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16章 奪われた姫君
10-4
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10-4
ロウランが落ち着くまで、十分はかかった。気を遣ったみんなが外に出てくれているので(アルルカだけはフランが引き摺っていった)、今馬車に居るのは俺たち二人だけだ。
「……」
泣き疲れたのか、ロウランはぼんやりと膝を抱えて、馬車の壁に寄りかかっている。俺はその隣で、あぐらをかいて座っていた。外は、ざわざわ、がやがやと騒がしい。今朝の奇襲を受けて、対策に躍起になっているんだろう。出発はまだまだ掛かりそうだった。
「……みんな、優しいの」
だしぬけに、ロウランがぽつりとつぶやいた。
「こんなアタシを、仲間だって言ってくれて」
「うん?別に、普通だよ。俺たちが特別ってこともないさ。だって俺たちは、一族の命運を背負っているわけでもないし、誰かを蹴落とそうと必死になっているわけでもない」
「……アタシの周りのみんなも、本当は優しかったって言いたいの?」
「そうじゃなくて、悪いのはそういう風にせざるを得なかった、仕組みそのものだって思うだけだ。姫を選ぶとかなんだって言う……気を悪くしたらごめんだけど、はっきり言ってバカげたシステムのせいで、みんなおかしくなっちまったんじゃないのか」
一番優れた姫を選ぶ、までならまだいい。だったらなんで、選ばれなかったそれ以外の候補たちは、害されないといけないんだ?たった一人しか幸せになれないシステムなんて、土台間違っているとしか思えない。
「仕組みがそのものが間違ってる、か……アタシ、そんな風に考えたこともなかった」
ロウランは、ショックを受けた様子だった。俺は慌てて付け加える。
「別に、ロウランたちを馬鹿にするつもりはないぞ?みんなそれぞれ、幸せになろうと努力したんだろうし……それすら否定するなんて、できないよ」
当人たちが何を思っていたか、どんな気持ちだったかは、俺には分からない。部外者が、知った顔でとやかく言うことじゃないだろう。ロウランはこくりとうなずく。
「うん。ダーリンの言ってること、分かる気がするの。姫になるまでの、たっくさんの努力は、辛いことも多かったけど、それでも、アタシの唯一誇れることでもあるの。あれだけは、アタシ、頑張ったって胸を張れる。でも……」
ロウランはしゅんとうなだれる。
「でも、結局王様は、アタシのとこには来てくれなかったけど……アタシは最後の最後で、失敗しちゃった……」
ロウランの目から、また涙がこぼれ始める。さっきあれだけ泣いたのに、よく枯れないもんだ……俺は黙って、肩をとんとぶつけた。ロウランは濡れた瞳をぱちくりとしばたいていたが、やがておずおずと、俺の肩に頭をあずけた。
「……あんまり、気に病むなよ。忘れるのは難しいだろうけど、ロウランが悲しがってると、俺も悲しい」
「ありがと、ダーリン……そうだよね。それに、やっぱり悪いことばかりじゃないもん。愛されるように努力したことは本当だし、巡り巡って、ダーリンにも出会えたんだから……でも、今でもゾッとするの。今もまだ、あの暗い部屋で一人ぽっちだったらと思うと……」
ロウランはぶるりと体を震わせた。その振動が、触れ合った肩から伝わってくる。
「なあ、あの遺跡にいたミイラたちは、お前に会いに来たりはしなかったのか?」
「ああ、あの人たち。うん、だってそういう決まりだったから。姫の部屋には、その契る相手しか立ち入っちゃいけないことになってたの。それにたぶん、あの人たちは、アタシが寂しがってることも知らなかったんじゃないかなぁ」
「え?」
「あの人たちは、アタシのことを心の底から、完璧で理想のお姫様だと信じてくれてたの。だから最期まで、アタシに付いてきてくれてたんだよ。もし本当のアタシのことを知ったら、きっと幻滅してたんじゃないかなぁ」
「いや、そんなことないって。だってあいつら、お前がふさぎ込んでるの知ってたぞ」
「えっ。うそ!」
「本当だよ。だから俺に、お前を救ってくれって頼みに来たんだから」
あのミイラたちは、ロウランを心から慕っているように見えた。だからこそ、あれほど心配できたのだろうと思う。
「そうだったんだ……なんだ、だったらもっと早く、あの人たちに会いに行ってればよかったの。そしたら少しは、寂しくなくて済んだのに」
「あいつらは、ロウランのこと、何にも知らないのか?」
「うん。一族だけの秘密だったから。アタシ、表では結構完璧に振舞ってたんだよ?たくさんの人が手を振ってくれて……懐かしい」
俺もその光景を、ロウランの記憶を覗いた時に見たことがある。割れんばかりの歓声があたりを包んで……あの熱気は、本物だった。
「……あ、それとロウラン。どうしても、一つ訊きたいことがあったんだけど」
「なぁに?」
