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幻の村②
無垢な令嬢は月の輝く夜に甘く乱される~駆け落ちから始まった結婚の結末は私にもわかりませんでした。
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「信じていたのに、トンジュを信じてついてきたのに」
大粒の涙を流し、サヨンは繰り返した。
「大人しくして下さいよ。これ以上、抵抗するのなら、手荒な真似をしなければならなくなりますよ?」
「一体、何をするの?」
サヨンは怯えきった瞳で嫌々をするようにかぶりを振った。
「何て姿だ」
その時、サヨン自身は全く知らなかったが、薄紅色の唇は長すぎる口づけのために腫れ上がり、唇からは混じり合った二人の唾液が糸を引いてしたたり落ちていた。
トンジュはサヨンの唇の端をそっと指でぬぐった。指に纏いつかせた唾液をサヨンの乳房の突起に塗り込める。
「いや! 触らないで」
泣き叫ぶサヨンには頓着せず、トンジュは先端に唾液を塗りつけてゆく。
薄桃色の乳輪の周りをゆっくりと円を描くように塗り、先端は塗りつけては時折キュッと揉み込むように愛撫を施す。
サヨンの胸の果実は塗り込められた唾液のせいで淫靡な光を放ち始めた。
「もう我慢できない」
トンジュがサヨンの両腕を縫い止めたまま、その胸に顔を伏せた。
「ああっ」
サヨンは涙混じりの叫び声を上げ、烈しく首を振る。
トンジュはまるで赤児のようにサヨンの胸の突起を吸った。生温い口がクチュクチュと嫌らしい音を立てて吸うのだ。
吸われる一方で、片方の乳房は嫌らしく揉みしだかれている。
トンジュの愛撫は執拗で、どこまでも容赦がなかった。片方の乳房を存分に吸い、手で愛撫を加えた後は、更にもう一方の乳房も同様のことをする。そんなことを何度も交互に繰り返した。
しまいには、サヨンは抵抗する気力も使い果たして人形のように転がっているだけだった。
涙で滲んだ瞳は最早、何も映さない。と、茫然としていたサヨンは異変を感じた。
それまで胸を執拗に愛撫していた男が今度は足下に移動している。それでも、最初はそれが何のためなのか、彼が何をしようとしているのか判らず、ただ虚ろな瞳で虚空を眺めているだけだった。
しかし、チマを大きく捲り上げられ、ズボンと下履きが勢いよく引き下ろされた瞬間、サヨンの眼が大きく開いた。
「いやっ、今度は何をするの!?」
まるで屠られる獲物が最後の抵抗を試みるように、サヨンはありったけの力をかき集めて暴れた。
しかし、今度もささやかな抵抗は力でねじ伏せられた。トンジュはサヨンの両脚を開かせると、強引にその間に膝を割り入れた。
「脚を開くんだ」
傲慢に命じられ、サヨンは涙眼で烈しく首を振る。
「開けといったら、開け」
素直に従わない女に腹を立てたのか、突如、物凄い力で両脚が無理に開かされた。
「い、痛い―」
サヨンの眼からは涙がひっきりなしに溢れた。股が裂けるのではないかと思ってしまうほどの痛みだった。
どうして、私がこんな酷い目に遭わなければならないの? 何も悪いことはしていないのに。
溢れ出してくる涙が止まらない。
それは何とも惨い光景であった。サヨンはこれ以上は開けないところまで脚を開かされたのだ。トンジュは痛みに喘ぐサヨンを気遣いもせず、大きく開かせた両脚を自分の膝に抱え上げた。
男が開いた両脚の間をちらちらと覗いていることなど、知る由もないサヨンである。ひっきりなしに溢れる涙で眼は曇り、視界もきかなかった。
だが、下半身に異常な感覚を感じたときには、大きく身体が跳ねた。そこは自分でもまともに触ったことのない秘められた狭間だ。
「いやあ、何で、何でそこまで」
秘められた狭間に指を差し入れられているのだと判ったときには、絶叫した。
「止めてえ、お願いだから、止めてー」
最初は一本だった指が次第に二本、三本と増やされていった。
