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藤の舞③
第二話「絶唱~身代わり姫の恋~」
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政子は泣いていた。千種は頷いた。
「お言葉は必ずお守り致します」
ここまで来たら、もう後戻りはではきないのは判っている。いや、政子に命じられて半ば強制的に紫姫の身代わりに仕立てられたときから判っていたことだ。それでも、心のどこかに、このあまりにも理不尽すぎる宿命に納得できない自分もいた。
だが、頼経という愛する男とめぐり逢い、千種の心は漸く迷いなく定まったような気がする。自分は今もこれから先も頼経の妻として、鎌倉幕府四代将軍御台所として生きるのだ。
それはまた、自分を数奇な運命へと引き入れた政子、憎んでいたはずの政子へのわだかまりが解け、気持ちが触れ合った瞬間でもあった。
四年前、政子は千種に過酷ともいえる決断を迫った。しかし、その裏には政子の尼御台としての、のっぴきならない立場もあった。〝竹御所〟は単なる源氏の最後の生き残りの姫というだけではない。その存在そのものが鎌倉武士の―頼朝の偉業を今も慕う者たちの心の支えなのだ。
翌朝、千種は縫い終えたばかりの狩衣を風呂敷に包み、頼経を訪ねた。自分から良人を訪ねるのは初めてのことで、気が引ける。しかし、わざわざ政子が訪ねてきた意味を千種は正しく理解していた。
政子は何より将軍と御台所が仲睦まじくあることを願っている。その心を無下にできるものではない。
その時、頼経は床の上に起き上がり、何やら書き物をしていた。
「御台!」
嬉しげに貌を綻ばせた良人に千種は微笑みかけた。
「お起きになってよろしいのですか?」
「ああ、数日前から、もう殆ど元通りになっていた。その前も微熱が続くだけなのに、周囲の者が煩いのだ。無理に布団に入れられて、ここに閉じ込められていた」
「御所さまは代わりのきかない大切な御身ですもの。皆が案ずるのは当然です」
「私は、そなたに逢いたくて仕方なかった。そなたはどうだ?」
期待に満ちた瞳に、千種は吹き出した。
「私は」
―あなたが〝藤の前〟をご寵愛なさっておられると聞いて、醜い嫉妬に身を焦がしておりました。
心で呟き、艶やかに微笑んだ。
「私も淋しうてなりませんでした。いつぞやは夢に御所さまのお姿を見ましたもの」
夢は夢でも、とんでもない夢だが、この際、嘘も方便だろう。
と、案の定、頼経は笑み崩れた。
「そなたが私の夢を? 真か、それは嬉しいな」
「夫婦は以心伝心と申しますもの」
婉然と微笑んだ千種はさながら大輪の牡丹が花開くような美しさだ。頼経はひと月ぶりに逢う妻の貌に腑抜けたように茫然と見惚れた。
「それよりも、御所さまは何をなさっておられましたの?」
文机を覗き込もうとすると、頼経は狼狽えた。
「止せ、これは見るな」
千種は頼経を軽く睨んだ。
「まあ、私と逢わぬ間に、どなたか他にお心を通わせるお方がおできになったのですか?」
頼経はますます慌てた。
「まさか、馬鹿を申すでないッ。これはその―」
その前に千種は頼経がしたためようとしていた薄様紙を手にしていた。
「失礼いたしまする」
淡い紅の美しい料紙には、
―ひとめ逢わんと願えども、思ふにまかせぬことぞ多かりけるに、せめて夢で逢わんとぞ思ふ。
短い文が書き付けてあるが、それも書き損じたらしい箇所や、書き直した跡が見られた。
つまりは良人が妻に宛てた恋文だった。
「私は公卿の生まれの癖に、詩歌やこのような文を書くのは苦手なのだ、いつぞやも申したであろう」
摂関家出身の将軍とは思えないが、この文のつたなさでは、本当に苦手なのだろう。逢わない間は文の一通くらいくれても良いのにと思ったけれど、この有様では期待する方が無理というものだ。
千種は思わずクスリと笑った。頼経がムッとしたように膨れる。