「いや、その……お前さ、さっきの“故障”の時のこと、覚えてるだろ?」
「へうっ」
ロウランが奇妙な声を出した。だけど俺は、確信に近いものがあった。
「だってお前、過去に自分がああなった時のこと、ちゃんと覚えてたもんな。そん時の状況から何まで」
「……」
「まあ、それについて責める気はないんだけど……ただ、なんであの後、俺が気絶したのかが気になってて。その、ロウランが、キスしてきた後に……」
いくら俺に恋愛経験がないからって、女の子にキスされただけで気絶するほどじゃない。てことは、ロウランに何かされたってことなんだが……
「………………」
「……まあ、言いたくないならいいけど」
「……故障のこと、覚えてるのは、そのとおりなの」
おっ。ロウランがぽつぽつと喋りだした。
「ダーリンが気絶しちゃったのは、アタシが、魔力を吸い取っちゃったから。アタシ、故障すると、体中の仕掛けが暴走しちゃうの。それで魔力が足りなくなって、近くにいたダーリンから吸っちゃったんだと思う」
ああ、そういや彼女が霊体の時から、俺の魔力を少しずつ吸っていたんだっけ?あれをもっと凄くしたやつだったってことか。
「でも、別にキスする必要はなかったはずだよな?」
「それは……」
ロウランの背中が徐々に丸まって、膝の間に顔が埋まっていく。
「あの時は……ダーリンに嫌われたくない一心で……つい衝動的に……」
ええ?驚いたな……発言の内容にじゃない。普段のロウランを思えば、突然キスをしてきたとしても、まぁ納得できる範囲内だ。そこじゃなくって、それをいま白状しているロウランの耳が、熟したリンゴみたいに真っ赤っかだってことだよ。
「おま、キスしただけでそんなになるって……ひょっとして、普段やたらとベタベタしてくるのも、平気なふりしてたのか?」
「だ、だってぇ!アタシ、誰かを好きになったのなんて……初めてで……」
俺は呆れてしまった。ほんとはこんなにウブなのに、初対面でいきなり子作りだなんだってブチかまして来てたってことかよ?ロウランの役への徹しっぷりは、アカデミー賞並みだな。
「お、お願いダーリン……このことは、ここだけの秘密にして……
「え?でも……」
「お願いだよ……じゃないとアタシ、今度からダーリンの顔見れない……」
「わ、分かったよ」
俺は渋々うなずいた。そんなに恥ずかしいんなら、無理に引っ付いてくることないと思うんだが……まぁあれだけかました後だ、いまさら後に引けないのかもしれない。
(それにまぁ……)
ロウラン自身の口から、過去の自分には戻れないと聞いているからな。頼まれなくても、今日のことは、今日だけにするつもりでいた。明日からは、いつも通りのロウラン、いつも通りの俺たちだ。
(本当は、ありのままの姿でもいいって言いたいところだけど……)
それには、ロウラン自身が抵抗を示す気がしていた。それを通すには、まだ俺たちの時間は足りていないんだ。でもそれなら、足していけばいいだけだ。
(焦ることない。まだまだ、旅は続くんだ)
その為にもまず、この戦争を終わらせないとな。俺は改めて、そう決意したのだった。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「……アタシの周りのみんなも、本当は優しかったって言いたいの?」
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「仕組みがそのものが間違ってる、か……アタシ、そんな風に考えたこともなかった」
ロウランは、ショックを受けた様子だった。俺は慌てて付け加える。
「別に、ロウランたちを馬鹿にするつもりはないぞ?みんなそれぞれ、幸せになろうと努力したんだろうし……それすら否定するなんて、できないよ」
当人たちが何を思っていたか、どんな気持ちだったかは、俺には分からない。部外者が、知った顔でとやかく言うことじゃないだろう。ロウランはこくりとうなずく。
「うん。ダーリンの言ってること、分かる気がするの。姫になるまでの、たっくさんの努力は、辛いことも多かったけど、それでも、アタシの唯一誇れることでもあるの。あれだけは、アタシ、頑張ったって胸を張れる。でも……」
ロウランはしゅんとうなだれる。
「でも、結局王様は、アタシのとこには来てくれなかったけど……アタシは最後の最後で、失敗しちゃった……」
ロウランの目から、また涙がこぼれ始める。さっきあれだけ泣いたのに、よく枯れないもんだ……俺は黙って、肩をとんとぶつけた。ロウランは濡れた瞳をぱちくりとしばたいていたが、やがておずおずと、俺の肩に頭をあずけた。
「……あんまり、気に病むなよ。忘れるのは難しいだろうけど、ロウランが悲しがってると、俺も悲しい」
「ありがと、ダーリン……そうだよね。それに、やっぱり悪いことばかりじゃないもん。愛されるように努力したことは本当だし、巡り巡って、ダーリンにも出会えたんだから……でも、今でもゾッとするの。今もまだ、あの暗い部屋で一人ぽっちだったらと思うと……」
