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未来編 7年後の彼ら
7年後の彼ら 1
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三条ほつみは今日、26歳の誕生日を迎えた。
誰かに誕生日を祝われるのは人生で7回目のことだった。
大学を卒業してからは、自分の同居人兼、執事兼、恋人の神谷が奉公している巴家で、同じく世話係として働いている。
巴家の長女は初めて会った時はほんの赤ん坊だった。
しかし、それから7年の月日が経ち、今では小学生だ。
なぜか、神谷には懐かず、ほつみに懐いた少女の親代わりの一部を担っていた。
親に愛された記憶のない自分が、子どもと触れ合っている。
それは奇妙なことだったが、失った自分を取り戻しているようで心地が良かった。
「誕生日だから、今日は早く帰りなさい、神谷さんも一緒に!」
巴家のお手伝いさんたちに促され、ほつみと神谷は早く仕事を上がった。
駅前のレストランで二人きりのささやかな誕生パーティーを行う。
「ほつみさん、また来年も、こうして祝いましょう。」
「来年も、再来年も、ずっとだ。俺の横で祝えよ、絶対。」
幸せを噛みしめる。
その幸せのままに、酔いが回ってくる。
目の前で笑う神谷、その顔を見てぎゅんと心臓が高鳴った。
ああ、今日、こいつ、俺を抱くのかな。
……抱かれたいな。
セックスしてえ。
興奮を押さえつけながら、俺は神谷との幸せなひと時を過ごした。
レストランを出て、二人で並んで歩く。
夜は少し肌寒い。
神谷は酒が回った様子で上機嫌でニコニコとしていた。
俺は先ほどの興奮が冷めやらず、気が付いた時には声を出していた。
「なあ、今日、抱いて。」
「はい!?」
「…………セックス…したい。」
顔を真っ赤にしながら口を尖らせるほつみの顔を見て、神谷は素っ頓狂な声を上げた。
「……コンビニ、寄ってもよろしいですか?」
「……わかった。」
その神谷の意図を察して、俺はこくんとうなづいた。
ゴムを買うのだろう。
照れ臭いけど、なんだか愛おしくもある。
ちょうど歩いている通り沿いに、コンビニが見えてくる。
「では、行って参ります。他のものも諸々買ってきますね。」
「おう、俺は外で待ってる。」
神谷は足早にコンビニに駆け込んでいった。
ほつみは道の端に寄って待っていたが、立っているだけでは暇だった。
少しくらい離れてもいいだろう。
ほつみは神谷を待っている間、周辺をぶらぶらと歩き回り始めた。
ん?こんなところにこんな道あったか?
そこは、裏通りにも関わらず、なぜだか人通りが多かった。
そこに入ってみる。
ネオン街だ。
夜の街、だと一瞬でわかった。
酔っ払った男、水商売の女、店の前でたむろする複数のゴロツキたち、因縁でもつけられちゃたまったものではない。
しかし好奇心は抑えきれず、ほつみの中で膨らんだ。
ずんずんと先へ進む。
その時、細い裏路地に座り込む男の影を見つけた。
ただの酔っ払いか、そう思って通り過ぎようとした。
しかしその顔を見て、ほつみは心臓が爆発しそうなほどの驚きを感じた。
その顔は、自分の顔と全く同じだった。
こんな顔をしている人間は、自分の他に一人しか知らない。
一綺……?
路地裏で、ぐったりと弱って倒れていたのは、間違いない。
三条家当主、兄の一綺だった。
3年前、当時の三条家当主である父親が急病で倒れて、入院生活となった。
母親はその介護でつきっきりだ。
心労が祟ったのか、持病があったのか、数年離れて暮らしていたせいか、その理由は皆目見当もつかなかったが、ただざまあみろとだけ思った。
一綺が若くして当主を継いだという話は聞いていた。
当主が変わった事で、ほつみと神谷の解放は決定的なものとなったと言っていいだろう。
一綺がほつみに固執することはなく、もう三条家に縛り付けるつもりもないらしかった。
その当主様が、なぜこんな夜の街で、一人で倒れているというのか。
疑問は絶えなかったが、正直な話もう関わりたくなかった。
もう兄とも思ってなかったようなこの男に、なぜ構う必要がある?