数本の指を抜き差しされる痛みは尋常ではなく、先刻の脚を開かされたときの比ではなかった。秘所が引き攣れるような、裂かれるような耐え難い痛みが絶え間なしに襲う。
刺激を与えられる度に跳ねる肢体をトンジュは鍛え抜かれた逞しい身体で押さえ込み、下半身を蹂躙し続けた。
トンジュはうっとりと夢見心地でサヨンを見た。
「思ったとおりだ。こっちの締め付け具合も絶妙だ」
トンジュの手がサヨンの髪を愛おしげに撫でる。
「良い子だから、大人しくして。これからうんと気持ちよくさせてあげますよ」
その時、トンジュがサヨンの両手を放したわずかな一瞬をサヨンは逃さなかった。
「いやーっ」
サヨンは上半身を起こし、素早く立ち上がる。泣きながらトンジュの腕から逃れた。先刻までぐったりとただ棒切れのように横たわっていたのが信じられないような敏捷な動きであった。
一方、男の方はといえば、虚を突かれ、茫然としている。しかし、一瞬の後、トンジュは怒りに眼を細めた。
「くそう」
口汚い罵りの言葉を吐き散らし、トンジュはすぐにサヨンを追いかけた。
まるで逃げる獲物に最後のとどめをさすかのように、トンジュがサヨンに襲いかかろうとする。が、女を捕らえようと伸ばした手は空しく宙をかいた。
「トンジュ、お願いだから、許して」
トンジュがじりじりと迫ってくる。
サヨンは恐怖の悲鳴を上げた。
大木の幹まで追いつめられ、背中が堅い樹に当たるのが判る。身体を樹に押しつけながら、サヨンは両手を拝むようにすりあわせた。
「私、いやなの。だから、お願い、何もしないで。こんなこと以外なら、何でも言うとおりにするから、これだけは止めて。私に触らないでよ」
大粒の涙を零しながら哀願しても、トンジュの双眸からぎらついた光は消えなかった。
むしろ、彼の息遣いが余計に荒くなっている。現実としては、サヨンの必死の懇願はかえってトンジュの欲望を煽っただけだった。
だが、サヨンはそんなことは考えてもおらず、泣きながら訴える。
トンジュは冷酷な男かもしれないが、優しい面も持ち合わせている。今はその優しさに賭けてみるしかなかった。何とかして思いとどまらせなければならない。
「あなたに触るなですって? 今更ここまで俺を煽っておいて、そんなことを言うんですか? 可愛らしい媚態で俺をさんざん誘惑したくせに」
トンジュが昏い声で言った。まるで地の底から這い上ってくるような声。
サヨンはぶるっと身を震わせた。
「誘惑? 私はそんなことはしてない! あなたが勝手に―」
「ホホウ? そうですか。その気もない男の前で、あなたは真冬だというのに服を脱ぎ、裸を晒すのですか? あんな破廉恥な真似をしておいて、俺を誘惑してないなどとよくも言えますね」
「―そんな言い方しないで。私は本当に熱かったから」
あまりの言われ様にまた涙が込み上げてくる。
トンジュが急に声の調子を変えた。
「お嬢さまは初めての体験にただ臆病になっているだけなんです。怖がらないで、俺の言うことをきいて下さい。俺の言うとおりに従えば、ちゃんと気持ちよくさせてあげますからね」
先刻までの凄みのある声が嘘のような猫撫で声がかえって恐怖を増す。
サヨンは薄気味悪いものを見るような眼でトンジュを見た。
「さあ、追いかけっこはここまでだ。大人しく俺に抱かれる覚悟をなさい」
トンジュがサヨンの腕を掴もうとする。
「いやっ」
サヨンが身を翻したのと、トンジュの手がまたしても宙を泳いだのはほぼ同時のことであった。
「誰か来て! 助けてっ」
サヨンは叫びながら走った。
「馬鹿な女だ。逃げても、どうせ捕まるだけなのに。こんな深い森の奥で一体、誰が助けてくれるものか」
トンジュが呟き、サヨンを巧みに追いつめた。女と男では走る速さは比べものにならない。ましてや、サヨンは右足を酷く痛めているのだ。直にトンジュはサヨンに追いつき、背後からきつく抱き寄せた。
トンジュはサヨンを閉じ込めた両腕にいっそう力を込め、耳たぶをぺろりと舌で舐め上げる。
「捕まえましたよ。本当にどこまでも世話を焼かせるいけないお嬢さまだ」