ロウランはぶるりと体を震わせた。その振動が、触れ合った肩から伝わってくる。
「なあ、あの遺跡にいたミイラたちは、お前に会いに来たりはしなかったのか?」
「ああ、あの人たち。うん、だってそういう決まりだったから。姫の部屋には、その契る相手しか立ち入っちゃいけないことになってたの。それにたぶん、あの人たちは、アタシが寂しがってることも知らなかったんじゃないかなぁ」
「え?」
「あの人たちは、アタシのことを心の底から、完璧で理想のお姫様だと信じてくれてたの。だから最期まで、アタシに付いてきてくれてたんだよ。もし本当のアタシのことを知ったら、きっと幻滅してたんじゃないかなぁ」
「いや、そんなことないって。だってあいつら、お前がふさぎ込んでるの知ってたぞ」
「えっ。うそ!」
「本当だよ。だから俺に、お前を救ってくれって頼みに来たんだから」
あのミイラたちは、ロウランを心から慕っているように見えた。だからこそ、あれほど心配できたのだろうと思う。
「そうだったんだ……なんだ、だったらもっと早く、あの人たちに会いに行ってればよかったの。そしたら少しは、寂しくなくて済んだのに」
「あいつらは、ロウランのこと、何にも知らないのか?」
「うん。一族だけの秘密だったから。アタシ、表では結構完璧に振舞ってたんだよ?たくさんの人が手を振ってくれて……懐かしい」
俺もその光景を、ロウランの記憶を覗いた時に見たことがある。割れんばかりの歓声があたりを包んで……あの熱気は、本物だった。
「……あ、それとロウラン。どうしても、一つ訊きたいことがあったんだけど」
「なぁに?」
「いや、その……お前さ、さっきの“故障”の時のこと、覚えてるだろ?」
「へうっ」
ロウランが奇妙な声を出した。だけど俺は、確信に近いものがあった。
「だってお前、過去に自分がああなった時のこと、ちゃんと覚えてたもんな。そん時の状況から何まで」
「……」
「まあ、それについて責める気はないんだけど……ただ、なんであの後、俺が気絶したのかが気になってて。その、ロウランが、キスしてきた後に……」
いくら俺に恋愛経験がないからって、女の子にキスされただけで気絶するほどじゃない。てことは、ロウランに何かされたってことなんだが……
「………………」
「……まあ、言いたくないならいいけど」
「……故障のこと、覚えてるのは、そのとおりなの」
おっ。ロウランがぽつぽつと喋りだした。
「ダーリンが気絶しちゃったのは、アタシが、魔力を吸い取っちゃったから。アタシ、故障すると、体中の仕掛けが暴走しちゃうの。それで魔力が足りなくなって、近くにいたダーリンから吸っちゃったんだと思う」
ああ、そういや彼女が霊体の時から、俺の魔力を少しずつ吸っていたんだっけ?あれをもっと凄くしたやつだったってことか。
「でも、別にキスする必要はなかったはずだよな?」
「それは……」
ロウランの背中が徐々に丸まって、膝の間に顔が埋まっていく。
「あの時は……ダーリンに嫌われたくない一心で……つい衝動的に……」
ええ?驚いたな……発言の内容にじゃない。普段のロウランを思えば、突然キスをしてきたとしても、まぁ納得できる範囲内だ。そこじゃなくって、それをいま白状しているロウランの耳が、熟したリンゴみたいに真っ赤っかだってことだよ。
「おま、キスしただけでそんなになるって……ひょっとして、普段やたらとベタベタしてくるのも、平気なふりしてたのか?」
「だ、だってぇ!アタシ、誰かを好きになったのなんて……初めてで……」
俺は呆れてしまった。ほんとはこんなにウブなのに、初対面でいきなり子作りだなんだってブチかまして来てたってことかよ?ロウランの役への徹しっぷりは、アカデミー賞並みだな。
「お、お願いダーリン……このことは、ここだけの秘密にして……
「え?でも……」
「お願いだよ……じゃないとアタシ、今度からダーリンの顔見れない……」
「わ、分かったよ」
俺は渋々うなずいた。そんなに恥ずかしいんなら、無理に引っ付いてくることないと思うんだが……まぁあれだけかました後だ、いまさら後に引けないのかもしれない。
(それにまぁ……)
ロウラン自身の口から、過去の自分には戻れないと聞いているからな。頼まれなくても、今日のことは、今日だけにするつもりでいた。明日からは、いつも通りのロウラン、いつも通りの俺たちだ。
(本当は、ありのままの姿でもいいって言いたいところだけど……)
それには、ロウラン自身が抵抗を示す気がしていた。それを通すには、まだ俺たちの時間は足りていないんだ。でもそれなら、足していけばいいだけだ。
(焦ることない。まだまだ、旅は続くんだ)
その為にもまず、この戦争を終わらせないとな。俺は改めて、そう決意したのだった。
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