ほつみはその存在を無視して通り過ぎようとした。
しかし、足が止まる。
流石に放っておいてはいけないのではないか。
そんな考えが頭を支配する。
夜の屋外は寒く、そろそろ深夜に片足を突っ込んでいる。
こんな狭く暗い路地裏に男が一人転がっていても、誰も気がつかないだろう。
知らない他人だったとしても、これを無視して通り過ぎるのは、人間としてどうなのだろうか。
それに、このまま死んだなんて報告でも入ったら、いくら憎らしい兄とはいえ寝覚めが悪い。
ほつみは、意識を失う寸前でうなだれている兄の腕を掴んで、その体を自身の体に背負った。
とぼとぼと、歩き出す。
しかし、向かう先は三条家ではなかった。
ほつみのトラウマである三条家には足を踏み入れたくなかった。
ほつみと一綺がたどり着いたのは、近くの格安ビジネスホテルだ。
自分のことを認識できない一綺の体を、ベッドにボフンと寝かせる。
なぜビジネスホテルに来たか、それは一つの作戦を決行するためだった。
一綺の近しい人物に連絡し、迎えに来てもらう。
一綺の意識が戻る前に、自分は速やかに後を去る、という計画である。
一綺と関わりたくない、ほつみの最大限の考慮だった。
素早くやれば、コンビニに入った神谷との待ち合わせに間に合うだろう。
早速、一綺のスマホを勝手に覗き見ると、一番最後に連絡を取っていた人間がいた。
三条家の者の名前ではなかった。
好都合だ、三条家の人間が電話に出れば、ほつみの声だとわかってしまうかもしれない。
ほつみは迷わず電話をかけた。
その名は、久留米だった。
「……あ、すみません、お知り合いの方ですか。」
『え、あ、はい、そうですけど。』
「なんか道端で倒れてて、はい、××の近くのビジホの803号室です。扉開けておくので迎えに来てもらえますか。」
『は、はい。大丈夫です!あの、一綺君は大丈夫ですか?』
「あー、多分寝てるだけなので、大丈夫です。」
『わかりました!10分くらいでいけると思います。』
ばさばさと身支度する衣擦れの音がしながら、久留米は急いで電話を切った。
「さて、俺も出るか……。」
そう呟いて、立ち上がろうとするほつみの服の裾を一綺が掴んだ。
「…………ほつみ?」
一綺は酷く混乱していた。
なんで、ほつみが俺の目の前に。
そんなこと、あるはずがない。
この弟は、家を出て行ったんだ。
俺が乱暴して、虐待したから。
俺のことを憎んでいて、一生許してもらえない。
ーーああ、これは夢だ。
朦朧とする頭は、目の前の現実をうまく飲み込めない。
夢ならば……。
「……ほつみ…………許して……くれ。」
目の前の兄の口から、信じられない言葉が出てきて、ほつみは全身の血が沸騰するような、憤懣やるかたない思いがした。
誰かに誕生日を祝われるのは人生で7回目のことだった。
大学を卒業してからは、自分の同居人兼、執事兼、恋人の神谷が奉公している巴家で、同じく世話係として働いている。
巴家の長女は初めて会った時はほんの赤ん坊だった。
しかし、それから7年の月日が経ち、今では小学生だ。
なぜか、神谷には懐かず、ほつみに懐いた少女の親代わりの一部を担っていた。
親に愛された記憶のない自分が、子どもと触れ合っている。
それは奇妙なことだったが、失った自分を取り戻しているようで心地が良かった。
「誕生日だから、今日は早く帰りなさい、神谷さんも一緒に!」
巴家のお手伝いさんたちに促され、ほつみと神谷は早く仕事を上がった。
駅前のレストランで二人きりのささやかな誕生パーティーを行う。
「ほつみさん、また来年も、こうして祝いましょう。」
「来年も、再来年も、ずっとだ。俺の横で祝えよ、絶対。」
幸せを噛みしめる。
その幸せのままに、酔いが回ってくる。
目の前で笑う神谷、その顔を見てぎゅんと心臓が高鳴った。
ああ、今日、こいつ、俺を抱くのかな。
……抱かれたいな。
セックスしてえ。
興奮を押さえつけながら、俺は神谷との幸せなひと時を過ごした。
レストランを出て、二人で並んで歩く。
夜は少し肌寒い。
神谷は酒が回った様子で上機嫌でニコニコとしていた。
俺は先ほどの興奮が冷めやらず、気が付いた時には声を出していた。
「なあ、今日、抱いて。」
「はい!?」
「…………セックス…したい。」
顔を真っ赤にしながら口を尖らせるほつみの顔を見て、神谷は素っ頓狂な声を上げた。
「……コンビニ、寄ってもよろしいですか?」
「……わかった。」
その神谷の意図を察して、俺はこくんとうなづいた。
ゴムを買うのだろう。
照れ臭いけど、なんだか愛おしくもある。
ちょうど歩いている通り沿いに、コンビニが見えてくる。
「では、行って参ります。他のものも諸々買ってきますね。」
「おう、俺は外で待ってる。」
神谷は足早にコンビニに駆け込んでいった。
ほつみは道の端に寄って待っていたが、立っているだけでは暇だった。
少しくらい離れてもいいだろう。
ほつみは神谷を待っている間、周辺をぶらぶらと歩き回り始めた。
ん?こんなところにこんな道あったか?
そこは、裏通りにも関わらず、なぜだか人通りが多かった。
そこに入ってみる。
ネオン街だ。
夜の街、だと一瞬でわかった。
酔っ払った男、水商売の女、店の前でたむろする複数のゴロツキたち、因縁でもつけられちゃたまったものではない。
しかし好奇心は抑えきれず、ほつみの中で膨らんだ。
ずんずんと先へ進む。
その時、細い裏路地に座り込む男の影を見つけた。
ただの酔っ払いか、そう思って通り過ぎようとした。
しかしその顔を見て、ほつみは心臓が爆発しそうなほどの驚きを感じた。
その顔は、自分の顔と全く同じだった。
こんな顔をしている人間は、自分の他に一人しか知らない。
一綺……?
路地裏で、ぐったりと弱って倒れていたのは、間違いない。
三条家当主、兄の一綺だった。
3年前、当時の三条家当主である父親が急病で倒れて、入院生活となった。
母親はその介護でつきっきりだ。
心労が祟ったのか、持病があったのか、数年離れて暮らしていたせいか、その理由は皆目見当もつかなかったが、ただざまあみろとだけ思った。
一綺が若くして当主を継いだという話は聞いていた。
当主が変わった事で、ほつみと神谷の解放は決定的なものとなったと言っていいだろう。
一綺がほつみに固執することはなく、もう三条家に縛り付けるつもりもないらしかった。
その当主様が、なぜこんな夜の街で、一人で倒れているというのか。
疑問は絶えなかったが、正直な話もう関わりたくなかった。
もう兄とも思ってなかったようなこの男に、なぜ構う必要がある?
ほつみはその存在を無視して通り過ぎようとした。
しかし、足が止まる。
流石に放っておいてはいけないのではないか。
そんな考えが頭を支配する。
夜の屋外は寒く、そろそろ深夜に片足を突っ込んでいる。
こんな狭く暗い路地裏に男が一人転がっていても、誰も気がつかないだろう。
知らない他人だったとしても、これを無視して通り過ぎるのは、人間としてどうなのだろうか。
それに、このまま死んだなんて報告でも入ったら、いくら憎らしい兄とはいえ寝覚めが悪い。
ほつみは、意識を失う寸前でうなだれている兄の腕を掴んで、その体を自身の体に背負った。
とぼとぼと、歩き出す。
しかし、向かう先は三条家ではなかった。
ほつみのトラウマである三条家には足を踏み入れたくなかった。
ほつみと一綺がたどり着いたのは、近くの格安ビジネスホテルだ。
自分のことを認識できない一綺の体を、ベッドにボフンと寝かせる。
なぜビジネスホテルに来たか、それは一つの作戦を決行するためだった。
一綺の近しい人物に連絡し、迎えに来てもらう。
一綺の意識が戻る前に、自分は速やかに後を去る、という計画である。
一綺と関わりたくない、ほつみの最大限の考慮だった。
素早くやれば、コンビニに入った神谷との待ち合わせに間に合うだろう。
早速、一綺のスマホを勝手に覗き見ると、一番最後に連絡を取っていた人間がいた。
三条家の者の名前ではなかった。
好都合だ、三条家の人間が電話に出れば、ほつみの声だとわかってしまうかもしれない。
ほつみは迷わず電話をかけた。
その名は、久留米だった。
「……あ、すみません、お知り合いの方ですか。」
『え、あ、はい、そうですけど。』
「なんか道端で倒れてて、はい、××の近くのビジホの803号室です。扉開けておくので迎えに来てもらえますか。」
『は、はい。大丈夫です!あの、一綺君は大丈夫ですか?』
「あー、多分寝てるだけなので、大丈夫です。」
『わかりました!10分くらいでいけると思います。』
ばさばさと身支度する衣擦れの音がしながら、久留米は急いで電話を切った。
「さて、俺も出るか……。」
そう呟いて、立ち上がろうとするほつみの服の裾を一綺が掴んだ。
「…………ほつみ?」
一綺は酷く混乱していた。
なんで、ほつみが俺の目の前に。
そんなこと、あるはずがない。
この弟は、家を出て行ったんだ。
俺が乱暴して、虐待したから。
俺のことを憎んでいて、一生許してもらえない。
ーーああ、これは夢だ。
朦朧とする頭は、目の前の現実をうまく飲み込めない。
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