愛するとゆう事

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愛の形

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一言では語り尽くせない程の愛の形がある。
キリストのアガぺ-。
男女間でのそれ
肉体関係を結べば生まれるのだろうか?
妥協も惰性もない愛はあるのだろうか?
母性愛。
父性愛。
親愛。
友愛。
女同士から生まれるものもあれば
男同士から生まれるものもある。
人はそれを同性愛とゆうけれど
愛に形はないと思うのは違うのか?
心は見えないもの。
相手の気持ちを汲む事が愛なのか
自分の感情を押し付けるのが愛なのか。
略奪愛は自分勝手な愛の形?
不倫をする人がよく言うセリフ
愛した人がたまたま結婚していただけ。
それは哀れな愛の形?
自分達さえ良ければそれでいいのかと
殆んどの人が口を揃えて言う。
当人同士がいくら本気だと叫んでみても世間では白い目で見られる。
それが現実。
誰も受け入れてなんかくれない。
確かに人の不幸の上に自分達の幸せなんて成り立つ訳がない。
それもまた事実。
知り合いの彼女を好きになってしまうのも罪な事?
酷い事をされているのを知って
酷い言葉を毎日浴びせられてるのを知って
働きもせず彼女を束縛し続けてる毎日を送っているのを知って
彼女がそれらに対して毎日毎日耐えてるのを知って
同情から愛に気持ちが変化してゆくのは罪なのだろうか?
人としてあるまじき事をしてしまったと泣いた男がいた。
彼女がずっと苦しんでいた状況を知ってしまって
耐え続けてる毎日を送っていたと知ってしまって。
酷い事ばかりをする人は
他人に酷い事をして警察に逮捕された。
なぜ連絡先を知っているのにその時一言でもいい
助けてと言って来なかったのかと
そしたら少しでも救えたかも知れないのにと。
泣いた男はそう言った。
言える訳がない。
言えばもっと酷い事をされるのを彼女は知っていたから。

肉体関係さえ強要されてし続けていたのに。
拒否をすると外に連れ出され
色んな場所に連れ回され
挙げ句気に喰わないと大通りの車が行き交う場所で
髪の毛を鷲掴みにされ引きずり回される。
ジャブ漬けにしてやる!
飲み屋街で大きな声で怒鳴り散らす。
道に立ってるガールズバーの子に声をかけてこい。
こんな子俺の好みだと思ってるの?
もっと可愛い子探せ。
彼女は勇気を振り絞って女の子に声をかけたのに。
どの子が好みなの?
彼女が聞いて必死で探す。
好みの子は立っていない。
その次は黒服の人達。
交渉してこい。
黒服の人に声をかける。
少しでも安く飲める所ありませんか?
黒服の人達はとても驚いた顔をしていた。
うちなら大丈夫ですよ。
一人の黒服の人がそう言ってくれた。
彼女は少しだけほんの少しだけだが安堵した。
やっと少しの時間だけでもこの胃の痛みから解放される。
一瞬だけでもこの地獄から解放される。
本当に一瞬で解放されていた時間は終わりを告げた。
そこからまた地獄が始まる。

もう空は朝日が登り通勤ラッシュの時間。
道行く人の一人の男の人にいきなり何の前触れもなく
殴りかかり倒れ込んだ後もずっと殴ったり蹴ったり。
その後自転車を見ず知らずの何の罪もない殴りまくってる男性へと投げつける。
男性は血塗れ。よろよろとよろけながら立ち上がり
鼻と口から流れ出る血を一生懸命手で抑えている。
けれど血はとどまる事を知らず
ボタボタと男性が歩く道、道に落ちてゆく。
彼女は呆然と立ち尽くす事しか出来なかった。    
余りにも突然の出来事
心の中でごめんなさい。ごめんなさい。
と、謝りながら。
なぜあの男性をあそこまでしたの?と彼女。
俺の前を横切ったから。
たったそれだけの理由。たったそれだけ。
逃げるぞ!呆然と立ち尽くす彼女の手を無理矢理掴み走り出す男。
なぜそこまでされているのか彼女はわかっていた。
だからこそ頑なに拒んでいた行為を了承した。
無関係な男性を殴って蹴ってそんな男と共に走り去ってる自分が情けなくなったから。
それにまた再び同じ事をしそうだったから。
自分さえ折れれば無関係な人に迷惑や痛い思いをさせる事にはならないだろうと。
ホテルに行く事を了承した。
男は彼女の気持ちの一つも知らず
一心不乱にその行為に溺れていた。
涙が出そうになるのを必死で堪えてその行為に溺れたフリをする彼女。
辛いだけの苦しいだけの行為。
愛なんて芽生えるはずがないのに
男は肉体関係があれば芽生えてくるだろうと信じている。
愛と云う虚ろなモノが。
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