14 / 201
第一部 - 終章 羽根の姫
終章二節 - ゆめとうつつ
しおりを挟む
暗鬼の監禁生活は長かった。あの日、暗鬼はすぐに人目につかないよう地下牢に移された。それ以降与羽の姿は見ていない。
「お前には三つの選択肢がある」
地下牢に移された日。与羽殺害未遂の現場にいた二刀流の青年――絡柳が暗鬼にそう告げた。彼の後ろには暗い顔をした屈強な男が二人、無言で立っている。彼らが抱える重そうな道具箱や感情のうかがえない闇を帯びた顔から、暗鬼は彼らの正体を察した。拷問吏だ。やさしい人が多いと感じた中州にも、彼らのような手を汚す官吏がいることに暗鬼は少し安心を覚えた。
「一つは、このままお前を華金に引き渡す。二つ目は、華金の暗殺者として中州の法で裁かれその罰を受ける。三つ目は心をすっかり入れ替え中州のために働く、だ」
「三番目を選ぶことは、できるのですか……?」
暗鬼は驚いた。確かに与羽はその選択肢を提示していたが、拷問吏を従えたこの厳しい雰囲気の青年がそれを提案してくるとは思えなかったのだ。
「本来ならあり得ないが、姫の願いだからな。ただ、三番目を選んでも、無条件にお前を解放することはできない。死刑にしないとは言ったが、三番目を選んで国や姫を裏切るようなそぶりがあれば、その時は問答無用で斬り捨てる。時間はないが、よく考えることだ。もし、お前が姫の善意を利用して踏みにじる気でいるのなら、俺も城主も他の官吏も絶対にお前を許さない」
絡柳の言葉は厳しく、威圧感があった。脅しではなく、本気だ。
「はい」
それでも、暗鬼の答えは決まっていた。深く息をついて目を閉じれば、与羽の放つ強烈な光が見える気がした。あの時、彼女の陽だまりのようなあたたかさは、確かに一瞬暗鬼の闇を取り除いてくれた。
「……僕みたいな存在が、彼女を信じてもいいのでしょうか?」
「信じる信じないは、誰かに許しを請うものじゃない。自分で決めて、信じるものだ」
絡柳の答えに、暗鬼はゆっくりと目を開けた。
「僕の望みを聞いていただけるのなら――。こんな血に濡れ、闇にまみれた僕を必要としてもらえるのなら――」
きっと彼女の放つ明るい光を、人は「希望」と呼ぶのだろう。
「……三番目で、お願いします」
「わかった」
重々しく言う暗鬼に、絡柳は深くうなずいた。
「だが、すぐにお前を解放してやることはできない」
「はい」
彼の後ろに立つ拷問吏を見た時から、それはわかりきっていた。口ではなんとでもごまかせるのだ。特に暗鬼のような経験豊富な影の者ならば。彼らはこれからあらゆる手段と長い時間をかけて、暗鬼の本心を引き出そうとするだろう。本当に城主一族や中州に危害を加える気がないのか。華金と完全に縁を切るのか。彼らが答えを確信するまで――。
「覚悟は、できています」
「悪いな」
絡柳は少しだけ語気をやさしくして、後ろに控える二人の男に向かって手を振った。それを合図に彼らは縛られた暗鬼の隣までやってきた。ごとりと重い金属音とともに箱が置かれる。暗鬼はあえてその中身を見なかった。
「いいえ、中州のために必要なことだとわかっていますから」
暗鬼がそうほほえんだところで、目隠しをされた。顎をつかまれ、上向かされた口に液体が流し込まれる。とろりとわずかに粘度を持ったそれは、毒ではないだろうが、まったく無害な飲み物でもないだろう。
「嘘をつかれると困るからな。少し薬で判断力を鈍らせてもらう」
闇の中から絡柳の声がした。自白薬の類か。暗鬼も使ったことがある。相手を夢うつつの催眠状態にして、聞きたいことをしゃべらせる。量や使用頻度によっては、相手を一生まともな思考ができない廃人に仕立てることもできる危険な薬だが、暗鬼はためらわずに流し込まれるまま飲み込んだ。