「笑ったな。私は毎日、そなたへの文に頭を悩ませていたというに」
千種は真顔で首を振った。
「いいえ、お文はちゃんと頂きました」
訳が判らないといった表情の良人に、千種は応えた。
「御所さまの夢でも良いから私に逢いたいと願うお心がちゃんと届いたからこそ、私の夢の中に御所さまが来て下さったのです」
頼経は明るい貌で頷いた。
「なるほど、そういうことか」
それからと、千種は持参した風呂敷包みを文机に載せた。
「これは何だ?」
不思議顔の頼経の前で風呂敷を解き、仕立て上がったばかりの狩衣を差し出した。
「お気に召すかどうかは判りませんが、お召し頂ければ嬉しうございます」
「紫が縫ったのか?」
何とも嬉しげな声に、千種もつられて笑った。
「はい。茜に少しだけ手伝って貰ったところもありますけど」
正直に応えると、頼経もまた吹き出した。
「私はそういう紫の嘘をつかぬ真っすぐなところが好きだ。私の妻は美しく賢く、優しい。そして、心がいっとう清らかだ」
あまりに褒め過ぎのような気がして、千種は赤らんだ。
「それは褒め過ぎというものです」
頼経は真顔で異を唱える。
「そのようなことはない」
しばらくして二人は顔を見合わせて微笑み合った。
この後、夜着を着て布団に押し込められていた将軍が御台所の縫った狩衣をすぐに着ると言い出して、お付きの者たちを困惑させたのは言うまでもなかった。
その半月後のある朝、北条政子は眠るように息を引き取った。特に不調を訴えることなく、前夜までは変わりないことを侍女が確認している。いつもは朝が早いのに、あまりに遅いことを訝しんだ侍女が覗いた時、既に息絶えていた。
行年七十六歳、初代将軍の妻・御台所として頼朝と共に幕府の礎を築いた稀有なる女性であった。頼朝との間に四人の子を儲けたが、いずれの子にも先立たれ、その晩年は淋しいものだった。三代実朝が甥の公暁に殺害された後、後鳥羽院が起こした倒幕の乱、承久の変では動揺する御家人一同を見事な弁舌で宥め、鎌倉武士の心を一つにまとめあげたその功績は大きい。
北条政子の存在は鎌倉幕府草創期には、なくてはならない人だった。
「お言葉は必ずお守り致します」
ここまで来たら、もう後戻りはではきないのは判っている。いや、政子に命じられて半ば強制的に紫姫の身代わりに仕立てられたときから判っていたことだ。それでも、心のどこかに、このあまりにも理不尽すぎる宿命に納得できない自分もいた。
だが、頼経という愛する男とめぐり逢い、千種の心は漸く迷いなく定まったような気がする。自分は今もこれから先も頼経の妻として、鎌倉幕府四代将軍御台所として生きるのだ。
それはまた、自分を数奇な運命へと引き入れた政子、憎んでいたはずの政子へのわだかまりが解け、気持ちが触れ合った瞬間でもあった。
四年前、政子は千種に過酷ともいえる決断を迫った。しかし、その裏には政子の尼御台としての、のっぴきならない立場もあった。〝竹御所〟は単なる源氏の最後の生き残りの姫というだけではない。その存在そのものが鎌倉武士の―頼朝の偉業を今も慕う者たちの心の支えなのだ。
翌朝、千種は縫い終えたばかりの狩衣を風呂敷に包み、頼経を訪ねた。自分から良人を訪ねるのは初めてのことで、気が引ける。しかし、わざわざ政子が訪ねてきた意味を千種は正しく理解していた。
政子は何より将軍と御台所が仲睦まじくあることを願っている。その心を無下にできるものではない。
その時、頼経は床の上に起き上がり、何やら書き物をしていた。
「御台!」
嬉しげに貌を綻ばせた良人に千種は微笑みかけた。
「お起きになってよろしいのですか?」
「ああ、数日前から、もう殆ど元通りになっていた。その前も微熱が続くだけなのに、周囲の者が煩いのだ。無理に布団に入れられて、ここに閉じ込められていた」
「御所さまは代わりのきかない大切な御身ですもの。皆が案ずるのは当然です」
「私は、そなたに逢いたくて仕方なかった。そなたはどうだ?」
