種馬稼業

あかべこ

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宝珠を私の膝に座らせると緊張をほぐすように軽く髪や頬を撫で、時折耳や首に口づけを落とした。
思ったよりも柔らかで女の子らしい身体がさわさわと布越しに触れあうと宝珠は頬を赤く染めた。
「宝珠、」
名前を呼ぶと私たちは口吸いをする。
柔らかな唇の奥に潜む甘さを教えるように舌先で宝珠の歯をなぞり、私の舌を吸わせた。
「これは本気の相手にしかしてはいけない口吸い」
「はー……」
目がとろんとしてきて、宝珠ってこんなに可愛かったんだなあと気づく。
凛風が薔薇・桜陽が牡丹・月梅が林檎の花ならば、宝珠は誰も目を付けないような道端に咲く名も無き野花のような娘だ。
こんな娘を私が手折っていいのだろうか?ちょっと不安になるがすでに私の身体は温まりはじめている、時すでに遅しだ。
「私はこれまで色んな女を抱いたしたぶんこの先も他の女を抱くだろう、だけど私を心から求めてくれたのは宝珠だけだった」
これは本当の話だ、たぶん宝珠も周囲の様子を見ていれば察しているだろう。
そしてそこから紡ぎだされる言葉はいささか冷たいものだった。
「だからもし私以外に欲しいと思える人がいたらすぐに言いなさい、その方が傷は浅い」
「おら、桃柊さまだけでいいだ」
「未来にかける保険だよ。よく覚えておいてね」

****

幾度も口を吸いながら布越しに触れあっていると、胸の小さな実が固くなり始めた。
「宝珠もいつかはここで子を育てるんだね」
「桃柊さまの子だ」
上着を脱がせて小さな実を舌先で転がすと、まるで私が小さな赤子にでもなったようだった。
けれど私の下半身はじわじわと熱が高まっている。
「下着、自分で脱ぐ?」
名残惜しいけれど一度立ってもらいするっと下着を外すとかすかに水音がした。もう体が受け入れる準備を終えているのだ。
私も下を脱げば準備万端の屹立があった。
「宝珠は寝てもらった方がいいかな」
「いや。おら桃柊様の膝の上がいいだよ」
「それだと痛いかもしれないよ」
「おら、へーきだ」
頑なな宝珠に折れる形で再び宝珠が私の膝の上に来ると、ゆっくりと私の屹立を自分のなかに挿入し始める。
やはり慣れていないのだろう、痛さを感じながらゆっくりと挿入していく。
たっぷり1分はかかっただろうか。最後まですっぽり入ると私は宝珠を褒めるように口吸いをした。
ちゅ、ちゅ、と口吸いを繰り返すうちに宝珠の腰が動き始める。
口吸いと挿入で興奮しているのだろう。
喘ぎ声も言葉もなくただ静かな自室の隅でただただ口吸いと交わりの水音が部屋の中をこだまする。
時折宝珠の目が私を食らおうとするようにきらりと輝いた。

(そうか、食われるのは私だったんだ)

宝珠の奔放なに腰遣いに私は全部の精を抜かれそうだった。
「だすよ、」
そうボソッと耳打ちをすると私は宝珠の中にびゅるびゅるっ♡と精を吐き出した。
受け止めた宝珠は私にしなだれかかって「おら、桃柊さまのものになっただね」とつぶやいた。
このまま抜くのも名残惜しくて「そうだね」とつぶやきながら頭をなぜた。
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