尋問は毎日、時間を問わず行われた。地下牢は全く日が射さず、不定期な食事と尋問に日付や時間の感覚がどんどん狂っていく。薬を飲まされ、夢と現実の境目のようなおぼろげな思考の中でいろいろなことを話したり、聞いたりした。時には痛みや恐怖によって情報を聞き出す拷問も受けた。
自白薬で常に頭がかすみががったような状態なので、自分が何を言って、なにを聞いたかも確かでない。これを乗り越えれば自分を受け入れてくれた強い光の下に行けると言う希望が、彼の心を保たせていた。
夢うつつの世界で、誰かが話してくれた気がする。
与羽はとてもやさしくて、誰にでも手を差し伸べる。そんな彼女が本当に大好きで、自分の命に代えても守りたいと思っている。与羽のお人好しなところは確かに危ういが、その危険は自分が全力で取り除けば済む話だ。彼女がいつまでも理想を唱え続けられるようにするのが自分の使命なのだと。
与羽がどれほどやさしいかと言うと、今回の暗鬼がやったのとは比べ物にならない大怪我を故意に負わせてしまっても許してくれるほど。あの時、与羽に許され、求められなかったら、きっと今この場所に自分はいなかっただろう。
与羽は物心つく前に両親と死別してしまった。彼女にとって城下町の人はみんな親で兄弟なのだと。暗鬼が仲間になれば、与羽はとても喜ぶに違いない。
色々なことを聞いたし、色々なことを話した気がする。
凪は家族全員が医師で、みんなが様々な場所に治療へ出向くので、彼女一人で家に残ることが多いのだそうだ。使用人や治療の手伝いをしてくれる人はいるが、暗鬼が住み込みで手伝うようになって本当に喜んでいたと言う。
しかし、その記憶も徐々に解けていく。薬が、強く効き過ぎている。このままでは頭が狂い、心が死んでしまう。記憶が抜け落ちているので確信はないが、暗鬼はすべてを正直に話してきたはずだ。そのための薬なのだから。いくら暗殺者として鍛えられてきた暗鬼でも、何十日も監禁され疲弊した上に、繰り返し薬づけにされれば、抵抗できない。それでも、信じてもらえないのか。
やはり、敵国の暗殺者では、あの強い光のもとにいることは許されないのだ。
「お前には三つの選択肢がある」
地下牢に移された日。与羽殺害未遂の現場にいた二刀流の青年――絡柳が暗鬼にそう告げた。彼の後ろには暗い顔をした屈強な男が二人、無言で立っている。彼らが抱える重そうな道具箱や感情のうかがえない闇を帯びた顔から、暗鬼は彼らの正体を察した。拷問吏だ。やさしい人が多いと感じた中州にも、彼らのような手を汚す官吏がいることに暗鬼は少し安心を覚えた。
「一つは、このままお前を華金に引き渡す。二つ目は、華金の暗殺者として中州の法で裁かれその罰を受ける。三つ目は心をすっかり入れ替え中州のために働く、だ」
「三番目を選ぶことは、できるのですか……?」
暗鬼は驚いた。確かに与羽はその選択肢を提示していたが、拷問吏を従えたこの厳しい雰囲気の青年がそれを提案してくるとは思えなかったのだ。
「本来ならあり得ないが、姫の願いだからな。ただ、三番目を選んでも、無条件にお前を解放することはできない。死刑にしないとは言ったが、三番目を選んで国や姫を裏切るようなそぶりがあれば、その時は問答無用で斬り捨てる。時間はないが、よく考えることだ。もし、お前が姫の善意を利用して踏みにじる気でいるのなら、俺も城主も他の官吏も絶対にお前を許さない」
絡柳の言葉は厳しく、威圧感があった。脅しではなく、本気だ。
「はい」
それでも、暗鬼の答えは決まっていた。深く息をついて目を閉じれば、与羽の放つ強烈な光が見える気がした。あの時、彼女の陽だまりのようなあたたかさは、確かに一瞬暗鬼の闇を取り除いてくれた。
「……僕みたいな存在が、彼女を信じてもいいのでしょうか?」
「信じる信じないは、誰かに許しを請うものじゃない。自分で決めて、信じるものだ」
絡柳の答えに、暗鬼はゆっくりと目を開けた。
「僕の望みを聞いていただけるのなら――。こんな血に濡れ、闇にまみれた僕を必要としてもらえるのなら――」