期待に満ちた瞳に、千種は吹き出した。
「私は」
―あなたが〝藤の前〟をご寵愛なさっておられると聞いて、醜い嫉妬に身を焦がしておりました。
心で呟き、艶やかに微笑んだ。
「私も淋しうてなりませんでした。いつぞやは夢に御所さまのお姿を見ましたもの」
夢は夢でも、とんでもない夢だが、この際、嘘も方便だろう。
と、案の定、頼経は笑み崩れた。
「そなたが私の夢を? 真か、それは嬉しいな」
「夫婦は以心伝心と申しますもの」
婉然と微笑んだ千種はさながら大輪の牡丹が花開くような美しさだ。頼経はひと月ぶりに逢う妻の貌に腑抜けたように茫然と見惚れた。
「それよりも、御所さまは何をなさっておられましたの?」
文机を覗き込もうとすると、頼経は狼狽えた。
「止せ、これは見るな」
千種は頼経を軽く睨んだ。
「まあ、私と逢わぬ間に、どなたか他にお心を通わせるお方がおできになったのですか?」
頼経はますます慌てた。
「まさか、馬鹿を申すでないッ。これはその―」
その前に千種は頼経がしたためようとしていた薄様紙を手にしていた。
「失礼いたしまする」
淡い紅の美しい料紙には、
―ひとめ逢わんと願えども、思ふにまかせぬことぞ多かりけるに、せめて夢で逢わんとぞ思ふ。
短い文が書き付けてあるが、それも書き損じたらしい箇所や、書き直した跡が見られた。
つまりは良人が妻に宛てた恋文だった。
「私は公卿の生まれの癖に、詩歌やこのような文を書くのは苦手なのだ、いつぞやも申したであろう」
摂関家出身の将軍とは思えないが、この文のつたなさでは、本当に苦手なのだろう。逢わない間は文の一通くらいくれても良いのにと思ったけれど、この有様では期待する方が無理というものだ。
千種は思わずクスリと笑った。頼経がムッとしたように膨れる。
「笑ったな。私は毎日、そなたへの文に頭を悩ませていたというに」
千種は真顔で首を振った。
「いいえ、お文はちゃんと頂きました」
訳が判らないといった表情の良人に、千種は応えた。
「御所さまの夢でも良いから私に逢いたいと願うお心がちゃんと届いたからこそ、私の夢の中に御所さまが来て下さったのです」
頼経は明るい貌で頷いた。
「なるほど、そういうことか」
それからと、千種は持参した風呂敷包みを文机に載せた。
「これは何だ?」
不思議顔の頼経の前で風呂敷を解き、仕立て上がったばかりの狩衣を差し出した。
「お気に召すかどうかは判りませんが、お召し頂ければ嬉しうございます」
「紫が縫ったのか?」
何とも嬉しげな声に、千種もつられて笑った。
「はい。茜に少しだけ手伝って貰ったところもありますけど」
正直に応えると、頼経もまた吹き出した。
「私はそういう紫の嘘をつかぬ真っすぐなところが好きだ。私の妻は美しく賢く、優しい。そして、心がいっとう清らかだ」
あまりに褒め過ぎのような気がして、千種は赤らんだ。
「それは褒め過ぎというものです」
頼経は真顔で異を唱える。
「そのようなことはない」
しばらくして二人は顔を見合わせて微笑み合った。
この後、夜着を着て布団に押し込められていた将軍が御台所の縫った狩衣をすぐに着ると言い出して、お付きの者たちを困惑させたのは言うまでもなかった。
その半月後のある朝、北条政子は眠るように息を引き取った。特に不調を訴えることなく、前夜までは変わりないことを侍女が確認している。いつもは朝が早いのに、あまりに遅いことを訝しんだ侍女が覗いた時、既に息絶えていた。
行年七十六歳、初代将軍の妻・御台所として頼朝と共に幕府の礎を築いた稀有なる女性であった。頼朝との間に四人の子を儲けたが、いずれの子にも先立たれ、その晩年は淋しいものだった。三代実朝が甥の公暁に殺害された後、後鳥羽院が起こした倒幕の乱、承久の変では動揺する御家人一同を見事な弁舌で宥め、鎌倉武士の心を一つにまとめあげたその功績は大きい。
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