耳朶を濡れた吐息がくすぐり、サヨンの華奢な身体が嫌悪感に粟立った。
そのときだった。
サヨンの右脚に激痛が走った。
「痛―」
大粒の涙を流し、サヨンは繰り返した。
「大人しくして下さいよ。これ以上、抵抗するのなら、手荒な真似をしなければならなくなりますよ?」
「一体、何をするの?」
サヨンは怯えきった瞳で嫌々をするようにかぶりを振った。
「何て姿だ」
その時、サヨン自身は全く知らなかったが、薄紅色の唇は長すぎる口づけのために腫れ上がり、唇からは混じり合った二人の唾液が糸を引いてしたたり落ちていた。
トンジュはサヨンの唇の端をそっと指でぬぐった。指に纏いつかせた唾液をサヨンの乳房の突起に塗り込める。
「いや! 触らないで」
泣き叫ぶサヨンには頓着せず、トンジュは先端に唾液を塗りつけてゆく。
薄桃色の乳輪の周りをゆっくりと円を描くように塗り、先端は塗りつけては時折キュッと揉み込むように愛撫を施す。
サヨンの胸の果実は塗り込められた唾液のせいで淫靡な光を放ち始めた。
「もう我慢できない」
トンジュがサヨンの両腕を縫い止めたまま、その胸に顔を伏せた。
「ああっ」
サヨンは涙混じりの叫び声を上げ、烈しく首を振る。
トンジュはまるで赤児のようにサヨンの胸の突起を吸った。生温い口がクチュクチュと嫌らしい音を立てて吸うのだ。
吸われる一方で、片方の乳房は嫌らしく揉みしだかれている。
トンジュの愛撫は執拗で、どこまでも容赦がなかった。片方の乳房を存分に吸い、手で愛撫を加えた後は、更にもう一方の乳房も同様のことをする。そんなことを何度も交互に繰り返した。
しまいには、サヨンは抵抗する気力も使い果たして人形のように転がっているだけだった。
涙で滲んだ瞳は最早、何も映さない。と、茫然としていたサヨンは異変を感じた。
それまで胸を執拗に愛撫していた男が今度は足下に移動している。それでも、最初はそれが何のためなのか、彼が何をしようとしているのか判らず、ただ虚ろな瞳で虚空を眺めているだけだった。
しかし、チマを大きく捲り上げられ、ズボンと下履きが勢いよく引き下ろされた瞬間、サヨンの眼が大きく開いた。
「いやっ、今度は何をするの!?」
まるで屠られる獲物が最後の抵抗を試みるように、サヨンはありったけの力をかき集めて暴れた。
しかし、今度もささやかな抵抗は力でねじ伏せられた。トンジュはサヨンの両脚を開かせると、強引にその間に膝を割り入れた。
「脚を開くんだ」
傲慢に命じられ、サヨンは涙眼で烈しく首を振る。
「開けといったら、開け」
素直に従わない女に腹を立てたのか、突如、物凄い力で両脚が無理に開かされた。
「い、痛い―」
サヨンの眼からは涙がひっきりなしに溢れた。股が裂けるのではないかと思ってしまうほどの痛みだった。
どうして、私がこんな酷い目に遭わなければならないの? 何も悪いことはしていないのに。
溢れ出してくる涙が止まらない。
それは何とも惨い光景であった。サヨンはこれ以上は開けないところまで脚を開かされたのだ。トンジュは痛みに喘ぐサヨンを気遣いもせず、大きく開かせた両脚を自分の膝に抱え上げた。
男が開いた両脚の間をちらちらと覗いていることなど、知る由もないサヨンである。ひっきりなしに溢れる涙で眼は曇り、視界もきかなかった。
だが、下半身に異常な感覚を感じたときには、大きく身体が跳ねた。そこは自分でもまともに触ったことのない秘められた狭間だ。
「いやあ、何で、何でそこまで」
秘められた狭間に指を差し入れられているのだと判ったときには、絶叫した。
「止めてえ、お願いだから、止めてー」
最初は一本だった指が次第に二本、三本と増やされていった。
数本の指を抜き差しされる痛みは尋常ではなく、先刻の脚を開かされたときの比ではなかった。秘所が引き攣れるような、裂かれるような耐え難い痛みが絶え間なしに襲う。
刺激を与えられる度に跳ねる肢体をトンジュは鍛え抜かれた逞しい身体で押さえ込み、下半身を蹂躙し続けた。