きっと彼女の放つ明るい光を、人は「希望」と呼ぶのだろう。
「……三番目で、お願いします」
「わかった」
重々しく言う暗鬼に、絡柳は深くうなずいた。
「だが、すぐにお前を解放してやることはできない」
「はい」
彼の後ろに立つ拷問吏を見た時から、それはわかりきっていた。口ではなんとでもごまかせるのだ。特に暗鬼のような経験豊富な影の者ならば。彼らはこれからあらゆる手段と長い時間をかけて、暗鬼の本心を引き出そうとするだろう。本当に城主一族や中州に危害を加える気がないのか。華金と完全に縁を切るのか。彼らが答えを確信するまで――。
「覚悟は、できています」
「悪いな」
絡柳は少しだけ語気をやさしくして、後ろに控える二人の男に向かって手を振った。それを合図に彼らは縛られた暗鬼の隣までやってきた。ごとりと重い金属音とともに箱が置かれる。暗鬼はあえてその中身を見なかった。
「いいえ、中州のために必要なことだとわかっていますから」
暗鬼がそうほほえんだところで、目隠しをされた。顎をつかまれ、上向かされた口に液体が流し込まれる。とろりとわずかに粘度を持ったそれは、毒ではないだろうが、まったく無害な飲み物でもないだろう。
「嘘をつかれると困るからな。少し薬で判断力を鈍らせてもらう」
闇の中から絡柳の声がした。自白薬の類か。暗鬼も使ったことがある。相手を夢うつつの催眠状態にして、聞きたいことをしゃべらせる。量や使用頻度によっては、相手を一生まともな思考ができない廃人に仕立てることもできる危険な薬だが、暗鬼はためらわずに流し込まれるまま飲み込んだ。
尋問は毎日、時間を問わず行われた。地下牢は全く日が射さず、不定期な食事と尋問に日付や時間の感覚がどんどん狂っていく。薬を飲まされ、夢と現実の境目のようなおぼろげな思考の中でいろいろなことを話したり、聞いたりした。時には痛みや恐怖によって情報を聞き出す拷問も受けた。
自白薬で常に頭がかすみががったような状態なので、自分が何を言って、なにを聞いたかも確かでない。これを乗り越えれば自分を受け入れてくれた強い光の下に行けると言う希望が、彼の心を保たせていた。
夢うつつの世界で、誰かが話してくれた気がする。
与羽はとてもやさしくて、誰にでも手を差し伸べる。そんな彼女が本当に大好きで、自分の命に代えても守りたいと思っている。与羽のお人好しなところは確かに危ういが、その危険は自分が全力で取り除けば済む話だ。彼女がいつまでも理想を唱え続けられるようにするのが自分の使命なのだと。
与羽がどれほどやさしいかと言うと、今回の暗鬼がやったのとは比べ物にならない大怪我を故意に負わせてしまっても許してくれるほど。あの時、与羽に許され、求められなかったら、きっと今この場所に自分はいなかっただろう。
与羽は物心つく前に両親と死別してしまった。彼女にとって城下町の人はみんな親で兄弟なのだと。暗鬼が仲間になれば、与羽はとても喜ぶに違いない。
色々なことを聞いたし、色々なことを話した気がする。
凪は家族全員が医師で、みんなが様々な場所に治療へ出向くので、彼女一人で家に残ることが多いのだそうだ。使用人や治療の手伝いをしてくれる人はいるが、暗鬼が住み込みで手伝うようになって本当に喜んでいたと言う。
しかし、その記憶も徐々に解けていく。薬が、強く効き過ぎている。このままでは頭が狂い、心が死んでしまう。記憶が抜け落ちているので確信はないが、暗鬼はすべてを正直に話してきたはずだ。そのための薬なのだから。いくら暗殺者として鍛えられてきた暗鬼でも、何十日も監禁され疲弊した上に、繰り返し薬づけにされれば、抵抗できない。それでも、信じてもらえないのか。
やはり、敵国の暗殺者では、あの強い光のもとにいることは許されないのだ。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる