今休んどけって言われた意味が分かったよ」

「はい。ですが、ご安心を。ことはそう難しくはありません」

「え?」

さっきと言っていることが矛盾してないか?俺がエラゼムを見ると、彼はしっかりとうなずき返した。

「今までは、見えない罠に怯えながら進んでおりました。桜下殿の疲弊も多かったことでしょう。しかしここからは、見えている罠に飛び込んでゆけばよいだけです。危険はもちろんございますが、ずいぶん単純になったとは思いませぬか?」

俺はぽかんと彼を見た。彼の兜の中は、真っ黒で見えない。だけど、もしそこに顔があったとしたら、にやりと笑っている気がした。

「は……あはは!まったく、その通りだな。正面突破なら、俺たちの得意技じゃないか」

「ええ。いつも通り、十分に気を付けてまいりましょう。特別なことは何もいりません」

おお、なんだ、すっごく簡単なことに思えてきたぞ。もちろん、実際はそうじゃないんだろうけど、さっきまでの恐れは無くなった。心なしか、体も軽くなった気がする。隣ではウィルが、今の会話の内容でどうして元気になれるの?という顔をしていた。なぁに、俺はウィルと違って馬鹿なのさ。あれこれ考えるよりも、一直線に突っ走っていくほうが俺好みだ。

それから、俺たちはゆっくり休み、少しだけ眠った。休息の効果は抜群で、俺はすっかり元気を取り戻した。さあ、攻略再開だ。

じきに、ロウランやエラゼムが言っていた通り、ぐねぐねした迷路は終わりを告げた。今、俺たちの前には、巨大な扉がそびえている。それ以外に道は見当たらない。つまり、ここに入るしかない。

「……いっちょ、行ってみるか」

エラゼムが扉を押し開く。いよいよ、このダンジョンの本気の姿とご対面だ。



つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。

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