トンジュはうっとりと夢見心地でサヨンを見た。
「思ったとおりだ。こっちの締め付け具合も絶妙だ」
トンジュの手がサヨンの髪を愛おしげに撫でる。
「良い子だから、大人しくして。これからうんと気持ちよくさせてあげますよ」
その時、トンジュがサヨンの両手を放したわずかな一瞬をサヨンは逃さなかった。
「いやーっ」
サヨンは上半身を起こし、素早く立ち上がる。泣きながらトンジュの腕から逃れた。先刻までぐったりとただ棒切れのように横たわっていたのが信じられないような敏捷な動きであった。
一方、男の方はといえば、虚を突かれ、茫然としている。しかし、一瞬の後、トンジュは怒りに眼を細めた。
「くそう」
口汚い罵りの言葉を吐き散らし、トンジュはすぐにサヨンを追いかけた。
まるで逃げる獲物に最後のとどめをさすかのように、トンジュがサヨンに襲いかかろうとする。が、女を捕らえようと伸ばした手は空しく宙をかいた。
「トンジュ、お願いだから、許して」
トンジュがじりじりと迫ってくる。
サヨンは恐怖の悲鳴を上げた。
大木の幹まで追いつめられ、背中が堅い樹に当たるのが判る。身体を樹に押しつけながら、サヨンは両手を拝むようにすりあわせた。
「私、いやなの。だから、お願い、何もしないで。こんなこと以外なら、何でも言うとおりにするから、これだけは止めて。私に触らないでよ」
大粒の涙を零しながら哀願しても、トンジュの双眸からぎらついた光は消えなかった。
むしろ、彼の息遣いが余計に荒くなっている。現実としては、サヨンの必死の懇願はかえってトンジュの欲望を煽っただけだった。
だが、サヨンはそんなことは考えてもおらず、泣きながら訴える。
トンジュは冷酷な男かもしれないが、優しい面も持ち合わせている。今はその優しさに賭けてみるしかなかった。何とかして思いとどまらせなければならない。
「あなたに触るなですって? 今更ここまで俺を煽っておいて、そんなことを言うんですか? 可愛らしい媚態で俺をさんざん誘惑したくせに」
トンジュが昏い声で言った。まるで地の底から這い上ってくるような声。
サヨンはぶるっと身を震わせた。
「誘惑? 私はそんなことはしてない! あなたが勝手に―」
「ホホウ? そうですか。その気もない男の前で、あなたは真冬だというのに服を脱ぎ、裸を晒すのですか? あんな破廉恥な真似をしておいて、俺を誘惑してないなどとよくも言えますね」
「―そんな言い方しないで。私は本当に熱かったから」
あまりの言われ様にまた涙が込み上げてくる。
トンジュが急に声の調子を変えた。
「お嬢さまは初めての体験にただ臆病になっているだけなんです。怖がらないで、俺の言うことをきいて下さい。俺の言うとおりに従えば、ちゃんと気持ちよくさせてあげますからね」
先刻までの凄みのある声が嘘のような猫撫で声がかえって恐怖を増す。
サヨンは薄気味悪いものを見るような眼でトンジュを見た。
「さあ、追いかけっこはここまでだ。大人しく俺に抱かれる覚悟をなさい」
トンジュがサヨンの腕を掴もうとする。
「いやっ」
サヨンが身を翻したのと、トンジュの手がまたしても宙を泳いだのはほぼ同時のことであった。
「誰か来て! 助けてっ」
サヨンは叫びながら走った。
「馬鹿な女だ。逃げても、どうせ捕まるだけなのに。こんな深い森の奥で一体、誰が助けてくれるものか」
トンジュが呟き、サヨンを巧みに追いつめた。女と男では走る速さは比べものにならない。ましてや、サヨンは右足を酷く痛めているのだ。直にトンジュはサヨンに追いつき、背後からきつく抱き寄せた。
トンジュはサヨンを閉じ込めた両腕にいっそう力を込め、耳たぶをぺろりと舌で舐め上げる。
「捕まえましたよ。本当にどこまでも世話を焼かせるいけないお嬢さまだ」
耳朶を濡れた吐息がくすぐり、サヨンの華奢な身体が嫌悪感に粟立った。
そのときだった。
サヨンの右脚に激痛が走った。
「痛―」
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